『下町ロケット2』続編ゴーストの原作あらすじネタバレ7

公開日: : 最終更新日:2018/12/24 下町ロケット2原作ゴースト編

2018年10月から放送となる『下町ロケット2続編』「ゴースト」の原作のあらすじネタバレ「第七章 ダイダロス」です。未読の方はお気をつけください。

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前回まで

佃製作所に資本提携を頼みに来た伊丹と島津。神谷弁護士の提案でクロスライセンスを試すことになりました。特許の交換です。ケーマシナリーのトランスミッションをリバースエンジニアリングして、ギアゴーストの特許を侵害していないか探すのです。佃製作所にてリバースエンジニアリング中、神谷弁護士が島津に会いに来ました。そこで島津の悲しい過去が語られました。

『下町ロケット2』続編ゴーストの原作あらすじネタバレ6

 

10月14日放送の第一話の感想はこちら。ドラマ「下町ロケット2」ゴースト1話あらすじ感想 泥くささとハイスペック

 

まとめ記事はこちら。

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ダイダロス

末永弁護士への疑惑を持つ神谷。伊丹の態度は?

佃は、伊丹、島津と共に神谷弁護士を訪ねました。リバースエンジニアリングは不毛に終わりました。

ケーマシナリーの特許申請の不自然さを指摘する神谷弁護士。伊丹は、社員は疑っていません。

では末永は?末永と中川弁護士は面識がありそうだったか、親しそうな素振りはみられなかったかと聞く神谷。

苛立つ伊丹。神谷は、クロスライセンスの件を、知的財産を扱う弁護士が提言しなかった不自然さを指摘します。伊丹の末永に対する信頼は厚いものでした。一緒にやってきた者を受け入れ、無条件に信頼する、この男の強みであり、弱みでもありました。

 

伊丹 「末永先生を疑えとおっしゃるのならここで失礼します。

神谷「末永先生と相談するのは大変結構。でも末永先生では負けますよ。」

仮説の検証をしているだけという神谷に、更に苛立つ伊丹。立ち去ろうとする伊丹に、後で見てくれればよいと神谷は、一通の封筒を渡しました。

 

神谷が伊丹に渡したものを見て、佃の反応は?

佃は、神谷らしくないと、苦言を呈します。神谷は、伊丹さんに渡したものと同じものです、と書類を佃に見せました。一目見て、佃は目を見開きました。

神谷は、訴訟になるのなら勝つことを考えましょう、と言います。この件には特許侵害の有無以上のものが隠されている、それを付くには、かなり面倒な作業が必要となる、と。それは何かと尋ねる佃。

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ケーマシナリーとの最後の交渉

伊丹と末永は、時間の猶予とライセンス料の減額を交渉しようとするが、中川は一切譲歩するつもりはありませんでした。これから訴訟手続きに入ると言います。

 

末永にクロスライセンスのことを話す伊丹。末永の反応は?

ビルの外に出て、伊丹が「クロスライセンス」を提案されたことを言うと、末永は「何かでたか」と訊きました。「出るはずがない」と言われなかったことに意外性を感じた伊丹。可能性が少しでもあるのならなぜ提案しなかったか、違和感を覚えました。ライセンスの資金調達について、佃が検討していることは言えませんでした

伊丹は思い切って問います。「同じ知財の弁護士、中川弁護士と親しくはないのでしょうか。」末永は即座に否定しました。

末永は「資金調達の道を何とかして探すように。社員を守るためです。」

そう念を押して立ち去りました。

 

ギアゴースト買収に名乗りを上げた会社は?

中川のところの若い弁護士、青山が伊丹に話しかけてきました。社内にもう一度来てもらいたい、ギアゴーストに興味を持っている会社がある、可能なら買収したい、と言います。

秘密保持契約を締結した後に情報開示をする、その会社はケーマシナリーとの訴訟も承知している、とのこと。

ダイダロス 代表者氏名 重田登志行

重田登志行。聞き覚えのある名前でした。頭の中で反芻し、そして思い出し、驚愕する伊丹。

まさか、あの重田工業の重田。帝国重工で伊丹が倒産に追いやった、重田重工の社長でした。

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伊丹の過去

伊丹がかつていた帝国重工の機械事業部はどんなところ?

伊丹が帝国重工の機械事業部に所属していた頃、エンジンやトランスミッションの企画製造に関わっていました。同部が扱うのは自動車、船舶、重機、戦車にまで多岐に及んでいました。毎年、一流大学の成績優秀者が大挙して入社、ここに配属されるものは、その中でも、さらに選別されたエリートばかり、その分部員たちのプライドも高いものでした。

伊丹は小さな町工場の息子でしたが、教育の大切さを実感する親は、教育費を出し惜しみませんでした。その父親は、伊丹が25才、帝国重工の社員となって、仕事が面白くなったころに他界しました。

伊丹が「企業には企業の倫理がある」というのを聞いて、父親は感心していました。「自分には金しかなく、金に縛られるほど無様なことはない」と。

その会話から二週間後、父は他界しました。

 

名門事業部の起死回生の切り札として送り込まれたのは?

当時、伊丹の所属する機械事業部は業績が悪化し、存続の危機に陥りました。名門事業部の起死回生の切り札として、的場俊一が送り込まれました。

事業部出身、当時最年少で部長に昇進した的場は、豪腕タイプ。

的場は、様々な施策を矢継ぎ早に打ち始めました。それぞれのセクションに新たな課題を課し、成長の見込みがなければ、容赦なく切り捨てました。しがらみの一切を排したのです。

 

帝国重工の下請け・重田重工とは?

日本的経営慣行を堅持してきた帝国重工には、数多くの下請け企業との、長年にわたる緊密な取引があり、下請けとの関係を大切にする伝統がありました。

最重要の下請け先企業の一社が、伊丹が担当していた重田重工でした。重田登志信会長は、取引先の協力会の重鎮、顔役。帝国重工役員とも親しく、当時の帝国重工、藤岡会長とは大学の同窓でした。

息子の登志行は、大学卒業後、帝国重工で修業したのち家業に入いました。その後社長就任。順調な経営を受け継いでいました。

 

伊丹のコストダウンの要求に重田はどうした?

伊丹は重田工業が嫌いでした。帝国重工内に人脈のある登志行社長は、事ある毎に伊丹に意見をし、コストダウンの要求にはあれこれ理由をつけて応じません。挙句の果てに、協力会パーティにおいても「帝国重工のコストダウンは、そこそこで大丈夫」などと発言していると言います。この発言を耳にした伊丹は、下請け企業改革に取り組むことにしました。

 

伊丹の下請け企業改革

この時に伊丹が書いた企画書は、

『再三のコストダウン要請にも関わらず、重田工業からの仕入れ価格は高止まり。重田社長は非協力的な態度であり、それが協力会全体にも蔓延する慢心にもつながっている。重田工業との取引は長いが、同社との取引を全面的に見直し、他社への転注を進める。それによりトランスミッション事業全体の収益の底上げを図る。』

 

機械事業部内で、論争が巻き起こりました。未上場とはいえ、重田工業の売り上げは一千億円近く。その主要製品の半分は帝国重工関連です。伝統を重んじる社内で、この企画書は、衝撃を持って受け止められました。

 

御法度の企画。しかし赤字を解消するために何が起きた?

従来であれば許されることのなかった伊丹の取引改革。しかし赤字解消という緊急の事態であったゆえに、伊丹が書いた企画書は、問題意識を持った者たちには、利用価値があったのです。現状はまずいが、革新的な方針を打ち出す前面には立ちたくない中間層。伊丹の企画書は、実に好都合であり、自分たちの責任にはならない

新部長の的場は企画書を承認し、伊丹に重田工業へ発注している全パーツの他社への転注を命じました。

 

帝国重工の重田工場との取引停止

3か月後、的場とともに伊丹は重田工業の本社屋を訪ねました。伊丹が、死に物狂いで転注先を探し出した後のことです。

部長が来たことで、新規の発注かと思って対応した登志行社長は、コストダウンの話だと分かると顔を曇らせました。

しかし、取引停止の話だと分かると態度が一変社長、会長ともに懇願しますが、的場は、業績悪化のため、必須のコストダウン要請に非協力的だったことを挙げて、聞く耳を一切持ちません。すがりつく会長の手を振り払い、的場は、伊丹とその場を立ち去りました。

重田工業にいる数千人の社員。父が従業員を守るために必死だったことを思い返し、大企業の倫理を振りかざした自分に疑問を持ち始める伊丹。父に大企業の倫理について話したのはこの時でした。

重田工業との取引は的場の宣告通り、翌年3月で打ち切り。重田工業は、会社更生手続きに入り、重田親子は経営から追われました。

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倒産した重田工業社長・重田との再会

あれから8年以上経ちました。

伊丹は、青山に重田社長のことを尋ねます。青山は、重田の前歴については、会社社長をしていたとのことだが会社名は知らない、と言いました。

青山によると、重田社長は伊丹に直接意向を聞きたいと言っており、今日ここに来ているといいます。

果たして、中川弁護士と共に現れた男はあの重田でした。記憶にある傲慢な顔立ちに、苦労をしたためか、以前には見られなかった陰影が刻まれていました。

重田は、伊丹のお陰で自分の才能に気づけたと言いました。親の代からのしがらみや固定されたレールから離れられた、重田工場の社長の座を追われたのは、却って良かったと言います。

 

ダイダロス・重田のギアゴーストへの関心・買収条件

重田会長には隠していた財産があり、倒産後ほどなくして亡くなった父親の遺産として、重田が引き継ぎました。随分面倒を見た昔なじみの会社が、経営難に陥っているとの話を聞き、買収蓄積したノウハウと人脈を生かして、重田重工ではできなかった自己流の方法で立て直しを図り、自由に経営ができるようになったそうです。

ダイダロスは急成長を遂げ、新たな事業展開を必要としている、目を付けたのがトランスミッション、伊丹の会社でした。

今回のことは、重田にとってチャンスでした。以前にも買収業者を使って買収を打診したことがありましたが、あっさり断られていたのです。

買収条件は、ケーマシナリーとの紛争・賠償の一切負担、その代わりに保有する株式の無料譲渡従業員の雇用は保証しない伊丹は続投

 

好条件ではあるが、どうしても納得できないのが従業員の雇用の保証が無いことでした。断ろうとした伊丹の口から出てきたのは、思いがけず「検討するので時間が欲しい」という言葉でした。父の「金に縛られるほど無様なことはない」という言葉が頭をよぎります。

 

中川弁護士と末永弁護士の関係は?

島津に「交渉の余地なし」と告げる伊丹。末永は中川との関係を認めませんでした。二人の前には、神谷からもらった書類があります。それは「ロービジネス」という、今では廃刊となった雑誌での対談記事でした。写真は中川弁護士と末永弁護士司法修習生時代からの旧知の仲だと書いてあります。記事は、インターネットでも見つからず検索してもヒットしないものでした。

神谷弁護士にお願いしようという島津に、伊丹は曖昧な態度。その態度に違和感を覚える島津。

 

論文を読み漁る佃の目的は?利菜が研究者として父を尊敬する理由は?

佃は、連日、各国の論文を読み漁っています。娘の利菜が開発に使うのかと訊くと、ある会社を苦境から救うためだという佃。

帝国重工、宇宙航空部に配属された利菜は、大型ロケットが撤退したら、とこの先不安そうです。

佃は「紆余曲折あっても日本から大型ロケットがなくなることはない。」と言います。大型ロケットに採用されているのは、世界に誇る最先端技術。技術者たちが培ってきた技術の賜物。目先の利益にとらわれるもののために、貴重な財産を捨てるわけがないと。

研究者として、父のようでありたいと、尊敬の念で見つめる利菜。

その数日後、佃は一つの論文を発見しました。

 

続きます。『下町ロケット2』続編ゴーストの原作あらすじネタバレ8

 

下町ロケット最終話(11話)の感想はこちらです。下町ロケット最終話(11話)あらすじ感想 徹底的に泥臭く。走れ!ランドクロウ

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まとめ記事はこちら。

『下町ロケット2』原作「ゴースト」あらすじネタバレ一覧

『下町ロケット2』原作「ヤタガラス」あらすじネタバレ一覧

 

感想

伊丹は一緒にやっている仲間を疑うことはしませんでした。それは末永弁護士もです。それはこの男の強みでもあり、弱みでもある。結果として、神谷弁護士の言うことは正しかったのです。

それを知った伊丹は、末永に探りを入れますが、末永は中川との関係を認めません。否定されればされるほど、不信感が募ります。顧問弁護士に裏切られてしまっては世の中はおしまいですね。守ってくれるべき人が、逆のことをしているのですから。

そして、伊丹が過去に因縁のあった人物、重田が再び伊丹の前に現れました。過去に伊丹が倒産に追いやった人物、重田はダイダロスの社長となり、大成功しています。次に重田が目を付けたのがトランスミッション、伊丹の会社でした。伊丹の会社がどうしても欲しい重田。

重田の出す買収条件には、従業員の雇用が保証されていませんでした。資本提携の条件の一つとして、社員の雇用の継続を上げていた伊丹、首を横に振ることはできず、時間の猶予をもらいました。なぜ、伊丹が首を横に振らなかったか、気になりますね。

続きます。『下町ロケット2』続編ゴーストの原作あらすじネタバレ8

 

10月14日放送の第一話の感想はこちら。ドラマ「下町ロケット2」ゴースト1話あらすじ感想 泥くささとハイスペック

 

まとめ記事はこちら。

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