なつぞら14話あらすじネタバレ天陽はなつの恋人?絵を描くことは便所に行くこと
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最終更新日:2019/04/16
第3週 13~18話
天陽は中学卒業後、家業の農家を手伝っていました。絵を描くのが大好きな二人は、今でも二人で絵を描き続けています。農協のおかげで電気が通り、なつ達の村は豊かになっていましたが、泰樹は、農協が気に入りません。
『なつぞら 上』ノベライズ版を基にしています。
Contents
「やってくかい?」「うん、やろう!」
なつの絵には躍動感がある
泰樹(草刈正雄)から夕方の搾乳をしなくていいと言われたなつ(広瀬すず)は、天陽(吉沢亮)のもとへやってきました。今朝の逆子の難産が大変で、子牛に人工呼吸したことを話します。時間があると聞いて天陽は嬉しそうにしました。
「それじゃ、やってくかい?」
「うん。やろう!」
天陽の家は、以前の掘っ立て小屋よりは立派にはなっていましたが、居間の壁には、隙間風を防ぐため、新聞紙が貼られていました。部屋の中央で、なつと天陽は向きあって座り、互いを写生し始めました。
しばらくすると、タミ(小林綾子)が入ってきました。タミの覗き込んだなつの絵には、天陽が生き生きと描かれていました。天陽の特徴をよく捉えてる、よく描けてると感心するタミですが、なつは納得いきません。
「天陽君の絵は、うまいんじゃなくて、すごいんです。私、背中まで見られてる気がしてきました。」
天陽は、なつの絵には躍動感がある、今にも動き出しそうなのだと言いました。天陽の絵には空間、なつの絵には時間がある、でもタミにはよくわかりませんでした。
絵を描きたいことと便所に行きたいのは同じこと
二人とも陽平(犬飼貴丈)のように絵を勉強したいのではないか、そう尋ねるタミに、なつは、この十勝で働いているから絵を描くのが好きなのだと答えました。
絵を描くのが楽しいと、働くのも楽しくなる、自然を見てもいいなって感じられる、厳しい自然につらいことがあっても、生きていることに向き合える。
「絵を描きたいと思うことと、ここで生きたいと思うことは同じなんだって、天陽君から私、教わったんです。」
天陽がそんなことを、とタミが驚くと、天陽が言ったのは、絵を描きたいというのと、便所に行きたいというのは同じこと。なつは、それをきれいに言ったのでした。
兄と妹の消息は不明
なつは、ここで絵を描くのが好きなのだと力強く言いますが、ずっとここにいたい、と言うわけでもないのです。
なつが柴田家に来てから9年。剛男(藤木直人)を父さん、富士子(松嶋菜々子)を母さんと呼び、実の娘のように育ってきました。が、いまだに姓は奥原姓。兄と妹の消息は分かっていませんでした。
柴田家では手を尽くして二人の消息を捜してくれたのですが、依然として分かっていません。
なつは泰樹(草刈正雄)から高校祝いにもらった懐中時計を見て、少しは手伝わないと、と帰ることにしました。
山田家に雌牛が来た
帰り際に、天陽は、農協から借りたという1頭の雌牛を見せてくれました。今は農協に勤めるようになった剛男が仲立ちをしたのです。厩舎の中には、急ごしらえの牛房があり、健康そうな黒白がいました。ホルスタインは、黒の部分が多いものを黒白、白の部分が多いものを白黒と呼ぶのです。
天陽が手際よく搾乳するので、なつは驚きました。
これからは酪農の時代。牛を飼うことはいいことなのですが、飼料が必要になってきます。悩む天陽に、なつは、うちのサイロのサイレージを分けてもらえるか、泰樹に尋ねると言いました。
「喜ぶに決まってるでしょ。じいちゃんと天陽君はウマがあってるんだから。」
大きくなった柴田農場
電柱が通った村
なつ(広瀬すず)が家へ馬を走らせると、道には電柱の長い影が差していました。このあたり一帯にも電気が通っていました。柴田牧場は大きくなり、見渡せる限りが柴田家の牧草地です。牛舎も建てましされていました。
新牛舎と旧牛舎
新しい牛舎では、富士子、悠吉(小林隆)、菊介(音尾琢真)が搾乳の最中です。剛男(藤木直人)が農協勤務になったこと、昔よりも牛の数が増えたことで、富士子も手伝っているのでした。
なつは新牛舎にいる富士子たちにただいま、と挨拶すると、旧牛舎に向かいました。そこでは泰樹と照男(清原翔)が子牛たちに乳を飲ませています。子牛を大事そうに抱きしめるなつを見て、泰樹はなつの子、と呼びました。
天陽はなつの恋人?
その牛の面倒を見ることは許さん
他愛のない話をしていた3人ですが、なつが、山田家が農協から雌牛を一頭借りた話をすると、泰樹の態度が一転。その牛の面倒を見ることは許さん、と厳しい口調で言いました。
戸惑うなつに、照男は、泰樹は農協と、つまり剛男と上手く行っていないことをそっと教えます。
剛男が泰樹を説得する
農協では、田辺が、音問別きっての酪農家の泰樹が賛成してくれなければ、農協の足並みもそろわないと、剛男に頼んでいました。剛男は、必ず説得すると請け負いました。
引っ掻き回す夕見子
明美(平尾菜々花)が一人で夕食の用意に奮闘しています。夕見子(福地桃子)は、本を読んでいて、手伝う様子がありません。
夕見子「体を使うことだけが労働じゃないのよ。私も暇じゃないの。そうやってね、物を考えずにバカになってくの一番怖いんだよ。」
忙しそうに味噌を溶かす明美は、夕見子に怒ります。なつが慌ててやってきて、手伝い始めました。夕見子は行ってしまいます。
なつ「ユミ!何もしないんなら、人の心引っ掻き回すな!」
天陽の牛
その晩の食卓はどこか暗く、気配をさっしたなつは、わざと明るくしゃべり続けました。剛男が、天陽の家の牛について聞きたがりますが、なつの口調は重くなります。
続きます。なつぞら15話あらすじネタバレぎゅうじるは牛の耳・牛の耳の血を吸う同盟
第3週はこちらです。なつぞら 第3週 あらすじネタバレ なつが、泰樹のために女優になる
振り返りはこちらです。なつぞら13話あらすじネタバレ難産で生まれた子牛に人工呼吸するなつ
ネタバレまとめはこちらです。なつぞら あらすじネタバレ一覧
感想
18歳のなっちゃんと天陽くん。広瀬すずさんと吉沢亮さんの登場で、ますます面白くなりそうですね。絵が描くのが大好きなのは二人とも同じ。でも、天陽君の絵には空間があり、なっちゃんの絵には時間がある。果たしてどんな絵になるのか、放送が楽しみです。
そして、農協が現れました。農協と個人と聞くと、ついつい、下町ロケット2が思い出されますが、なつぞらでは、農協はお金のない農家の味方のようです。
電気が通ったおかげで、豊かになった生活。でも、あの天陽君まで助けたくないとは、泰樹さんの農協嫌いは大したものですね。今まで自分のやり方で切り抜いてきた人だからこそ、そのやり方を変えるのは難しいのかもしれません。
なっちゃんが間に入って困っているのを見て、態度を翻してくれるといいのですが、泰樹さんはそこまで甘くはありませんね。
放送後の感想
ようやく天陽君が本格的に登場しました!なっちゃんと並ぶといい感じですよね。先週までの子役の二人も好きだったのですが。大人バージョンの天陽君は、もう少し陰のある感じですね。絵も天陽君のはものすごく上手でした。なっちゃんの絵も、躍動感があると聞くと、そんな気がしますね。
今日の泰樹さんは白いシャツ。ますますアルムおんじに見えてきました。機嫌が悪いとますますアルムおんじです。
夕見子ちゃんのキャラがものすごく好きです!周りが一生懸命になっているなか、一人淡々としている。こんな子がいてもいいですよね。
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