なつぞら7話 あらすじネタバレ 狩り込みにあったなつ。泰樹の秘密

帯広の闇市で、東京への汽車賃を貸せごうとしたなつは、警察の狩り込みにあってしまいましたが、隙を見て逃げ出します。いなくなったなつを心配して、柴田家の一同が帯広になつを捜しに来ました。

第2週 なつよ、夢の扉を開け

『なつぞら 上』ノベライズ版を基にしています。

なつがいないことに気づいた柴田家

なつが信哉に逃げ出したことを話す

昭和35(1955)年8月

高校3年生の奥原なつ（広瀬すず）を、幼馴染の佐々岡信哉（工藤阿須賀）が訪ねてきました。柴田家への道を歩きながら、なつは、この道を走って逃げたことがあるのだと話し始めました。

「どうしても、お兄ちゃんに会いたくなって。」

東京に行ったかもしれない

昭和21(1946)年

柴田家では、なつ（粟野咲莉）がいなくなったことに気づいて大騒ぎです。どうしていなくなったかを話しあう、剛男（藤木直人）たち。泰樹（草刈正雄）が、東京に行ったのかもしれない、と言いますが、皆は、まさかと思います。

帯広で汽車賃を稼ごうとするなつ

闇市で靴磨き

お兄ちゃんに会いたい、その一心で、柴田家を出たなつは、帯広に向かって歩きました。ようやく駅前にたどり着き、闇市へ向かいました。そこで、食べ物と、東京への切符を買う金を稼ぐため、靴磨きをするつもりだったのです。

闇市で、子供が一人座れる空間を見つけて、かばんから靴磨きの道具を出し、客を待ちました。帯広の闇市は、かつていた上野の地下道を思い出させました。

咲太郎のタップダンス

終戦直後、なつと千遥が餓死しなかったのは、咲太郎（渡邉蒼）のタップダンスのおかげでした。時折ジープでやってくる進駐軍の前で、咲太郎が、日本の喜劇王・エノケン（榎本健一）が歌ったことで知られる「洒落男」を披露したのです。

ジャパニーズチャップリン・エノケン！と、咲太郎を気に入ったアメリカ軍人たちは、咲太郎を基地まで連れていきました。咲太郎は、そこで手に入れた外国製のタバコ、ビスケット、コーヒー缶などを転売したのです。こうして金を貯めていき、いつかまた父と母の店を建てるつもりでした。

なつもまた、咲太郎が手に入れたアメリカ製の靴墨を使って、靴磨きに励みました。貧しくても、兄弟3人と信哉、仲良く助け合って暮らしていたのです。

浮浪者の狩り込み

それを奪ったのは、警察による浮浪者の狩り込みでした。信哉は、なつを助けるためにおとりになってくれたのですが、なつも捕まってしまいました。

狩り込みにあったなつ

浮浪者の狩り込み

帯広でも、警察は闇市を巡回しており、一人のなつは目をつけられてしまいました。警察で、なつは東京から来たことを告げ、東京に戻してほしいと頼みました。

アイスクリームの秘密がばれた

いなくなったなつを捜しに、柴田家一同は帯広までやってきました。まずは闇市、そして雪月を訪ねます。

とよ(高畑敦子）は、富士子（松嶋菜々子）と剛男（藤木直人）を見て、今度こそ、泰樹（草刈正雄）の家族だと喜びましたが、なつがいなくなったと聞いて驚きました。

「ここで、アイスクリームを食べたあの子が？」

泰樹が、なつにアイスクリームを食べさせたと聞いて、驚く富士子と剛男。

妙子（仙道敦子）は、警察に行くことを提案しました。

その頃、警察署で保護されたなつは、便所に行きたいふりを装っていました。

続きます。なつぞら8話 あらすじネタバレ なつが十勝川のほとりで会った人物

振り返りはこちらです。なつぞら6話 あらすじネタバレ なつが東京へ帰ることを決意

第2週はこちらです。なつぞら 第2週 あらすじネタバレ 夢はバターにアニメーションに開墾

ネタバレまとめはこちらです。なつぞら あらすじネタバレ一覧

感想

戦後の子供はたくましいですね。9歳のなっちゃん、柴田家から帯広までどのくらいかはわかりませんが、歩いてやってきて、闇市で靴磨きでお金を得ようとします。しかし、浮浪者の狩り込みであっという間に捕まってしまいました。

なつを心配して帯広まで捜しに来た柴田家一家。雪月にやってきた家族に、おじいちゃんの秘かな秘密がばれてしまいました！

放送後の感想

お兄ちゃんの咲太郎さんが、ものすごく魅力的です。渡邉蒼君が、岡田将生さんになるところ、想像できてしまいますね。この渡辺蒼君の咲太郎さん、もっと見ていたいです！

兄妹と信哉4人で頑張って生き抜いていた生活が、警察の狩り込みによって引き裂かれてしまいました。そして、帯広でもまた、なつは、狩り込みに。

大騒ぎする柴田家ですが、どっしり構えた泰樹さんが頼りになりますね。でも、この怖そうな泰樹さんが、なっちゃんとアイスクリームを楽しんだと知って、剛男さんと富士子さんに驚かれてしまいましたね。