なつぞら1話 あらすじネタバレ 戦友の子供・なつを引き取る剛男
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最終更新日:2019/04/21
第1週 1~6話
昭和21(1946)年、戦災孤児となったなつは、父親の戦友・柴田剛男に連れられて北海道の十勝平野にやってきました。剛男の帰還を喜ぶ家族ですが、突然現れた女の子・なつの扱いに皆、困ります。
『なつぞら 上』ノベライズ版を基にしています。
Contents
なつと信哉
昭和30(1955)年8月
北海道十勝平野を見渡しながら、絵を描いている18歳の奥原なつ(広瀬すず)。なつの元へ、一人の青年がやってきました。それは幼馴染の佐々岡信哉(工藤阿須賀)でした。
『その懐かしい人は、突然私の前に現れました。私は、その手に救われたことがあります。』
昭和20(1945)年3月。東京に大空襲があった日、母と別れてしまったなつを助けてくれたのが信哉だったのです。
『だけど、その日から私の人生は一変しました。』
訪ねてきてくれた信哉を、ずっと会いたかったと、笑顔で見つめるなつ。
戦友の娘・なつを引き取る剛男
北海道にやってきたなつ
昭和21(1946)年5月。戦争が終わってもうすぐ1年が経とうとしていた頃のこと。
復員服を着た壮年の男・柴田剛男(藤木直人)に連れられて、9歳の少女・奥原なつ(粟野咲莉)は北海道の十勝平野にやって来ました。東京・日本橋に生まれ育ったなつにとって、初めての北海道です。見上げれば青い空、その下はむせ返るような新緑。まるで水彩絵の具で描いたような一本道を二人は歩いていました。
牧草の中に足を踏み入れたなつは、その気持ちよさに駆け出していました。タンポポを見つけたなつは、お腹がすいていたので、口に入れてしまいました。
剛男は、もう少しの我慢と笑います。そして、最初は怖いおじいさんがいるけど、大丈夫、と心配そうに付け加えました。剛男は婿養子。でもその意味がなつにはよく分かっていません。
しばた牧場
しばらく歩くと、『しばた牧場』の赤い屋根が見えてきました。十勝で酪農と農業を営んでいる柴田家は、明治時代に入植した開拓者の一家でした。
今年34になる剛男、2歳下の妻・富士子(松嶋菜々子)、12歳の長男・照男(岡島遼太郎)、なつと同じ9歳の夕見子(荒川梨杏)、2歳の次女・明美(吉田萌果)、そして家長の泰樹(草刈正雄)62歳は、富士子の父親でした。剛男は復員する途中、東京によってなつを連れてきたのです。
奥原なつ
剛男の帰還で、富士子と子供たちが大騒ぎしている中、泰樹がサイロから出てきて、じろりとなつを見ました。泰樹の鋭い瞳を見て、なつはできるだけ礼儀正しく感じよく挨拶しました。
「こんにちは。奥原なつと申します。」
皆がなつの存在をいぶかしがっていましたが、とりあえず、剛男は、なつのために風呂を焚いてもらうように頼みました。
戦友との約束
なつは、剛男の戦友の子供でした。もし戦死した場合は、互いに家族への手紙を届けることを約束していたのです。軍に検閲されないよう、本当に家族に書き残したいことを書いた手紙でした。
なつの父親は満州で戦死しました。剛男は約束を守り、戦友がかつて働いていた東京・日本橋の料亭を訪ねました。しかし空襲で家も店もなくなっていました。諦めきれず、剛男は、戦災孤児の集まる場所を訪ね歩いて、孤児となったなつを見つけ、北海道まで連れてきたのです。
なつをめぐる口論
東京大空襲
窓から夕陽が入るなか、五右衛門風呂に入るなつ。なつは、あの日を思い出しました。
昭和20(1945)年3月。夜半に起こった東京大空襲は、月まで真っ赤に染めました。その翌日、焼け野原となった東京で、なつと佐々岡医院の長男・信哉(三谷麟太郎)は、4つ上の兄・咲太郎(渡邉蒼)、3歳下の妹・千遥(田中乃愛)と再会したのです。なつの母親も、信哉の両親も亡くなっていました。一夜にして親を失った4人は、その後、子供たちだけで焼け跡で生き延びたのです。
これまでのことを思い出し、なつは泣き始めました。
なつをめぐって口論する柴田家
なつが風呂から上がると、一家がなつについてもめていました。富士子はなつに同情しますが、泰樹は役に立たんやつを増やしても仕方がないと冷淡です。泰樹に強く言えない婿の剛男を、富士子がかばいました。一人で北海道に渡った泰樹は、苦労しすぎて、苦労がマヒしている。父と娘の間で喧嘩が始まりました。
とにかくあの子は僕が守りますから、と剛男が懇願しているところを、風呂から上がったなつがじっと見つめていました。汚い服を着ているなつに、富士子は古い寝間着を着せました。なつは、富士子にしがみついて礼を言って泣き出しました。夕見子がその様子をじっと見つめています。
2話はこちらです。なつぞら2話 あらすじネタバレ それでこそ赤の他人じゃ!
第1週はこちらです。なつぞら第1週 あらすじネタバレ 赤の他人の覚悟とアイスクリーム、天陽との出会い
ネタバレまとめはこちらです。なつぞら あらすじネタバレ一覧
感想
戦後間もなくの話です。お父さんがようやく無事帰ってきたと思ったら、見知らぬ子を連れていた。これはなかなか受け入れづらい状況ですよね。優しくしたい気持ちもあるけど、人間、なかなか他人を受け入れられるものでもありません。
優しいご夫婦に藤木直人さんと松島菜々子さん、そして、へんくつで頑固そうな祖父に草刈正雄さん。草刈正雄さんが出てくるというだけで、毎朝が楽しみになりそうです。真田丸が大好きだったので。半年間楽しみですね。まんぷくの鈴さんといい、最近、朝ドラの老人役を演じられる俳優さんにとても興味があります。北海道の雄大な景色も楽しみです!
放送後の感想
北海道の景色が本当に美しかったです!これを毎朝見られるだけでも、毎日元気がもらえそうです!
戦後の話なので、どうしても暗い雰囲気になってしまいますが、その中でも気になるのが泰樹さんを演じる草刈正雄さん。初回からとんでもない雰囲気を醸し出してくれて、これから楽しみです!
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