トクサツガガガ最終話 あらすじ感想 大人には大人を!好きな気持ちは誰にも奪えない!
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トクサツガガガ
叶は、志と大喧嘩。彼氏のできた久美とは疎遠に。モヤモヤする叶を、兄・望が訪ねてきて、叶が昔預けたエマージェイソンのビデオを持ってきてくれました。
北代に呼び出された叶は、久美と再会。久美が彼氏を優先させたというのは叶の誤解でした。改めて友情を確認する3人。
久美が持ってきてくれたビデオデッキで、エマージェイソンのビデオを観た叶は、大切なメッセージ「好きな気持ちはなくならない」を思い出し、涙を浮かべます。
叶は、親に特撮を反対されているダミアンを勇気づけ、志を訪ねて、志の好きそうなウサギのぬいぐるみをプレゼントしました。それを嬉しそうに受け取る志。
叶は、思い切って、テレビキッズを買いに書店を訪れました。プレゼント用にラッピングをお願いしますが、それは自分へのプレゼントでした。
Contents
ヘヴィーなお正月
周りにドン引きされながら2人分を食べた叶
高級割烹で、シシレオーのフィギュアを壊した志(松下由樹)を叩き返し、もう親じゃない、と言い放った叶(小芝風花)。志は、叶に合鍵を返し、泣きながら帰りました。
北代(木南晴夏)に報告する叶。
「なかなかヘヴィーなお正月だったわね。」
「で、その後、周りにドン引きされながら、二人分の料理、一人で食べて・・・」
北代「あなたも、なかなかのツワモノね。」
キャンセルできなかったのです。
「まあ、相手にそこまでされたら、遅かれ早かれ、そうなるしかなかったのかも。」
『理解し合えると思ったのが間違いだったんだ。』
ビル街の中、立ちはだかる巨大な志。
『怪獣と人だって、それができたら争ったりしない。』
モヤモヤ
「特撮嫌いだとは聞いていたけど、まさかそこまでだったとはね。いろいろモヤモヤするわね。吉田さん(倉科カナ)のこととか。」
『吉田さんか。そう言えば、メールもらってるけど返事してないな。そりゃ、彼氏優先だよな・・・考えてみれば私と吉田さん、会って1年も経ってないわけだし、友達ってほどでもなかったのかな。お母ちゃん、周りが結婚して子供ができたら一人になるって言ってたけど・・・』
仕事中、考え込む叶に話しかけるユキちゃん(武井玲奈)。マイさん(内山命)が来月で寿退社、赤ちゃんができたと教えてくれました。送別会の心配をするユキに、叶は手伝いを申し出ますが、年明けから大変そうだし、とユキちゃんは断ります。
そこへチャラ彦(森永悠希)が、叶が作った資料が全部同じページだと文句を言いました。このまま、小野田(本田剛文)が先方に渡してしまったと言います。慌てて作り直した資料を、小野田と届ける叶。途中で、以前見かけた老夫婦が、横断歩道を渡れずに困っています。遠回りになるけど別の道を行くことにした二人。叶は声がかけられませんでした。
『あれは・・・声をかけてあげるべきなんだろうけど。』
エマージェイソンのビデオ
兄・望(渡辺豪太)が、叶を訪ねてきました。志は落ち込んでいて、望に、正月に帰省するのも無理させてたようだから、もう来なくていいとメールが来ていました。
「叶だけじゃなくて、俺たちもお母ちゃん、のけ者にしてたとこあるから、同罪かもな。」
叶は、志のことをどうしたらいいのか困っていますが、兄は素っ気なく言いました。
「それは自分で決めること。人に頼らず決めなさい。」
望は、叶の心配をしてきたわけではなく、行きたいライブがあってやってきたのです。
別れ際、叶から預かっていたエマージェイソンのビデオを渡す望。でも叶は、VHSのデッキ(昔のビデオを観る道具)を持っていません。そのビデオは、高校を卒業するときに、閉店するビデオレンタル店の店先で見つけたものでした。。
『あの時は、特撮見てなくても平気だった。ないならないで平気なのかなって思ってた。』
大人には大人をぶつける
ダゴン VS バジリコッケス
公園を通りかかると、ダミアン(寺田心)に声をかけられました。
「仲村さん、ダゴンVSバジリコッケス、観たことある?バジリコッケスは、空も飛ぶ超強敵。人類が苦戦していると、ダゴンがやっつけくれるんだ。」
随分前の映画を持ち出すダミアンに、叶は不思議がります。
「僕、気づいちゃったんだ。カイジュウにはカイジュウを。オトナにはオトナをぶつけるんだよ。」
この間、おばあちゃんとジュウショウワンを観に行ったことが、両親にバレたのです。もう小3だし、中学受験もあるし、そろそろ卒業だね、と言われてしまいました。
卒業する必要はないと言う叶に、助けてもらいたいダミアン。
「でもさ、多分それを言っても勝てないんだよね。大人は強いもん。かないっこないよ。」
オトナにはオトナを
叶の肩を掴むダミアン。
「だからさ、ねえ、仲村さん。僕のお父さんとお母さんを説得してくれないかな。オトナにはオトナをぶつける。仲村さん、オトナでしょう?」
思いがけない展開に、叶は慌てます。
オトナ怪獣がビル街に現れました。
叫ぶ人々「巨人だ!」「2匹だ!」
そこへ巨大な叶が現れ、ポーズを決めます。
「こっちもでかいぞ!」
「仲村さんの嘘つき!」
焦る叶。よその家庭問題に介入できないと言います。電話でもいいと、電話をかけようとするダミアンを慌てて止めます。
「そんなこと言わないでよ!助けてよ!仲村さんだって、親に特撮反対されてたんでしょう?仲村さん、お願い!」
自分も親と喧嘩したまま、ダミアンの家のことなんて、と言う叶。
「大人ってね、単純じゃないっていうか。むしろどうにもならないことの方がいっぱいあるし。」
「オトナは何でもできるんじゃないの?」
以前、叶がダミアンに言った言葉です。
「今は、誰に何の文句も言われず、好きなものに浸ってる。大人って素晴らしいと思うよ。」
「ごめん。ダミアン。」
「なんだよ。結局仲村さん、お父さんとお母さんと一緒じゃないか。仲村さんの嘘つき!」
怒ったダミアンは走り去りました。
久美のどうしても言いたいこと
ファイブレイバー・ユニコーン役の俳優
北代さんから呼び出された叶。そこには久美もいました。叶が久美からのメールに返事をしないので、北代が頼まれたのです。気まずい二人ですが、久美にはどうしても言いたいことがありました。
「そうなんです!彼氏のことを言っておきたくて。彼氏、ジュウショウワンの次のシリーズ・ファイブレイバー、ユニコーン役の俳優に似ていません?すごくそのことを仲村さんに言いたくて!」
思いがけない展開に驚く叶。
『分かる、確かに私もそういうことあった!あったけど!』
シシレオーに似てる人を思い浮かべる叶。
勘違いでモヤモヤ
久美は、叶にそのことをずっと話したかったのに、叶は電話に出なかったのです。映画館から逃げ出したのは、久美は、実は子供が苦手。ダミアンが喜んで話しかけてくるのに、戸惑って、逃げ出してしまったのでした。最近、会えなかったのは、彼氏が原因ではなく、写真の学校のため。
「言いませんでした?」
「言いました・・・ね。でもてっきり彼氏のカモフラージュかと。だって、映画は彼氏とだったし。」
「映画は彼氏とだけじゃなくて、何回でも観ます。」
「じゃあ、なんで私。吉田さんのことでこんなにモヤモヤしてたんでしょう。」
首をかしげる久美「さあ。」
北代「何かお互い勘違いがあったみたいね。」
友達
久美「本当はあの時、彼氏にも友達紹介したかったんですけど。」
叶「友達・・・」
久美「あ、ごめんなさい。あの、知り合いって言うのも変だと思うし、オタク仲間って紹介するのも・・・仲村さんとはいろいろ遊びに行ったし。仲村さんと会うまでは一人で行動してたし。オトナになってこういうことってないから分かんないですけど、会って1年も経ってないけど、私は勝手に仲村さんのこと、友達だと思ってました。」
嬉しいのですが、恥ずかしくて、うろたえる叶。
北代「もじもじしない。」
叶「すみません。」
笑う久美「ちょっとなんか!彼氏って言うより、友達って言う方が恥ずかしいですね。あ、北代さんも友達ですよ。」
北代「ついでみたいに言わないでくれる。」
叶「あの!私もずっと友達だと思ってました。」
笑顔の久美「はい!」
ジュウショウワンの終わり
次のシリーズ
『1年続いた特撮シリーズ・ジュウショウワンが終わりを迎えようとしていた頃。』
チェルダ「行くのね!シシレオー!」
シシレオー「ああ、これが俺の宿命だ!」
任侠さんの店で、シシレオーのフィギュアをじっとみる叶に、蛍の光を歌いながら任侠さんが、一ケースの食玩を持ってきました。2月で放送が終わる、ジョウシュウワンはこれでお終い、もう次のシリーズの商品が出始めていると言います。
寂しそうな叶「これを集めてしまったら、もうジュウショウワンの商品は出なくなると思うと・・・」
ビデオデッキを持ってきた久美
久美から電話があって、叶の家のそばまで来ているので、寄りたいと言います。久美は、余分に持っているビデオデッキを持ってきてくれたのです。この間、叶が持っていた、当時のCMが入っているレアもの・エマージェイソンのビデオを見て、叶がビデオデッキを持っていないことを知ったのでした。
叶「いや、でもうち、VHS1本しかないんで、これもらっても・・・」
顔がかたまる久美「断られると、また持って帰るの、そこそこ大変なんですよね。」
慌てて受け取る叶に、久美は笑顔を向けて、帰っていきました。帰り道、にんまりする久美。
特撮を忘れた叶
早速ビデオを観る叶。
「エマージェンシーエマージェンシー応答せよ!鋼鉄のヒーロー!たとえフリーズしようとも、オペレーションは譲らない!システム起動!救急機エマージェイソン!」
♪走れ~いま君の叫びを♪
『これそうだ、高校で。そう言えばわたし、高校まで特撮を忘れて普通に生きてきた。要らないって思ってた。』
好きな気持ちはなくならない
高校卒業祝いにエマージェイソン
高校の卒業式。友達と楽しく過ごした叶は、帰り道、閉店するレンタルビデオ店で、エマージェイソンのビデオが安く売られているのを見つけました。
翌日、部室に私物があるのを取りに行く途中で、ビデオレンタル店の店主が叶に気づきました。この間、何か買おうとしてたと言われて、まったく違うビデオを見せられるので、これです、とエマージェイソンを選んで見せました。昔、好きだったけど今はこんなの観ていないという叶に、店主は何で観ないのかと尋ねました。
「途中で嫌いになることがあったの?私はね、小さいころから映画が大好きで、70年も大好きで、店まで開いちゃった。好きってそんなになくなっちゃうもんなんかな?」
その言葉に聞き覚えがあります。店主は、高校の卒業祝いと、そのビデオをくれました。
悪い博士に作られた殺人マシン
その後、部室でそのビデオを観た叶。
『リアタイで見ていたあの頃以来だった。』
自分を作った悪い博士を倒して、子供たちの元へ戻ってきたエマージェイソンが倒れこみました。
「僕はもうここを去ろうと思う。もともと僕は、博士に作られた殺人マシン。僕のことをよく思わない人もたくさんいるし、争いの火種になりたくない。」
自分が壊れて暴走しても、直せる人はいません。どこか遠くに身を隠す、それが皆にとって一番いいこととエマージェイソン。
「みんな、さようなら。」
きっかけがあれば何度も思い出せる
子供たち「待っててよ。エマージェイソンは僕たちに待ってて言ったじゃん。僕たち、ちゃんと待ってただろう。今度はエマージェイソンが待っててよ。僕たちがその間に修理する方法を見つければいいじゃん。」
「見つけるよ。」「大丈夫だよ。」「お母さんとかみんなにも、ロボットに意地悪しないでって言っておく。」
エマージェイソン「みんな、人の、何より君たちの記憶はバグや消失が多い。少しの間でも記憶の更新がなければ、自動的に削除していく。それが人間の記憶だ。」
子供たち「そんなこと、知らないよ。大丈夫だよ。」
「自分たちのデータは完璧ではないんだ。」
「僕たちは思い出せるよ!」
「記憶・・・データは無くなってしまうけど、ただ、それが無くなっても・・・皆を好きな気持ちは、消えてなくなるわけじゃない。人の記憶は不安定だけどとても不思議だ。何かのきっかけがあれば何度でも思い出せる。だからまた、きっと僕らはまた会おう。」
また会えたエマージェイソン
それを見て泣いている子供の叶、高校生の叶。今の叶。
『このシーンを観た時、私、思い出したんだ。』
志「あんた、いくつよ?」
テレビを消された叶。オモチャを取り上げられたこと。テレビきっずを燃やされたこと。
高校生で友達と楽しむ叶。
小さなころに描いていたエマージェイソンの絵。
『どんなに怒られても、取り上げられて、離れて、忘れてしまっても、』
店主「好きってそんな無くなっちゃうもんなんかなあ。」
高校の叶のそばに、エマージェイソンが現れました。エマージェイソンの差し出した手を、叶は泣きながら握りました。
「また・・・会えてよかった。」
うなずくエマージェイソン。
「好きな気持ちは、なくならない。」
ビデオを観ながら涙を流している現在の叶。
好きな気持ちは誰にも奪えないよ!
諦めないってことを教わった
公園にダミアンを捜しに来た叶。ダミアンはまだ怒っていて叶に冷たく当たります。自分も喧嘩中だけど、母親に会うことにしたと、叶は告げます。
「ダミアンも仲直りできるよ。」
「できないよ。」
「できるよ。」
隣に立つシシレオーを見る叶。ダミアンにも見えます。
叶「私は、ジュウショウワンに諦めないってことを教わった。ダミアンはどう?」
トライガー、チェルダ、セロトルも現れました。
好きな気持ちは誰にも奪えない
叶「私、うまく行く方法、考えるよ。吉田さんも私も、一緒に考えるし、いろんな方法知ってるから。みんなで一緒に強くなろう!ダミアン。」
座ってダミアンの目を見つめる叶。
「ダミアン。好きな気持ちは誰にも奪えないよ。」
ポーズを決めるシシレオー。
頷くダミアン。
叶はリュックからお菓子を取り出しました。「これ、最後の入荷のお菓子。はい!」
ため息をつくダミアン「仲村さん。そうやって、よそん家の子にお菓子あげるのよくないよ。」
お菓子をコツコツ叩きます。
自分の好きなものを否定され続けた思い
叶は、帰郷することを兄に告げました。
帰郷して、レンタルビデオ店の前を通り、昔よくおもちゃを眺めたおもちゃ屋を見つめます。店先にジュウショウワンのオモチャがありました。
そこへやってきた小さな叶。ジュウショウワンをみる叶を、志が別のおもちゃへ引っ張っていきます。
志「ほうら。かわいいなあ。誕生日プレゼント、これにしようけ!はい。」
しかし、その犬のおもちゃを返す幼い叶。
「これ、いやや。」
志「そうけ?」
志の寂しそうな顔を見て叶は気づきました。
『自分が好きなものを否定され続けてて感じてた思いを、私もお母ちゃんに感じさせていたんだ。』
もう必要ない毒濁刀
実家に帰ってきた叶。叶を迎えた志ですが、二人はよそよそしい雰囲気です。叶は、志にウサギのぬいぐるみを差し出しました。嬉しそうに受け取る志。
「ありがとう。」
叶は、頷きました。
毒濁刀を持って膝をついているシシレオー。駆け付けるトライガー、チェルダ、セロトル。
シシレオーは立ち上がりました。
「俺たちにはもう必要ないんだ。」
毒濁等を放り投げます。
特撮が好き!自分へのプレゼント
好きな気持ちは変わらない
『私は特撮が好き!』
歩道橋を歩く老夫婦を手伝う叶。
その叶を見ている小野寺「尊敬です。」
職場で、マイちゃんの退職を皆で祝います。
『あの頃から好きな気持ちはずっと変わらない。』
みやびさん(吉田美佳子)が上京してきて、4人で会います。
「お久しぶりで~す!」
『この先忘れたとしても、またあの時みたいに思い出す。』
奥義・非実在甥戦法
書店でテレビきっずを前に緊張する叶。
『大人になって買うのはこれが初めてか。』
『テレビきっず。それは子供向け番組やおもちゃの情報をキッズたちに最速でお届けする、児童向けバイブル。』
『いくつになっても、いや、年を取るほどにこれをレジに持っていくのは恥ずかしさ極まりない。でも商品自体は恥ずかしいものでもなんでもないのだ。ならば!』
『非実在甥戦法!そこに甥っこがいるとイメージすれば、恥ずかしさなどみじんもない。隠れオタの奥義である。』
隣に甥がいることをイメージする叶。「ジュウショウワン。大好きだもんね!仕方ないなあ、おばさんが買ってあげるね。」
『彼女の名前は仲村叶。彼女が特撮オタクであることは一部の人間しかしらない。』
レジに行く叶。「すいません。これ、プレゼント用で。」
レジの横の人がシシレオーのポーズを決めます。
『もちろん自分への!』
ジュウショウワンの4人がポーズを決めます。「獅風怒闘!ジュウショウワン!」
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感想
お母さんとも久美さんともモヤモヤになってしまった叶。でも、久美さんが彼氏を優先させているというのは、叶の思い込みだったんですね。久美さんからの連絡に返信を返さなかった叶ですが、久美さん頑張ってくれました。叶にどうしても言いたいことがあると、北代さんに頼み込んでくれたんです。どうしても言いたいことと言うのは、彼氏のこと。彼氏が、次のシリーズの役者さんに似ているとどうしても言いたかった、久美さん、可愛すぎます!
なんだか、叶のモヤモヤが一気に晴れるような会話でしたね。聞いてみれば、すべては誤解でした。久美さん、子供が実は苦手という意外な一面もありました。そして、叶が何気なく取り出した、エマージェイソンのビデオ。それを見て、にんまりする久美さんでしたが、なんと、重いビデオデッキを余分に持っているからとわざわざ叶の家に持ってきてくれました。
それを使い、さっそくエマージェイソンのビデオを観る叶。幼少期の叶ちゃんに高校生の叶ちゃん、そして現在の叶ちゃんが涙を流して、観たビデオ。好きな気持ちはなくならない。本当にそうですね。
エマージェイソンに勇気をもらい、叶は、ダミアン君ともお母さんとももう一度話すことを決心しました。そして叶ちゃんは、お母さんの好きなものも、認めることに。ウサギのぬいぐるみを嬉しそうに受け取ったお母さん。でも、まだまだ順調とはいかなさそうです。
好きなものはなくならない、この言葉は、叶ちゃんに、本屋さんで『テレビきっず』を買う勇気までくれました。いもしない甥へのプレゼントという建前です。でも、普通に買っても、何にも言われないと思うんですけど。プレゼント用にとお願いしますが、それは自分へのプレゼントでした。
まだ原作は連載が続いているようですけど、これ、続編はあるのでしょうか?オタクが揃って楽しむところは本当に楽しかったです。特に久美さんと北代さんが最高です。もっと4人が思いっきり楽しむ様子がみたいです!
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