家売るオンナの逆襲 8話 あらすじ感想 美香砲!「親孝行なんてクソくらえ!」
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家売るオンナ
家の共同名義主、幸子とすみれ・親子が、家を売りたいと新宿営業所を訪ねてきました。幸子は、新しい家でケーキ屋と教室を開くのだといいますが、娘のすみれは、家の売却に懐疑的です。一方、庭野もまた、実家は父の茂雄と共同名義ですが、茂雄が、実家を売ってたこ焼き屋を始めたいと言い出しました。
両家の家を売る気満々の万智を阻止したい庭野ですが、家を売る方向に話が流れていきます。万智は、幸子とすみれを、家を売ったあとの物件の内見に案内しますが、そこに住むのは幸子一人だと言いました。たった一度の人生、と話し始めた万智ですが、突然声が出なくなります。そこで、万智は、庭野に自分の言うことを通訳させました。最初は万智の言うとおりに喋っていた庭野ですが、次第に、似た状況の自分に重ね合わせ、自分の考えをどんどん話していきます。最後は、親孝行なんてクソくらえ!と怒鳴りつけました。それを聞いて、親からの独立を決心したすみれ。家を売却したお金の自分の取り分を使ってマンションを買うことにしました。
一方、庭野は茂雄に会いに行き、家を売ることに同意、しかし、自分の取り分はもらう、と宣言します。
白洲美加は、万智に、屋代の浮気を報告。三郷が屋代をラブホテルに誘っている写真を見せました。白洲のスマホを屋代に突き付け、万智は浮気はやめてほしいと心から訴えました。
Contents
卒業パーティー
万智と対等でない庭野
庭野(工藤阿須賀)『あの景色のいい海辺の街で、三軒家チーフ(北川景子)が屋代課長(仲村トオル)と結婚したと聞いた時、自分は心から祝福した。そして、自分はキレイさっぱり三軒家チーフを卒業し、大人になったはずだった。しかし、あの男が現れてから、自分はあることに気付いてしまったのだ。三軒家チーフと留守堂(松田翔太)さんは、ある時は敵対しある時は協力する。それは2人が、不動産屋としても人間としても対等だからだ。』
『でも自分は対等じゃない。留守堂さんは対等なのに、自分は・・・』
思わず声を上げて、座り込んでしまった庭野。変な声を出すな、と、先を歩く万智に言われてしまいました。
『ほら、やっぱり自分は対等に扱われていないのだ。』
営業所の面々に、庭野はパシリ、格下げ、つらた~ん、サンチーの犬と噂されているのを聞いて、庭野はさらに落ち込みました。廊下で、万智もそれを聞いています。
「どうしたいんだろう」
フェンシングにやってきた足立(千葉雄大)と留守堂。ロッカールームで二人きりの時、足立は思い切って自分の気持ちを伝えました。
「愛してるんだよ!謙治は優しいし、仕事できるし、美しいし、ホントにもう黙ってるのも苦しいぐらい、愛してる!」
しかし、留守堂は万智のことを愛しているのだと言いました。
「三軒家さんは優しくはないかもしれないけど、仕事はできるし、美しいし。ホントに黙ってるのも苦しいくらい、愛してるんだ。」
しかし、屋代から万智を奪うことは考えていない留守堂。じゃあどうするの、と尋ねる足立に、どうしたいんだろう、と留守堂。逆に聡ならどうする、と尋ねました。
キスとかかな、と考え合う二人。したとして、それから先が分かりません。どうしたいんだろう、と二人で悩みます。
卒業したい庭野と足立
ちちんぷいぷい
庭野は万智から、足立は留守堂から卒業したいと考えます。
「どうしたいか聞かれて答えられなかった。僕、何を求めてたんだろう。」
いつか答えはでると、こころちゃん(臼井あさ美)は、卒業できるように『ちちんぷいぷい』をしてくれ、足立は元気が出てきました。
皆で卒業パーティーをすることになり、カラオケで『青春時代』をノリノリで熱唱する庭野と足立。
庭野の父の人生の最後の夢・たこ焼き屋
一発当てたい庭野の父
新宿営業所にいきなり現れた庭野の父・茂雄(泉谷しげる)。真面目な庭野とは正反対の、調子のいい夢見る人物で、浜松の実家を売ってたこ焼き屋を始めて一発当てたいのだと言います。実家は亡くなった母が遺したもので、庭野との共同名義でした。庭野は、父が路頭に迷うと、家を売ることに反対しますが、そこへ現れた万智。自分が家を売ると言いだします。
屋代と布施(梶原善)に万智を止めてほしいと頼み込む庭野。半分は庭野名義ですが、万智が売ると言ったら何をするか分からない、と。
屋代「まぁまぁまぁ、三軒家君には何か考えがあるんだと思うよ。彼女は強引だけど、お客様にとって不利益になることは、絶対にしないから。」
「オクラホマ・ミクサー」
一人仕事をしている万智のもとへ、留守堂がやってきました。浜松の物件を見てきたと言って、うなぎパイを差し出しました。礼を言ってこの借りを必ず返すと言う万智。その借りを今返してほしいと手を差し出した留守堂。
二人は『オクラホマ・ミクサー』に合わせて、ダンスを始めました。最後のポーズを決めて礼を言う留守堂。留守堂は、万智と一体何がしたいのか考えた結果、小学校の時に万智と踊れなかったダンスが心残りだったことを思い出したのでした。
誰も幸せにならない
実家を訪れた庭野。午前中休みをもらって、茂雄に家は売らないと言いに来たのです。今回負けたら一生サンチーの犬、何としてでも売却を阻止すするつもりでした。
しかし、最後のチャンス、夢を叶えてくれと泣き出す茂雄。実は万智はもうすでに家の購入希望者を見つけていて、それは留守堂でした。
がっくりする庭野「三軒家チーフは、何で自分を追い詰めるんだろう。留守堂さんと手を組んでまで。」
そこへ万智がやってきました。涙をぬぐって最後の抗議をする庭野。
「自分は、尊敬する三軒家チーフが、何でこんな理不尽なことをするのか分かりません。お客様の幸せのために家を売って来た人なのに。誰も幸せになりませんよ。これじゃあ。」
万智「グダグダ言っていないで。後は私に任せて会社に戻りなさい。すぐ行け!GO!」
庭野は諦めて出ていきました。
冴えない足立王子
現地販売をしている足立。足立王子のファンの奥さまたち3人を相手に内見をします。
「こちらのドレープカーテンは電動で開きます。ご覧ください。カーテンの向こうのゴージャスなヨーロピアンガーデン。ガーデナーによる
定期的なお手入れも料金のうちに入っております。」
そこへ一人の奥さまが足立に近寄って、チャックが開いてる、とそっと教えました。慌てて中座する足立。中では奥さまたちが、足立王子に対して不満を言っています。
美香砲、二の矢、三の矢
屋代をラブホに誘う三郷
仕事帰りの屋代に、三郷(真飛聖)が声を掛けました。寒いからとおでんに誘います。家に食事の用意があると言う屋代ですが、奥さまは夜中にならないと帰ってこないから、とおでん屋に向かってさっさと歩き始める三郷についていく屋代。
しかし三郷が連れて行ったのは、ラブホテルでした。遊びでいい、1回だけ慰め合おう、と誘う三郷に、困る屋代。無理やり引っ張っていこうとする三郷ですが、そこで満室になってしまいました。それを見て、隣に、という三郷に、必死に抵抗する屋代。妻を裏切れないという屋代を、美里は叩きました。謝って逃げる屋代。それを見て、三郷は、いくじなし、と舌打ちしました。
「やばたにえん。まじ卍」
万智へ白洲美加(イモトアヤコ)から電話がかかってきました。
「すんごいこと、教えてあげる。屋代課長、あんたのこと裏切ってるよ。美加、とんでもない秘密、ゲットしちゃったんだ~。とにかく原宿のカフェに来て。来ないと一生後悔するから。ウッヒヒヒ!」
浜松にいた万智が現れたのはそれから2時間後。さんざん食べた白洲美加ですが、さらに大量に追加オーダー。万智のおごりだと言います。
「夫の秘密代。」
万智「夫の秘密、やばたにえん。マジ卍。」
もう始まっちゃってる2人
さすがの三間茶屋も動揺するんだ、と喜んでスマホを見せる白洲美加。屋代が、崩れ落ちるサバ缶から三郷を助けた時の写真です。
「その2人、もう始まっちゃってんだ~。課長が抱き締めているそのデカ女、男と見たら、こういう目して。」
目をパチパチさせる白洲美加。
「課長、純情だからイチコロよ~!」
目を見張ってみている万智。しかし、床に転がっているサバ缶に目を留め、状況を理解したのか、立ち去ろうとします。
美香砲、二の矢、三の矢
白洲美加「ちょ、待ちなさいよ!美加砲をナメんじゃないよ!二の矢、三の矢があるんだから。サバ缶だけじゃ終わんないんだから。ほれっ!」
それは、腕を組んだ屋代と三郷がラブホの前にいる写真でした。目を見開く万智。
「この後どうなったかは教えな~い。まぁ、でもどうしてもって言うんなら、教えてあげてもいい。交換条件としては~。」
しかし、万智はもういません。
「ショックで消えた。あっ、ちょっと、私のスマホ、持ってった!」
店員を突き飛ばして万智を追いかける白洲美加。
炎出てた万智
庭野に八つ当たり
営業所に戻ってきた万智。あくびをしながらエレベーターを待っている、住もう君の鍵村(草川拓弥)。エレベーターから出てきた万智の迫力に驚いて慌てて避けます。
「炎出てた!」
バッグを乱暴に床に投げ捨て、パソコンを一心に打つ万智。様子のおかしい万智を気にする屋代に答えず、万智は庭野の名を呼びました。
「庭野!」
「はい!」
「声が小さい!ネクタイが曲がっている!スーツの趣味が悪い!返事!庭野、お前には、はい!と元気に返事をすること以外に、何の取りえがあるのだ!」
「はぁ?」
「僕の仕事は家を売ることです。」
「庭野。お前の仕事は何だ!?」
「あっ、家を売ることです。」「聞こえない。」「家を売ることです。」「聞こえない!」「家を売ることです!!」
「よし!時間だ。行くぞ!」「はい!」
出ていった二人をじっと見ていた足立。立ち上がって仕事に行くと言いました。
「僕の仕事は、家を売ることです!」
ふっきれたのか、足立は光り輝いています。
万智の声が出なくなった
人生の最後の夢・ケーキ屋
庭野の担当の棟方幸子(南野陽子)とすみれ(大後寿々花)。幸子は、親子の共同名義の自宅を売って、自分の最後の夢・ケーキ屋とケーキ教室を開きたいと言います。すみれは、金遣いの荒い母との将来のことを考え、売却に乗り気ではありません。そこへ万智が現れ、自分が家を売ると言いました。
幸子が一人で暮らす家
家を絶対に売らないと庭野に協力をお願いしていたすみれですが、結局、母の夢をかなえると考え直しました。お願い、と何百回も言われてしまい、了解してしまったのです。
万智は、自宅を売った後に住む物件の内見に二人を案内しました。しかし、それは一人暮らし用の可愛い家。幸子の希望はもっと広い家で、ショップとスクールを併設できないと困ります。
万智は、ここは幸子が一人で暮らす家だと言いました。
「すみれ様。たった一度の人生ですよ。お母様のぎ・・・」
万智の声が聞こえません。口を開けていますが声が出ない様子。
たった一度の人生。親の犠牲になってはいけない
驚いて救急車を呼ぼうとする庭野に、首を振り、口だけで命令する万智。
(庭野!通訳しろ!)
庭野「『お母様の犠牲になってはいけません。』」
幸子「犠牲になれ、なんて言ってないですよ。一緒に夢を見よう、って言ってるのよ。」
庭野の肩を叩く万智。
「『自分の夢に、お嬢さんを引きずり込まないで下さい』そうですよ!自分もそう思います。」
「『幸子様の人生は幸子様の人生。すみれ様の人生はすみれ様の人生です!』」
激しく同意する庭野。親の夢につきあう必要はない、親一人子一人だとなかなか突き放せないが、それは違うのではないか。
興奮して思わず通訳以上のことを言ったと謝る庭野に、万智はうなずき、あとは庭野に話すようにと言いました。無理と言う庭野。
(庭野!GO!)
親孝行なんてクソくらえ!
「すみれ様。同じ立場の自分が思うんですが、親の夢に振り回されるのは、もうこりごりですよね。だったら、自分のことは自分で守らないと。何もかもお母様に奪われてしまいますよ!」
「成人して独立すれば、親の人生は親の人生。子供の人生は子供の人生なんですよ!考え方が違ってもいいじゃないですか!」
家をどうするか二人の意見が違うのなら、二人名義の家を売り、お金を折半し、それぞれ自由に生きればいいのだと。
(庭野!GO!)
「はい~!いつまでも親に縛られてる必要はない!今こそ親子の縁を切れ!いつまでも娘にぶら下がるな!親子のしがらみを解き放て!親孝行なんて、親孝行なんてクソくらえだ~!」
庭野の迫力に圧倒される幸子とすみれ。
子供は親のものという呪縛
すみれは、家を売り、自分の取り分でワンルームのマンションを買うことにしました。それが夢だったのです。
「そんなこと言ってはいけないと思って、自分を殺してました。庭野さん、ありがとうございます。」
不満な幸子「すみれちゃん、ママ、1人になっちゃう。」
すみれ「お母さん。子供は親のものだっていう呪縛から解き放たれて。」
情け無さそうな顔になる幸子。
庭野「棟方幸子様、すみれ様。ご自宅は5000万でテーコー不動産がお売りします。そして、幸子様。このお宅は1000万円です。」
すっかり表情の明るくなったすみれ「自分名義の分は売ります。」
ケーキ屋を気にするサチコに、庭野はやろうと思えばやれると答えました。
すみれ「あの家、5000万で売ります。」
庭野「ありがとうございました。」
万智『落ちた。』
その後、幸子は、フードトラックでケーキ屋さんを始め、繁盛している様子です。
庭野と足立の卒業
昼も夜も違う魅力の足立王子
足立「こちらのドレープカーテンは、電動で開きます。ご覧ください。カーテンの向こうのゴージャスな、ヨーロピアンガーデン!ガーデナーによる定期的なお手入れも、料金のうちに入っております。」
足立は元気いっぱい。眉を上げて、客の女性にウィンクします。
「奥様。家に出会う瞬間は、恋に落ちる瞬間に似ています。運命の恋を逃さないようにお気を付けください。」
しかし、女性客は、駅から遠いと夜道を心配しますが、この辺りはイルミネーションで家を飾っている家も多いので明るい、夜は違った雰囲気を楽しめると足立は言いました。
「昼も夜も違う魅力のあるお家です。まるで僕のように。」
夜の足立王子、とうっとりする女性客。人気の物件と聞いて、女性客は購入を決意しました。
足立王子の復活
営業所に戻り、課長に万智の声が出なくなったことを慌てて報告する庭野ですが、後ろから来た万智は普通に話しています。
「課長。棟方様の家、庭野が5000万で売りました。私ではなく、庭野が売りました!」
庭野が売ったのかと驚く屋代に、布施達。
そこへ戻ってきた足立も家が売れたことを報告します。
屋代「足立~!いや、よくやった!」
ポーズを決める足立「アハハ。僕はチーフですよ?」
布施「足立王子、復活だな!」
解き放たれた庭野
実家を訪ねて、庭野は、家は売るけど半分はもらうと言いました。たこ焼き屋ができなくなるとゴネる茂雄に、そんなことは知らないと庭野。親子の縁を切ると言うと、切ってもいい、と庭野はあっさりとしています。
「自分、解き放たれたんだ。」
書類を渡して、さっさと東京へ戻っていきました。
そこへやってきた留守堂。茂雄は、家を売った額の半分を庭野が持っていくので、夢がパアだと文句を言います。
「そんなことありませんよ。僕が、庭野茂雄様の夢を叶えるお手伝いをいたします。」
その後、茂雄は、若い外国人女性と、留守堂が安く手に入れてくれた屋台でたこ焼き屋をやっています。中にはウナギが入っていて、これも留守堂のアイデアで、繁盛していました。
庭野と足立の卒業『庭野自分スペシャル』
ちちんぷいぷい
庭野が、カウンターの中で酒を作ってます。「今日は、庭野自分スペシャルです!」
笑いながらその酒を飲む足立とこころ。「どうしたい?」の先はなかったことに気づいた足立は、留守堂を卒業でき、すっきりした表情です。庭野は、サンチーを卒業できたか自信がないものの、親からは卒業できました。
足立「サンチーも完全に卒業しちゃえよ。卒業しちゃえば、どうってことなかったなって思えるから。」
万智が突然声が出なくなったのは、庭野を卒業させるためだったのか、ストレスなのか、皆で悩みます。
再び卒業祝い。庭野と足立は、元気いっぱい『青春時代』を歌いました。
庭野『三軒家チーフが本当に失声症だったのかどうか、それはきっと永遠に分からないだろう。そして自分の心の奥底もきっと永遠に見えないだろう。』
「浮気をやめてください。」
目をパチパチする万智
営業所には屋代と万智、二人だけです。
いきなり、万智は課長の元へやって来て、浮気をやめてほしいと言いました。否定する屋代に、白洲美加のスマホを突き付ける万智。そこにはサバ缶から三郷を守っている課長の写真。課長は状況を説明し、かばっただけと言います。
「この人だから、かばったんですか?この人は色っぽくて・・・」
目をパチパチするサンチー。
「こんな目で課長を見るそうですね。」
必死に弁解する屋代
今朝までは課長を信じていたという万智ですが、この写真は抱き合っている、と言い張ります。そう見えるだけ、と言う屋代に、万智は、さらに2枚目を見せました。
「それでは、これは何なんでしょうか?手をつないで、ラブホテルに入ろうとしています。」
この日は、おでんに誘われたはずが、いつの間にかホテル街に突入して、と慌てて説明する屋代。悲し気に口元をゆがめている万智は、真剣に屋代を見つめています。
万智をじっと見つめる屋代「信じてください。浮気なんてしてません。」
相手の気持ちはどうすることもできない
しかし、まだ信じていない様子の万智を見て、屋代は、留守堂のことを持ち出しました。
「君だってあの留守堂とこっそり会ってたのはなぜなんだ?あの夕日の小学校の教室で会ってたよね?」
「三瓶良雄がなぜ私に付きまとうのか、聞きに行っただけです。抱き合ったりホテルに行ったりしていません。」
愛していると言われていたと文句を言う屋代。
「三瓶良雄が私を愛していても、私が愛しているのは課長だけです。でも相手の気持ちはどうすることもできません。」
三郷の写真を見せます。「この人の気持ちも。」
「課長。手をつなぎたいです。」
屋代「じゃあ相手の人の気持ちは置いといて。僕たちはお互いを信じよう。仮にも僕らは夫婦なんだから。」
鋭く指摘する万智「仮にも?」
屋代「仮にも、は撤回します。僕らは夫婦なんだから。」
二人はお互いに信じると言い、一緒に帰ることになりました。
夜道を歩く二人。
「課長。手をつなぎたいです。」
笑顔になる屋代。二人は、つないだ手を大きく振って歩きました。
そこへ『オクラホマ・ミクサー』を鼻歌で歌いながら通りかかった留守堂。二人の様子をじっと見つめます。
7話はこちらです。家売るオンナの逆襲7話 あらすじ感想 周りがひれ伏す育児「輝いています。これ以上ないほどに。」
6話はこちらです。家売るオンナの逆襲6話 あらすじ感想 他人の目なぞ屁の河童!エロスとホームを必要とする人々
5話はこちらです。家売るオンナの逆襲 5話 あらすじ感想 留守堂はD&Bドジスケ「今も愛しています。」
4話はこちらです。家売るオンナの逆襲4話 あらすじ感想 万智の愛。一杯ひっかけて聞く夫の愚痴。
3話はこちらです。家売るオンナの逆襲 3話 あらすじ感想 うちにママとママ。三軒家万智 研究家の留守堂。
2話はこちらです。家売るオンナの逆襲2話 あらすじ感想 必要な吹き溜まり。鼻血を出す人々。
1話はこちらです。家売るオンナの逆襲1話 あらすじ感想 炎上なぞ恐るるに足らず!命を懸けるYoutuber
感想
白洲美加のバイト先の店長・三郷さんはやはり見た目通りの人じゃなかったんですね。白洲美加もそれを知っていて屋代をけしかけた様子です。いつのまに白洲美加はここまでサンチーを嫌ってしまったんでしょうか?このままずっとこのキャラでいくんでしょうか?それとも何か救いが用意されているのでしょうか?
留守堂さんに恋い焦がれて、足立さんはなんだか冴えません。髪の毛も前ほどピシッとしていなくて、足立王子のファンのおばさまたちも、どこか拍子抜けしている様子ですね。
しかし、庭野と卒業を誓い合い、サンチーが庭野を執拗に怒鳴りつける様子を見たせいか、足立さんの目が変わりました。自分の仕事は家を売ること。そして、足立王子の復活です。やっぱり足立さんは多少ダークなところがあってもこうあってほしいですね!最後、すっきりした顔の足立王子が素敵でした!
今回、物件の案内の最中で、サンチーの声が出なくなったのは、庭野を卒業させるためだったのか、それとも白洲美加のせいでショックを受けていたのかどっちだったのでしょうか?でも声が出ても出なくても、サンチーの迫力に変わりはありませんでしたね!庭野の言葉は、自分が同じ状況だったと言うこともあるのでしょうが、それまで自分を殺していたすみれさんを開放しました。すみれさん、最後の表情が素敵でしたね。
こうでなければならない、と思う人々に、サンチーはいつも、新たな、より幸せになる方法を考え出してくれますね。今回も、子供を巻き込んで成功するかどうか分からない店をやるよりは、こじんまりとした店をやることを提案。2つのお店は繁盛している様子で何よりです。
そして、今までぎくしゃくしていた屋代課長と万智の話し合い。屋代課長の説明は真実なのでしょうが、なんだか言い訳がましかったですね。自分が寂しい思いをしたと思っているのかもしれないんですけど、万智を傷つけたことに一言も謝らなかったのはなんだか好感が持てなかったです。あげくの果てに、留守堂のことを持ち出されても、サンチーの言うとおり、人の気持ちなんて変えられません。最後、一生懸命訴えるサンチーがとても可哀そうでした。でも、仲直りして、つないだ手を、子供みたいに大きく振っている二人、可愛かったですね。
最後の留守堂さん、また何かを企むのでしょうか?今日、足立さんに何がしたいのかと訊かれて、何も思いつかないようでしたが、ダンスだけでは物足りなさそうですね。なんだか来週が怖そうです。
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