3年A組 6話 あらすじ感想 Let’s think.はヒーロー・ガルムフェニックスの決めゼリフ
公開日:
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最終更新日:2019/02/12
3年A組 今から皆さんは、人質です
生徒たちと一致団結して澪奈を陥れた犯人を見つけるのかと思いきや、美咲が約束を破って動画を投稿したことで、生徒たちはまたもや携帯を取り上げられてしまいました。
今日の課題は、澪奈を陥れた動画の依頼者の教師が名乗り出ること。かつて打ち込んでいた水泳部を理不尽な理由で退部させられたことで、水泳部の顧問を恨む涼音。一颯から密かに携帯を取り戻していた美咲を使って、坪井を犯人として糾弾する動画を投稿させました。
しかし、涼音が水泳を止めさせられたのは、実は涼音の体が過度な練習に耐えられず、死に至る危険があったからでした。動画は投稿寸前に一颯が止めていました。
真相を知って愕然とする涼音。しかし、不用意に坪井を糾弾する動画を投稿しようとした涼音を、一颯は激しく叱責します。クラスメートたちは、涼音をかばいますが、感情に任せて発する何気ない言葉で人を殺すこともできる危険性を、一颯は必死に訴えました。
誰も名乗り出なかったので、約束通りと、一颯は教室を爆破。しかしそれは隣の教室でした。そして、犯人は武智であることを告げました。
郡司は、一颯がかつて勤めていた特撮の撮影所を訪れ、その経営者が相良であり、相良もまた一颯の協力者であることを突き止めました。
Contents
ヒーロー編、開幕
信じる信じないゲーム
3月5日
Mind Voiceに動画を投稿した一颯(菅田将暉)
「MIND VOICEをご覧の皆さん。おはようございます。柊です。僕は景山澪奈(上白石萌歌)を自殺に追い込んだ犯人を捜しています。それが魁皇高校の教師の中にいます。」
教師が犯人と聞いて、教師と保護者達は大騒ぎです。SNSでも盛り上がっています。
授業を始めた一颯。
「これから、信じる信じないゲームを始めよう~!信じろ!」
眼鏡を外して「信じるな!」
燃料投下。ヒーロー編の開幕
この日、久しぶりにまともな食事とシャワー。生徒たちはご機嫌でダンスするものまで現れました。
SNSでは、一颯の大量殺人が騒がれていました。
『柊です。生徒は誰も死んでいませんよ』と、今日の日付の新聞を持った一颯が、後ろ向きの生徒たちと写った写真を投稿。
一颯「燃料投下。」
直後に投稿された『柊一颯はヒーローなのか』
笑顔の一颯「ヒーロー編、開幕~!」
しかし笑顔の目は笑っていません。
ガルムフェニックス
3月6日
特撮ショーを生徒たちに見せている一颯。
「俺は何度でもよみがえる!そしてお前を倒す方法を!」
瑠奈(森七菜)「これ、ガルムフェニックスですよね。ガルムフェニックスっていうのは、スーツアクターのファイター田中が引退宣言を撤回して、それで急きょ主役をやることになった、いわく付きの作品なんですよ。」
主人公の決めゼリフが思い出せない瑠奈。それを遮るようにして、一颯が授業を始めると言いました。
課題「Hunterが名乗りでる。」
美咲の投稿
SNSに『先生に騙された』と、フェイクの手足の写真が投稿されました。投稿者は結城美咲(箭内夢菜)。指示を出すまではSNSへの投稿は禁止されていたのに、フォロアーがすっごい増えたと喜んでいます。
一颯「そういう問題じゃない。」
眼鏡をはずした一颯。「さぁ盛り上がって行こうか!」
教師への課題「Hunterが名乗りでる。」
体育館で教師たちに質問をしている五十嵐(大友康平)。そこへ、武智(田辺誠一)が一颯からの電話と入ってきました。「カメラ!もっと寄って!」
カメラに向かってレポートを始めた武智ですが、五十嵐の苦い顔を見て、さっさと電話に出、一颯の指示でスピーカーにしました。
一颯に文句を言う教師たち。教師が、景山澪奈のフェイク動画作成を依頼した犯人というのは嘘だと言うのです。自分も嘘と思いたかった一颯。今日の課題は教師に向けられました。
「景山澪奈のフェイク動画をベルムズに依頼をしたhunterは、今夜8時までに名乗り出てください。名乗り出なかった場合、教室を爆破します。生徒の命は、教師の皆さんにかかっています。」
「本質から目を背けるな。」
通話が切れて、騒ぎだす生徒たち。もちろん避難させてもらえると思っていた生徒たちですが、一颯は仲間になった覚えはないと言います。
一颯「俺がお前たちに協力を求めたのは、真実を暴くために命を差し出してほしい。そういう意味だ。」
携帯に手を伸ばす生徒たちですが、一颯は携帯を再び回収することにしました。一颯の真意が分からず、生徒たちは困惑します。
一颯は眼鏡をかけました。「いいか?うわべだけで物事を見るな。本質から目を背けるな。Let’s think.」
「あの人」
文香の動画を見ている一颯。
相楽文香「きっとベルムズに頼んだんだと思う。」
一颯「何でそんなこと分かるの?」
文香「前に聞いたことがあって。あの人から。」
水泳部を退部した涼音
ジェイ・ホワイトにジュース・ロビンソン
さくら(永野芽郁)が立候補して、澪奈のフェイク動画の依頼者を捜すことにしました。候補者は5人。写真が黒板に貼られ、一人ずつについて、意見を求めます。
校長の市村(ベンガル)は、スター選手がいるため、マスコミの頻繁な出入りを迷惑がっていた。とりあえずジェイ・ホワイトにしておくとサクラ。
森崎(堀田茜)は一颯を狙っていた、澪奈をライバルと思い込んでいた可能性。有力候補として、サクラはジュース・ロビンソンと呼びました。いちいち、親日のレスラーに例えるサクラに当惑する皆。普通にやるようにと皆に言われてしまいました。
佐久間(バッファロー吾郎A)はキモい、澪奈を見てニヤニヤしていた、澪奈を独り占めしたい、独占欲がある、サクラは〇を付けました。
武智は、スポーツ推薦で澪奈を熱心に口説いていたけれど、澪奈の希望と合わなかった。瀬尾(望月歩)のスポーツ推薦も武智によるものです。こういうことはしなさそうと、Xです。
坪井を恨む涼音
水泳部の顧問の坪井(神尾佑)は、水泳部を強豪校にした立役者。厳しすぎて辞めた部員も多いと言います。2年の夏まで水泳部だった涼音(福原遥)も、坪井に辞めさせられたのです。
思い出すだけでもへどが出ると涼音。中尾(三船海斗)との付き合いがバレて、部員の前で二人の写真をばらまいて「お前なんかいらない」と言われたのでした。
唯月(今田美桜)「それって好きだった教え子に男ができたから、手のひら返したってこと?最低じゃん。」
涼音「きっと澪奈のこともそういう目で見てたんだよ。でも脈なしだからフェイク動画で排除しようと。」
真壁と花恋は、証拠はない、澪奈は期待に応えていたと言いました。水泳部を辞めたくなかった涼音は、激怒して教室から出ていきました。
涼音の退部
トイレに駆け込んだ涼音。昔のことを思い返します。
澪奈は全国レベルで有名でしたが、涼音も地区で上位入賞と有望選手でした。澪奈に負けたくなかった涼音。坪井も熱心に指導し、タイムも澪奈にどんどん近づいていたのですが、胸の痛みを訴えて、部活を休み、中尾に付き添ってもらい病院へ行ったのです。
その翌日、坪井から練習をさぼってデートしていたと言われ、退部を命じられたのでした。
涼音の動画。坪井を糾弾
涼音の動画
そこへ、携帯を持っている美咲が入ってきました。一颯が携帯を取り上げた時に、袋を運ぶ手伝いを申し出て、こっそり抜き取ったのです。誰にも言わないでほしいと頼む美咲に、涼音は動画を撮らせました。
涼音「魁皇高校3年A組、元水泳部の水越涼音です。私は水泳部の顧問坪井先生に、執拗なセクハラとパワハラを受けました。私に付き合っている男性がいると分かった途端、水泳の練習にすら参加させてもらえず、退部に追い込まれました。きっと澪奈も同じ目に遭ったんだと思います。フェイク動画を作ったのは坪井先生に違いありません。」
その動画をMind Voiceに投稿するよう頼む涼音。ためらう美咲ですが、坪井が名乗り出なければ自分たちが殺される、ネットを使って追い詰めるしかない、と言います。フォロアーも増えると言われて、その気になる美咲。
犯人逮捕の先にある一颯の目的
その様子をモニターで見ている一颯とサクラ。サクラは夕食を取りに来たのです。
サクラ「止めなくていいんですか?それとも、坪井先生が犯人なんですか?先生はどこまで知ってるんですか?澪奈を自殺に追い込んだ人間を知ってるんですか?」
質問が多いので1つだけと言われてしまいました。
「じゃあ。先生の目的は犯人を捕まえることですか?」
一颯「俺の目的はその先にある。」
一颯の外した眼鏡をサクラはかけて、先生を信じていると言いました。
涼音の動画
7時50分
一颯が入ってきました。黒板を見て、生徒たちが犯人を坪井と予想したことに気づきました。
眼鏡を外した一颯は、涼音の動画がすごい反響だったと告げます。意味の分からない生徒たちに、一颯はその動画を再生しました。ネットでは、坪井先生のバッシングで溢れていると聞き、悪びれない涼音はいい気味と言いました。
涼音の退部の真相
坪井を糾弾する涼音
一颯の要請で、教師たちとネット電話で話すことになりました。教師同士は互いに疑心暗鬼となり、つかみ合いの喧嘩まで起きました。一人落ち着いた様子の武智を、不審げにみる五十嵐。あんな顧客リストの画像は何の証拠にもならないと武智は言います。
一颯から電話が来ました。
「皆さ~ん!お久しぶりです!景山澪奈のフェイク動画をベルムズに依頼をしたhunterさん!名乗り出てください!」
しかし誰も名乗り出ない様子に、これから教室を爆破すると告げました。止めようとする坪井に、生徒たちは坪井を疑っていると告げ、涼音に話をさせました。
坪井が犯人だと思い込んでいる涼音。自分を追い詰めたように澪奈も追い詰めた、一日練習を休んだだけなのに、と自分の話をしだす涼音。
「私が蓮と付き合ってることにムカついたんでしょ?自分になびかなかったから、私を切ったんでしょ?澪奈に対しても自分に気がない
って分かったから、私と同じように追い詰めた!違う?黙ってないで何とか言いなよ!」
涼音の退部の真相
校長は涼音の言葉を否定しました。校長に促されて真実を話す坪井。坪井は、涼音の努力を知っていましたが、それが涼音の体に負担をかけていたのです。涼音が練習を休んだ日、涼音の母親に頼まれて、坪井は病院へ一緒に行きました。
医者の話では、涼音は、運動誘発性の致死性不整脈。過度な練習により不整脈が誘発され、場合によっては死に至ります。ハードな運動は控えるようにと言われたのです。しかし、涼音の水泳にかける思いを知っている母親は、坪井に涼音の説得を頼んだのでした。普通の言い方ではだめだと思った坪井は、ああいう言い方をしたのです。
涼音「何それ。全部私のためだったっていうの?
坪井「でも結果的にそれがお前を苦しめていたんだな。本当に申し訳なかった。」
頭を下げる坪井。
泣いている涼音「ずるいよ。何で今更?そんなのないよ!」
たわいもない言葉一つで誰かを救い、命を奪える
取り返しのつかないことをやろうとした涼音
眼鏡をかけ、パソコンを閉じた一颯。涼音は、逆恨みして撮った動画をネットに流したことに愕然としますが、一颯は、美咲が動画を投稿する前に止めていました。安心して床に倒れこむ涼音。
しかし一颯は怒りを爆発させ、涼音を蹴りました。涼音がこの動画をネットに流そうとしたことに変わりはないのです。涼音の胸元を掴んで立ち上がらせ、押し続ける一颯。
「この動画が世間に広まったら、坪井先生がどんな目に遭ってたのか、よく考えたのか?なぁ!考えたのか!お前の不用意な発言で、身に覚えのない汚名を着せられ、本人が!家族が!友人が!傷つけられたかもしれないんだ。お前は取り返しのつかないことをやろうとしたんだなぁ!分かってんのか!?」
「本質から目を背けたらダメなんだよ!」
何もなかったのだからと、涼音をかばうクラスメート達。
中尾「そうだよ、涼音だって反省して。」
一颯が乱暴に離したので、涼音はドアに叩きつけられました。
「目を覚ませ!何がしょうがないんだよ、おい。何を反省してるんだよ!」
今度は中尾を押す一颯。
「お前ら、いいかげん目を覚ませよ。変わってくれよ!何がいけなかったのか、うわべだけで物事を見ないで、よく考えるんだよ!目の前の起こっているものをちゃんと目で受け止めて!頭にたたき込んで!胸に刻むんだよ!」
「お前ら、それをしないから、何回も何回も同じこと繰り返すんじゃねえのか?本質から目を背けたらダメなんだよ!」
たわいもない言葉一つで誰かを救い、命を奪える
再び涼音の元へ戻ってきました。
「なぁ?水越!聞いてんのか?お前に言ってんだぞ、おい!水越!おい!お前に言ってんだよ!ちゃんと頭にたたき込んだか?ちゃんと胸に刻んだか?お前たちはもう感情に任せて過ちを犯せる年じゃないんだよ。それが許される年じゃないんだよ!」
「考えて!考えて考えて!答えを出すんだよ!だからもっと。だからもっと!自分の言葉に!自分の行動に責任を持てよ。」
涼音を掴む一颯。「いいか?お前のたわいもない言葉ひとつで、誰かを救うことができるかもしれない。でもその一方で。傷つく誰かがいるかもしれないってことを忘れるな。お前の言葉ひとつで!簡単に命を奪えるってことを忘れるな!お前らも絶対忘れんなよ。」
「眼鏡を掛けてる時は信じろ。外した時は信じるな。」
目的を果たすためなら容赦しない一颯
再び、一颯は眼鏡を外しました。パソコンを持って教室の外に出ます。
「いや~!お待たせしました~!皆さんのおかげでいい授業ができました。けど約束は約束です。名乗り出なかった罰として教室を爆破します。」
一颯はドアにカギを掛けました。中では生徒たちがパニックになっています。
「言ったはずだぞ。目的を果たすためなら、容赦はしないって。」
カウントダウンする一颯。「8時まで、5、4、3、・・・」
「1。残念です。」
電話は切れました。
生徒の命より保身に走った教師たち
そして爆発音。外に出る教師たち。暗がりの中では煙が見えます。「そんな・・・」
一颯の声がスピーカーから聞こえます。「どうですか?生徒を殺めた気分は?」
しかし、一颯に促されてよく見ると、それは隣の教室、3年B組でした。
一颯「生徒は無事ですよ。よかったですね。でも生徒を見殺しにしてまで保身に走ったあなたたちを、世間の皆さんはどう思うでしょうか?」
SNSでは大騒ぎです。『生徒の命より保身かよ。』『くそ教師どもめwww』
一颯のヒント『信じる信じないゲーム』
教室でも生徒たちが安堵していました。「何だよ。驚かしやがって。」「先生、ひど過ぎる!」
サクラ「そんなことないよ。先生はちゃんとヒントくれてたよ。」
「これから信じる信じないゲームを始めよう~!」
「何ですか?それ。」
「眼鏡を掛けてる時は信じろ。外した時は信じるな。分かったか?」
サクラ「先生は本心じゃない時、全部眼鏡外してしゃべってたよ。」
ゲームが続いていたことに驚く生徒たち。サクラに、皆に教えるべきだったと文句を言いますが、サクラは、一颯の気持ちを汲み取ったのです。
「ごめん。先生は自分で気付いてほしかったのかなって。ちゃんと考えるってことを。うわべだけで物事を見ないように。本質から目を背けないように。」
Let’s think.
ガルムフェニックスの決めゼリフ「Let’s think」
瑠奈「あっ、思い出した。ガルムフェニックスの決めゼリフ。」
ガルムフェニックス「Let’s think.」
世界を敵に回して戦う正義のヒーロー
一颯が昔バイトをしていた撮影所を訪れた郡司(椎名桔平)と宮城(細田善彦)。美大生だった一颯は、ヒーローものの特撮作品のデザインを担当していたのですが、身体能力を見込まれて役者をするようになりました。
特撮会のレジェンド、ファイター田中の作品に、一颯は悪役として共演。作品には IVKI と名が出ていました。
田中「真面目なヤツでしたよ。アクションも演技も真摯に取り組んで。決して罪を犯すような人間じゃなかった。それこそ世界を敵に回してでも誰かのために戦う、正義のヒーローみたいに。」
一颯と文香の父・相良孝彦のつながり
この次の作品「ガルムフェニックス」では、一颯に主役を譲るつもりだった田中。しかし一颯がガンを発病し、田中が主役を続投したのでした。役者を諦めた一颯は、彼女の文香(土村芳)と同じ教職の道に進んだのです。文香は、撮影所の社長の娘。社長は、相良孝彦(矢島健一)でした。
郡司は、投稿されたフェイクの手足の写真を見せました。
郡司「これってこちらで作られたものか、分かりますか?」
相良孝彦が、この1か月で個人名義で造形物の発注、大量の火薬を仕入れたことが判明しました。
郡司「やっぱりそうか。柊一颯と相楽孝彦はつながってる。」
相良の投稿。澪奈の自殺の日の動画
動画をSNSに投稿する相良。
『今日は9月25日火曜日です』
澪奈と男性の後ろ姿。ビルに入っていき、しばらく後に、慌てて出てきたのは男性一人だけ。救急車が来ました。
追い詰められた武智
スピーカーからの一颯の声「さあ、いよいよ追い詰められましたよ。hunterさん!いや。武智大和先生。」
武智「え、俺?えっ?」
一颯「Let’s think.」
5話はこちらです。
3年A組5話 あらすじ感想 皆みっともない。それでいい、それがいい!
4話はこちらです。
3年A組 4話 あらすじ感想 甲斐の澪奈への嫉妬。「変わるなら今だ。お前のその手で道を切り拓け」
3話はこちらです。
3年A組 3話 あらすじ感想 一颯の協力者は五十嵐と、死んでなかった中尾?
2話はこちらです。
3年A組 2話 あらすじ感想 投稿者「やり逃げX」。教師が生徒にできること。
1話はこちらです。
3年A組 1話 あらすじ感想 エロとエモにボマイエ。隠されたもう一枚の絵
放送直前の見どころ&菅田将暉さん、永野芽郁さんたちのインタビューはこちらです。
感想
第1話から、蓮としか連呼してこなかった涼音ちゃんが、実は思いがけない頑張る人でしたね。かつては全国レベルの澪奈をライバル視し、闘志を燃やしていた涼音ちゃん。しかし、ある日、中尾君に付き添ってもらって部活を休んだことで退部に追い込まれてしまいました。
その時の坪井先生のやり方を今でも恨んでいる涼音ちゃん。澪奈ちゃんを陥れた犯人が教師だと知って、証拠もないのに、勝手に坪井が犯人と思い込み、これまた悪びれずに余計なことを投稿した美咲ちゃんの携帯を使って、動画を投稿させます。
結局は用意周到な一颯のおかげで、事なきを得たのですが、証拠もないのに、勝手に正義感を燃やして気軽に投稿する。これはかなり危険な行為ですよね。何気なく悪気も無くした行為で、人を救いもできるけど、人を破滅することも可能。今回の一颯先生の言葉はものすごく重かったです。女生徒にここまで暴力的になるかと驚きもしましたが、これも涼音ちゃんに、自分のしたことの重さを分かってほしいためですよね。
美咲がフェイクの手足の写真を投稿したのも、実は一颯先生は分かっていたのかな、とも思いますが、その後、携帯を回収したことを考えると、これは計算外だったのかもしれません。
ところで文香先生のお父さんの相良さん。まさかの撮影所の経営者、一颯先生の協力者だったんですね。そして、1話から一颯先生がずっと見続けてきた動画が、実は一颯先生が悪役で出ていたことが判明。そして一颯先生はもう少しでヒーロー役をやるところだった。1話からずっと言いつづた言葉「Let’s think.」は、一颯先生がやるはずだったヒーローの決めゼリフ。思っていた以上に大きな意味を持っていたのですね。
実現が叶わなかったヒーローの言葉を使い続けることで、今は現実世界のヒーローになり、世界を救っているのでしょうか。
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