3年A組 4話 あらすじ感想 甲斐の澪奈への嫉妬。「変わるなら今だ。お前のその手で道を切り拓け」
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3年A組 今から皆さんは、人質です
里見に澪奈の動画を撮らせた人物は甲斐。甲斐はあっさり白状しましたが、一颯は加工は素人のしたものではないことを見抜き、その裏の黒幕を教えることを要求。
所轄に戻された郡司は、無許可のガールズバー経営の喜志という男を取り調べます。この辺り一帯では、半グレ集団・ベルムズの許可が必要です。実は、甲斐の起こした傷害事件には澪奈が関わっていました。ベルムズのリーダー・Kが、澪奈を連れてくることを甲斐に要求。母親が事故で脊髄を損傷、夢だったダンスを諦めてバイト漬け、幼い弟妹のいる甲斐にはお金が必要でした。夢を諦めた甲斐は、夢を実現し続けている澪奈への嫉妬もあったのです。
そのリーダーの名を知りたい一颯ですが、家族に何をされるか分からないと甲斐は口を割りません。そこへ駈け込んで来たサクラ。早朝に階下から聞こえた声が気になり、隙を見て、美術室に侵入。そこでドア越しに中尾から話を聞いたのでした。
一颯を信じることにした甲斐は、リーダーの名、アジトを告げ、それを電話越しに聞いていた郡司は、リーダーを逮捕しました。そのリーダーの持っているものと同じペンダントを握りしめる唯月。
里見達が皆生きていることを知った生徒たちに、真実を話そうとした矢先。背中の痛みを訴えて、一颯は倒れてしまいました。
課題・黒幕は誰か?
事件の真相
事件前、
朝の職員室で、何かを熱心に見ている一颯(菅田将暉)を、同僚の瑞樹(堀田茜)が何度も呼びました。「体操、始まりますよ。」
大量の段ボール箱を台車で運ぶ一颯に、華(富田望生)が体当たり。箱が崩れて、中から人の手の模型など今回の事件に使っているものが見えます。手伝おうとするサクラ(永野芽郁)に教室に入るように促す一颯。
倒れた中尾(三船海斗)の制服の下に何かを入れる一颯。そこをナイフで突き刺すとフェイクの血が出てきました。
一颯が美術準備室に引きずってきた中尾。スプレーをかけると、目を覚ましかけた中尾が再び意識を失います。
翌朝、目を覚ました中尾。一颯がパンとジュースを渡しました。
甲斐(片寄涼太)達が、中尾の死を疑って美術室にやってきたとき、段ボール箱からフェイクの手を取り出して、それを甲斐達の目の前に投げつけました。
内通者の生徒から一颯に連絡。『郡司(椎名桔平)という刑事が接触を図ってきました。』
ログインした一颯は郡司からのメッセージを読みます。
『君に頼みがある。我々に協力してくれないか?』
「分かりました」と返す一颯。
一颯「今から呼ぶ5人は、隣の美術室に来い!それ以外の者は教室から出るな。出たら命の保証はない!」
5人に目隠しをさせる一颯。そして中尾を入れました。
一颯「堀部、結城。立て。そして、お互い手をつなげ。ついて来い。」
中尾が隠し戸から5人を階下に連れていき、スプレーをすると5人は気を失いました。その間に、一颯は、フェイクの手足をあちこちにばらまいて、美術室を爆破。
目覚めた里見(鈴木仁)は、中尾に気づきました。他の4人も起こします。
サクラの里見達の生存説
3月4日
早朝、階下から里見の声が聞こえたというサクラ(永野芽郁)。香帆(川栄李奈)と逢沢(萩原利久)にそれを報告しますが、それで里見達の生存を証明するのは難しいと言われます。
香帆は、澪奈(上白石萌歌)の真相を知りたいと言うから、これまでのことは水に流して付き合っているだけ、仲直りしたわけではないと言いますが、サクラは、世間ではそれを仲直りと言うと言いました。
臭いで嫌がらせを受ける華
華に離れるようにとうるさい愛華(日比美恵)。汗をかくので臭いと言うのです。涼音(福原遥)も同意します。そこへ須永(古川毅)が、風呂に入ってないのは皆同じ、お前らも十分臭い、と言いました。
華は、須永が必死に自分のことをかばった、100%自分に惚れてる、と嬉しそうです。「今まで甲斐軍団に埋もれてたけど。悪くないかも。」
「何で上から?」
課題。甲斐の後ろにいる黒幕
一颯が教室に入ってきて、授業が始まりました。今日の課題は、誰が里見に動画を撮らせたのかを見つけ出すこと。その犯人がすべての元凶ならば、生徒たちは自由になれます。
一颯「さぁ、われこそはと思う人。はい、手挙げて!」
甲斐「俺だよ。俺が里見に動画を撮らせた。」
驚きの目で甲斐を見つめるクラスメイト達。里見が澪奈に振られたと聞いて、話を持ち掛けたのです。DVDを香帆の鞄にいれたのも甲斐。騙される方が悪いと甲斐。解放するようにと要求しますが、一颯は、動画の加工をした人物を知りたがりました。加工は精巧に行われており、素人には無理です。一颯は黒幕を尋ねました。「それとも、何か教えられない事情でもあるのかな?」
答えない甲斐に、夜の8時まで待つと言う一颯。それまでにすべてが明らかにならなければ、更に10人が犠牲になる。
「甲斐。お前がどんな選択をするのか楽しみだよ!Let’s think.」
半グレ集団・ベルムズ
ガールズバー経営者の喜志正臣を取り調べ
郡司は、一颯の思惑通り、捜査から外れて所轄へ戻りました。一颯は郡司には別の角度からこの事件に切り込んでもらう必要があるのだと言います。そろそろ第一部の完結と一颯。
郡司と宮城は、男を取り調べ中です。喜志正臣28歳。無許可でガールズバーをやっている男です。しかしこのあたりでは、ベルムズと言う半グレ集団の息がかかっていないと商売できません。しらを切る男。
携帯を取りに着た文香がベルムズに反応
文香が警察に郡司を訪ねてきました。自分の携帯を取りに来たのです。
文香「一颯が立てこもってるのは、私のせいかもしれません。」
慌てて追いかけてきた孝彦(矢島健一)。携帯を貸したのは、文香には関わらないということが条件だったと、文香を連れ帰ろうとします。そこへ現れた宮城。
宮城「やっぱ喜志は、ベルムズとは関係なさそうですね。」
ベルムズと言う言葉に反応する文香。
ベルムズについての動画
動画を見ている一颯。
文香「教師失格だよね。何でこんなことになったんだろう。」
一颯の声「これは証言の記録として撮ってるから、いろいろ質問するけど。まず初めに犯人に心当たりは?」
文香「ない。でも1つ。ベルムズって知ってる?」
音声を早送りします。
半グレ集団とは、暴力団とは異なり10代、20代を中心とした不良グループで、裏社会を跋扈している。
ナレーション音声「中でも東京でその名をとどろかせているのが、ベルムズという半グレ集団だ。Kというベールに包まれたリーダーが大勢の若者を束ねて、大胆かつ周到な手口で勢力を広げている。」
インタビューに答える若者。「ベルムズはヤバい。殺しもやるって話だし。」「Kの正体は謎だよ。警察もお手上げ状態だって。」「っていうかベルムズの存在自体が都市伝説だから。」
特撮の動画
悪者を倒したスーパーヒーロー。「変わるなら今だ!お前のその手で道を切り拓け!」
一颯に話す澪奈
澪奈「甲斐君が起こした事件あったでしょ?ほら、警察沙汰になった。あの現場に実は私もいたの。誰にも言ってなかったんだけど。あの時は怖かったな。」
甲斐の起こした傷害事件
澪奈を助けた甲斐
甲斐が起こした傷害事件について話すサクラと香帆。逢沢。その事件には澪奈も関わっていました。不良グループにさらわれそうになった澪奈を甲斐が助けてくれ、澪奈は甲斐に感謝していると、一颯に語っていたのです。
サクラは、教室の後ろの方にいる甲斐に近づきました。
「その節は、澪奈を助けてくれてありがとうございました!前に澪奈がさらわれそうになってるところを助けてくれたんでしょ?澪奈があなたのことを恩人だって。」
澪奈を助けようとした甲斐が、澪奈を陥れる動画を作るわけがない、何か事情があったのだと思うサクラ。自分でよければ相談に乗るし、協力もすると言うサクラですが、甲斐は何も知らないくせにクビ突っ込むな、と立ち去ろうとしました。
「だったら話してよ!何も知らないからみんなどうすることもできないし。話してくれればきっと分かることもあると思うから。」
甲斐は立ち止まって聞いていましたが、外へ出ていってしまいました。
未来と華がサクラの味方に。円陣を組む4人。
それを見て文句をいう唯月と愛華。これで甲斐がだんまりを決め込んで10人死んだらサクラのせいだと言うのです。そこへ、未来(搗宮姫奈)と華が、サクラの援護をしました。何もしていない唯月達よりも、サクラの方がこの状況を何とかしようと頑張っていると言うのです。
華と未来は、二人をハブったと謝りました。香帆が、自分のしたことを反省したうえで、澪奈の無念を晴らそうとしているのなら協力すると言ってくれました。
そこで早速だけど、と話したいことがあるサクラ。廊下に連れ出して円陣を組みます。「いいから、いいから。こういうの大事だから。」
「おう!」と小さく声を出す4人。それをじっと見ている唯月。
甲斐の家の事情。生徒が困っていたら手を差し伸べる
学校に、人質になっている兄の代わりに家に来てくれるという先生を探してやってきた甲斐の兄と妹。瑞希と坪井が甲斐の家を訪ねました。母の道代は、1年ほど前に交通事故に巻き込まれて脊髄を損傷。父親は亡くなっています。母の事故以来、甲斐は夢だったダンスを諦めて、家計を支えるためにアルバイトの掛け持ち、家族の世話をしていました。
学校に戻り、甲斐の家庭の事情を校長の市村(ベンガル)に報告する瑞希と坪井。できることがそれほどない、そっとしておくしかないという教師たちですが、市村は、お節介と言われようが、生徒が困っていたら手を差し伸べることが大切だと言いました。
甲斐の暴力事件の真相「お互い背負っているものは軽くない」
甲斐は、昔のダンス仲間の仁科が、澪奈のことについて尋ねてきたことを思い返していました。自分の先輩が澪奈のファン、何とか会わせてあげたい、20万を払うと言われたのです。
澪奈を夜の廃屋に連れてきた甲斐。会って握手するだけ、サクラのことも奴隷呼ばわりをやめる、そう言って、澪奈を説得したのです。そこへ、車でやってきた仁科たち。澪奈を連れ去ろうとします。仁科はベルムズのメンバー、先輩というのは、ベルムズのKでした。甲斐は、そばに会った金属棒をつかみ、澪奈を逃がし、自分は仁科たちと応戦したのです。
その様子を思い起こしている甲斐に、一颯が声をかけました。「何たそがれてんだよ。」
甲斐が、幼い弟と妹が家にいることは知っています。担任だから家庭の事情は把握しているという一颯。突然、背中に痛みを覚えて、苦しみだします。
「お互い背負ってるものは軽くないみたいだな。」
夢を諦めた甲斐
自分のために闘う一颯
SNS『警察も何やってるんだよwww』『今日は内通者から連絡ないな』『柊にバレて抹殺されたとか』
『柊の狙いは、景山澪奈を陥れた人間を暴くこと とある魁皇生』
『内通者生きてたーーー!』『新規情報もキターーー』『景山澪奈って自殺した水泳選手?』『めちゃくちゃ可愛かったの覚えてる』
相良文香から一颯に電話がきました。また刑事だと思って無視する一颯。しかし留守電に入っていたのは文香の声でした。
「文香です。久しぶり。ニュース見ました。もしかして私のためにこんなことしてるのかなって。もしそうならやめて。お願い。あなたを苦しめたくないの。」
一颯「俺のためだよ。俺自身のために闘ってるんだ。」
一颯 vs 甲斐
もうすぐ8時。全て自分がやったと言う甲斐を信じず苛立つクラスメイト達。力づくで言わせる、と喧嘩が始まった時、一颯が教室に入ってきました。
一颯「楽しそうだねぇ!俺はここで高みの見物をしてればいいのか?」
甲斐は、一颯に相手になるようにと提案しました。一颯が勝ったらすべて吐くと言います。しかし甲斐が勝ったら全員釈放。戦歴から見ると、勝算はありませんが、一颯の調子の悪いことを甲斐は見抜ていました。「今のお前ならサルでも勝てる。」
一颯は受けて立ちました。
YURIBAというバーに来ている郡司達。そこへ一颯から着信が。郡司が電話に出ると、教室の様子が聞こえてきます。
一颯「お前に勝ってフェイク動画の黒幕を暴いてやる。甲斐!」
一颯「攻撃のリズムがいいねぇ。さすがダンス経験者。」
一颯に向かっていく甲斐。しかしその度、一颯に殴られ、蹴られます。
甲斐が起こした傷害事件は、もともと金に困っていた甲斐が、澪奈を使って金を稼ごうとしたことがきっかけ。脊髄を損傷した母親は介護生活を余儀なくされ、甲斐はダンスをやめ、働かなくてはならなくなった。知らなかったクラスメイト達はざわつきます。
一人で抱え込んだ甲斐の嫉妬
背中の痛みを堪えて、応戦を続ける一颯。金に目がくらんで、澪奈を陥れるような動画を撮らせておきながら、土壇場で急に怖気づいて澪奈を守った甲斐。
一颯「目の前でさらわれるのは気が引けるが、他人がアップした動画なら構わないと思ったか?」
夢を諦めなくてはならなかった甲斐は、澪奈がうらやましかったのです。
「あいつは何のしがらみもなく好きなことばっかやって!なのに俺は何もかも我慢して!何で俺だけこんな目に遭わなきゃなんねえんだよ!」
一颯に馬乗りになって殴り続ける甲斐。一颯は、甲斐を殴りつけ、甲斐は吹っ飛びました。
「いつまでそうやって被害者ぶってるつもりだ。お前がダンスをやめなきゃいけなくなったのは、家族のせいじゃない。お前が何もしなかったからだ。お前が抱いた悩みや苦しみを誰かにぶつけたか?仲間にクラスメートに教師に!どうしてもダンスがやりたい、誰か助けてくれって、お前はすがったか?」
「あらがえ!もがいてつかめ!」
そんなことするわけがないと言う甲斐に、石倉が怒鳴りました。「ふざけんじゃねえよ。お前のそういうとこがむかつくんだよ。」
自分が始めたダンスを、あっという間に甲斐に追い越された、甲斐なら世界を目指せるのではと思っていたらいきなり止めた。こんな理由かと怒り出しました。金は工面できなくても、弟たちの面倒くらいは自分たちも手伝える、力になれたはずだと言うのです。「俺たち仲間じゃ、ダチじゃなかったのかよ!」
もう遅いと泣き出す甲斐。その髪を一颯がつかんで、顔を上げさせました。
一颯「甘えてんじゃねえぞ。お前は景山の人生を狂わせた1人なんだよ。遅いなんて言わせない。景山のためにも真実を明かして、明日と闘え。あらがえ!もがいてつかめ!生きてるお前にはそれができるんだよ。」
変わるなら今だ。お前のその手で道を切り拓け
生きていた中尾達。「先生を信じてほしい」
しかし、動画の加工者を明かさない甲斐。フェイク動画の出所をばらしたら、家族がどんな目に遭うか分からないと言います。
一颯「俺が何とかする。だから俺を信じろ。」
甲斐「人殺しを信じろっていうのか。」
足音がしてサクラが駆け込んできました。「信じてもいいと思う。先生はきっと誰も殺してない。」
早朝、下から聞こえた声が気になり、香帆たちに協力してもらって隙を見て、美術室を見てきたのです。しかし準備室のドアノブを触ると電流が通っていたので、服越しにつかもうとしたその時。中から中尾がやめるように、と止めたのでした。他の皆も無事だと教えてもらったのです。
サクラ「中尾君が言ってた。先生は、私たちのためにこんなことしてるんだって。だから先生を信じてほしいって。」
ベルムズのリーダー・K
しかし、一人の教師が対応できる問題じゃないと甲斐。
一颯「相手は、ベルムズなんだろ。ベルムズのKに景山の弱みになる動画を撮るよう言われたんだろ?お前はKの正体を知ってる。」
ベルムズのリーダー・Kの正体は一部の人間しか知りません。
一颯「甲斐。お前は独りじゃない。俺が必ず何とかする!」
必死に訴える一颯。甲斐の目をじっと見つめます。
その目を見ていた甲斐。「喜志だ。ベルムズのリーダーは、喜志正臣って男だ。」
居場所は、中央町のYURIBA というガールズバー、事務所はその奥です。
一颯は甲斐に感謝して、肩をポンと叩きました。「よく話してくれた。ここからは大人の仕事だ。聞こえましたか?」
郡司「ああ。どこまでがお前が描いた絵だ?まさかガールズバーの一件で、喜志を引っ張らせたのもお前のタレコミじゃねえだろうな?」
一颯は今はそれは重要ではない、警察もベルムズのアジトを捜していたことを一颯は知っていました。
郡司「ナメたまねしやがって。」
警察が喜志を拘束
YURIBAの奥に入っていく郡司と宮城と喜志。シルバーの板の両脇にある電源を、喜志の顔を見ながら押す郡司。そのドアが開いて、中には別のバーがあり、人がいました。一人ですべての人間を倒した郡司。最後まで抵抗した喜志も逮捕しました。
電話で様子をうかがっていた一颯。
「甲斐。警察が喜志を拘束した。お前もお前の家族も心配ない。」
それを聞いて顔をゆがめている唯月。
甲斐の家族に関しては、佐久間(バッファロー吾郎A)の実家が介護施設を経営しているので、甲斐の母親の面倒も見てくれます。
笑顔を見せる一颯。「変わるなら今だ。お前のその手で道を切り拓け。俺が好きなヒーローのセリフだ。」
甲斐「何だよ、それ。」
床に座り込んでいる甲斐に、石倉と須永が肩を貸しました。「情けねえな。」
甲斐「サンキュ。」
喜志と同じペンダントを持っている唯月
茫然としている唯月。喜志と同じペンダントを持っています。「正臣が。」
里見達の居場所を知りたがるクラスメイト達。
一颯「分かった。全てを打ち明けよう。里見たちは・・・」
しかし一颯は倒れこんでしまいました。
「先生?」「先生。」「先生?」「先生!」
3話はこちらです。
3年A組 3話 あらすじ感想 一颯の協力者は五十嵐と、死んでなかった中尾?
2話はこちらです。
3年A組 2話 あらすじ感想 投稿者「やり逃げX」。教師が生徒にできること。
1話はこちらです。
3年A組 1話 あらすじ感想 エロとエモにボマイエ。隠されたもう一枚の絵
放送直前の見どころ&菅田将暉さん、永野芽郁さんたちのインタビューはこちらです。
感想
夢を諦めざるを得なかったものと、夢をかなえるもの。永遠のテーマなのですが、夢に向かって頑張っている人が、周りの嫉妬で人生を狂わされるのは見ていても心地よいものではありません。
ある意味、澪奈ちゃんと言う人も孤高の存在だったようですが、それ故に、妙な連中を引き付けてしまっている気もします。その頑張り、苦しさ、辛さを、もっと周りと分かち合っていたら。親友だったはずのさくらちゃんも知らないことが、毎週ボロボロと出てきますね。
一人で抱え込んで、加害者になってしまった人は甲斐君でした。ダンスで世界を目指していたのに、母の事故で夢が断たれた。全てを抱え込んだ嫉妬が、澪奈ちゃんを直撃しましたが、これも、一言言ってみたら助けがあちこちから降ってきましたね。
一颯先生の背中の痛みは何なのでしょうか?背中の痛みを堪えつつ、まだ甲斐君を蹴とばし、投げ飛ばせる一颯先生。すさまじい強さですね。
中尾君が生きていることが判明。そして一颯先生の一連の行動を理解していることも。他にも五十嵐さんとか理解者、協力者がいるので、一颯先生の取っている行動にはまっとうな理由がありそうですね。
ところで、今回出てきた半ぐれ集団ベルムズ。文香先生が関わっていた事件だったんですね。文香先生の心が壊れ、教職をやめることになってしまった事件につながっているようです。そして、そのリーダーの喜志と同じペンダントを握りしめる唯月ちゃん。次は、唯月ちゃんに焦点が当たりそうですが、最終回はまだまだ先。全ての黒幕は果たしていったい誰なんでしょうか?
ところで最初は一人だったさくらちゃん。奴隷などとバカにされていましたが、毎週、熱い言葉を語るさくらちゃん。周りに少しずつ人が増えていっています。今回は円陣まで組めました。ここに、真壁君と逢沢君も入っても良かったのではと思います。
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