まんぷく137話 あらすじネタバレ 100円は高すぎる!普通のラーメンにはない具材を!
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最終更新日:2019/03/14
第24週 134~139話
発泡スチロールの刺激臭問題、スープのダマ問題は解決しました。
試作品を福子たちに食べてもらったところ、味は満足なのですが、100円は高すぎるとの意見。具材を入れることになりました。
『まんぷく 下』ノベライズを基に加筆しました。
Contents
課題の解決
アメリカ製の発泡スチロールに刺激臭がない理由
深夜に、萬平(長谷川博己)は源(西村元貴)を叩き起こしました。寝ぼけ眼の源の肩をゆすぶって、アメリカ製の発泡スチロール容器に刺激臭がない理由を調べろと言うのです。アメリカから、発泡スチロールの容器を船便で輸入するのには時間がかかります。その所要日数と船内での保管状況を調べろと、萬平は言うのです。
福子(安藤サクラ)は、夜中の2時ですよ、と言いました。萬平は、今日中に調べろと言って、福子にも寝るようにと言って、寝室に戻っていきました。
発泡スチロールの刺激臭が消えた!
数日後、あれほど悩まされた発泡スチロール容器の刺激臭が取れていることに驚いている開発チームと真一(大谷亮平)。
神部(瀬戸康史)は、アメリカ製の発泡スチロール容器に刺激臭がないのは、最初からないのではなく、日本への輸送期間中に臭いが取れるのだと説明しました。船会社に聞いたところ、船便で日本に着くまで10日。発泡スチロールはブリキの容器に入れて運ばれ、太陽熱でコンテナ内の温度は約50度まで上がることが分かったのです。
これにヒントを得て、まんぷくヌードルの容器の試作品をブリキ缶に入れて一晩熱すると、刺激臭は消えていました。容器成型の最終工程に除臭室を作って熱風を吹き込むことにしました。
「すごいやないか。誰が思いついたんや?」
それに対して、源が「親父、やなくて社長です。」と答えました。萬平が寝ているあいだに閃いたのだというと、本当に24時間仕事をしていると、感心されました。
スープのダマ問題も解決!
一方、もう一つの課題、粉末スープのダマも、久坂たちが考え抜いた末、解決していました。顆粒状にすることでダマにならずにきれいに溶けることが分かったのです。
「よくやった、みんな。本当によくやった!」
ようやく課題の解決。皆は安心して笑顔になりました。
まんぷくヌードルの具材探し
100円は高すぎる!
萬平と源は、まんぷくヌードルの試作品を用意して、福子、鈴(松坂慶子)、幸(小川紗良)に食べてもらいました。
薄くて軽いのに湯を入れても熱くならないカップ、香り高く味わい深いスープ、麺のおいしさと食感、まんぷくラーメンとは違う味。鈴の箸は止まりませんでした。
「せやろ。一から開発したんや。」
「ラーメンじゃなくて、ヌードルですから。」
萬平も源も得意げです。
100円は高すぎる!もうひと工夫、ふた工夫を!
まだ蓋を考えなくてはいけませんが、それがクリアできれば、商品化です。
しかし、その時、福子が100円は高すぎると主張し、具材を入れるなどの工夫が必要だと提案しました。まんぷくラーメンを作った時に、鈴がネギもシナチクもチャーシューもないと文句を言ったことを思い出します。
鈴「そう、お湯をかけるだけで元に戻る、ネギやシナチクやチャーシューが入っていないと!」
が、言った本人は覚えていません。お湯で戻るチャーシューなんてあるわけがないと言うのです。
福子「とにかく100円の値段を付けたら、主婦や学生は買いません。もうひと工夫、ふた工夫しないと。」
萬平が怒り出すのではないかと福子たちは思いましたが、逆でした。萬平は考えていたのです。
まんぷくラーメンはヌードル!
そして更なる課題が開発チームに与えられました。
「まんぷくヌードルはラーメンじゃない。ヌードルだ。普通のラーメンには入っていない食材を具にするんだ。」
お湯をかけて3分で戻せる具など、見当もつきません。しかし、探せば必ずある、と萬平は言い切りました。
失敗したら会社がつぶれる!
岡(中尾明慶)と森本(毎熊克哉)も具を入れるという話を聞いて顔をしかめます。具を入れると、製造行程がさらに複雑になる、原価も上がってしまいます。神部は具のことで頭がいっぱいです。
その様子を見て、岡と森本は、失敗したら会社がつぶれると心配になりました。
幸ちゃんの結婚はまだまだ先!
世良情報・レオナルドの恋人
パーラー白薔薇
世良(桐谷健太)が、萬平から連絡がない、音沙汰なしと言います。カップ麺の開発が暗礁に乗り上げ、合わす顔がないのだと、世良は勝手な話をします。
しのぶ(牧瀬里穂)「せやけど、昨日幸ちゃんが来て言うてましたよ。家で試食させてもらった。おいしかった!って。」
幸ちゃんで思い出した、と世良。ダビンチ君を見たと言うのです。
「女と歩いとった。」
慌ててカウンターから出てきたアキラ(加藤雅也)「ウーマンと?」
世良「ウーマンや。金髪のきれいな姉ちゃんや。しかも、ごっつい腕絡ませて。あれはどう見ても恋人や。」
恋人と聞いて驚くしのぶとアキラ。
「いくらアメリカ人でも、友達であれはないわ。」
しのぶとアキラは、嬉しそうだった幸の様子を思い返して、絶対レオナルドに惚れてると断言しました。世良が見たというだけではな、とアキラ。
世良「なんや。僕の情報を疑ってるのか。世良情報を!」
いまいち信ぴょう性がないと、しのぶもアキラも笑って仕事に戻りました。
「ほな、なんて言ったら信じるんや。世良・・・インフォメーションか!」
幸ちゃんの結婚はまだまだ先!
幸の英語のテスト、A+、100点満点です。幸がレオのおかげと笑顔になるのを、鈴は、あのヒッピーと悲し気になります。アルバイトに行くという幸。でも鈴は、幸のことが心配で仕方ありません。
「幸ちゃんは大きな会社の勤め人と・・」
「そんなことまだ言わなくていい!幸ちゃんの結婚はまだまだ先!」
「どうしてみんな、私の話を聞こうとしないのよ!」
悩む人々
名言から学ぶ名木君
「『恋は影法師。いくら追っても逃げていく。こちらが逃げれば追ってきて、こちらが追えば逃げていく。シェイクスピア』『たった一人の女を深く愛することは、1000人の女を知るよりも・・・』」
アトリエで、延々とスケッチブックに書いた偉人たちの名言を読み上げる名木。
「僕は女の人と交際したことがありません。恋愛経験もないのに、芸術家やなんて・・・」
忠彦「僕はそういうことを言うたんやない。」
名木「せやからと言うて、恋人がすぐにできるわけがありません。そしたら、学ぶしかないんです。偉人たちが遺した名言を学んで、恋愛を語ることが!」
忠彦「それが画家としての肥やしになるとは・・・」
名木「『人は恋愛を語ることであって、恋愛をするようになる パスカル』」
忠彦「頭でっかちになったらダメやぞ!」
無責任な克子
一人庭で、スケッチブックに描いた名言を読んでいる名木。
忠彦は、居間に行って、弟子の育て方を聞いてみますが、克子もタカも、黙って絵の描くところを見てろって言え、勝手に学べ、とテレビを見ながら提案します。
大介「いや、名木君は無理や!」
忠彦「そんなことしたら、自分を相手にしてもらわへんって、また泣き出すぞ!」
恋愛なんか関係ない、君はそのままの君でいいと、提案する克子にタカ。
大介「そしたら自分には何もないって泣き出すやろ?」
忠彦「そして泣き出すんや。」
大介「面倒な奴っちゃなあ。」
弟子を取ったのは克子の提案でしたが、克子は覚えていません。
忠彦「なんや、その無責任な態度は!」
具材を悩む萬平と源
お湯をかけて3分で戻る具。山積みの本を前に、源はため息をつきました。
萬平もため息をつきます。「洋風で高級感のある具材・・・」
幸の恋の行方
福子も一人家で、幸を心配していました。
幸は、レオナルドと撮った写真を見て、嬉しそうにしています。
レオナルドの噂など何も知らない幸、二人の恋の行方はどうなってしまうのでしょう?
続きます。まんぷく138話 あらすじネタバレ 絶対に作ってやるという執念が、画期的な商品を作る。
24週はこちらです。まんぷく第24週 あらすじネタバレ 幸の恋。萬平の執念に圧倒される源。
振り返りはこちらから。まんぷく136話 あらすじネタバレ アメリカ製の発泡スチロールに刺激臭がない理由
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ
感想
容器の刺激臭、スープのダマ問題が解決。さっそく試作品を福ちゃんたちに食べてもらったところ、味も食感も大好評。蓋を何とかすれば商品化と言うその時、福ちゃんが100円が高すぎると指摘しました。ここまでできたのだから、100円という値段を下げればいいと思うんですけど、これは凡人の発想でしょうか。考えてみればまんぷくラーメンの時も、萬平さんは完璧主義。何度も何度も福ちゃんが完成と思うのを、萬平さんはまだまだ、と言っていましたね。本当に普通の人では相手が務まりません。
ようやく開発がひと段落と思って一息ついていた開発チーム。まだまだ甘かったですね・・・
放送後の感想
まんぷくヌードルの各課題が解決。ようやく試食となりました。福ちゃんたちもおいしさは認めるものの、100円には難色を示します。そして思い浮かべた鈴さんのことば。お湯でも戻るチャーシューにシナチク。言った本人も覚えていないことばを思い出した福ちゃん。
このうえ、更に具の開発。ようやく肩の荷を下ろした気分でいた開発チームにとってあまりにも重すぎる課題でした・・・
そして、大学生の幸ちゃんの結婚をものすごく気にする鈴さん。福ちゃんは自分が第1週、第1話で言った言葉で対抗しましたね!「幸ちゃんの結婚はまだまだ先!」
一つ分かったこと。忠彦さんは優しすぎるんですね。普通、絵を学びに来た弟子が、師匠の言うことも聞かずに、偉人たちの名言を延々と読む行為など許されませんよね。名木さんもそんなこと、家ですればいいのに・・・
弟子をとったのは、克子さんのアイデアのようですが、克子さんもタカちゃんも目はテレビにくぎ付けです。一人だけ真剣に相手になってくれるのは11歳の大介君。忠彦さん、なんだかお先真っ暗ですね・・・
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