まんぷく134話 あらすじネタバレ 容器は発泡スチロールで!幸のハグの謎。
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最終更新日:2019/03/11
第24週 134~139話
まんぷくヌードルの容器を悩む萬平たち。福子は発泡スチロールを提案しました。一度考えてボツになっていた案ですが、改めて調べると硬質の発泡スチロールがあることが判明。源が試作品を作ると、萬平は納得しました。
一方、外国人の友達に送られ帰宅した幸。幸が抱きしめられているところを鈴が見かけ、大騒ぎします。
『まんぷく 下』ノベライズを基に加筆しました。
Contents
まんぷくヌードルの容器は発泡スチロール
難航する容器素材
まんぷくヌードルの容器の素材を決めかねて、家でも悩む萬平(長谷川博己)と源(西村元貴)。保存容器で、調理器具で、食器。軽くて丈夫でコストがかからない素材でなくてはいけません。神部(瀬戸康史)と共に容器担当の源は、まだこれという素材を見つけていませんでした。
パーラー白薔薇
福子(安藤サクラ)は、源が仕事に熱心になったことを報告し、嬉しそうにしています。アキラ(加藤雅也)は、仕事はいい結果につながれば、やる気が出てくると言います。まんぷくヌードルが出来ればもっとたくましくなると言うハナ(呉城久美)。
しかし、敏子(松井玲奈)は、せっかちな萬平を心配しています。源が迷っている間に、自分がやる、と言い出しかねないのです。
アキラ「そうやなあ。僕みたいにどうやったら楽できるかなあ、なんて考えられる人やないもんな。」
しのぶ(牧瀬里穂)に、あんたは特別と言われてしまい、「アイムソーリーや」と手を交差させて言うアキラ。
福子の提案、発泡スチロール
福子は、買い物に行った際、鮮魚店の「トロ箱」と呼ばれる発泡スチロールのケースに目を留めました。持ってみると、その軽さに驚きました。職場にいる源に電話をかけて、カップの素材に発泡スチロールを提案してみました。しかし、発泡スチロールでは、丼にするにはもろすぎると、すでに結論が出ていました。
硬い発泡スチロールを発見
電話を切ったあと、源は、改めて発泡スチロールについて考えてみました。軽くて耐熱性が高い、安価というところまでは条件を満たしています。源はもう少し発泡スチロールについて調べてみることにしました。
いろいろな業者に問い合わせてみると、ビーズが細かく詰まった硬い発泡スチロールがあることが分かりました。源は、それを使ってカップを手作りしてみました。
源と神部が、その試作品を見せると、萬平も納得しました。しかし、厚さが1cmもあるので、それを、2、3mmにすること、強度を保つためにビーズの粒子をもっと細かくして密にすることと萬平は指示しました。まんぷくヌードル用の全く新しい発泡スチロール容器を作るのです。
想像以上に画期的な商品
自分が商品を作るのだという気概
研究室の調理スペースでは、スープ担当の西野、麺のサンプルを作り終えた久坂と戸塚洋子が、萬平と話していました。萬平の作ったスープを着味エキスにするのは無理、麺に吹き付けてお湯で戻しても同じ味にはなりません。
粉末スープを西野たちは提案しました。エキスにして麺に着味するものと、粉末スープに分けると言うのです。粉末にすると、煮込まずにお湯をかけるだけで完全に溶ける必要があります。
「あの味を再現するためには、それしかないと思います。」
自分がやればすぐ解決すると、萬平には分かっていましたが、作って見せると気合を見せる3人に任せることにしました。
真一(大谷亮平)に、西野たちは、萬平の考えとは違う提案をした、相当勇気が必要だったはずと言われました。本当なら萬平は全部自分でやりたいところなのですが、その気持ちを押さえて社員たちに任せようとしている、真一にはお見通しでした。
「まんぷく食品は、昔とは違います。社員全員、自分たちが商品を作るんだという気持ちになってもらわないと。」
「おっしゃる通りです!社長!」
今までとは全く違う仕事になるまんぷくヌードル
屋台で飲む真一と岡(中尾明慶)と森本(毎熊克哉)。家に食事の用意があるらしい二人。真一は、さっそく本題に入りました。営業部と製造部の長の二人に、まんぷくヌードルについて意見を聞いてみたかったのです。
森本は、製造部として、製造ラインの作り方を気にしますが、それは新工場を建てることになる、と真一は答えました。岡は、100円という高値を、営業として気にしています。
「そこはもう社長を信じるしかない。萬平君が画期的な商品になると言っている。それはおそらく僕らの想像以上に画期的なもんなんや。」
製造部の仕事も営業部の仕事も、今までとは全く違うものになると思った方がいいと、真一は言いました。
世の中の荒波を渡っていけない名木
名木の中にあるものをぶつければいい
忠彦(要 潤)は、美大を出ている名木に、これ以上、自分から技術を学ぶ必要はないと伝えました。
「大事なことは君が何を描きたいかや。何をキャンバスにぶつけたいかや!」
忠彦が、名木くらいの年頃だったころ、鳥の色彩に見せられていた、戦争で目をやられた後は、絶望したものの、描きたいという衝動を抑えられなかった。
「最初は魚、次に美人画、そして、今は・・・」
周りを見回す二人。
「その時、その時の思いでええんや。名木君。君の中にあるものをぶつければ、ええんや!」
居間からその二人を見ている克子(松下奈緒)にタカ(岸井ゆきの)。忠彦は、何としても名木を一人前にしたいのです。
大介「あの兄ちゃんかて、髪切ってまで覚悟決めたんやからなあ。期待に応えな!」
戦争をうらやましがる名木に忠彦が激怒
描きたい気持ちはあるのですが、ボンボン育ちで、学生運動にも乗り遅れた名木。人生に強烈な体験がないのだと言います。
「戦争に行った先生がうらやましい。僕も行きたかった!」
忠彦が、あほなことを言うな、と怒鳴りつけると、名木はまた泣いて帰ってしまいました。
アトリエに来た克子たち。忠彦はまだ怒っています。克子たちは、口々に、弟子だから理解しないと育てられないと言います。
大介「難しいなあ。あんな泣き癖やったら、世の中の荒波を渡っていかれへんで。」
どういう育て方をやっているんだ、と、タカは忠彦に文句を言われました。
幸の外国人の友達・レオナルド
源から、カップの素材が決まった、母さんのおかげと礼を言われた福子は、嬉しくてたまりません。まだ課題は山積みだけど、源が仕事を楽しんでいるのです。
玄関のドアが開いて、鈴(松坂慶子)は、幸かと思って出迎えましたが、それは萬平でした。源はまだ仕事中、仕事が楽しくなってきたのだと、福子と話しながら萬平は居間に入りました。一人残った鈴の耳に、外から、幸の「ありがとう」という声が聞こえてきました。
その日、レオナルドに家まで送ってもらった幸。別れ際に、レオナルドは幸を抱きしめたのです。鈴はその様子を見て、驚き、慌てて口を押えました。
続きます。まんぷく135話 あらすじネタバレ 幸のハグは挨拶?納得できない鈴。
24週はこちらです。まんぷく第24週 あらすじネタバレ 幸の恋。萬平の執念に圧倒される源。
振り返りはこちらから。まんぷく133話 あらすじネタバレ 1つで3役。画期的なまんぷくヌードルを一緒に作る!
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ
感想
まんぷくラーメンとはまた違った新たな商品。カップの素材選びが難航します。家でも悩む萬平さんと源ちゃんを見かねて、福ちゃんもあれこれ考えました。そして、鮮魚店で見かけた発泡スチロール。一度はボツになったアイデアですが、調べると硬質の発泡スチロールがあることが判明しました。今回も福ちゃんはアイデアの宝庫ですね!
そして大学生になった幸ちゃん。大阪万博で友達になった外国人を何人か家に呼んでいましたが、その中の一人、レオナルドが鈴は気になるようです。外国人からの単なる友達としてのハグなのか、それとも恋人として抱きしめられたのか、福ちゃんたちが悶々とする日が続きます。
放送後の感想
本当なら自分で全部やりたいところを一生懸命見守ることにした萬平さん。源も含め、若手社員たちは、少しずつ自分で何とかしようと試行錯誤を始めます。対して、忠彦さんのところの名木さんは、かなり頼りないですね。戦争体験のある人に、戦争に行きたかった、なんて絶対言ってはいけないことばでした。普段おだやかな忠彦さんでも、かなり手こずっているようです。この名木さん。いつか成長してくれるのでしょうか?
幸ちゃんが可愛くて仕方のない様子の鈴さん。幸かと思って出迎えると萬平さん。なんだかつまらなさそうな顔になって、外から幸の声が聞こえると、パッと顔が晴れやかになりました。そこで見たものは、幸とレオナルドのハグ。口を押える鈴さんが可愛かったです!でも、鈴さん、もう80近くです。驚くのも無理はないですね。
ところで、アキラさんのあの十字の手の動き、なんですか?もしかしてウルトラマンでしょうか?しのぶさんが、トレイでブロックしてたところを見るとそうなのかな、と思うんですけど、なんで「アイムソーリー」でウルトラマンなんですか????それとも、まるで別のもの?
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