まんぷく130話 あらすじネタバレ 萬平のベロメーターでスープ開発
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最終更新日:2019/03/06
第23週 128~133話
先ずは容器の選定、そして、萬平は福子と自宅でスープづくりに励みました。萬平が完成させたスープのおいしさに、目を丸くする開発チーム。しかし開発チームの方は作業が難航していました。
『まんぷく 下』ノベライズを基に加筆しました。
Contents
立花家の台所を占領してスープ開発
お昼は出前で
鈴(松坂慶子)との約束を破って、その日の午前中には、具材を買い込んだ萬平(長谷川博己)は、立花家の台所を占領していました。福子(安藤サクラ)が味見係です。萬平が作ったものはビーフコンソメ、これを日本人の舌に合うように改良していくのです。
鈴が、スープ作りは会社で、と文句を言ってみましたが、萬平は気にする様子はありません。行き帰りの時間がもったいないと言うのです。
「ずっとここに居座るの?お昼ご飯はどうするのよ?」
出前を取ればいい、萬平は平然として答えました。
萬平の執念
味を見てる福子。ちょっと辛すぎると言うと、最初からやり直しになりました。
笑顔の福子「これを源に見せたかった!萬平さんの執念いうか、納得いくまで何べんもやり直すところです。源にもここでスープ作りを手伝わせたらええのに。」
しかし、源を特別扱いしないと萬平。自分からやりたがれば別だと言います。
「そしたら、最初っから作り直しましょう!」
源は、萬平の開発に無関心
萬平が台所を離れないので、立花家は夕食も出前になりました。
親子丼の蓋を取りながら、源は、家では仕事をしないと鈴と約束したのにと言います。しかし、福子は、萬平は思い込んだら一直線、周りが見えなくなるのだと言いました。まんぷくラーメンの時もそうだったと言うのですが、源は覚えていません。
福子は、萬平の仕事を何年かぶりに手伝えることを、心から楽しんでいました。福子は、源に、萬平が新しいものを作ろうとしている様子を見せたかったのですが、源には関心はありません。仕事は会社で、と言われてしまいました。
ベロメーター
スープの味は社長の舌が決める
「スープの味は、社長の舌が決める。」
神部(瀬戸康史)は、立花萬平だけが持つ味覚の基準を『ベロメーター』と呼んでいました。萬平と福子は、家でずっとスープづくりに熱中していると皆に告げる源(西村元貴)。仲間に入れてもらえないのかと言われて、家でも仕事なんて、と源は嫌がりました。
商品開発チームは、ラーメンの入る容器の大きさ、形、材質の選定に取り掛かりました。形は丼型ということで全員の意見が一致、そこにラーメン1杯分、約300ccが入ります。
未知の商品開発。材質を含め、サンプル作りから始めるしかありません。
「とにかくいろいろ作ってみよう。社長はせっかちやから、のんびりしてられへんぞ。」
「失敗する。絶対失敗するで。」
容器に入った麺を開発中と聞き、世良(桐谷健太)は渋い顔です。丼はどこの家にでもある、と言うのです。
真一「萬平君は、ただ単に新しい味のラーメンを作るだけではなく、見た目からして、消費者がええ!と思うような商品を作りたいんや。」
世良「せやから容器に入っただけの、どこが画期的や?僕は、びっくりするくらいおいしいものを作ってくれたらええんや。」
真一「見た目は大事です!」
森本「今までの袋めんとは全然違うんです。」
それは萬平の思い込み、社長の暴走を止めるのが専務の仕事だと世良は言います。
森本「無理です。」
岡「止められません。」
真一「立花萬平いう男は、一度決めたら、何が何でもやりとげる。世良さんもようわかってるでしょう!」
世良「失敗する、絶対失敗するで。」
カラスをカボスに変えた名木
忠彦の肩を揉んでいる名木。名木は、自分の絵を見てほしいと忠彦に頼みました。
「カオスとエロスをカボスで表現してみました。」
しかし、忠彦の絵に激似です。
「はい、先生の絵は、カオスとエロスをカラスで表現したのだと僕は解釈しました。そこからイマジネーションを・・・」
真似するなとは言わないものの、名木がやったことは、カラスをカボスに変えただけ、それはダメだと忠彦。すると、名木は泣きながら飛び出して行ってしまいました。
泣いたと聞いて、やっぱり女だという大介。女みたいな恰好はヒッピーだとタカ(岸井ゆきの)。すると、大介の教育上良くないと、克子は慌てました。
忠彦「あれはあれでええんや。若者の文化を否定したらあかん。結局は、名木君、本人の問題や。」
スープの完成。容器はまだ
皆が絶賛するスープの完成
一週間後、萬平は完成したビーフコンソメと醤油味のスープを会社に持ってきました。源は、出勤前に、そのスープを絶賛する福子と鈴を見ていましたが、味見をしたのは会社に来てからです。これを萬平が、自分の味覚だけを頼りに作ったのかと驚きました。試食をした開発チームの皆も、そのおいしさに目を丸くし、声を失いました。
萬平が差し出した紙には、原材料がびっしりと書き込まれています。
スープを煮込んでエキスを作り、同時進行で新しい麺を開発するつもりだった萬平ですが、開発チームは、容器の選定がまだです。
「容器はどうなった?サンプルはできたのか?」
「まだです。」
「何をやってるんだ。仕事をさぼってるのか、君たちは!」
萬平は、開発チームを急かしました。スープエキスと麺、容器、3つの班に分けて開発を進めるように、と萬平は神部に命令しました。
源にとって、それは見たことのない父・萬平の姿でした。
本当においしかったスープ
台所を拭きながら、暇になってしもうたと、つぶやく福子。この間のスープが気に入った鈴が、もっと欲しがります。しかし、萬平がスープは会社に全部持って行ってしまいました。
スープが本当においしかったという鈴。台所を1週間占用されたことに文句を言った鈴が、目の前に突き出されたスープを飲んだ途端に怒っていたことを忘れてしまったほどでした。
福子「そしたらもう絶対おいしいラーメンできるわ!美味しくって新しいラーメンが!」
そしたら、萬平さん応援してね、と福子は鈴に頼みました。
鈴「応援します!」
よっしゃ!と笑顔で見つめあう二人。
続きます。まんぷく131話 あらすじネタバレ 命名カップ麺『まんぷくヌードル』
第23週はこちらから。まんぷく第23週 あらすじネタバレ まんぷくヌードル開発!源と天才・萬平
振り返りはこちらから。まんぷく129話 あらすじネタバレ 社運をかけた挑戦。容器入りラーメン
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ
感想
また新たな発明に挑む萬平さん。また、自宅で福ちゃんと開発に励むようです。今度は、お金の心配も無いので、思う存分、時間をかけてこだわることができますね!完璧主義の萬平さんにハラハラするかもしれないけれど、福ちゃんのことを心配することはもうなさそうです。
道頓堀の母のお告げ通り、大器晩成でした!それでも鈴さんはまだ、あれこれ文句を言うのでしょうが。でも松坂慶子さんが演じる鈴さんは、文句を言っても可愛らしいので、イイですね!私はすっかり鈴さんのファンになってしまいました。
一度火が着いたら作業に没頭する萬平さん。還暦を過ぎてもその傾向に変わりはないようです。でも、それについていける人はそうはいなさそうですね。萬平さんは二種類のスープを仕上げましたが、その間に開発チームは作業が進んでいなかった様子。ダネイホンの時と同じですね。
天才と凡人の差は、そのエネルギー量、集中力にあるのかもしれません。
放送後の感想
克子さんがあれだけ若いのだから、年下設定の福ちゃんはもっと若々しくていいのにと思うのですが・・・
萬平さんはスープづくりに熱中します。鈴さんとの約束なんて、当たり前のように破られてしまいました。一人、萬平さんの手伝いを楽しむ福ちゃんに、毎日出前を喜ぶ幸ちゃん。渋い顔は鈴さんだけです。源ちゃんは無関心。
その怒っている鈴さんに味見といってスープを突き出す萬平さんに福ちゃん。怒っていたのが、途端に笑顔になった鈴さん。かわいかったですね!最後に、もっとほしくて、きれいになった台所をうろうろ探して、もっとおねだりするのも可愛かったです!
仕事にやる気が入らず淡々としていた源ちゃんですが、皆が驚く味のスープを、萬平さんと福ちゃんが自分の家の台所で作り出したと聞いて、驚いた様子。源ちゃんが、萬平さんのこだわりの仕事ぶりに無関心なのを残念がってた福ちゃんですが、これで、少し源ちゃんは目覚めてくれるのでしょうか?でも、二代目って大変ですね!
名木さんの絵、私は忠彦さんよりも色使いが素敵かな、と思ったのですが、やはりあそこまで真似してはいけないんですね。ヒッピーを嫌がる克子さんに、若者文化を否定しない忠彦さんが素敵でした。やはりそういうところは芸術家なんですね。
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