まんぷく129話 あらすじネタバレ 社運をかけた挑戦。容器入りラーメン

公開日: : 最終更新日:2019/03/05 第23週 128~133話

福子のアメリカの思い出話から思いついた容器入りのラーメン。新たに開発チームが作られ、その中には源もいました。

 

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第23週 新商品!?

「まんぷく 下」ノベライズ版を基に加筆しました。

Contents

発明家の萬平を源に見せたい

仕事の大変さと楽しさ

源(西村元貴)にも、何かを発明するときの萬平(長谷川博己)を見せたいのだと、福子(安藤サクラ)は言いました。家族総出で、苦労してまんぷくラーメンを作ったことを、源はうろ覚えなのです。覚えてるのは、ラーメンのかけらをつまみ食いしたことくらい。源に、仕事の大変さと楽しさを教えてやってほしい、福子は、そう頼みました。

萬平はしばらく考え込んでいましたが、即席ラーメンの国内販売はもう頭打ち、輸出も伸び悩んでいると口にしました。

販路を海外に求めているのか、そう思った福子の頭に、アメリカへ視察旅行に出かけた思い出がよみがえりました。いきなり笑い出した福子は、その話を萬平にします。

 

アメリカでの思い出話

2年前、萬平と世良(桐谷健太)はアメリカにもまんぷくラーメンの市場を開拓しようとしており、福子も渡米に同行しました。ロサンゼルスのスーパーマーケットでバイヤーたちにまんぷくラーメンの試食を頼んだのですが、アメリカには箸も丼もありません。まんぷくラーメンはお湯と丼と箸があれば、とアピールしたところ、アメリカ人バイヤーは、紙コップを取り出して、まんぷくラーメンを割り入れてお湯を注ぎ、フォークを使って食べ始めたのです。

「アメリカには丼と箸がないって、そんな簡単なことに気づかないなんて・・世良さんがそんな食べ方は安っぽく見えるって言ってたのが、おかしかった!」

福子の思い出話を聞いて、萬平がひらめきました。

「お前はすごいなあ。すごいよ、福子!」

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画期的な商品・容器入りラーメン

容器入りラーメンの開発

翌日の会議で、萬平は、容器入りのラーメンの開発を発表しました。今まで出してきた新商品は、味を変えただけ、粉スープを別にしただけのまんぷくカレーラーメン、まんぷくスパゲッティ。

まんぷくラーメンをそのまま容器に入れて売るのではなく、麺もスープも新しいものを作って、お湯を注ぐだけで食べられる、かつてない商品を作るのです。

最初から容器に入っていれば、丼の必要もありません。しかし、このアイデアに関心を示すものは一人もいませんでした。

 

社運をかけた挑戦に新商品開発チーム

「神部(瀬戸康史)君。商品開発部の若手を集めて、新商品開発チームを作ってくれ。これは社運をかけた挑戦だからな。」

今まで作り続けてきた即席ラーメンのイメージを捨てるのは難しい。既成概念にとらわれない柔軟な発想が必要と思い、若手に任せることにしたのです。

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香田忠彦画伯。吉乃と岡と森本

吉乃は岡と結婚。岡と森本は仲良し

香田家

岡と結婚した吉乃は、万博に3回も行ってきました。岡と森本が一緒に行こうと勝手に決めてしまったので、家族ぐるみで一緒に行ったのでした。写真を見て、岡と森本は相変わらず仲がいいと言いあいます。

 

忠彦の弟子・名木

忠彦の弟子・名木純矢がやってきました。美大を出ている名木は、臨時講師だった忠彦に憧れて弟子入りしたのでした。

鈴「私は嫌い。あんな男だか女だか分からない格好をして。」

アトリエで、新しい忠彦の絵を見る名木。

「カラスで、カオスとエロスが表現されてるんだと思います。」

その感想に戸惑う忠彦ですが、どんな風に取ってもらっても構わない、いろんな解釈があった方がうれしいと、言いました。

 

香田忠彦画伯は売れっ子

忠彦の絵は、パーラー白薔薇にも飾ってあります。香田忠彦画伯は今や売れっ子や、とアキラが言います。何が描いてあるのか分からないアキラたちですが、それが芸術と言うものと言います。

この間来たお客はあの絵を30万で欲しがりました。それを聞いた途端、世良のその絵を見る目が変わり、自分も1枚欲しがります。福子か、萬平を通じて頼もうとしますが、アキラにまんぷく食品は今大変なんだから、と止められてしまいました。まんぷくラーメンに代わる新商品が出来ないと、新聞にも書かれていたのです。

世良も、だから萬平に、まんぷくラーメンの時のような世の中が腰を抜かすような、画期的な商品を開発するように、と発破をかけたと言います。そんなものが簡単にできるわけがないと言うアキラですが、世良は、慌ただしく立ち去ろうとします。

しのぶ「490万円です。」

世良「ほな、500万円や。釣りは要らんで。何ちゅう太っ腹な男や。僕は。」

相変わらず、と呆れるしのぶとアキラ。

 

新たな商品開発

源を育てたい神部

神部は、開発チームにまず源を選びました。源はまだ新入社員でしたが、将来まんぷく食品を担わなくてはいけません。入社したものの、じつは今の源にがっかりしている神部。将来、社長としてふさわしい人物に成長するように、神部はそう願ったのです。

神部はこのことを福子にも正直に伝え、社長に気を使って源を選んだわけではないと言いました。福子は、神部に礼を言って、源に、萬平が本気で何かを作っている姿を見せるように、と頼みました。

 

若手の開発チーム

大学で食用油を研究していた西野、生物科学の久坂、農学部出身の戸塚。そして、源の4人が、神部が選んだ開発チームでした。萬平も、源と同様、なぜ源が選ばれたのか分かりませんが、神部が、新入社員が一人いたほうがいい、早く戦力になってもらいたい、と言うのに、萬平はうなずきました。

4人に、割ったまんぷくラーメンが入った紙コップを見せる萬平。神部から概要を聞いているとはいえ、4人は当惑してそのカップを見つめました。中に入る麺も新しいものを開発することになりました。

「あえて言えば、ラーメンでなくってもいいくらいだ。とにかく今まで世の中のどこにもなかった画期的な商品を作るんだ。既成概念は捨てろ。今までの常識に囚われるな!」

君たちならできる、と萬平は期待を込めて、4人の一人一人の顔を見つめました。

 

「うちをラーメンだらけにしないで」

福子から、新たな新商品開発の話を聞いた鈴は不満顔です。萬平はもう60、また、まんぷくラーメンのようなことをやるのかと言うのです。しかし、萬平も福子も、鈴の反対意見を意に介しません。

鈴は矛先を源に変えてみましたが、源には、父親を止める気は皆無です。ため息をついた鈴は、萬平に向かって言いました。

「うちに仕事を持ち帰らないでよ。もう会社があるんやから、まんぷくラーメンの時みたいに、うちをラーメンだらけにしないで。」

「分かってますよ。」

同時に丼を傾け、スープを飲む萬平と源。二人が一緒になり新しいものを作る、福子はわくわくして、二人を見つめました。

 

続きます。まんぷく130話 あらすじネタバレ 萬平のベロメーターでスープ開発

第23週はこちらから。まんぷく第23週 あらすじネタバレ まんぷくヌードル開発!源と天才・萬平

 

振り返りはこちらから。まんぷく128話 あらすじネタバレ 源がまんぷく食品に入社。画期的な商品を!

まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧

まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ

 

感想

新たな商品開発。ヒントになったのが、福ちゃんが、萬平と世良と共にアメリカに行った時の話です。その話から、新しい商品を閃いた萬平さん。還暦を超えてもなお、福ちゃんは最高のパートナーですね。

新たな発想。容器入りのラーメンです。福子のアメリカの思い出話から思いついたとのこと。海外で丼がないと、大きめのマグカップでラーメンを食べたことがありますが、これは、もしかして萬平さんが発明したカップ麺を知っているからこそ思いついたことなのかもしれませんね。

 

放送後の感想

福ちゃんのアメリカの思い出話から始まった商品開発。紙コップに入った割れたまんぷくラーメンを見ても、果たして萬平が考えるものがどのようなものなのか、それほど画期的なものなのか、誰にも分かっていません。

集められた若手の4人。不安な顔をしていたのは源ちゃんだけではありませんでしたね。一体これから何を作ろうとしているのか、分かっているのは萬平さんだけなのかもしれません。

吉乃ちゃんは岡さんと結婚しました。でも、相変わらず岡さんと森本さんは仲良し。こんな友達いいですね!

忠彦さんはすっかり売れっ子となり、パーラー白薔薇にも絵が飾られるほどです。その絵をバカにしたような目で見ていた世良さんが、値段を聞いて途端に褒めだし、1枚欲しがりました。手に入れたらさっさと高値で売ってしまうのでしょうか?

萬平さんの新たな商品開発を聞いて、新たな発明、とワクワクしている福ちゃんに、うんざりした顔の鈴さん。萬平さんを褒めたたえていたのは、つい先週のことです。(物語の上では20年くらい経っていますが。)やっぱり、鈴さんは、萬平さんの冒険には拒否感を示すんですね!でもいつも通り、誰も鈴さんの意見は聞いてくれないのでしょう・・・

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