まんぷく128話 あらすじネタバレ 源がまんぷく食品に入社。画期的な商品を!
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最終更新日:2019/03/04
第23週 128~133話
昭和45(1970)年5月。まんぷくラーメンの成功から11年が過ぎて、まんぷく食品は自社ビルを持つ企業に成長していました。
即席ラーメンの市場は飽和状態。まんぷくラーメンを超える商品ができていないことを危惧した萬平は、新たな商品開発に取り組むことになりました。
「まんぷく 下」ノベライズ版を基に加筆しました。
Contents
源はまんぷく食品の社員、幸は大学生に
源はまんぷく食品の社員に
昭和45(1970)年5月。まんぷくラーメンの成功から11年が過ぎた頃、大阪では万国博覧会が開催され、入場者は1500万人を超えました。
還暦を迎えた萬平(長谷川博己)は、なおも、精力的に仕事に取り組んでいました。福子(安藤サクラ)は、鈴(松坂慶子)と共に家事、源(西村元貴)はまんぷく食品に入社、幸(小川紗良)は大学生になっていました。
まんぷく食品は順調に成長。数年前には東京、大阪両証券取引所の第二部に株式上場を果たしていました。自社ビルを持つ企業となり、真一(大谷亮平)が専務、神部(瀬戸康史)は商品開発部部長、岡(中尾明慶)は営業部部長、森本(毎熊克哉)は製造部部長になっていました。
同業他社の倒産
朝食に、いつものまんぷくラーメンをすする萬平と源。まんぷくラーメンには悪いものは入っていないということを証明する義務があると、萬平は毎朝ラーメンを食べるのです。まんぷく食品に入社した源にも押し付けていました。
以前から資金繰りが悪化していた同業他社の倒産したという記事を、萬平たちはしきりに気にしました。うちは大丈夫なのかと心配する鈴に、大丈夫に決まってるとのんきな声を出すのは源。萬平がそうも言い切れないと言うのに、慌てる鈴。福子は慢心をするなと言うことだと笑いました。
そこへ、流行のファッションに身を包んだ幸が現れました。派手なズボン、と鈴が顔をしかめますが、パンタロンと幸は気にしていません。幸が自分でアルバイトをしたお金で買ったのです。
萬平と源は、バスで出勤していきました。
画期的な商品開発
致命的な弱点
幹部会議の席
日本即席ラーメン工業協会に所属する会社は350社を超え、即席ラーメンの需要は年間36億食に上り、市場はすでに飽和状態です。開発能力のない会社がつぶれていくのは当然のことだと、萬平は指摘しました。
致命的な弱点は、まんぷくラーメンを超える商品ができていないこと。遺産で食いつないでいるのも同じです。萬平は厳しい声で、画期的な商品を開発することを決断、会社一丸となってアイデアを出し続けることを命じました。
会議を終えた神部は、源を呼び止めて30分後に、商品開発部全員で会議、と伝えました。社長の息子の源によく言えるな、と感心する岡と森本。萬平に特別扱いはしないように、と言われているのでした。
ふてぶてしい大介
香田家では、タカが克子に、何でも他人事と、神部のことを文句言っています。タカは、大介のことで、学校から3回も呼び出されています。しかし、神部は気にする様子がありません。
1度目は、口喧嘩で、女の子を3人も泣かせた。2回目は、言葉の上げ足を取って、女の先生を泣かせた、3度目は、校長室のソファで昼寝をしていた。
ふてぶてしいどころやない、もっと子供らしくしてほしい、と嘆くタカ。
克子は、タカに同情するのですが、神部に家のことを話しても仕方がないと言いました。
「旦那様は外で働き、家は奥さんが守る。」
忠彦は違う、と言うタカですが、ウチは特別、と克子は言いました。
忠彦の弟子・名木
忠彦はカラスの絵を描くことにし、下書きをしています。それを見ている髪の長い弟子の名木に、忠彦は昔はよく鳥の絵を描いていたのだと教えました。
まだまだやれる萬平
源がまんぷく食品に入社した理由
パーラー白薔薇で、福子は、敏子とハナとおしゃべりに花を咲かせていました。紅茶をそろそろ還暦のしのぶ(牧瀬里穂)が出してくれます。アキラ(加藤雅也)は10年ほど年上です。
大阪万博の話をしていたと思ったら、いきなり源がまんぷく食品に入社した話になりました。
学生運動に身を入れていた源でしたが、4回生になったら、友達が皆、就職活動を初めてしまったのです。就職浪人は嫌だから、とまんぷく食品に入れてほしいと萬平に頼んだのでした。萬平は来るもの拒まずで、入社を許可したのです。
「まんぷく食品は危ない」
まんぷく食品の社長室には、商品開発のためのキッチンがあります。そこで、アメリカから帰国したばかりの世良に自ら茶を入れる萬平。ブロードウェイのミュージカルの話をしてくれますが、実は世良にも題名やストーリーも分からなかったのでした。
世良は突然警告をしました。
「立花君、僕らは25年前、一緒にラーメン食うて以来の親友や。親友やから言わせてもらうけどな、このままやったらまんぷく食品は危ないぞ。」
まんぷくラーメンのような画期的な商品を開発する必要があると言うのです。
「もう一花、咲かせてみろ。立花君。」
自身も幹部社員に新たな商品開発を命じたとはいえ、萬平にはまだ新しい商品のイメージは沸いていません。藁を掴むようなことはこのことだ、と萬平は不安を感じていました。
世の中のみんながびっくりする発明
就寝前に、互いの腰や肩のマッサージをするのが、福子と萬平の習慣です。マッサージをしながら、昼間、世良(桐谷健太)にハッパをかけられたことを福子に話しました。
引退してもおかしくない年という萬平に、画期的な商品を考えてみたらどうか、と福子は勧めました。萬平はこういう時こそ力を発揮する、世の中のみんながびっくりして、ぱあっと笑顔になるものを発明するのだと、福子はそう言うのです。
「ほんまは引退なんて考えてもいないんでしょう?まだまだやれると思ってるんでしょう?私の旦那様はそういう人です。」
「お前にはかなわないな。」
続きます。まんぷく129話 あらすじネタバレ 社運をかけた挑戦。容器入りラーメン
第23週はこちらから。まんぷく第23週 あらすじネタバレ まんぷくヌードル開発!源と天才・萬平
振り返りはこちらから。まんぷく127話 あらすじネタバレ 日本即席ラーメン工業協会発足。萬平は会長に
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ
感想
まんぷくラーメンの成功から11年も立ち、源ちゃんはすっかり成長して、まんぷく食品に入社、幸ちゃんも大学生となりました。まんぷく食品は順調に成長しましたが、市場は飽和状態です。
ミュージカルを楽しむおしゃれな世良社長に、社長室にキッチンのある萬平さん。同じ社長でも随分違うんですね。その世良さんから、警告がもたらされました。このままでは、まんぷく食品は危ない。新聞記事では同業他社の倒産していることからも、危機感を募らせる萬平さん。新たな商品開発を急がなくてはいけませんが、まだまだどのようなものになるのか、イメージが沸いていません。
放送後の感想
萬平さんは60歳。福ちゃんは50歳。男性は相応に年を取っていますが、女性陣はお若いですよねえ!しのぶさんなんて絶対60には見えません!神部さんが妙にお若く見えました。あまり福ちゃんと年は変わらなかったと思うのですが。
でも、若い!と思った女性のなかでも、福ちゃんは話し方とか、年をとった感じが見受けられましたね。克子さんよりも年上に見えるくらいかもしれません。
源ちゃんと幸ちゃんの大きくなった姿が描かれました。鈴さんがすっかりお年を召していましたね!
まんぷくラーメンができて11年。市場は飽和状態で新たな開発をすることになります。萬平さんは、世良さんにもう一花咲かせろと、言われ、福ちゃんには、まだまだやれると思ってるんでしょうと言われ、やはり、この二人は、萬平さんをささえる嫁だなあ、と思いました。萬平さんも一応もう60とは言ってみるものの、本当はやりたくて仕方がない様子。二人の嫁に応援され、すっかりその気になってしまった萬平さんでした。
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