まんぷく127話 あらすじネタバレ 日本即席ラーメン工業協会発足。萬平は会長に
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最終更新日:2019/03/02
第22週 122~127話
世良の橋渡しで、萬平は、元食糧庁長官の衆議院議員・土井垣と会うことになりました。安全でおいしい即席ラーメンが広く認知されること、食生活に浸透し役に立つこと、萬平はそのために特許の開放を決断したことを伝えます。土井垣の後押しで、日本足即席ラーメン工業協会が発足、萬平は初代会長となりました。
まんぷく下ノベライズを基に加筆しました。
Contents
折りを見て告白しなさい
髪を撫でつけた岡(中尾明慶)と森本(毎熊克哉)が、香田家へ挨拶にやってきました。
忠彦(要 潤)も、克子(松下奈緒)も、吉乃(深川麻衣)のことが好きなのかとあからさまに尋ねました。
忠彦「吉乃は僕たちの大事な娘や。子供のころから、素直で明るくて、今はこんなきれいな娘に育ってくれた。」
克子「この人は親ばかで言うてるんやない。」
親ばかや、とタカ(岸井ゆきの)は、隣の神部(瀬戸康史)にささやきました。
岡と森本が、吉乃は美人、かわいいと褒めると、忠彦は、美人だから近づこうとしているのか、その程度の気持ちかと怒鳴りました。克子に、吉乃はどうなのだと言われて、吉乃は、二人ともいい人だと答えました。
神部は、今日二人にあって悪い奴ではないと分かった、だったら二人にもチャンスをやって、あとは成り行きに任せて、と言います。吉乃も、ちゃんと考えていい人を選びます、と言いました。
忠彦「分かった。それやったら折りを見て、吉乃に告白しなさい。」
素直に礼を言う岡と森本ですが、神部とタカは、もう告白してると秘かに突っ込みました。
協会を設立する
衆議院議員・土井垣と面会
5日後、東京へ行った世良(桐谷健太)から電話がありました。世良は、萬平(長谷川博己)のために、元食糧庁長官の衆議院議員・土井垣隆三(奥田瑛二)と約束を取り付けました。
「もう約束は取り付けた。これは僕にしか出来へん仕事や。立花君。我ながらこの行動力には・・・」
しかし、萬平は、福子(安藤サクラ)たちに東京へ行くと伝えていて、世良の自画自賛は聞いていませんでした。
萬平は翌朝一番の列車で大阪を発ち、夕方には東京に着きました。指定された高級料亭で、萬平と世良は土井垣を待ちました。東京商工会で会った都議会議員から紹介されたので、世良も土井垣には面識がありません。緊張して土井垣を待つ二人。
委員会が長引いたと遅れて現れた銀髪の紳士は、気さくな人物でした。食事に舌鼓を打つ土井垣ですが、緊張のため萬平も世良も箸があまり進まない様子を見て、大体は秘書から聞いているが、と本題に入ることにしました。
粗悪品を世の中からなくしたい
まず、世良が、まんぷくラーメンという画期的な商品について、そして開発者は隣にいる萬平と説明しました。萬平は売り上げは好調であるものの、多くの類似商品が出回っていること、中には、食べた人の健康を害しかねない粗悪品もある現状を説明します。
そこで、製造特許を開放して、チキンスープエキスの製造法、麺の作り方、油の温度、揚げ時間、すべてをどこの会社でも使えることにしたことを告げました。
興味を持って聞いている土井垣に、世良が、目先の利益だけを考えて粗悪品で満足し、ライセンス契約を結ぼうとする会社が皆無であること、力のある人の力がどうしても必要だと説明します。
萬平と世良は座布団から降りて、力を貸してほしいと、深く頭を下げました。
安全でおいしく、便利な即席ラーメンを広めたい
一見、利益を度外視して、消費者のことを考えて運動しているように見えるものの、粗悪品がなくなることで、最終的にまんぷく食品が利益を得ることになる、と土井垣は指摘しました。土井垣の言うとおり、と言いつつも、萬平は、自社の利益が最優先ではないと答えました。
「即席ラーメンという新しい商品が安全でおいしい食品であると、お客様に認知していただくこと。日本人の食生活に即席ラーメンが浸透し、その便利さが多くの人々の助けになることを、私は望んでいるのでございます。」
協会の設立
萬平の考えを面白がる土井垣。即席ラーメンの業界を形にするべきだと、協会の設立を提案しました。入会することが即席ラーメンの製造販売の条件とする、入会すれば、まんぷくラーメンの製造特許を無償で使用できる、ということにすれば、粗悪品は世の中からなくなります。
無償ということは、まんぷく食品の利益にはなりません。世良は反論しようとしましたが、萬平はこの提案を受け入れました。土井垣は何度か頷いて、協会の設立を食糧庁に掛け合ってくれると約束してくれました。食糧庁が決定すれば、業者も従わざるを得ないのです。
「君の考えていることに間違いはない。」
初対面の萬平たちにここまでよくしてくれる土井垣。実は土井垣自身もまんぷくラーメンが大好きだったのです。笑顔になる萬平。
「あれは旨い。そして便利だ。選挙演説の合間にすぐ食える。」
萬平は感動して、礼を言って頭を下げました。
協会の会長には、萬平が就任するように、と言われました。
日本即席ラーメン工業協会の発足。萬平は会長に
会長就任。理事長時代の家に戻る
一か月後、土井垣の後押しで「日本即席ラーメン工業協会」が発足。萬平は会長となりました。
そして立花家は、萬平がかつて信用組合の理事長だったころに住んでいた懐かしい家に、戻ることになりました。福子たちが引っ越したあとに、あの家を購入した人が東京に引っ越すことになったのでした。福子は、鈴(松坂慶子)に、そのことを報告しました。
「萬平さんは、私の想像をはるかに超えたすごい人やった」
福子の顔をしみじみと眺める鈴。福子の旦那様は大したものだと言いました。信用組合の理事長を辞め一文無しとなり、いきなりラーメンを作ると言った時は、もう終わりだと思っていたのに、お湯をかけるだけで3分でできるラーメン、それを本当に作ってしまい、今は日本中の人が喜んで食べている。
「あんたの萬平さんは偉い。私の想像をはるかに超えた、すごい人やった。」
鈴はもうすぐ70、萬平は50、福子も40です。このまま穏やかな余生を送りたいと鈴は言います。
「これからだろ?」
その言葉を聞いた萬平は、穏やかな余生かと苦笑しました。鈴がようやく萬平を認めてくれた、福子は心から嬉しく思いました。
「でも僕はまだ50だ。これからだろ?福子。」
福子もまた、萬平はこれで終わる人ではないと確信していました。
続きます。まんぷく128話 あらすじネタバレ 源がまんぷく食品に入社。画期的な商品を!
第23週に続きます。まんぷく第23週 あらすじネタバレ まんぷくヌードル開発!源と天才・萬平
振り返りはこちらから。まんぷく126話 あらすじネタバレ まんぷくラーメンの特許の開放を決意!
22週はこちらから。まんぷく第22週 あらすじネタバレ 類似品を防ぐため特許を開放。日本即席ラーメン工業協会の発足
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ
感想
粗悪品を世の中からなくすために、衆議院議員の土井垣の後押しで、萬平さんは即席ラーメンの協会を設立しました。初代会長には萬平さんです。そして、会員は、まんぷくラーメンの製造特許を無償使用なので、まんぷく食品の利益にはなりません。しかし、先を考えると、まんぷくラーメンには利益になるとの長期的な見方です。世良さんは反対のようですが、世の中のことを考える萬平さんは、土井垣さんの意見に賛成しました。
そして、萬平さんは会長就任となり、お金の心配のなくなった萬平さんたちは、理事長時代の家に戻ることができました!
それを聞いた鈴さんの萬平さんを絶賛する言葉。涙が出てきますね。いままでさんざん萬平さんの文句を言ってきた鈴さんが、ようやく萬平さんを認めてくれたのです。それも最上級のことばで。
ところで、土井垣さん、安藤サクラさんのお父様の奥田瑛二さんと決まりましたね!福ちゃんと土井垣氏の場面はなさそうなのが残念で仕方ありません!
放送後の感想
香田家にやってきた岡さんと森本さん。二人とも妙に髪の毛を撫でつけていて、神妙な表情でした。忠彦さんも克子さんも怖い顔でしたが、とりあえず、悪い奴ではないと分かった、と神部が話を収めてくれました。ものすごく悩んだ末に、折りを見て告白しなさいと忠彦さん。素直にうなずく二人ですが、忠彦さんが代わりに告白してくれたも同然でしたよね。
世良さんが、東京で、元衆議院議員と言うものすごい人との面会を取り付けてくれ、奥田瑛二さんの登場です。やっぱり安藤サクラさんとのシーンは叶いませんでしたね!少し残念です。
実は、土井垣さんもまんぷくラーメンの大ファン。その時の萬平さんの表情が素敵でした!
そして、協会が発足。福ちゃんたちは元の豪華な家に戻れることになりました。鈴さんが、萬平さんを認めてくれた。その言葉に泣かされました。結婚して、20年くらいでしょうか?ようやく鈴さんが萬平さんを大絶賛してくれたのです。これは泣けますね!福ちゃんは泣いていませんでしたけど。
しかし、この夫婦はまだまだですね。萬平さんが笑顔でこれから、と言った時の福ちゃんの嬉しそうな顔。この夫婦には誰もかないませんね!
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