まんぷく122話 あらすじネタバレ テイコー食品の本家の意地と誇り
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最終更新日:2019/02/26
第22週 122~127話
まんぷくラーメンの類似品の一つが食中毒を起こし、新聞に掲載されました。社名が書かれていないため、まんぷくラーメンも迷惑をこうむります。萬平は、コマーシャルでまんぷくラーメンが国立栄養研究所のお墨付きを得ていることを訴え、そして類似品を販売する各社に販売停止を求めました。
しかし、テイコー食品は強気です。本家の意地と誇りがある、と萬平たちに怒鳴り返しました。
Contents
食中毒。即席ラーメンに要注意!
うっすら旨いエセまんぷくラーメン
パーラー白薔薇
本家まんぷくラーメンを食べるアキラ(加藤雅也)。
「なんや、このうっすら旨いエセまんぷくラーメンは!」
敵情視察と言いますが、無駄遣い、敵を儲けさせたのだとしのぶ(牧瀬里穂)に文句を言われてしまいました。
アキラ「しもた・・・アイムソーリーや。」
即席ラーメンで食中毒
新聞に「即席ラーメンで食中毒 即席ラーメンに要注意」という記事が載りました。記事には会社名は書かれておらず、まんぷくラーメンを含む各社の即席ラーメンの写真が載っています。
萬平(長谷川博己)「くっそ~!」
萬平らしからぬ悪態に、福子(安藤サクラ)も鈴(松坂慶子)も驚きました。
世良(桐谷健太)もやってきました。知り合いの新聞記者に、天王寺の食品会社のものと聞いてきてくれました。しかし、安心してはいられません。
「これで世の中の人は、即席ラーメンは体に悪いと思うだろう。」
売り上げも落ちてしまいます。萬平は、まんぷくラーメンの安全性と、まんぷく食品のまんぷくラーメンだけが本物だと訴えることにしました。
バッタもん販売中止を求めて警告書
類似品の販売中止を求める
類似品を売っている各社に、販売中止を求めて警告書を送りました。裁判を避けるため、販売をすぐに中止するだろうと言う世良ですが、問題はテイコー食品です。
真一(大谷亮平)「くそ!猿渡!」
猿渡(田中哲司)の話になると人が変わると、鈴は驚きました。特許の確定は、出願しても普通は数カ月、1年以上かかることもあります。それまで、猿渡がバッタもんを売り続けるのかと愕然とする一同。ポスターもずっと貼り続けられるのです。
偽物を本物と思う野呂
そのポスターを見る買い物中の牧(浜野謙太)と野呂。野呂は、偽物の福子を、本物の福子と思い込んでいました。牧に見ればすぐわかるだろうと言われてしまいました。
「福ちゃんにはもっと品がある。こんなケバケバしい化粧するわけない!」
これでぐっすり眠れると野呂。牧に、女を見る目がなさすぎる、だから結婚できないと言われてしまいました。
野呂には、本家まんぷくラーメンもまんぷくラーメンも区別がついていません。野呂の食べているものは偽物でした。
「本家が偽もん?僕、こっちの方、食べてたわ・・・うまいなあ、思うて。」
料理人なのに、と牧に文句を言われました。
まんぷくラーメンの安全性と本物ということを訴える
お墨付きを放送
テレビコマーシャルのナレーションを変更しました。まんぷくラーメンが国立栄養研究所の推薦を得ていること、まんぷくラーメンはまんぷく食品だけ、と説明されています。まんぷくラーメンは健康にいいことを強調、他の商品は偽物だと言うことを知らせる目的です。
バッタもん各社に警告書を出すと、テイコー食品以外は商品名を変えました。しかしテイコー食品が残っているので、萬平も真一も神経をとがらせています。
寂しさを募らせるタカ
タカ(岸井ゆきの)は疲れ気味です。大介が昼よく寝るので、夜はあまり寝てくれないのです。仕事で疲れて帰ってくる神部(瀬戸康史)が、あまり大介の面倒も見てくれず、寂しさを募らせていました。
男の人はそういうもの、と言う克子(松下奈緒)に鈴ですが、忠彦(要 潤)を見て育ったタカには理解できません。帰ってきても疲れたばかりで、自分とは喋ってくれない、と泣き出すタカ。大介も一緒に泣き始めました。
将来のまんぷくラーメンを背負う3人
パーラー白薔薇
坂部(今野浩善)のことを話す神部に、岡(中尾明慶)と森本(毎熊克哉)。坂部は吉乃(深川麻衣)に色目を使っていたので、いなくなって良かったと二人は言います。企業秘密が漏れたのに何がいいのかと文句を言う神部ですが、二人は吉乃の話をしているのだと、会話がちぐはぐ。
その3人を見て、相変わらずと思うしのぶとアキラ。将来のまんぷくラーメンを背負って行けるのか、と心配します。あの頃は自分もフラフラしていたと言うアキラに、しのぶの愚痴が始まりました。3人子供がいて、4人目がお腹にいたのに、大変な思いをしたようです。
早く仕事に戻ろうという神部に、先輩風を吹かすなと文句を言う岡達。しのぶもアキラに怒り始めました。
強敵はテイコー食品
問題はテイコー食品
萬平は、真一、世良を伴ってテイコー食品を訪ねました。貼られている福子似の女性のポスターを不快気に見つめる萬平。
しばらくして現れた猿渡に、萬平は、警告書の話をしました。類似品を出していた他の会社は即席ラーメンから撤退、あるいは、名前を変えています。しかし猿渡は強気の態度を崩しません。
「食中毒を出したんはうちの商品やおまへんで。徹底した品質管理をしながら安全でおいしいラーメンを作って、オタクらよりも安う販売してんでっせ。」
モノづくりは真似するところから始まる
「でもそれは僕のアイデアを真似して・・」
「確かによう似とる!せやけどな、モノづくりは真似するところから始まるんや。芸術と同じです。芸術家は何かを見てピカッと閃くんや。これを英語でインスピレーション言いますねん。」
猿渡が、真似する、と言ったと指摘し続ける世良に真一。
「言うてない!わしは例え話をしてるんや!古今東西、偉大な芸術はそうやって生まれてきた。偉大な発明はそうやって生まれてきた。本家まんぷくラーメンも一緒や!理屈やない!大事なのは誇りを持って仕事をしてるかどうかや!」
本家の意地と誇り
「ウチは本家やで。本家には本家の意地と誇りがあるんや。ほかの悪徳業者と一緒にすな!」
猿渡は3人を怒鳴りつけて立ち去りました。坂部がこっそりとその様子を見ています。
世良「何や?今の?」
真一「無茶苦茶や。」
特許が確定したらこっちの勝ちだと言う真一。
茫然としている萬平「あの自信はどこから・・・どこから来るんだ!」
続きます。まんぷく123話 あらすじネタバレ 避けては通れない戦。テイコー食品も特許を出願
22週はこちらから。まんぷく第22週 あらすじネタバレ 類似品を防ぐため特許を開放。日本即席ラーメン工業協会の発足
振り返りはこちらから。まんぷく121話 あらすじネタバレ 偽のまんぷくラーメンに偽の福子登場
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ
感想
横行するバッタもん。その一社が食中毒事件を起こしたために、萬平さんの会社まで被害を被ることになってしまいました。勝手に真似して、勝手に食中毒を起こして、萬平さんたちは踏んだり蹴ったりですね。
テレビコマーシャルで、まんぷくラーメンが本物である、と訴え、バッタもん各社に販売停止を求めても、そもそも始まりが人真似をして、大ヒット商品の恩恵にあやかろうとする人たちです。どれだけ素直に言うことを聞いてくれるのでしょう。
その中でも手ごわいのがテイコー食品。言うに事欠いて、本家には本家の意地と誇りがあると。本家のバッタもん、と言う意味でしょうか。嘘を言い続けるとそれも真実に思えてしまう。怖いですね~。
放送後の感想
あの自信はどこから来るんだ、本当にそうですね。怖~い顔をしていた萬平さんですが、悪態をつくようにはなったものの、やはり研究以外では饒舌にはなれないようです。言いたいことは山ほどあるのでしょうが、ぺらぺらと自信満々に話し続ける猿渡に、あの世良さんですらも圧倒されてしまいました。
田中哲司さん、なんでここまで胡散臭さを出せるのかなと思ってたのですが、あの眼鏡と高めの声をわざと出されているからでしょうか?人まねをしたからこそ、真似と言う言葉がポロリと出てしまったのでしょうが、真一さんと世良さんが指摘しても、言ってないと開き直る始末。ここまで図々しいと逆に尊敬してしまいます。
久しぶりの野呂さんと牧さんになんだかほっこりしました。いまだに仲いいんですね!理事の牧さん。野呂さんにいいお相手ご紹介してあげればいいのに!野呂さんでも、偽福子と偽まんぷくラーメンにすっかり騙されているんですね!あ、でも偽福子は、安藤サクラさんが一生懸命工夫されたとのこと。女優さんってすごいですね!私は安藤サクラさんと気づきませんでした。
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