まんぷく117話 あらすじネタバレ 国立栄養研究所のお墨付きで売り上げ向上
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最終更新日:2019/02/19
第21週 116~121話
別案を持ってきた忠彦。前のデザインは斬新すぎたのではないか、そう弱気になる忠彦に、福子は、斬新な発明に斬新なデザインで何が悪い!と落ち込む萬平と忠彦を叱咤激励しました。
国立栄養研究所から、健康食品としての推奨のお墨付きをもらったまんぷくラーメン。それでも売り上げはまだまだです。
Contents
斬新な発明に斬新なデザインを!
忠彦の別案
まんぷくラーメンが売れないのはデザインのせいかもしれないと責任を感じた忠彦(要 潤)は、別案を考えてきました。
新たに持ってきた案は、『早い!おいしい!栄養たっぷり!』と書かれていて、無難なデザインでした。
「前のデザインは斬新すぎたんやないかと・・・まんぷくラーメンが売れへんのは僕のせいなんや。」
落ち込む忠彦ですが、売れないのは自分のせいと萬平(長谷川博己)は言い張ります。
斬新な発明に斬新なデザイン
そんな二人を、福子(安藤サクラ)が叱り飛ばしました。
「なんで二人ともそんなに弱気になるの!?斬新でええやないですか。斬新な発明なんやから、まんぷくラーメンは!」
これまで世になかった新しい商品だから、世間の人々はまだ戸惑っているだけなのだと言います。
「例えば、見たこともないすごい手品を見せられたとしたら、喜ぶ前にあぜんとするでしょう?」
気味が悪いと思う、あれと同じだと福子。まんぷくラーメンのすごさは、何かのきっかけがあれば、その内、絶対に売れ始めます、と太鼓判を押します。
忠彦「その内っていつや!」
萬平「きっかけって何だ?」
そう問われて、福子は考え込みました。
斬新で栄養たっぷり!お墨付きを
ふと、福子は、忠彦のデザイン画の『栄養たっぷり』の文字に目を留めました。
「これや!斬新やけど栄養たっぷりと言うことが伝われば、お客さんは買うてくれます!」
ダネイホンの時のように、偉い人のお墨付きをもらうことを福子は提案しました。
栄養たっぷり!国立栄養研究所のお墨付き
「時間がないんです!」
再び、大阪大学の近江谷教授を招いた福子たち。近江谷は、まんぷくラーメンをおいしそうに食べました。栄養たっぷりを証明してほしいと頼んだところ、近江谷教授の知り合いがいる、国立栄養研究所で栄養分析をしてもらえることになりました。
礼を言いつつも、大急ぎで、と福子は頼みました。「時間がないんです!」
近江谷は3日の猶予をもらいました。その3日間の長いこと。福子と萬平、鈴(松坂慶子)は、売り場で声を張り上げましたが、足を止めてくれる人はいません。
福ちゃんたちは、昼は試食販売、夜はラーメン作り。しかし、どんどん作っても売れないのに、と鈴はやる気が出ません。
『まんぷくラーメンを健康食品として推奨する』
3日後、近江谷が朗報がもたらしてくれました。まんぷくラーメンには、鶏のトサカや肋骨のガラからさまざまな栄養成分が抽出されていて、分析結果の報告書には、『まんぷくラーメンを健康食品として推奨する』と書かれていました。
大喜びする一同。萬平は福子をしっかり抱きしめました。
さっそく国立栄養研究所 推奨と記した横断幕を作成し、売り場でアピールしました。
福子「栄養満点まんぷくラーメン!」
鈴「国立栄養研究所のお墨付きでございます!」
萬平「カルシウム、ビタミンたっぷり、栄養満点でございます。」
人が集まり、売り上げは向上しました。しかし、それでも予定の8割程度。世良(桐谷健太)からすれば、満足の行く結果ではありません。
世良の存在意義が見当たらない
世良商事の世良
世良「全然あかん。たった3分でできて、お上のお墨付きをもらった画期的な商品やぞ。今までの3倍、4倍、売れて当たり前や!」
大事なのは問屋から注文をもらうこと。デパートの片隅で売っているだけではどうにもなりません。全国で売るためには問屋から注文が入らなくてはいけないのです。
鈴「それはあなたの仕事でしょう。世良さん!」
神部(瀬戸康史)もそうですよ、と同意し、世良は何もしてないと文句を言います。自分も商店街で売っていると言う世良ですが、世良は商事会社の経営者。自分たちと同じことをしてて、どうするのだ、と皆から冷たい目でみられました。
世良の存在意義が見当たらない、と萬平にまで言われて、世良は慌てました。
すごい作戦をここぞと言うときにどーん!
福子「せっかく国立栄養研究所のお墨付きをもらったのだから、何か作戦を考えて。」
しかし、世良には何も思いつきません。まんぷくラーメンを僕が売ると宣言したのだからと、皆に糾弾されて、言葉に詰まる世良。
作戦はある、と言ってみますが、「今やない。」と続けました。すごい作戦は時期を見るべき、ここぞと言うときにドーンと実行する、今はその時やない、と逃げました。
神部「作戦ないですよ。この人。」
あるて、と負け惜しみを言う世良。
パーラー白薔薇で大ヒット
咲が夢枕に立つ「ラーメンのようでラーメンでない」
鈴の夢枕に、咲(内田有紀)が立ちました。障子を開けた隣の部屋で、まんぷくラーメンを食べています。
「おいしいわ。こんなん作るなんて、大したもんやわ。萬平さんは。」
久しぶりに咲が出てきて喜ぶ鈴。こんなおいしいラーメンが売れないなんて、と咲は不思議がります。何かが最初から間違っていると言う鈴に、そもそも、これはラーメンと言っていいのか、と咲は言いました。屋台のラーメンとは全然違う。縮れ麺で、ネギもシナチクもチャーシューも入っていない。ラーメンのようでラーメンでない。
「そやけどやっぱりラーメン。そういう曖昧さがいけないんじゃない?」
そう言いながら、咲はおいしいと満足げに食べました。
お湯で戻るチャーシューにシナチク、ネギ
翌朝、ネギもシナチクも入ってないからダメなのよ、と鈴は提案しました。それは食べる人が後から入れれば、という萬平。お湯をかけただけで元に戻るチャーシューや、シナチク、ネギを入れようとノリノリで提案する鈴。さらに値段を下げることも提案します。
咲が夢枕に立ったのだと、ゆうべの咲の話をしました。しかし、福子は、鈴の妄想と聞き流しました。
まんぷくラーメン、パーラー白薔薇で大ヒット
パーラー白薔薇
岡(中尾明慶)と森本(毎熊克哉)に話を聞いてもらう吉乃(深川麻衣)。まんぷくラーメンが思うように売れていないため、雰囲気がぎくしゃくしている話をしたのです。期待が大きすぎたのかと思う吉乃ですが、アキラ(加藤雅也)もしのぶ(牧瀬里穂)もそれを否定しました。
パーラー白薔薇では、大好評だと言うのです。メニューには、まんぷくラーメンが載っていて、20円の原価で出していました。まんぷくラーメンの宣伝以外の何物でもない、と二人は笑います。周りを見ると、まんぷくラーメンを食べている人でいっぱいでした。
アキラ「まんぷくラーメン、パーラー白薔薇で大ヒット!って宣伝したらいいのや。」
しのぶ「おかげでうちは儲けなし、言うてな。」
岡たちも、喜んでまんぷくラーメンを食べることになりました。
テレビコマーシャル「これや!テーレービーや!」
ある日、香田家でテレビを眺めながら、克子(松下奈緒)たちと話をする福子。テレビをうらやましがりますが、まんぷくラーメンが売れるまでは、立花家ではテレビは買えません。
商売は大変、という話をするうちに、忠彦は、袋のデザインのせいかとまた落ち込みました。
するとテレビで、宣伝が始まりました。初めて見る福子は目を見張りました。
タカ「毎日やってるよ。」
忠彦「何回も。」
何回も、とつぶやいてそれを見ているうちに、福子は、テレビコマーシャルの作成を思い立ちました。
「これや!テーレービーや!」
立ち上がって、満面の笑みで、テレビを指さしました。克子たちはあっけにとられています。
続きます。まんぷく118話 あらすじネタバレ お墨付きにテレビコマーシャル
21週はこちらから。まんぷく第21週 あらすじネタバレ 爆発的な売れ行き! 偽の福子の登場。
振り返りはこちらから。まんぷく116話 あらすじネタバレ 試食販売は惨敗。てんぷくラーメン
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ
感想
話を聞いてすっかり意気消沈した忠彦さん。無難な分かりやすいデザインを持ってきたようです。すっかり落ちこむ萬平さんと忠彦さんを、またしても叱咤激励する福ちゃんがカッコよすぎますね。
斬新な発明に斬新なデザインで何が悪いかと。全ての発明家に、こんな素敵な奥さんがいるといいのですが。最高のマネージャーです。
忠彦さんの新しいデザインの『栄養たっぷり』に目を留めた福ちゃん。ダネイホンのことを思い浮かべたのでしょうか。斬新で栄養たっぷりを世の中にアピールするために、偉い人のお墨付きをもらうことを提案しました。
ところで、今回は世良さんは宣伝のアイデアはないのでしょうか?ダネイホンの時は、あれこれ提案してきたのに?
近江谷教授に頼んで、無事、国立栄養研究所から、まんぷくラーメンを健康食品として推奨する、とお墨付きをもらえ、売り上げも向上しました。しかしまだまだ予定の8割です。次なる手を考えなくてはいけません。
そして福ちゃんは、香田家のテレビを見ていて、テレビコマーシャルを思いつきました。福ちゃん、大活躍です!
放送後の感想
まんぷくラーメンが売れないのは、自分たちのせいと意気消沈する萬平さんに忠彦さん。そんな落ち込んでる暇があったら前を向いて売れる方法を考えればいいのに。あ、でも忠彦さんは、無難なデザインという後ろ向きの案を持ってきてくれたんですね。
やっぱり萬平さんは研究者。売るのは他の人に任せた方がいいですね。しかし、売る人の世良さんも、世良商事の世良としての存在意義が見当たらない、と皆に言われてしまう始末。
福ちゃんだけが、テレビコマーシャルに着目したのはなぜなのでしょうね?世良さんだったら、家にテレビ、ありそうなのに?
ところでパーラー白薔薇のお二人。またしても素晴らしいことをしてくれました。まんぷくラーメンをメニューとして出してくれていたんですね。なんてあったかい夫婦なんでしょう!
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