まんぷく112話 あらすじネタバレ 大絶賛!即席ラーメンが完成した!
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最終更新日:2019/02/13
第20週 110~115話
昭和33(1958)年6月。萬平の完成させた即席ラーメンの試食会が開かれました。全員がおいしいと言わなければ、一から作り直しの覚悟の萬平でしたが、満場一致でおいしいと大絶賛されました!
Contents
さらなる改良。全工程を見直し
揚げて戻したときに一番おいしくなる麺
萬平(長谷川博己)は、まだまだこれからさらに最良の味を目指して全工程を見直すつもりです。油で揚げて戻したときに一番おいしくなる麺を作ろうと、生地から改めて研究を始めました。まず練り水に含まれる鹹水(かんすい)と食塩の量の割合を変えてみました。萬平は福子(安藤サクラ)に試食をさせながら、麺の太さや蒸し時間、スープエキスの濃さ、麺を乾燥させるための陰干しの時間などを細かく分析していきました。
「・・・完成?」「じゃない!」
小麦粉に、卵の殻の粉末、ビタミン、練り水にごま油を加える、麺の太さは1㎜、長さは20㎝、一食当たりの本数は180~200本。蒸し時間は7分。陰干しで水分量を45%まで落として、160度の油で2分間揚げるのが最適、という結論になりました。
「・・・と言うことは、完成?」
福子がおずおず聞いてみると、「じゃない!」と即答されました。
見かけは武骨でも強引じゃない岡と森本
パーラー白薔薇
吉乃(深川麻衣)と会う岡(中尾明慶)と森本(毎熊克哉)。映画に行くのではないのか、と気にするアキラ(加藤雅也)ですが、しのぶ(牧瀬里穂)は、何か月もあの3人は繰り返していると言いました。
吉乃が話すのは、あと1か月で生まれるタカの赤ちゃんに、萬平のラーメンの完成のこと。神部が、この間の高野豆腐作戦から、萬平のラーメンは大進歩したと言っていたと言う吉乃。映画の時間を気にする森本たちですが、吉乃は席を立つ気配がありません。
しのぶ「今日もあかんわ。」
アキラ「見てくれは武骨なくせに、強引さがたらんのや。」
僕を見習えというアキラですが、口説いたのはしのぶでした。
出来た!福子!
萬平の研究は続いていました。ラーメンが一番おいしくなる油は何か。菜種油、大豆油、オリーブ油、トウモロコシ油、いろいろ試した結果、ラードとごま油という結論でした。ラードは酸化しにくいから長期保存にも適しています。
試食する福子「これです!」
真剣に見ている萬平も、食べてみて頷きました。
福子「・・・萬平さん。できました・・・ね?」
目を輝かせている萬平「できた!福子!」
萬平は満面の笑顔で「できた!うまい!」と歓声を上げました。「ばんざーい!」と手を挙げようとして、天井に手を打ち付けてしまいました。
それでも「ばんざーい!」と言い続ける萬平。
萬平の満足する即席ラーメンの完成
全員がおいしいと言わなければ、一から作り直し
昭和33(1958)年6月、ついに萬平も満足する即席ラーメンが完成しました。
完成品の試食会が二か所で開かれました。香田家とパーラー白薔薇です。萬平は、全員がおいしいと言わなければ、また一から作り直す覚悟でした。
試食会
萬平が向かった香田家には、鈴(松坂慶子)、克子(松下奈緒)、忠彦(要 潤)、神部(瀬戸康史)、タカ(岸井ゆきの)そして吉乃(深川麻衣)。福子が向かったパーラー白薔薇では、アキラ(加藤雅也)にしのぶ(牧瀬里穂)、世良(桐谷健太)、敏子(松井玲奈)、岡(中尾明慶)、森本(毎熊克哉)がいました。パーラー白薔薇は貸し切りです。
福子は萬平さんの新発明と言いますが、縮れた茶色のぐちゃぐちゃの固まり、おいしそうには見えない、と見た目の評価はさんざんです。
世良「あかん。見ただけでわかる。」
ラーメンに課した5つの条件
萬平と福子は、お湯を注ぎながら、ラーメンに課した5つの条件を唱えました。
「1.おいしいこと。1.便利なこと。1.常温で保存がきくこと。1.安いこと。1.安全なこと。」
福子「せやけど萬平さんはもう一つの条件を加えました。ここにいる全員と、克子姉ちゃんの家にいる全員がおいしいと言ってくれること。そうやなかったら、また一からやり直し。」
「うますぎる!」
時計を見ていた萬平と福子の合図で、皆が一斉に食べ始めました。
ええにおい、としのぶ。食べ始めた皆は、そのおいしさに驚きました。
世良はまだ疑わし気です。「こんなせんべいみたいなものの、湯、かけただけの。」
しかし、一口食べると、そのまますすり続ける世良。「うますぎる!」
福子「でしょ!」
鈴も恐れ入った味
香田家では、皆がおいしいと口々に言い、食べていました。
忠彦「こんなものが今まで世の中にあったか?」
しかし、鈴だけは黙っていました。やがて鈴は箸を置いて、萬平に向かって言いました。
「これは・・・ホンマにおいしい。」
いつ飽きるかと思って食べていたのですが、全然飽きないと鈴は言いました。思わず鈴を抱きしめる萬平。鈴は、萬平の背中を笑顔でポンポンと叩きました。
「ついに完成したぞ!」
萬平さんのラーメン、完成や!
福子からも電話がかかってきました。
「みんなおいしいって!今、二杯目を食べています。」
「そうか!こっちもみんなうまいと言ってくれた!」
今度こそ完成です。萬平は庭に飛び出し、喜びを爆発させて叫びました。「うおおおお!ついに完成したぞ!」
電話の向こうから、福子はその声を笑顔で聞いていました。
代わりに電話にでた克子「萬平さんが庭で叫んでるわ!」
受話器を掲げる福子「萬平さんのラーメン、完成や!」
皆でばんざーいと言いあいました。
命名・まんぷくラーメン
試食会の夜、源と幸もその夜、ラーメンを食べ、おいしいと喜びました。
ラーメンを見つめる萬平。名前を考えていました。「このラーメンを食べた人がみんな幸せになるような、そんな名前がいいなあ。」
福子が「まんぷくラーメン。」と言ってみました。美味しいラーメンを食べて、まんぷくになれば、皆幸せになると言いますが、今一つの反応です。
そこへ、源が「まんぺいとふくこで、まんぷくラーメン!」と言い出しました。
それを聞いて、大騒ぎになりました。「ええこと言うた。源!」
まんぷくラーメンに決定しました。
真一の真剣な顔
そこへやってきた真一(大谷亮平)。忠彦からラーメンの完成を聞いたのです。食べてみてそのおいしさに感動する真一。
箸を置いて、真一は真剣な顔で考えだしました。
福子「真一さん?」
続きます。まんぷく113話 あらすじネタバレ 革命的発明!まんぷくラーメンとタカの出産。
20週はこちらから。まんぷく第20週 あらすじネタバレ 革命的な発明・まんぷくラーメンの誕生
振り返りはこちらから。まんぷく111話 あらすじネタバレ お金がない!真一の出した条件。
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ
感想
縮れ麺にしたそのラーメンのおいしさに感動した福ちゃんと真一さん。しかし、萬平さんの目標の味にはまだまだです。気が遠くなりそうな研究開発。とても普通の人には務まりません。これにつきあう福ちゃんもつくづく尊敬します。
昭和33年6月。即席ラーメン作りに着手してから6か月。ようやく萬平さんの目指すラーメンが出来上がりました。一人でもおいしいと言わなければ最初から作り直し、と覚悟を示す萬平さんですが、満場一致で大絶賛です。でも福ちゃんは、お金のことを考えてハラハラしていたでしょうね。
香田家のみならず、もう一つの試食会場、パーラー白薔薇でもみなおいしいと言ってくれました。鈴さんにいたっては、恐れ入りました、と言ってくれるほどです。
孤独な6か月のラーメン作り。福ちゃんに支えられながら、ようやく萬平さんの発明が完成しました!長かったですね~!
放送後の感想
長かった長かったラーメンの開発。ようやく完成です。完成した瞬間の、萬平さんの顔の輝き。見ていただけで涙が出てきました。こだわりにこだわったラーメンのようやくの完成です!
そして、試食会。一人でもおいしいと言わなかったら最初から作り直し。見た目からの評価はさんざんでした。しかし、お湯を注ぐとその匂いに皆が感動し、おいしいと大絶賛。最後まで、嫌そうな顔をしている世良さんが、一度食べだしたら、止まらずに「うますぎる!」と言ったのも楽しかったですね。福ちゃんの嬉しそうな「でしょう!」が良かったです。
香田家でも口々においしいと言ってくれますが、鈴さんだけは最後まで何も言いませんでした。そして感想は「ほんまにおいしい。」思わず鈴さんを抱きしめた萬平さん。背中を優しくたたいてあげる鈴さんが素敵でしたね!
真一さんは仕事があったからでしょうか。試食会には来れなかったんですね。あれ、でも岡さんたちは?お金を貸してもらって、本当なら真っ先に報告するべき人の一人でしょうが、こういうところはあまり気にしない家族なんですね。
そして、ラーメンを食べて感動する真一さん。しかし箸を置いてしましました。真剣に何かを考える様子です。
ところで、吉乃ちゃん。岡さんと森本さんの気持ち分かっていないのでしょうか?意外に悪女なのかもしれません。
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