まんぷく111話 あらすじネタバレ お金がない!真一の出した条件。
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最終更新日:2019/02/13
第20週 110~115話
近江谷教授に、揚げ麺の原理を説明してもらい、ようやくこれで完成と思っていた福ちゃん。しかし萬平は更なる試行錯誤の道へまい進。
萬平さんが、最良の麺の揚げ方を模索している中、立花家の経済状態がひっ迫し、福子は頭を抱えました。真一さんに助けを求めた福子ですが、真一は一つ条件を出しました。
Contents
商品化に向けてさらなる試行錯誤
まだまだ未完成
近江谷教授からラーメンが完成したと聞いて、神部(瀬戸康史)が喜んで訪ねてきました。画期的な発明と聞き興奮していますが、福子(安藤サクラ)は、困った顔をして「まだ完成じゃないの!」と言いました。
真っ黒な麺
商品化に向けて、萬平の試行錯誤が始まりました。最適な揚げ方や、油の温度を見つけるのです。油の中で麺が広がるのを防ぐため、金枠に入れて蓋をして揚げることにしました。
試すのはこれが初めてです。居合わせた神部も目を見張って、その様子を眺めます。最初は揚げすぎ。外は真っ黒、中は焦げていません。180度の温度が高すぎたのです。
悲し気な神部
次は130度。神部に時間を測ってもらいます。3分揚げて引き上げると、中まで火は通っています。湯を注ぐと、感じが違います。萬平の後、慌てて食べようとする神部ですが、福子が先と言われました。福子のあとで、神部も食べてみます。
おいしくありません。130度では温度が低すぎて水分が抜けきっていない、多孔質化していない、と言います。悲しそうな神部の様子をみて、福子は、こんなことは何べんもあったと、元気づけますが、神部は、焦げたほうの味を見たかったのです。
神部の自慢
1回目の神部の自慢話
パーラー白薔薇
180度のバージョンを食べさせてもらった神部は、敏子(松井玲奈)に自慢をします。
「いーやー、うまかった!香ばしくてこしがあって、チキンスープも絶品で!」
うらやましがって、ご相伴に預かりたいというしのぶ(牧瀬里穂)にアキラ(加藤雅也)。
神部はあれは自分だから食べられたのだ、萬平さんは完璧主義だから完成するまでは誰にも食べさせないと得意げです。
世良(桐谷健太)は、神部の味覚など当てにならないと言います。油で揚げた麺はそもそも気持ちが悪いのだと。
「誰が食うねん!僕は食わへんど!」
怪奇現象!
香田家でも、同じように自慢をする神部。同じように食べたがる克子(松下奈緒)たちに、同じように自分だから食べさせたもらったと、自慢します。
神部の味覚は当てにならない、油で揚げたラーメンなど気持ち悪くて食べたくない、と鈴(松坂慶子)が、世良とまるっきり同じことを言いました。
怖がって逃げる神部。「なんもかんもそっくりや!怪奇現象や!」
残された克子たちは、訳が分かりません。
真一の借金の条件
「必ず答えはある!」
萬平の試行錯誤は続きました。
均等に油の熱が伝わるように、金型を平たくしてみましたが、そうすると1回の量が少なすぎます。平たくて大きな金型を作って麺を揚げ、丼に入れて食べると、割った分麺は短くなりました。最初から長い麺を作ると、麺がくっついてしまいました。
「必ず答えはある!」
生活費が尽きる!真一の条件
数日後、真一(大谷亮平)が福子たちを訪れました。まだ苦戦中の萬平を気にします。麺を油で揚げる方法は大発明、と言う福子。あとは熱が均等に行き渡らせる方法を見つけるだけです。
生活の方を気にしてくれる真一。福子の笑顔が凍り付きました。
「ここだけの話、正直厳しいです。」
なんとか節約をしてやりくりしてきたのですが、福子のパーラー白薔薇の給料だけでは足りず、生活費に困るようになっていたのです。
真一は、援助を申し出てくれました。萬平のラーメン作りを応援したいのだと言ってくれますが、一つ条件をつけました。
縮れ麺を試食
未完成でもいいから萬平のラーメンが食べたいと言う真一に、ためらう萬平。実は真一にお金を借りることになったので、と白状する福子。話を聞いて、同意した萬平は、麺の準備を始めました。
真一「すまんね!ありがとう。」
福子「よかったですね。真一さん。」
金型に入れる前に、萬平は麺をもんで、縮れ麺にしました。こうすることで麺と麺の間に隙間が生まれ、熱が通りやすくことを狙ったのです。最適な油の温度は160度。揚げる時間は2分。経過を真剣に見守る一同。
この案は成功しました。中まできちんと火が通っています。
真一「食べよう!早く!」
そして湯を入れて3分。真一は3分が待ち切れません。
そして試食。まずは萬平、そして真一、福子。福子と真一は、そのおいしさに目を見張りました。真一はすごいと叫び、福子は完成と喜びますが、萬平は浮かない顔です。
もう一度、生地から作り直すと言うのです。油で揚げて戻したときに一番おいしい麺になるよう、逆算して考えると言うのです。あっけにとられる真一ですが、福子は気を取り直して、わかりました!と立ち上がりました。
続きます。まんぷく112話 あらすじネタバレ 大絶賛!即席ラーメンが完成した!
20週はこちらから。まんぷく第20週 あらすじネタバレ 革命的な発明・まんぷくラーメンの誕生
振り返りはこちらから。まんぷく110話 あらすじネタバレ 麺を揚げて成功!
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ
感想
近江谷佐吉先生に原理も説明してもらい、大満足の萬平さん。福ちゃんもこれで完成した!と肩の荷を下ろした気分になっていたことでしょう。
しかしそこで、恐るべき完璧主義が頭をもたげてきました。天才というのはよくも悪くも徹底しているんですね。福ちゃんから言わせると揚げ麺は十分おいしかった、ようやく完成した、と思っていたのに、萬平さんから言わせるとまだまだこれから。経済状態なんて一切考えていません。考えているのかもしれないんですけど、そんな些細なことは、世の中の役に立つ発明という崇高な目的なためには、大した問題ではないのかもしれません。
一人で抱え込んで節約し、笑顔を絶やさずに頑張ってきた福ちゃんですが、とうとうお金が尽きてしまいました。福ちゃんがかわいそうすぎます・・・・
真一さんは快くお金を貸すことを申し出てくれましたが、一つ条件を出します。萬平さんの研究中のラーメンを試食すること。スープの時は大勢の人に味わってもらっていたのに、麺の試食は福ちゃんと神部さんだけだったんですね。鈴さんも、一度とんでもない生麺を試食していましたが。
放送後の感想
萬平さんのラーメン作りを皆がどれだけ期待して待ちわびているかよく分かる回でしたね。最初は神部さん。近江谷教授から話を聞いて、喜んで飛んできましたが、まだ未完成です。
そのまま研究所で、萬平さんの実験を見させてもらいましたが、最初のは真っ黒こげ。これは試食せずに次に低温で揚げたのですね。130度は低すぎ、まずかった。でも180度の真っ黒焦げが気になって仕方のない神部さん。
その味がどれだけおいしかったかを自慢する神部さん。反応がまるっきり同じというのも怖かったですね!世良さんと鈴さん、前も同じことを言ってましたね。この二人、案外似ているのかもしれません。
この噂、もしかして、真一さんの耳に届いたのかもしれません。後日、訪ねてきた真一さんは、借金の条件と言って、萬平さんのラーメンにものすごく興味を示しました。まるで子供のようでしたね!そして、出来上がったラーメンに感動する真一さん。福ちゃんも完成と喜びますが、まだまだ萬平さんの完璧主義は続きます。
生地から作り直すと恐ろしいことを言い出す萬平さんを、目を点にしてみている真一さんと、あっけにとられつつもすぐに立ち直って萬平さんと意を共にする福ちゃん。この夫婦には誰もかないませんね!
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