まんぷく106話 あらすじネタバレ「勉強が足らんのとちゃう」源に諭される萬平。
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最終更新日:2019/02/06
第19週 104~109話
常温保存のため、麺を乾燥させる方法をあれこれ試す萬平。しかし納得いく乾燥方法が見つかりません。なかなか開発の進まないラーメンに、しびれを切らした源のことばに、萬平ははっとしました。
Contents
自分の殻を破れない忠彦
吉乃(深川麻衣)と共に帰宅する神部(瀬戸康史)。岡(中尾明慶)と森本(毎熊克哉)が吉乃に一目ぼれしたことに気づいていました。あんなガサツな奴ら、もう二度と会わせないと神部は言いました。
帰ってくると、家は真っ暗。鈴(松坂慶子)、克子(松下奈緒)、タカ(岸井ゆきの)は、真っ暗な居間に茫然と座っていました。忠彦(要 潤)もまた真っ暗なアトリエで茫然と座っていました。秀子に言われた言葉を思い返します。
秀子(壇蜜)「何も描けないの?先生?どうしても自分の殻を破れないのね。」
秀子は、残念そうにそう言って、また明日、と帰っていきました。
麺を乾燥させる
天日干し
塩漬けの次は天日干しを試すことになりました。常温保存するためには、麺を乾燥させ、水分を抜くこと。萬平(長谷川博己)は、麺を天日干ししてみました。すのこに麺を並べて庭で日に当てると、すぐに乾きました。触ってみて、これはいいかも、と福子(安藤サクラ)を得意げに見ます。
しかし、お湯をかけて食べると、硬い麺とふやけた麺が交ざります。天日干しでは、外側の麺だけが先に乾いてしまい、均一には乾かないのでした。
陰干し
次に萬平が試したのは陰干し。1時間、2時間、3時間、と乾燥時間に差をつけました。福子は仕事に行く時間です。本当は萬平の麺作りを手伝いたいのですが、休むわけにはいきません。
「悪いな、福子。お前にばかり働かせて。」
「そんなん気にせんといてください。ラーメン作りが萬平さんの仕事なんやから。」
楽しい職場だからと言って出かけていった福子。萬平は、福子が立ち去った方向に頭を下げて「ありがとう」とつぶやきました。
今日は歴史的な日
今日できるかもしれないラーメン
パーラー白薔薇で、陰干しを報告する福子。今頃、最初のラーメン食べているかも、と想像して、自分も食べたいと福子は呟きます。もう完成は近づいている、もしかしたら今日できてしまうかも、と嬉しそうな福子に、しのぶ(牧瀬里穂)とアキラ(加藤雅也)も食べたいと言いました。
しのぶ「ほんまにできたら画期的やわ!」
顎に手をやったアキラは渋く「今日は歴史的な日になるで!」
秀子のダンスに忠彦が反応した
アトリエでは、また踊っている秀子。昨日は茫然と座っていた忠彦が、今日は反応しています。キャンバスに向かって、顔を輝かせて筆を思いっきり走らせているのです。
「その調子よ。先生、描けるじゃない。さあ、もっと描きなさい!」
踊りながら忠彦を焚きつける秀子。
忠彦の新境地
アトリエで息を切らせている忠彦と秀子。
「できた。」
出来上がった絵を見て、秀子は大絶賛しました。「素敵よ。先生!すごく素敵!」
「僕の・・・新境地や・・・」
「今日は歴史的な日になりましたね。先生。」
秀子を見送る鈴、克子、タカ。「今日で私の役目は終わりました。先生の絵は完成しましたから。」
立ち去りかけた秀子は、克子を振り返ってみました。「奥さま。芸術家の妻が、あれくらのことでうろたえてはいけませんわ。」
描いたのは秀子のパッション
さっそくアトリエに向かった3人。そこには赤やオレンジの線が走っていました。
克子「何これ?」
忠彦「タイトルは、踊る女や。」
人に見えないという鈴たちですが、見えなくてもいい、秀子はポーズを取っていたわけやない、踊っていたのだから、と。
「僕は秀子のパッションを描いたんや。エネルギー、彼女からほとばしる情熱や。僕はそれをキャンバスに表現できたんや。」
満足げな忠彦。
克子「とにかくもうあの人は来ないんやね。」
忠彦の新境地は誰にも理解してもらえませんでした。しかし、その夜、忠彦は、一人月を愛でながら満足げに酒を飲んでいました。
勉強の足りない萬平
陰干しは失敗
慌てて帰ってきた福子ですが、萬平はがっくりしています。全部だめでした。1時間、2時間、3時間、4時間、どれも水分が抜けきりません。しかし干し時間を長くすると麺が傷んでしまい、カビが生えるかもしれません。
「麺のことをしっかり勉強してきなさい!」
夕飯を食べながら考え込む萬平に、源(二宮輝生)は「まだできないの?」と急かしました。勉強が足らんのとちゃう、と手厳しい源。福子がいつも源と幸にそう言っているのです。福子はたしなめようとしますが、萬平は、源の言うとおりだと思いました。
「やみくもに試してみてもダメなんだ。もっとラーメンのことを、麺のことを勉強しなきゃ!」
萬平は、どうして自分にも勉強しなさいって言ってくれなかったのだと文句を言い始めました。自分を一番理解しているのは福子、自分の暴走を止められるのは、福子だけだと。
福子「分かりました。萬平さん!明日図書館に行って、麺のことをしっかり勉強してきなさい!」
嬉しそうな萬平「分かった!」
萬平は、源に礼を言って、食べ始めました。
続きます。まんぷく107話 あらすじネタバレ 秀子に感化され忠彦の画風が激変!
19週はこちらです。まんぷく第19週 あらすじネタバレ 挑戦する人間たち。1万通りの上手くいかない方法。
振り返りはこちらから。まんぷく105話 あらすじネタバレ 味付けの次は常温保存。研究に没頭する萬平。
最終週までのまとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ
感想
一つ萬平さんのすごいな、と思うところは、もちろん偉大な発明家でもあるのですが、子供の言うことをバカにせず素直に受け止めるところです。理事長まで務め上げた50近くの大人が、小学生の息子に勉強が足りないと言われて、腹も立てずに、素直に聞き入れる、そんな人が実際に世の中にどれだけいるのでしょうか。萬平さんの偉大なところをもう一つ発見しました。
そして福ちゃんも、ちゃんと子供をたしなめようとするところもすごいですね。互いに尊敬し、信頼しあう夫婦、憧れますね。
麺を干す方法、半分天日干し、半分陰干し、とか、天日干しでも途中でひっくり返すとか、できないのかな、とも思うのですが、大量生産することを考えるととてもそんなことはできないのかもしれません。今回乾燥方法があれこれ出てきたので、自分でもあれこれ考えてしまいました。
放送後の感想
忠彦さんの新境地を開くため、ダンスを続ける秀子。1日目は、忠彦はあまりのことに茫然としていましたが、2日目には反応。ダンスをする秀子に合わせて、筆を勢いよく走らせました。以前のような繊細な絵とはまるで違った、大胆なまるで幼児のような絵です。その良さがまるで分からない家族ですが、忠彦は新境地を開いたことに大満足。幼児の描く絵は大人には描けないと言われるので、そんな感じなのでしょうか。忠彦さんにとって歴史的な日です。
一方、もう完成は間もなくと思われたラーメンですが、こちらも麺の乾燥具合が今一つ。ラーメンの歴史的な日には残念ながらなりませんでした。しかし、源の言葉に萬平が反応。それはいつも福子が源と幸に言っている言葉でした。それをなんで自分にも言わないのかと文句を言う萬平さんが、面倒くさくもあり、可愛くもあり。
きちんと、明日図書館に行って勉強してきなさい、と言ってあげる福ちゃん。それに満足げに返事をする萬平さん。仲のいい家族で羨ましいですね。
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