まんぷく104話 あらすじネタバレ 「また一歩進んだということです。」
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最終更新日:2019/02/04
第19週 104~109話
スープを麺に織り込む案をボツにし、根本から考え直す萬平。今度は普通の麺にスープエキスで味付けを考えます。しかし、なかなかうまく行かず落胆する萬平さんを福子は温かく励ましました。
香田家では、克子と忠彦の夫婦喧嘩が勃発します。
Contents
もう一度考え直し
『新ラーメンの5か条』
萬平(長谷川博己)は、新たに『新ラーメンの五か条』を書き出して、研究所の壁に貼りました。美味しいこと、安く買えること、便利であること、常温で保存できること、安全であること。
もう一度原点に戻って、これらを満たすラーメンをもう一度考え直すと言うのです。
問題は、どう味付けするか
福子(安藤サクラ)と話して論点を整理する萬平。
『お湯をかけられるだけで食べられるラーメンにするために、麺になるまえの生地に味をつけるのが当然と考えていた。しかし、小麦粉にいろいろ混ぜると生地にならないから、余計なものは入れないほうがいい。普通の麺を作ってスープエキスで味付けする。お湯をかけるとそれが溶けだしてラーメンスープになる。』
問題は、どう味付けするかです。
克子からの相談・新たなモデル問題
忠彦の創作意欲をかきたてるモデル
克子(松下奈緒)から相談があると言われた福子が、仕事の前に香田家へ寄ると、克子と忠彦(要 潤)が夫婦喧嘩をしていました。克子は、忠彦の絵のモデル・木ノ内秀子(壇蜜)が自分に敵意を持っている、忠彦に色目を使っていると主張しますが、忠彦は否定します。モデルを変えてほしい克子ですが、秀子には他のモデルにはない魅力がある、と忠彦。自分の創作意欲をかきたててくれると言います。
その言葉に克子がショックを受けていると、秀子がやって来たので、追い返しかねない克子の代わりに、福子が出迎えました。
「悲しみが人生に深みを与えてくれるのよ。」
遠慮する様子もなく家に上がり、アトリエに入りこむ、いかにも奔放そうな様子の秀子に福子は驚きました。克子に妹がいたことを知らなかったという秀子ですが、福子がもう一人上に亡くなった姉がいると言うと、それは可哀そうと秀子。
「でも悲しみが人生に深みを与えてくれるのよ。」
モデルの準備をしながら、秀子は話し続けます。つまらない先生は退屈だけど、忠彦先生は大好きとはっきり言う秀子に、福子は驚きました。忠彦には家族が、という福子に、芸術家は家族なんてものに縛られちゃダメ、と言います。
秀子は着替えがあると言い、やんわりと福子を追い出しました。
忠彦さんがたぶらかされる!
居間に戻ってくると、克子が、秀子をアトリエに入れたことを福子に怒りました。福子が「勝手にどんどん・・・」と言うと、あの女は危険と言い張る克子。
秀子が支度ができたというので、忠彦はアトリエに向かってしまいました。
克子「忠彦さんがたぶらかされる!」
福子「たぶらかされる~~~!」
今までのモデルは呼び捨てになんかしたことがないと、克子は目が吊り上がりました。そろそろ仕事に行かないと、と福子は逃げだしました。
アトリエで、波風を立てるようなことはやめなさいと、忠彦は秀子をたしなめました。
また一歩進んだということ
オリの中の動物・アキラ
福子が、パーラー白薔薇に出勤すると、病院帰りの鈴(松坂慶子)とタカ(岸井ゆきの)がいました。克子に会ってきた、大変だったと言う福子ですが、二人はどうでもいい、克子がムキになってるだけと気にしていません。しかし、福子は、あの女性は曲者と見ていました。破天荒、常識にとらわれないタイプ。そんなモデルと旦那様がアトリエにこもっていると聞いて、芸術家の奥さんは大変と同情するしのぶ(牧瀬里穂)。「その点、うちは安心やわ。一日中、厨房に閉じ込めてるから。」
オリの中の動物かと、慌てるアキラ(加藤雅也)。
悩んで答えを出す。ダメなら原点に戻ることが大事
鈴は、克子よりも福子の方が心配なのでした。萬平がまだラーメンを作っているのかと尋ね、生めんのまずさを思い出しました。福子が、麺に味付けする案は止め、一から考え直すと言うと、一から?と驚く皆。タカは、萬平おじちゃんが悩んでいるのかと尋ねます。
福子「そら、悩むわ!。悩んで悩んで答えを探す。やってみてダメなら、その考えは捨てて原点に戻る。それが大事なの。」
ええこと言う、というアキラに無責任なことを言わないでください、と鈴。
鈴は、今日先生に相談したら、お湯をかけただけでできるラーメンなんて無理と言われた、と言いました。先生というのは、タカのかかりつけの医者。産婦人科の医者になにが分かるの?と福子は文句を言います。
「さ!次、考えましょう!」
夕方、福子が帰宅すると、萬平は茹でた麺をスープエキスに浸して味を染みこませようとしていました。10分間、エキスに浸した麺を湯切り、お湯を注いで食べてみると、麺はふやけており、味も濃すぎです。
「失敗だ。」
落胆する萬平に、福子は力強く声をかけました。「ということは、また一歩進んだということですね!」
顔をあげる萬平に、「ね!」と力強く言う福子。福子の迫力につられた萬平は「ああ」とうなずきました。
「さ!次、考えましょう。萬平さん!」
続きます。まんぷく105話 あらすじネタバレ 味付けの次は常温保存。研究に没頭する萬平。
19週はこちらです。まんぷく第19週 あらすじネタバレ 挑戦する人間たち。1万通りの上手くいかない方法。
振り返りはこちらから。まんぷく103話 あらすじネタバレ 「全部やめだ。根本から考え直す。」
最終週までのまとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ
感想
スープ作り、そして製麺がきれいにできるまでに1か月、ラーメン作りに夜を徹して没頭する萬平さん。この集中力がどこまで続くのでしょうか。本人も大変だけど、見ている周りの人間も大変です。
萬平さんに寄り添い、でも少し俯瞰して物事をみる福ちゃんは、最高の奥さんですね。失敗をしたと嘆く萬平さんに、もう一歩進んだと温かく励ます。萬平さんのような発明家には本当に最高のパートナーだと思います。福ちゃんの温かさ、我慢強さは本当にすごい以外の何物でもないですね。
放送後の感想
克子姉ちゃんの家は大騒ぎです。新しいモデルが、妖しい雰囲気で満載。そして忠彦さんがモデルさんを呼び捨てにすることも、かつてなかったこと。最近慣れてきたようですが、忠彦さんも最初は戸惑っていたようなので、克子さんがうろたえるのも無理はありません。
福ちゃんは克子姉ちゃんにつきあいますが、同居している鈴さんやタカはもうモデルのことは気にしていない様子ですね。さすがに、毎回大騒ぎすることもないと慣れ始めたのかもしれません。しかし、福ちゃんはあれは危険と見ています。壇蜜さん演じる、モデルさん、果たしてどうなるのでしょうか?
家に帰ってくると、萬平さんが試作品を作ったところ。一緒に食べてみて、また失敗と落胆する萬平さん。しかし、そこを力強く励ます福ちゃんが素敵です。落胆している暇はないとばかり、有無を言わさず、次をさっさと考えようと言う福ちゃん。最高の奥さんです!
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