「まんぷく」92話 あらすじ感想 まだ思いつかない新しいこと。源と幸まで萬平を心配。
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最終更新日:2019/02/01
第17週 92~97話
新しい家での最初のお正月。いつもとは様子が違い、源と幸は寂し気。やることの定まっていない萬平にも心配します。しかし、次々に訪れる友人、家族たち。最後には足の踏み場もないくらい大勢でお正月を祝いました!
Contents
福子はワクワク、源と幸は心配
新しい家で迎える最初のお正月
昭和33(1958)年1月1日。
新しい家で迎える初めてのお正月。
「明けましておめでとうございます。」
質素な食卓を囲む福子(安藤サクラ)たち。しかし、源は寂しいお正月と言います。去年までは食べきれないくらいの料理があったのです。たくさんの人が年始の挨拶にきたからだと福子は説明しました。萬平(長谷川博己)は理事長ではなくなったので、今年は静かなお正月です。
源は幸に、お父さんは無職と教えます。萬平は正直に自分は無職だが、新しいことを始めると言いました。しかし新しいことはまだ思いついていません。
笑顔の福子「私はね、お父さんが何を始めるのか、楽しみやわ。ワクワクする。」
しかし、子供たち二人は心配げです。お正月だから笑顔笑顔と福子に言われて、源は無理に笑顔を作りました。
萬平が信用組合を追い出されたのは自業自得
福ちゃんのお家とは対照的に、克子(松下奈緒)の家ではにぎやかなお正月を迎えていました。東京の大学に行っている二人の息子も帰ってきて大賑わい。鈴(松坂慶子)は、久しぶりに帰ってきた重之くんと学君の世話を嬉しそうにやいています。
鈴「今年はいい年になるといいわね。そろそろ、ひ孫の顔が見たいわ。茂さん。」
むせかえる神部(瀬戸康史)。
鈴は、吉乃の結婚まで気にします。子供は授かりもの、結婚も急ぐことはないと忠彦(要 潤)はゆったり構えていますが、鈴はせっつきます。
唐突に克子が福子たちのことを心配し始めました。「寂しいお正月過ごしてるんや。」
鈴は、萬平さんは信用組合を追い出されたのだから自業自得、福子はあほや、だから結婚を反対したのだと言います。皆は福子達のことをかばいます。福子のことを持ち出した克子を怒る鈴。場はすっかり静まり返りました。
鈴は一人で「おめでたいお正月やのに。」と笑顔を見せます。
年始のお客がぞろぞろ
真一からのお年玉。新しいことを始める資金に。
池田信用組合に専務理事として残った真一(大谷亮平)が、福子たちを訪ねてきました。「ごめんください。」
何度呼びかけても返事はありません。裏庭の方から声が聞こえます。皆で畑を耕しているのでした。裏に回って、笑顔で新年の挨拶をする真一。
「元日から畑仕事ですか?」
はつか大根やホウレンソウ、白菜や水菜もできると子供たちは楽しみにしています。
中に入った福子たち。子供たちは、萬平が作った福笑いで遊んでいます。
信用組合の方はボチボチ。これ以上景気は悪くはならないと真一は言いました。取り付け騒ぎで預金を下ろした組合員たちも戻ってきてくれました。
真一は、お正月だからと二人にお年玉を持ってきてくれました。喜ぶ二人。早速開けようとする二人を怒る福子。萬平に言われて、二人は貯金箱に入れに行きました。
福子と萬平は真一に礼を言いました。真一は、萬平にも封筒を差し出しました。中には、萬平の退職金、5万円が入っていました。池田信用組合のために二人は家や家財を売り払った、その恩に報いるべきだと新理事長に進言してくれ、新理事長も快く承認してくれたのでした。
「ぜひ新しいことを始める資金にしてくれ。」
膝を正して、福子と萬平は礼を言いました。
敏子と世良もやってきた
そこへ、敏子(松井玲奈)が新年のあいさつにやって来ました。敏子も、源と幸にお年玉をくれました。これはお年賀です、とカステラも持ってきてくれました。福子のことを心配する敏子ですが、福子は家が少し小さくなっただけと笑います。
そこへお酒を持って世良(桐谷健太)もやってきました。世良からもお年玉をもらって笑顔の源と幸。また貯金箱へ走ります。
世良の大きすぎる期待
世良「二人とも立花くんのこと心配しとるんや。それはちゃうで。この男はこれまで、幻灯機を作り、根菜切断機を作り、塩を作り、ダネイホンを作った。次は、何を発明するんか、僕は大いに期待している。」
期待に満ちた目で萬平を見つめますが、萬平は、真一と敏子に酒を勧めました。
「とにかくおもろいもんを作ってくれたら僕が売りまくってやる。聞いとるか!立花君。」
萬平は、世良の言葉をあまり聞きたくないようです。
克子たちもやってきた
克子たちが勢ぞろいしてやってきました。「明けましておめでとう。」
おせち料理も持ってきてくれました。鈴は、源と幸の顔を見に来たと言います。鈴、克子たち、タカと神部からもお年玉をもらって大喜びの源たち。「金や!金!」
福子に怒られ、頭をペシっと叩かれました。萬平も怒鳴ります。「貯金箱に閉まってきなさい!」
世良「貯めすぎもようないど!」
狭い居間は、人で一杯です。
「せやけどこんな狭い家に、みんなで来んでも」と世良は文句を言います。
萬平は久しぶりにみた克子の息子たちをみて、大きくなったことにびっくりしました。忠彦も真一に会えてうれしそうです。
福子の元へ来たがったのは鈴
克子が持ってきてくれたおせちをみて、福子はおいしそうと喜びました。
台所で、福子と二人になった克子。「ほんまはね、お母さんがここに来たいって言いだしたんよ。福子のことが心配でたまらんのよ。お母さん。」
福子は、居間の鈴を見て笑顔になりました。寂しく新年を迎えたと思ったら、大間違い。狭い家にこんなにたくさんの人が集まって、楽しい楽しいお正月になりました。
福子「みんな、おおきに。ありがとう!」
続きます。「まんぷく」93話 あらすじ感想 萬平の閃き、心の中にあった脈絡のない発明。
17週はこちらです。まんぷく第17週 あらすじ感想 即席ラーメンへの長い道のりの始まり
振り返りはこちらから。「まんぷく」91話 あらすじネタバレ 矢面に立って辞任。新たな思い出作り。
最終週までのまとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ
感想
新しい家で迎えるお正月。萬平さんは無職です。福ちゃんは相変わらずのパワーで、萬平さんが何を発明するのか、ワクワクで楽しみといいますが、源と幸は心配そうな様子。新しいものを作るという萬平ですが、何を作りたいのかまだ定まっていません。さすがに子供たちにまで心配をかけるのは、萬平さんでも気になる様子ですね。
そして、新年の挨拶に友人、家族が次々と訪れてくれました。そのたびにお年玉をもらって、源と幸は大喜び。貯金箱へ、といちいち言う萬平ですが、最後は「金や、金や!」と叫ぶ源に、どなって貯金箱へと言ってましたね!
それに対して、世良さんは使うときは使う、貯めすぎは良くないと言います。萬平さんも使うときは使う、無くても使う派だと思ってたのですが・・・・信用組合を潰しかけたことで教訓を得たのでしょうか?でも一度火が着いたら、どう転ぶか分かりませんね。
克子姉ちゃんの家では、鈴さんが相変わらずのひ孫をみたい、吉乃もいい人を見つけるべき攻撃。鈴さんはこれを皆にやっていくんですね。でもそれぞれ孫を可愛がってくれるので、いいおばあちゃんです。お美しいし。
世良さんも福ちゃんと同様、萬平さんが発明するものに大きすぎる期待を寄せていますが、まだ萬平さんの心は定まっていません。決まるまでは、あまり世良の言葉には耳を傾けたくないらしい萬平さん。でも一度定まったらものすごい勢いで進むのが目に見えているので、今は中休みですね。
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