3年A組 2話 あらすじ感想 投稿者「やり逃げX」。教師が生徒にできること。

事件発生から2日目。今日の課題は、澪奈を追い詰めた投稿者が名乗り出ること。澪奈に異常な執着心を示し、悪意ある投稿を繰り返した『やり逃げX』。投稿者が名乗り出なければ、誰かが殺されます。

何とか一颯に反撃を企む生徒たちですが、一颯にいつも阻まれます。誰も名乗り出ないので、連帯責任でクラス全員が殺される寸前。サクラが自分が投稿をしたと言い出しました。しかしパスワードが答えられなかったのですぐに嘘だとばれます。

代わりに名乗り出たのは、香帆。澪奈の友達は自分一人だと優越感に浸っていたのに、クラスの皆から奴隷呼ばわりされているサクラを澪奈が選んだことが許せなかったのです。

香帆がしたことがどれほど澪奈を傷つけることだったのか、一颯は、声を震わせながら必死に説きました。泣き崩れる香帆。課題はクリア。しかし、今度は、澪奈を陥れた動画を作成した人物を見つけなくてはいけません。最後に、内部通報者がいることが判明しました。

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大切なのは想像力

武智がインタビューに答える

3月2日

事件発生から2日。魁皇高校前で、テレビのレポーターのインタビューに答えている武智(田辺誠一)。

「私が教員を務める学校でこんな事件が起きるなんて・・・ホントに悔しいですよ。柊先生、見てますか?生徒を危険な目に遭わせたり、多額の身代金を要求したり、それでもあなたは聖職者と呼べるんですか!」

おもむろに振り向いて、胸ポケットから何かを出します。目に何かをいれますが、それはレモン汁。顔をしかめる武智。

レポーター「ど、どうしました?」

武智「柊先生、今ならまだ間に合います。自首してください!生徒の顔をよく見るんだ。涙でぬらしたその顔を!」

 

大切なのは想像力だ!

朝、職員室でやっていた体操のダンスを、生徒にやらせている一颯(菅田将暉)。

一颯「はい、もっと笑って!うれしそうに!楽しいことを思い浮かべて!大切なのは想像力だ!」

皆、一生懸命笑顔を作ってダンスをしますが、甲斐(片寄涼太)は一人踊っていません。

 

『なぜ、景山澪奈(上白石萌歌)は死んでしまったのか。その理由を、夜の8時までに導き出せたら、ここから解放してあげよう。』

『お前ら、そろいもそろって、クズだな!』

『過去の自分が、今の自分をつくる!だから、過去から逃げてるお前も!お前も! お前も!極めて幼稚なガキのまま、成長が止まってるってわけだ』

『彼女の生きざまを通して、お前らの考えが、いかにもろく弱いものなのか!思い知らせてやる。』

 

『最初の犠牲者は、お前だ。』

涼音(福原 遥)「蓮!」

 

『悪意にまみれたナイフで、汚れなき弱者を傷つけないように変わるんだよ。』

 

長生きしたいなら、体操を。

踊っていない甲斐(片寄涼太)に近づく一颯。「ヘイヘイ ヘイヘイ、甲斐君、どうした?」

立ち去ろうとする甲斐。一颯が肩をつかみます。「言ったろ、想像力だよ。今、お前が踊らなかったら、みんなが どうなるのか?バ~ン!

甲斐の背中を押します。肩に手をかけて顔を近づける一颯。「長生きしたいなら、体操はしたほうがいいよ。」

舌打ちして、一颯を振り払う甲斐。

一颯「ヘイ!カモ~ン!イェ~イ!甲斐君、カモン、カモン、ちょうだい、ちょうだい!」

やけになって踊りだす甲斐。

一颯「おわ~!いいね、甲斐君。切れてる、切れてる。ヘイ、みんなも甲斐君に負けないようにね。想像力だよ! はい、想像力!」

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現場指揮本部

被害者は中尾 蓮

体育館

五十嵐(大友康平)が入ってきました。現場指揮本部は、近所の会議室を借りることにしました。むやみな突入は危険と判断したのです。

昨夜スピーカーから聞こえた声。

甲斐『本当に殺したのかって聞いてんだよ!おい!』

本当に殺したのか、わからないもの、生徒の声は切迫していて演技とは思えない郡司(椎名桔平)達。被害者は中尾 蓮(三船海斗)と特定されていました。

息子が死んだのか不安がる中尾蓮の母親。教師と父兄の間で言い争いになりました。

 

一颯から着信

武智の電話に一颯から着信がきました。郡司に、今の状況をできるだけ詳しく聞くように指図されます。武智はカメラに寄るように指示しました。

「たった今、柊先生から電話が来ました。きっと、私に絶大なる信頼を寄せているから・・・」

止める郡司「いいから早く!」

カメラは追い払われてしまいました。

武智「もしもし、柊先生。生徒は無事ですか?」

一颯「無事とは言えませんねぇ。1人、脱落したんで。」

警察に代わるように指示されて、郡司が出ました。身代金は41万7200円。達成金額には程遠い、と一颯は言います。

郡司「本当にSNSの登録ユーザー、5000万人に寄付させるつもりか?」

一颯「全部、集まれば50億。何か面白い使い道はありませんかね?」

狙いを尋ねるもの、一颯は答えません。

「もっとみんなが注目してくれないと。一緒に盛り上げて行きましょう。では。」

一颯の目的

派手に立ち回る理由

一颯の目的は金じゃないと気づいた郡司。派手に立ち回る理由を探るため、身辺を洗うことにしました。

3年A組のクラスを外から見上げる郡司。「柊 一颯。何をたくらんでんだ?」

その郡司をPCで見ている一颯「Let’s think.」

五十嵐「ネットは祭り状態か。」

『警察はいつまでチンタラやってんだよ』『もっと新しい情報くれ~』『早く捕まえろや、こら!』

『今日も誰か死ぬか賭けない?www』『殺人犯なんて射殺しちまえ』『見物料をお納めします。』

 

教師が生徒にしてあげられること

動画を見ている一颯。

悪者と戦うスーパーヒーロー。スーパーヒーローが悪者の手を切り落としました。

 

澪奈が表彰された直後。

香帆(川栄李奈)「優勝おめでとう。すごいね、全国トップなんて。」

澪奈「どうも。」

 

一人でお昼を食べている澪奈。

香帆「ねぇねぇねぇ、一緒に食べよう。」

机を動かす香帆「澪奈さん来ました~。」

 

澪奈と香帆が買い物中

香帆「ねぇ、これ、かわいくない?このキャラ、すっごいお気に入りなの。鏡もペンケースも、みんなこれで・・・」

香帆は、カメラを向ける沢に文句を言います。ドキュメンタリーだからと沢の声。

 

笑う澪奈

香帆「あっ、笑った~!ねぇ、ほらほら撮って・・・!ちゃんと撮って!」

沢の声「何だよ、撮るなっつったり、撮れっつったり。」

 

相楽文香(土村芳)「最近、思うんだよね。私たち教師って、生徒に何をしてあげられるんだろう。」

 

里見と真壁

そこへ警告音。

美術室の外では、里見(鈴木仁)と真壁(神尾楓珠)が様子を伺っています。思い切って真壁がドアを開けようとすると、一颯が中から開けたので、バランスを崩して転ぶ真壁。

生徒たちは朝食にパンをもらいましたが、里見は、自分たちは和食派。パンじゃなくておにぎりがいいと遠慮がちに頼みます。考えとくよ、と一颯。そろそろ授業を始めると言いました。立ち去りながら、小声で確認する二人。

里見「見えたか?」

真壁「うん。」

課題『やり逃げXが名乗り出る』

やり逃げXの澪奈への執着

一颯の授業が始まりました。今日は、サクラ(永野芽郁)が言っていたドーピング疑惑についてです。

一颯「SNS MIND VOICEに、景山が全国大会でドーピングをした、という投稿があったそうだな?」

その投稿者「やり逃げX」の澪奈についての投稿をプリントした一颯。一つ一つ、黒板に貼って行きます。

「この投稿者は、景山への執着がすごくてねぇ。探してみると、いろいろとエグい投稿がたくさんあったよ。」

『景山、死ね。』

『景山、笑うな、キモい。』

『あの女の水着を切り裂いてやった。』

 

一颯は問題の投稿と、一枚の紙を指します。

『全国大会当日のロッカー。景山澪奈選手の鞄に謎のカプセル』

この投稿には動画が添付されていました。

ロッカールーム。開いているロッカーの中。鞄のなかからカプセルの瓶を見つけます。そのロッカーの前に立つ澪奈が、薬のようなものを飲んでいるところを影から撮っています。

 

フェイク画像

一颯は、このカプセルはドーピングの薬、しかしこれは一部を加工したフェイク画像と言いました。ドーピングをしていなかったのに、澪奈は、この投稿がきっかけで自殺したのでした。一颯は本人から聞いていました。

「そこで今日はこの動画を投稿した人間に名乗り出てもらいたい。はい! やり逃げXさん、手挙げて!」

誰も手を挙げません。夜の8時までに名乗り出れば、今日は死人は出ないと一颯は言いました。

沢「じゃあ名乗り出なかったら?」

一颯「この中の誰かが死ぬ。盛り上がって行こうか。」

一颯は、不気味に笑いました。

 

中尾は死んでいない

前日穴を開けられたトイレの床。一颯は鉄板を嵌めて修復中。

その合間を見計らって、里見は、クラスの皆に、中尾が死んでいない可能性について説明しました。さきほど美術準備室に行ったら、部屋の中に、まったく同じパンの食べかけが2袋あったこと、死体の腐敗臭も全くしませんでした。

目的は恐怖心を植え付けるため、と考える男子生徒たち。爆弾を何とかしようとリモコンを奪う作戦を立てます。

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投稿者は誰?

投稿者を捜す方が先決

女生徒たちは、投稿者を捜す方が先決と考えました。
「でも、こいつガチの変態だよ?」

「こんなヤバい投稿バレたら生きて行けないね。」

「しかも偽の動画なんか流して。ホント最低だよ。」

『あの女をめちゃめちゃにしてやりたい』

『あいつが苦しむ姿を見ると興奮する』

 

サクラの想像

サクラはその読み上げられる投稿一つ一つ、思い返してみました。

『あの女の上履きを、トイレの水に浸してやった』

登校してきたサクラ。澪奈が昇降口で、上履きを片手に変な顔をしています。上履きをプールに落としちゃったという澪奈。サクラは、澪奈様がミスとは珍しい、そう言って写真を撮ったのでした。

「はい、記念に1枚!」

『あの女を学校から自宅までつけ回した』

澪奈がつけられているような気がして、不安げに後ろを振り向いている様子。誰もいません。

『あの女の水着を切り裂いてやった・・・』

ロッカーで切られた水着をみつけた澪奈。

『あの女の部屋の窓を割ってやった』

部屋の窓が割れて驚く澪奈。

 

テントウムシのハンカチ

澪奈のことを思い返して、テントウムシの絵のついた水色のハンカチを出すサクラ。それに香帆は気づきました。

「ねぇ、それ誰からもらったの?」

「澪奈から。」

動揺した香帆は、立ち去りました。

クラスの人気者・香帆

香帆もテントウムシのハンカチを澪奈に渡した

香帆は、同じテントウムシの絵のついたピンクのハンカチを澪奈に渡していたのです。香帆は、二人の写真を撮りました。

「これアップするね。またフォロワー増える~。」

それを聞いた澪奈。香帆に自分と一緒にいる理由を尋ねました。

「そりゃあ自慢の友達だし、やっぱ全国レベルって偉大だわ~。私の人気なんかしょせん校内レベルだから。」

それを聞いて、顔が暗くなる澪奈。ハンカチを返しました。

「これ、やっぱいい。返す。」

立ち去る澪奈。香帆は驚きました。

 

築き上げてきたものが全て崩れる

男子トイレで電動ドリルを使う一颯のもとへ来た香帆。

香帆「どこまで知ってんの?誰が投稿したかなんて、調べようと思えばできるはず。ホントは知ってるんでしょ?みんなの前で懺悔させようとしても無駄だから。」

一颯は黙って聞いています。

香帆「あんな投稿バレたら、それこそ人生終わったも同然。今まで築き上げて来たものが全て崩れ去る。」

一颯「随分やり逃げXに肩入れするんだな。名乗り出なきゃ誰か死ぬぞ。」

香帆「ハッ!別にいいよ。私じゃなければ。」

一颯は、作業に戻ります。

香帆が外に出るとサクラがいました。ハンカチのことを話すつもりで来たサクラ。

香帆「今の聞いてたの?」

「 聞いてたよ。」

後ろを振り向いて驚く香帆。

唯月でした。「ここのトイレ、隣の声も結構よく聞こえるんだよね。クラスの人気者があんな投稿してたなんてバレたら・・・」

否定する香帆。

 

残念!

そこへ男子生徒たちが3人。棒を持って男子トイレに入っていきました。一人の棒が一颯の頭を直撃しました。

美術室。一颯がいないことを確認して、準備室に向かう里見達。兵頭がドアノブを触ると、電流が流れ警告音が響きました。里見は、甲斐達が足止めしてくれていると、強行突破しようとします。

美術室へ一颯が入ってきました。頭から血を流しています。「残念!」机のものを金属棒で払って壊しました。

「言ったはずだぞ。俺はこの日のために過ごして来た。次、何かアクションを起こしたらペナルティーだからな。」

 

一颯の恋人・相良文香

以前、一颯が勤めていた咲宮高校を訪ねる郡司と宮城。校長は、いい先生だったと一颯のことを褒めます。しかし一颯が現在の学校に移ったあと、一颯が付き合っていた咲宮高校の教員に暴力をふるっていた話が耳に入ったとのこと。その教師は心の病で自宅療養中でした。

相良文香の自宅を訪ねる郡司達。郡司は、相良文香の父親に見覚えがありました。昨日、魁皇高校の、立ち入り禁止テープの向こう側にいたのです。近くを通ったらすごい人だかりだったので様子を見に来たと言います。

文香の恋人だった柊 一颯のことを、父親は恐ろしい人間と呼びました。

 

サクラに向けられた疑惑の目

もうすぐ8時。生徒たちは騒ぎ始めました。投稿者が名乗り出なければ誰かが死にます。サクラも唯月も香帆を気にしますが、名乗り出る様子はありません。

生徒たちは、混乱して互いに疑念を向け合います。ストーカーかもしれないと誰かが言い出しました。男とは限らないと、唯月が香帆に話しかけました。

唯月「あっ、そういえば香帆さ。澪奈と昔、仲良かったよね?どうして急に話さなくなったの?」

香帆「あんたに関係ないでしょ!」

香帆の剣幕に、周りの皆は驚きました。

涼音が、女子なら、犯人はサクラだと言い出しました。「だって、澪奈のことずっと追い掛け回してたじゃん。」

涼音は、蓮が死んだのはサクラのせいと思って、逆恨みしています。

慌てて否定するサクラですが、否定するほど怪しい、奴隷が一番当てはまる、と皆は疑いの目で見ました。

サクラ「そんな・・・」

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裁きを受ける時間

相良文香の携帯

頭に包帯をしている一颯が入ってきました。約束の時間、やり逃げXが名乗り出る様子はありません。じゃあ誰かに裁きを受けてもらう、一颯が選び出したとき、携帯の振動音が。

一颯「あっ、悪い、悪い。ケータイの電源切るの忘れてた。」

携帯を見ると、そこには相良文香の文字。一颯は驚きました。出てみるとそれは郡司、窓の外を見るように言われます。

郡司が手を振っています。「よっ!相楽文香さんじゃなくて悪かったな。」

一颯「何で警察が、文香のケータイを?彼女と話したのか?何を話した?答えろ!文香に・・・」

 

生徒たちの逆襲

そこで目配せする生徒たち。後ろから一斉に一颯に襲い掛かり、一颯を抑えつけました。里見が手首のリモコンを取りあげます。

甲斐「今まで随分、遊んでくれたな。」

一颯を殴り続ける甲斐。一颯は笑い始めました。

「何、笑ってんだよ。頭おかしくなっちま・・・」

教室の後方で爆発音が響きました。

甲斐「何だよ?今の!」

里見は自分じゃないと言います。

甲斐を蹴り倒して、一颯が起き上がりました。「俺がお前らの動きを見て、何も警戒してなかったと思うか?」

机の上に足をあげる一颯。足には同じようなリモコンが付いています。里見が取り上げたのは、ただの時計だったのです。

里見「そんな・・・」

 

連帯責任

一颯は、全員を黒板の前に並ばせました。一颯は、一人生徒の椅子に座ります。

一颯「あぁ、壮観だな。言ったよな?次、何かやったらペナルティーだって。君たちの上には爆弾がある。」

ざわめく生徒たち。一颯を襲っていない生徒たちは、自分たちは関係ないと必死に一颯を説得しようとします。

一颯「はい、はい、はい。静粛に。」

静かにならないので、机を投げる一颯。「これは連帯責任だ。さぁ、死んでもらおうか。」

リモコンのボタンを押そうとする一颯に向かって、甲斐はハッタリだと言いました。

「分かってんだよ。お前は誰も殺さない、いや、殺せない。中尾だって生きてんだろ?」

今の爆破も、わざと誰もいないところを狙った、そう言う甲斐に、一颯は試してみるかと言いました。

一颯「お前が、そこから一歩でも動いたら、ボタンを押す。おい、どうした?来いよ。ハッタリだと思うなら、リモコン取り返しに来いよ。」

ためらうもの、一颯の挑発に乗りかけた甲斐。

 

名乗り出るよう懇願する生徒たち

唯月が声を上げました。「名乗り出ればいいんでしょ!言ったよね?澪奈のフェイク動画の投稿者が名乗り出れば、今日、死人は出ないって。ってことは、そいつがやったって自白すれば、私たちは助かるってことだよね?」

一颯「そうなるねぇ。」

唯月「分かってんでしょ!?みんなが助かるには、あんたが名乗り出るしかないんだよ!」

皆、口々に、名乗り出るようにと声を上げました。「早く言えよ!」「頼むから!」「おい、誰だよ!」

やり逃げXの正体

さくらの自供

澪奈からもらったハンカチをぎゅっと握りしめていたサクラ。

「私です。私です!私がやりました。」

一颯「お前が、あの投稿を送ったのか?」

サクラ「はい。」

一颯はコメントを空で読み上げます。「景山、 死ね。あいつが苦しむ姿を見ると、興奮する。景山、 笑うな。 キモい。あの女をめちゃめちゃにしてやりたい。景山なんて生まれてこなければ・・・」

サクラ「私だって言ってるんだから、もういいでしょ!」

一颯「パスワードは?SNSに登録したパスワードだよ。」

投稿者本人しか知らないパスワード。サクラには答えられませんでした。ハンカチを握りしめているサクラ。それを見た香帆。

香帆「バッカみたい。何でそんなウソつくの?みんなを助けるため?だから自分が犠牲になるって?ハハハ。笑わせんなよ。」

 

香帆がやり逃げX

前に出る香帆。机にバンと手をついて、一颯を見据えます。

「私だよ。私が やり逃げXで~す。パスワードは、K A H O 1 1 8 1 5。」

一颯は入力しました。「ピンポ~ン!アクセス成功だ。よかったな~。今日、君たちの中から死人は出ない!」

一颯が拍手する中、生徒たちは信じられない思いで一杯でした。

サクラにかみつく香帆。「ったく!あんたが出しゃばった真似しなければ、みんなに死ぬまで気付かれなかったのに!」

サクラ「どうして?」

香帆は、サクラのせいだと言いました。澪奈の友達は、香帆一人。なのに、サクラを選んだ澪奈。

 

澪奈を追い詰めた香帆

香帆「澪奈!一緒に帰ろう。」

澪奈「先約あるから。」

そう言ってサクラの手を取った澪奈。

香帆「あの瞬間、私の中で何かが崩れた。よりによって、何で奴隷呼ばわりされてるあんたなの?完全に私への当て付けじゃん!プライド、ズタズタにされて、言いようのない怒りが湧いて許せなかった。」

「だから、あいつの後をつけ回して・・・」

周りを不安げに見回している澪奈。

「あいつの物を壊して・・・」

水着を切り刻む香帆。

窓ガラスを割る香帆。澪奈が窓の外を見るとそこには香帆が。

「あいつを追い詰めた。」

 

雨の中、話し合う二人。

澪奈「もうやめて!」

香帆「なら死んでよ。あんたが死んだらやめてあげる。ねぇ、死んでよ。死んでったら!」

泣きながら懇願する香帆。

 

澪奈が生きていてくれるなら・・・

香帆「自分でも、もう抑えられなかった。」

一颯「それで、あのフェイク映像を撮ったのか?」

しかし香帆はそれを否定。あの動画が入ったDVDが、香帆の鞄に入れられていたのでした。澪奈を陥れるために、その動画を利用したのです。

サクラ「何でそんなことしたの?澪奈はあなたのことを・・・」

香帆「うっさい!あんたは黙ってて!」

文句があるのなら自分に言うべきだったというサクラ。そうしたら離れたというサクラ。

香帆「ウソつくなよ!」

サクラ「ウソじゃない!離れたよ!澪奈が生きててくれるなら・・・離れたよ。」

 

足りないのは想像力

教師が正しい道に導く

一颯は、香帆が澪奈にしたことが、自分にされたときの気持ちを考えたことがあるかと尋ねました。説教と鬱陶しがって、うるさいと叫び続ける香帆。

一颯「逃げるな!そうやって大声で拒絶して、誰の声にも耳を貸さずに生きて来たんだな。そのせいであんなバカなまねをしても、何も感じない人間になったんだな。」

香帆「何で、あんたに、そんなこと言われなきゃいけないの?」

一颯「俺はお前の教師だからだ。お前を正しい道に導く義務がある。」

香帆は机を押しました。「ふざけんな。今まで何にもしてくれなかったくせに!」

一颯「そうだ。だからだよ。だから俺は、今、この瞬間にお前たちの教師になるために、ここに、こうして立ってるんだ。」

泣き出す香帆。

「お前に足りなかったものは想像力だ。もし 自分の家の窓を割られたら。自分の服を切り裂かれたら、どんな思いをするのか。ウソの投稿でいわれのない中傷を受けたら、どれほど傷つくのか。お前には、その痛みを想像できなかったんだ。」

 

香帆を恨まなかった澪奈

「うるさい! うるさい!うるさい!うるさい!

聞きたくない香帆は、叫んで座り込みました。立たせて、その顔を両手に挟む一颯。

「よく聞け。景山はお前を恨んじゃいなかった。むしろ自分のせいだって言ってた。」

一颯「私がいけないのって。何も言わずに香帆を拒んで、ちゃんと伝えていればよかったって。友達が欲しかったって。私は、香帆と本当の意味での友達になりたかったって。そう言ってた。」

泣き続けてうつむく香帆の顔を、一颯は両手でつかんで上を向かせます。

一生懸命に訴える一颯。「宇佐美。お前はそんな彼女の気持ちを踏みにじったんだ。それが痛みだ。その痛みを一生忘れんなよ。」

泣き続ける香帆。

 

動画を作った人物を突き止める

泣いている果歩のそばに座り込むサクラ。ハンカチをそばに置いて、澪奈がこれをくれた時、澪奈は、これ私の大切な友達の好きなキャラクターと言っていた、サクラはそう言いました。

サクラ「澪奈はずっと友達だと思ってたんだよ。あなたのこと。」

澪奈のことを思い浮かべる香帆。ハンカチを握りしめて泣きます。

一颯「今日の授業は、これで終わりだ。お疲れさま。」

生徒たちは、澪奈の自殺理由が分かったのだから解放するように求めます。

一颯「まだだよ。あの動画を作ったのは別の人間なんだよな。誰がどういう意図で作ったのか。それが分かるまでは俺の授業は終わらない。」

ドアを開けて立ち去る一颯。

 

ぶつかり合うしかない教師と生徒

中尾の手首

美術室に追いかけてきた甲斐達。中尾はどこだと尋ねます。「俺たちを脅すために、殺したように見せ掛けただけなんだろ?」

笑い出す一颯。「俺は、優しい人間に思われてるんだな。」

「ちょっと待ってろ。」そう言って準備室に入り何かを持ってきて、甲斐達の目の前に放ります。それは人の手でした。

一颯「中尾のだよ。ホルマリン漬けにすれば死臭も少ない。ちょうど明日には全部切断できる。やるよ。」

無表情に手を拾って差し出す一颯。怯えて出ていく甲斐達。

一颯「な~んちゃって。」

画面には、スーパーヒーローの動画。悪役の手首が切り落とされる画面です。

 

教師が生徒にしてあげられること

その後には、文香の動画が続きました。

「最近、思うんだよね。私たち教師って生徒に何をしてあげられるんだろう。結局は、ぶつかり合うしかないんだろうね。教師と生徒としてじゃなく、人と人っていうか、体と体を使って言葉を交わすっていうか。ちょ・・・何、笑ってんの?」

一生懸命説明する文香に、少し笑顔になる一颯。

文香から着信が来ました。郡司です。

一颯は、今日は課題をクリアしたから全員無事と言います。ちゃんと話がしたいという郡司に、一颯はおにぎり30人分を頼みました。

一颯「10分後に、第1校舎の昇降口に来てください。もちろん丸腰で。武器を所持または誰かが同行した際には、教室ごと爆破します。」

おにぎりは、五十嵐が届けることを志願しました。

 

内部通報『刑事と教師の直接対決』

誰かがトイレの個室に入りました。SNSをチェックします。

『もっとばちばしてしてくれないと楽しめない』『何も起きないと退屈だな。誰か刺激をくれー』

その人物は入力します。『これから刑事と教師が直接対決するよ とある魁皇生』

『ん?もしかして内部の人?』『マジか?警察?生徒?先生?』『新たな展開キタコ』

一気に盛り上がります。

 

おにぎりをもってきた五十嵐。後ろから一颯が現れました。

「お前が柊 一颯か?」

 

1話はこちらです。

3年A組 1話 あらすじ感想 エロとエモにボマイエ。隠されたもう一枚の絵

放送直前の見どころ&菅田将暉さん、永野芽郁さんたちのインタビューはこちらです。

「3年A組」放送直前!見どころ&秘インタビュー 感想

 

感想

一颯先生。生徒からすれば、爆弾も使う、脅迫もする、暴力も振るう、そして何より自分たちを人質にした先生なのだろうけど、一颯先生の必死さがものすごく伝わってきますね。香帆に必死に想像力の大切さを説く場面はすさまじかったです。

一颯先生がここまで世間を騒がせて、生徒たちに想像力を持たせようとするのは、恋人の相良文香が関係していそうです。お父さんは一颯を恐ろしい人物と評していましたが、このお父さんの方がなんだか怖いですね。

今、一颯先生が必死にやっていることは、恋人の相良文香が言っていたこと。体と体でぶつかりあうしかない。動画では、その文香先生の言葉に笑っていた一颯先生ですが、その文香先生の言葉を体現している一颯先生。文香先生には一体何が起きてしまったのでしょうか?

1話で妙なふるまいをしていた香帆。澪奈に対する妙な執着、そしてサクラに対するライバル心。自分が一番でなくてはならない、そしてサクラを一方的に見下す自尊心からの行動でした。澪奈は自殺してしまったのに、自分のプライドを優先する。自分が死なないなら誰が死んでもいい。自分が傷ついたから、澪奈に死んでと懇願する、一颯先生も嘆く想像力の無さです。一颯先生は、生徒たちに人の痛みを分かってもらえるようになってほしいんですね。一颯先生の言葉は、サクラには伝わっている気もしますが、他の生徒にはいつ伝わるのでしょうか?

そして最後に出てきた個室に隠れていた生徒らしき人物。あれは誰なんでしょうか?美術室とトイレにしか行けないはずなのに、一颯先生は昇降口に降りてきました。まだ他にも協力者がいるのかもしれません。もしかして、殺されたはずの中尾蓮君は、どこか別のところで、事件が終わるのを待機しているのかもしれませんね。

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