面白南極料理人1話 あらすじ感想 臭いをかいで犯人捜し。え~と声が出るパエリア。
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最終更新日:2019/01/20
面白南極料理人
南極のドーム基地に到着した第38次越冬隊。バニーガール姿の前任者に出迎えられました。前越冬隊の観測日誌を見て、徐々に壊れていく様子を見て不安になる一同。
ドーム基地では節水が厳守です。しかし誰かが大量に水を使用したことが発覚。犯人捜しのため、それぞれの体の臭いをかぐおじさんたち。いつの間にかお尻まで出す者も現れました。
主任の誕生日。リクエストされたパエリアを、歌いながらのりのりで料理する大将。おいしいパエリアと白ワインでご機嫌な夜を過ごしましたが、これから待ち受ける過酷な日々を誰も予想だにしていませんでした。
Contents
南極のドーム基地に到着
バニーガールの出迎え
大将(浜野謙太)『ここは日本から遥か遠く南極大陸。かの有名な昭和基地から離れること1000㎞、標高3800m、富士山より高いところに位置するドームふじ観測基地、通称ドーム基地。平均気温ー54度。生物はおろか、ウィルスさえも存在することができない地の果てである。』
第38次越冬隊の7名が南極ドーム基地に到着しました。これからここで1年間暮らすのです。防寒服に身を包んだ7人は、ようやく着いたと感慨深げ。メンバーは以下の通り。
大将・西村隊員(浜野謙太)、金ちゃん・金村隊長(田中要次)、ドック・松山隊員(マキタスポーツ)、モトさん・本木隊員(秘田康人)、盆・下平隊員(山中崇)、主任・鈴木隊員(岩崎う大/かもめんたる)、川田君・川田隊員(福山翔大)
迎えてくれたのは、引継ぎのため残った前任者の二人。池谷隊員(山中聡)と米山(野間口徹)。第37次隊の他のメンバーはすでに帰国の途についています。池谷はバニーガール姿。金髪のウィッグに大きな耳、長いヒゲ姿。皆で目を見張ります。
米山が、基地内を案内してくれました。
大将「あの、さっきの彼、なんでバニーガール?」
米山「もともと、ああいうユニークなタイプの人間なんですよ。」
飲むと死ぬ風呂の水
1月16日
医務室、食糧庫、キッチンと見ていきます。トイレと洗面所を見ると、トイレのドアは低く外から丸見えです。
「うわ、丸見えじゃん。」「なんで?」
風呂場には、浴槽があります。笑顔になる隊員たち。
笑顔の米山。「風呂の湯は、1年フィルター変えてないので口にしないほうがいいです。死にますから。」
とたんに隊員たちの笑顔が消えました。
壊れていく人々
一面の「帰国」と「雪」
2時間後に、第38次越冬隊の到着を祝って歓迎会をしてくれます。それまで風呂と休憩。
果たして1年間暮らせるのか、先を心配する一同。大将が大丈夫、住めば何とかっていう、と力づけました。
前越冬隊の観測日誌を発見し、皆で見てみました。
『もう8か月もここにいる。早く帰りたい!』
「精神状態が現れてますね。」「確かに。」「8か月もいるとこうなるのかな?」
別の観測日誌には、小さな字で帰国と一面に書いてありました。
「あ、壊れてきてますよ!」「やばくないすか、これ?」
川田君「最後のページ、見ましょう!」
大将「やめとこ!」
しかし開けてしまった川田君。雪と大きく書いてあり、巨大なバツが。自分たちも最後おかしくなるのかと不安がります。大将は、大丈夫と言い聞かせました。
別の日誌にも、『雪』『雪』『雪』と大書してあります。「こっちもだよ。」
注意事項
壁に第37次隊の注意事項が書かれていました。
『水は大切にしましょう!
お風呂のお湯使用は洗面器一杯分まで!
照明はこまめに消して節電に努めましょう!
ごみはちゃんと分別しましょう!
電話の無駄遣いはやめましょう(1分 1700円)
食堂棟での寝タバコ厳禁!
長時間外出するときは隊員に伝えましょう!』
さらに手書きで、それぞれ違う筆跡で付け加えられています。
『喋ることが無くなるのは仕方がない。同じ話は7回まで聞いてあげましょう。
俺らは人間だと言うことを忘れるな!!
野菜は食べ物として扱いましょう!』
環境って怖い
不安になる一同「1年後、俺らどうなってるんだろうねえ・・・」
ドックが写真を見つけました。娘と写っている普通の男性の写真。よく見ると、さっきのバニーガールの池谷隊員でした。そこへ荷物を運んできたバニーガールの池谷隊員。会釈をして出ていきました。
「ここで1年も暮らすと、ああも変わってしまうんだ。」「全然違う。」
「環境って怖いな・・」
『しかし、もう後戻りはできない。我々はこのドーム基地で1年暮らしていかなくてはならないのだ。』
おじさんがおじさんの体の臭いをかぐ
観測のため、毎日何度も極寒の外に出る金ちゃん
1月26日
『私たちがドーム基地に到着して10日が経った。37次隊の二人も帰っていった。』
『私たち南極越冬隊の任務は、大気、海洋、氷、果ては宇宙からの飛来物を観測することで、地球の過去から未来にわたる環境の変化を明らかにすることである。』
『金ちゃんは、気象庁から派遣されてきた気象観測のスペシャリスト、こう見えて実は結構すごい人だ。こんな風に毎日何度も、観測のため、極寒の外に出る。』
AM6:00 鼻歌で、分厚い防寒着を身に着ける金ちゃん(田中要次)。外に出ていきます。戻ってくると真っ白。「おお~、寒い!」
AM9:00 再び鼻歌で、外に出る用意。戻ってきた金ちゃん。真っ白で震えています。
PM0:00 また鼻歌。歌って踊って出ていきますが、すぐに戻ってきました。「やべ!忘れ物!」
『それ以外に彼がやらなければいけない仕事は、1日に山ほどある。もちろん他のメンバーも各分野のプロとして、それぞれ日々仕事に追われているわけだが、それはおいおい紹介していこう。』
ドーム基地で一番大切なもの・水
『ドーム基地で一番大事なものは問われたら水!である。』
夕食の席。大将は腕を組んで不機嫌そうです。食事の前に、盆(山中崇)が水について報告をしました。造水槽のメモリを見たら、10のところまで減っていたのです。
ドーム基地では、毎日雪を運んで作らなくてはいけない水。一日に作れる量は限界があるため、1日に使える水の量も決まっています。節水の鉄則を破ることは重罪になるのです。
大将「つまりこの中に、水をこっそり使い間凶悪犯がいるっつうことでしょう。」
それぞれを疑いあう7人。水の用途はおそらく風呂。節水のため、風呂に入れるのは当直のみ、1週に一度です。
今日の当直は金村、金ちゃんでした。金ちゃんを疑う皆ですが、金ちゃんは、誰かが自分のあとに入って、こっそり大量に水を使ったのだと言いました。
臭いをかいで犯人捜し
ドック「臭いを嗅ぐってのはどうですか?今日、風呂に入っていいのは当直者の金ちゃんだけのはず。だからもし今日、他に風呂に入っている奴がいるとしたら、そいつの体からは、(指をパチンと鳴らす)いい匂いがするはずだ。」
納得する一同。張り切るモトさん、金ちゃんに皆の臭いをかぐように頼みます。一列に並んだ6人。食べてからにしようという金ちゃんですが、すっかりやる気のモトさん、自分からとシャツをまくり上げました。
本木「金ちゃん、まずは俺から!お願いします。臭いでください。」
いやいや臭いをかぐ金ちゃん。「くさった卵みたいな臭いがする。」
次はドックの臭いをかぎます。「絶対違う。どぶから這い上がったカエルみたいな臭いがする。」
「そんな状態のカエルの臭い、嗅いだことあるんですか?」
主任「お願いします。」
金ちゃんは、シンプルに臭いとコメントしました。
盆のお尻はいい匂い
『おじさんがおじさんの体のにおいをかぐ。わからないが、なんだかだんだん楽しくなってきてしまった。』
次は大将。対象は、シャツではなく、パンツを降ろしました。
嫌がる金ちゃん「なんでケツ出してんだよ。」
ドック「ほら、金ちゃん。大将に恥かかせちゃダメ、早くかがないと。」
いやいや臭いをかいで、むせ返る金ちゃん。
「盆、ケツ!」
盆「なんでケツありきになってんですか?」
いやいや、おしりを出します。すると盆のお尻からはいい匂いが。皆もにおいをかいで、同意します。
犯人と決めつけられ、否定する盆。なんでと言われて、「自分のケツのにおいなんて嗅いだことないし!」
川田君が、盆のおしりを嗅いで、脇も嗅ぎます。「あ、ちょっと待って!盆さん、他、普通にくさいっす!」
皆、盆の脇のにおいをかいで顔をしかめました。
『盆も、お尻以外はひどい臭いだった。となるとやはり犯人は・・・それ以上考えるのはやめた。ここは南極。たった一度くらいの過ちは水に流そう。』
盆のお尻と脇を順ににおって、顔をしかめたり戻したりを繰り返す大将。
お尻の臭いをかいでほしい人々
そこへ「私もかいでください!」とお尻を出すドックとモトさん。
お尻をフリフリしますが、誰も臭ってくれず、みなご飯を食べ始めました。
『なぜこんなことをやったのか、正直分からない。やはりここは人を狂わせるのかもしれない。でも世界一過酷と言われるここ、ドーム基地でも、この7人でならどうにか乗り越えられる気がした日でした。』
まだお尻をふっている二人。「嗅いでください!」
マイナス50度に吹くバレンシアの風
不可能なことを可能にする料理人
1月31日
今日は、車両/機械の担当・主任のお誕生日。料理担当の大将に、なんでも好きなものをと言われて、パエリアをリクエストしました。
『私の仕事は料理人。1年間皆に料理を作るために派遣されてきた。ドーム基地は 3800mの高地にある。水の沸騰点は、80度から85度なので、普通の炊飯は絶対に不可能。普段は電気圧力鍋で焚いているのだが、パエリアともなるとそうもいかない。』
電気圧力鍋をにらみつけ、悩む大将。
主任の嬉しそうな顔を思い返します。
「大将!パエリア!パエリアが食べたい。」
しかし不可能なことを可能にする料理人、と腕巻くりをしました。
歌って踊ってパエリアを作る大将
突然、ロック調の歌とダンスが始まります。
♪それが私♪
腕をグルグル振り回します。
♪まず電気圧力鍋に洗ってないお米とスープを、同量よりやや少なめにセット♪
のりのりの大将。
♪そしてサフランとバターと月桂樹の葉っぱを投入して炊き上げる。炊き上げるう~~~♪
♪炊きあがった色付きバターライス!♪
♪クッキングシートを敷いたパレットに敷き詰めて その上にオリーブオイルでさっと表面だけ焼いて白ワインでパッとフランベしたロブスター♪
♪鯛!鯛!ムール貝!ホタテ!ホタテ!これインゲン。ブラックオリーブなどをきれいに並べ♪
♪塩、塩、コショウして 220度のオーブンでこんがり焼き上げる~、こんがり焼き上げる~♪
のりのりでダンスをしている大将。それをドアの隙間からドックが見つめていました。
慌てて「あ、盛り上がっちゃった。」と言う大将。
ドックは走り出して、皆に報告に行きました。「大変な趣味、見つけました!」
え~と声がでるくらいおいしいパエリア
『主任お誕生日おめでとう』
大将「主任のリクエストのパエリアです。それでは主任お誕生日おめでとう!」
白ワインで乾杯。
食べる直前に、パエリアに冷凍レモンをすりおろす大将。「はい、召し上がれ」
ドック「苦手な場合はどうしたらいいの?」
大将「言ってよ。」
ドック「言えなかった。」
大絶賛して、喜んで食べる皆。「うまー!」「おいしい!」「大将おいしい!」
『冷凍レモンをふりかけ、きりりと冷えた白ワインで食すると、確かにマイナス50度のドーム基地にバレンシアの風が吹き抜けた。』
主任「最高においしいよ、大将!」
大将「ホント?」
『家庭のオーブンと炊飯器で手軽にできるし、味も、え~!と声が出るくらいおいしいので、ちょっと気取りたいときにはお試しになってはいかがだろうか。』
最高の仲間と空を飛ぶ
スピッツの『空も飛べるはず』を歌いながら、主任をみなで抱えます。それを笑顔で見守っている大将。
♪君と出会った奇跡が、この胸にあふれている、きっと今は自由に空を飛べるから♪
主任「最高の料理に最高の仲間たち、越冬隊に参加してよかった!」
ドック「よく言った!」
2番、と大将はリクエストしました。
『しかし、そんなことを言っていられるのは最初のうちだけだった。これから待ち受ける過酷な日々をこの時は、まだ誰も予想できていなかった。』
2話はこちらです。
面白南極料理人 2話 あらすじ感想 オジサンたちのチョコに冷凍卵。カレーでモテる!
感想
ー54度の極寒の地。南極大陸のドーム基地に到着した7人のおじさん達。いきなりバニーガール姿のおじさんに出迎えられました。それは引継ぎのために残った前任者の一人。前任者たちの観測日誌と、バニーガールのおじさんから、この地での過酷な日々が予想され、大将たちは不安になります。
しかし今のところ、まだ大丈夫そうですね。水を大量使用した犯人捜し。おじさんがおじさんの体の臭いをかぐ光景におかしくなってしまった大将はお尻まで出してしまいました。それに喜ぶ他のおじさんたち。犯人捜しはどうでもよくなって、お尻を出したい人、臭ってほしい人まで出る始末。
最後のパエリア。浜野謙太さん、歌上手なんですね。まんぷくの白馬の歯医者さんのイメージしかないので驚きました。出来上がったパエリア、おいしそうでした。家庭でも簡単にできるとのこと。やってみようかなと思います!
さて、楽しいのは最初のうちだけ。これからどんどん過酷になっていくのでしょうか?7人のおじさんたちのやり取りは楽しいですね!来週はバレンタイン。おじさん同士でチョコを送りあうみたいですね!楽しみです!
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