あなたには渡さない 最終回 あらすじ感想 皆を救った通子の華。
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あなたには渡さない
多衣を守りたかった通子。しかし通子の意に反して、週刊誌に通子と笠井、多衣と旬平の記事が載ってしまいました。取材が押し寄せて、客足が途絶えた花ずみ。通子は共倒れを防ぐため、前田と八重の雇用を条件に、銀座店を勝浪に返すことにしました。
多衣が失踪し、通子は、矢場に捜しにいかせました。板場のいない花ずみは休業です。窮地に立たされた花ずみを救ってくれたのは、前田と八重でした。4代目を継ぐことを決心した優美の提案で、花ずみには少しずつ客足が戻ってきます。旬平も通子のもとへ戻ってきました。
やがて矢場は多衣を見つけました。すっかり穏やかになった多衣。旬平から、実は姑の菊が通子の華を恐れていたことを聞き、通子は、皆が菊の呪縛の被害者だったことを知ります。
仮釈放された笠井からの妙な電話を受けた通子。旬平に自殺するつもりではないかと言われ、通子は慌てて笠井の下へと駆けだしました。
週刊誌に通子の記事が載る
週刊誌に通子の記事が出る。『鬼でハゲタカのような女将』
矢場(青柳翔)と話した通子(木村佳乃)。多衣(水野美紀)のことを支えたい、結婚したいという矢場の真剣な態度をみて、多衣と話してみることにしました。そこで週刊誌を見せられた通子。
『夫の愛人の体で6千万円を稼いだ美人女将!贈収賄事件の陰に踊る女たちの打算と愛欲』『夫の愛人を売ったお金で開業!』
通子の写真と実名入りの記事です。この間の常連客との会話を思い出す通子。
こういうのは黙っているとエスカレートしますからね。うちの雑誌で反論したらどうです?
その後、通子はこの週刊誌の取材を受けていたのです。多衣が贈収賄事件に関わっているという誤解を解きたかった通子は、記事にはしないという約束で、多衣が元夫の愛人だったことも話していました。
『しかしその約束は破られていた。私は夫の愛人の体を笠井さんに売って、6千万円をせしめた鬼のような女将、贈収賄事件の裏で暗躍した、汚い手を使って花ずみを大きくしたハゲタカのような女として書かれていた。』
通子と花ずみの終わり
多衣は振り回された被害者
真実を話したかった通子は、多衣に甘いと言われてしまいました。これで通子も花ずみも終わってしまうかもしれないと多衣は怒っています。でも、約束は破られたけれど、通子は真実を話したことを後悔していませんでした。
「多衣さんは笠井さん(田中哲司)の贈収賄事件とは何の関係もない。むしろ私に振り回されただけの被害者だっていうのは本当のことだもの。」
嘘をついてまで、自分や花ずみを守ろうとは思わない通子。これでだめになるのならその程度だったと言います。
前を向くしかない通子と多衣
通子は、多衣は昔から自分のことを分かったように言っていたが、何もわかっていない、自分はこういう馬鹿なことをやる女だと分かっていないと言いました。
「でもね、私はあなたを知ってる。」
多衣は、誰かの愛を利用できるような人間ではなく、矢場の気持ちやおなかの赤ちゃんを道具にできないと言います。矢場に、彼の子供だと一度は伝えた多衣。矢場との未来をちゃんと考えるようにと、通子は言いました。
多衣「だったら、あなただって旬平さんとのこと。」
通子は、旬平(萩原聖人)はもう花ずみの人間ではない、あの小さな定食屋の人間なんだと、旬平の作ったコロッケを思い出しました。
「だからもう、私もあなたも前を向くしかないのよ。」
押し寄せる記者たち
『強気でそうは言ったものの、現実の厳しさは容赦なく襲い掛かってきた。』
花ずみ本店の前は、記者たちでいっぱいでした。「ご主人の愛人を売ったと言うのは事実ですか?」「ご主人の愛人に言うことは?」
通子は記者達に向かって言いました。「あの記事のことをすべて否定するわけじゃありません。でも贈収賄事件とは一切関係がありませんから。」
それじゃ納得できないという記者たちに背を向けて、店の中へと通子は入りました。
しかし記者たちは夜遅くになっても、店の前で待ち伏せ。常連客を捕まえては取材をしようとします。客も落ち着かないと文句を言いました。
通子の折れそうな心の支え
家に戻ると、優美(井本彩花)と一希(山本直寛)が待っていました。二人の前には、週刊誌の記事が開いて置いてあります。
優美「ひどい写真、使われちゃったね。でも、他人の目に映っていることの方が正しいこともあったりして。」
一希は、通子をかばおうとしましたが、通子は一理あるかもしれないと認めました。恥じることは何一つしていないけれど、取材を受けたのが軽率だった、迷惑をかけるかもしれないと謝りました。
優美「お腹すいた。お母さん、ラーメン作って。そしたら全部チャラにしてあげる。」
一希「俺も腹減ったかも。」
通子は笑顔で世界一おいしいインスタントラーメンを作ります、と言いました。
『私の折れそうな心を子供たちが救ってくれた。』
通子の決意
花ずみ銀座店を勝浪に返す
客足の途絶えた花ずみ本店と銀座店。共倒れにならないように、通子は覚悟を決めて大阪に勝浪の社長を訪ねました。どうしても前田と八重(荻野目慶子)を守りたい通子は、二人の雇用を条件に、花ずみ銀座店をただで勝浪に返すことを約束しました。
勝浪の社長は、通子の覚悟に驚きながらも同意しました。
「あんた、相変わらずおもろい女やな。ほんまに、ただでええんやな。わかった。前田と堀口八重ふくめて、銀座の店、返してもらいまひょ。」
「ありがとうございます。」
いなくなった多衣
矢場が、多衣がいなくなったことを通子に伝えました。マンションを引き払い、金沢の実家にも帰っていません。銀座店を手放したことで、本店のことを気にする矢場でしたが、店は何とかするからと、矢場に多衣を捜すようにと言いました。
「店は私が何とかするから。あなた、お腹の子のお父さんでしょう。多衣さんを愛しているんでしょう。」
すいません、と頭を下げて出ていく矢場。
すれ違い
花ずみには、しばらく休業の案内が出ています。一人、途方に暮れて店に座る通子は、思わず旬平に電話していました。旬平も週刊誌の記事のことは知っていました。多衣がいなくなったこと、矢場が捜しに行っていることを聞いて、店のことを訪ねる旬平。通子は旬平に、花ずみに、家族のもとへ戻ってきてほしいと頼みましたが、旬平は断りました。先輩に、店と娘と孫のことを頼まれ承知していたのです。
「遅すぎた。俺が花ずみや多衣を捨てた時に、いやお前が婚姻届けを持って金沢に多衣に会いに行った時から、もうお前がそう言ってくれるのをずっと待っていたんだ。でももう遅い。すれ違ったな。」
花ずみ再開
窮地の花ずみに思わぬ助け
板場不在で休業中の花ずみに、前田と八重が訪ねてきました。さきほど、勝浪の社長と契約をすませたと言います。前田はランチだけなら自分が受け持てると言ってくれました。勝浪の営業は夜だけなのです。二人とも社長の了解済み、矢場が帰ってくるまで、手伝ってくれることになりました。
ピンチの時こそ新しい冒険
店は徐々に客が戻りつつありました。優美も手伝ってくれます。その優美がOL向けにメニューを出すことを提案しました。懐石料理の花ずみのイメージに合わないと躊躇する通子に、ピンチの時こそ冒険を、と優美が言いました。
感心する通子に優美は言いました。「母親がやらかしてばかりじゃ、娘がしっかりするしかないじゃない。なんなら私が銀座店を取り戻して、そっち継ぐし。」
花ずみの4代目
優美は、花ずみの4代目を継ぎたいと言いました。店を手伝うようになってずっと考えていたのです。
通子「じゃ!4代目のためにもなんとしても本店は守らなくちゃね。」
優美「うん、わたし頑張るから。」
旬平を連れ戻せなかった一希
一希が通子に、旬平を連れ戻せなかったと謝りました。旬平に会いに行ったのですが、赤ちゃんを抱えた娘さんと話しただけで帰ってきたのです。
店の前で立ち尽くしていた一希を娘さんが見かけて、話しかけてきました。不器用そうな背中が旬平さんとよく似ている、お父さんをとっちゃってごめんなさい、と。
赤ちゃんを見て何も言えなくなった一希。旬平が幸せならそれでいい、母と妹は自分が守るから、一希はそう言って旬平に会わずに帰ってきました。
すっごく大変ですっごく幸せな通子
二人の子供の気持ちが嬉しい通子。二人の手を握って泣きました。
「お母さん、今すごく大変だけど、すっごく幸せ。うん。幸せよ。二人して泣かせないでよ。」
戻ってきた旬平
手伝いの見習い
『多衣さんの消息はいまだにつかめず、矢場君は必死に探し続けていた。』
優美の提案を受けて、OL向けにパスタメニューを出すようになった花ずみ。新しいメニューは評判で、客足も順調に伸びました。しかし夜の営業ができず、予約を断る通子。そこへ入ってきた前田が、通子の代わりにその予約を受けました。手伝いの見習いがいるというのです。それは旬平でした。
前田「この見習い、ゆうべ俺のとこに電話かけてきましてね、花ずみで働きたいっていうから連れてきました。不器用な男の話ですが、聞いてやってください。おれちょっと買い物行ってきますから。」
やっと聞けた旬平の謝罪
旬平は、通子のもとへ戻ってきたかったと伝えます。許されると思っていないものの、自分の気持ちを素直に伝えたかったのです。
涙を流して通子は即答しました。「許します。許すわよ。許すに決まってるじゃない、だってあなた、初めて本当の気持ちで私にぶつかってきてくれたんですもの。」
『やっと聞けた。夫の悪かったという一言。』
人生で二度目に花ずみを訪れたあの夜のことを思い出します。
『あの嵐の夜、あの時、あの女と別れるから、借金を背負った体だけど俺についてきてくれ、悪かったと言ってほしかった。その一言があれば、私はあの場で全て許していただろう。それをようやく今日聞けた気がした。』
元通りの家族
旬平が戻ってきて花ずみは元通り。4人で一緒に暮らし始め、和気あいあいとにぎやかです。
『子供たちも父親を許していた。それがどこまで本心なのかわからないが、そこには確かに家族のぬくもりがあった。』
『私たちはまた家族4人で暮らし始めた。』
姑の呪縛から皆を開放
通子の華を恐れた姑
姑の遺影に菊の花をそなえる通子。
「お義母さんがいたから、お義母さんと闘ってきたから、私はこんな風に強くなれたのね、きっと。」
そんな通子に、思いがけないことを旬平は伝えました。菊はずっと通子を恐れていたのです。通子は自分にはない華を持っている、だから自分の城の花ずみを奪われないよう、足を踏み入れさせなかったのでした。
六扇の書、華と言う字を思い浮かべる通子。
「でもおれは、お前のその華のお陰で救われた。おふくろの花ずみから自由になって、自分の新しい味を見つけることができたんだ。本当にありがとう。」
多衣が見つかった
矢場が、多衣をとある道の駅で働いているのを見つけたと連絡してきました。矢場もしばらくはそこを手伝うことになりました。連絡を受けた通子はさっそく訪ねてきました。
穏やかになった多衣
通子と多衣は二人で話します。花ずみはすこしずつ業績回復しているもの、相変わらず借金だらけ、そういう通子に、通子なら大丈夫、自分が見込んだ人だからと多衣。多衣は、穏やかな笑顔で幸せそうです。
ふと、笠井が保釈を申請したことを新聞で見たことを告げて、多衣はおかしいと言い出しました。逮捕前日には、裁きを受ける、保釈は申請しないと笠井は話していたのです。考えすぎかもしれないが、連絡してきたら会ってあげて、と多衣は頼みました。
姑・上島菊に勝った通子
『多衣さんの憑き物が落ちたような穏やかな顔を見て気づいた。彼女も姑・菊の呪縛に囚われて私の下へ刺客として送り込まれた犠牲者だったのではないか。そう、私は多衣さんではなく、姑に、あの花ずみの先代女将の上島菊に勝ったのだ。』
『長い間、遠ざけていた姑の形見の菊の帯を、私は何の気負いなく着けられるようになっていた。』
繁盛している花ずみ。通子は、菊の模様を表に帯を締めて、接客をしています。
笠井が自殺する可能性
笠井からの電話
一か月後。深夜に店で一人でいる通子に電話がかかってきました。てっきり多衣の出産だと思った通子。それは今日釈放されたという笠井からでした。通子の声が聞きたくなったのだと言います。通子は、笠井の手がけたキャスパルホールが明日オープンなので、祝いを述べました。
笠井は、そのホールの前にいました。誰からも祝いを述べてもらえなかったのに、みっちゃんが言ってくれたと喜びます。
「今の言葉だけでもう十分だ。やっとみっちゃんが僕の聞きたい言葉を言ってくれたんだから。ほら、いつも僕の聞きたい言葉とは違うことばかり喋っていたから。まあ、僕の方だって言いたいのとは違うことばかりしゃべってたけどね。」
「じゃあ、今言ってください。私、笠井さんの本当に言いたい言葉って聞いてみたい。」
「言葉にも旬があるよ。旬に言わなきゃ味気なくなるだけだ。じゃあ元気で。」
「東京に戻ったら会いましょう。電話くださいね。」
「ああ、みっちゃん。がんばれよ。じゃ。」
目の前のキャスパルホールを見つめる笠井。
笠井を助ける
その夜、うなされる通子を、旬平は起こしました。また多衣の出産かと思う通子。昼間、笠井から連絡があったと通子は話しました。
「昨日の昼出て、夜一人でそっとキャスパルホールを見に来たって、そこから電話してくれたの。」
妙な感覚を覚える旬平。
「今日オープニングセレモニーがあるんだよな。笠井さん死ぬ気かもしれない。わざわざお前に居場所を教えてきたんだ。お前にまだ未練があるんだ。お前なら笠井さんを助けられる。」
笠井の言葉を思い出す通子。
「今の言葉だけでもう十分だ。みっちゃん、頑張れよ。」
通子は慌てました。「いや、ダメよ。そんなの。」
「だったら早く行け。行かないと後悔するぞ。」
急いで準備をした通子が、ドアに向かうと、その手を旬平は握りました。「待ってるから。」
通子「いいんですね。私、笠井さんと今度こそ命がけの浮気をしてくるかもしれませんよ。」
旬平「それだと俺の過去がうまくチャラになる。」
手を離して、通子は急いで駆け出しました。
「必ず戻って来いよ。」
笠井を止めに走る通子
笠井はその頃、屋上にいました。スマホを見て通子の連絡先を消去、電源を切ります。手紙をそばに置きます。
そのころ、多衣は男の子を出産しました。つきっきりで手を握っていた矢部は喜びます。
街中を走り続ける通子「笠井さん、会いに行くから。絶対に見つけるから。だから待ってて、今度は私があなたを守るから。」
『通子はただひたすらに、心のままに走った。その先に何があろうと、ただまっすぐに。彼女を止められるものは誰もいない。』
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感想
最後の最後まで難しいお話でした。通子と笠井さんはこれからどうなるのでしょうか?今日が最終回だったはずなのにな、と思ったら、やっぱり最終回。この先は視聴者の想像に委ねるということですね。
初回では妙に挑戦的だった多衣は穏やかな顔になっていました。これも姑の菊の呪縛のためだったと気づいた通子。戻ってきて一緒に暮らし始めた旬平が思わぬことを教えてくれました。菊は実は華のある通子を恐れていたのだと。通子は何度も自分だけがのけ者、といじけていましたが、恐れていたのは周りだったんですね。
不幸の塊だった前田さんと八重さんも、最終回ではすっかり通子の味方、窮地を救ってくれるほどになりました。最初は敵だったはずの多衣も、通子は味方に変えてしまい、ぎくしゃくした旬平とも仲直り。
花ずみも、まだまだ借金まみれだけど、優美が4代目になることを宣言してくれたことで、これからますます頑張らなくてはいけません。多衣と矢部も赤ちゃんが生まれて幸せそう。
全てが丸く収まったかと思ったら、笠井さんが最後に自殺する可能性が。旬平がなぜ気づいたのかは不思議ですが、それを何とか止めようとする通子。笠井さんと浮気をしようがしまいが、通子と旬平はこれからも一緒ということでしょうね。
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