LIFE!スペシャル 忍べ!右左エ門 あらすじ感想 最高にかっこいい服部半蔵と数馬

公開日: : 最終更新日:2019/04/25 2018年秋ドラマ , , ,

引退した忍者・右左エ門と長次が、長次の息子・序助と共に江戸城に忍び込むことになりました。目的は序助の許嫁・おことの生き別れた父親・久兵衛を江戸城から奪還するため。しかし久兵衛の正体はまさかの忍者でした。

脱出に成功した4人を追う甲賀忍者・日向と数馬。数馬との一騎打ちで死んだと思われた久兵衛でしたが、分身の術を使い生き延びていました。おことは久兵衛と再会。娘の婚礼を見届けた久兵衛は再び旅立っていきました。

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Contents

右左エ門の生き方

忍者以外のどんな生き方が?

江戸中期 熊本藩。巻物を持った忍者の右左エ門(内村光良)が、敵に囲まれました。印を結ぶと大量の落ち葉が舞い上がり、右左エ門は二人になっています。

敵「ひるむな!二人のうちの誰かが!」

すると後ろから「いずれもまやかしよ。」

右左エ門はあっという間に敵を全員倒しました。刀を納める右左エ門。

「起きろ!」

倒れていた敵は起き上がりました。修行だったのです。

「棟梁。殿が及びです。」

お役目か、と急いだ右左エ門ですが、藩主・阿久井光利(國村隼)にいきなり解任を申し渡されました。阿久井家の財政は火の車。泰平の世に、修行するだけの忍者を養う余裕はないのです。

右左エ門「お待ちください。拙者に忍者以外のどんな生き方が?」

 

居酒屋のおやじのほかにどんな生き方が?

10年後、江戸。

居酒屋を営んでいる右左エ門。家賃を滞納していて、大家のたき(薬師丸ひろ子)に文句を言われています。

「こんな店、畳んじまいなよ。」

「あっしに居酒屋のおやじのほかにどんな生き方が?」

自分に訊かれても困ると、冷たいたき。勘定を払おうとして、今日見たという歌舞伎絵が出てきました。忍者ものです。

「ほれぼれしたねえ、どろどろどろって太鼓が鳴ると、ガマに乗った忍者が現れて。」

そんなバカげた忍術と笑う右左エ門。「忍術は人前で披露するもんじゃないんすよ。」

明日までに払えなければ出て行ってもらう、たきはそう言って出ていきました。

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久兵衛探し

さっぱり読めない忍びいろは

お勘定を忘れたたき。右左エ門が慌てて窓から叫ぶと、何かが飛んできました。驚いて転ぶ右左エ門。壁に突き刺さっている矢には手紙が付いています。開けてみると漢字の羅列。

「こいつは忍びいろは。忘れた。さっぱり読めねえ。」

呉服商の紅前屋を訪ねた右左エ門。手紙の主は、昔の忍者仲間、長次(古田新太)でした。

息子の序助(中川大志)が、嫁をもらうことになったと言います。相手は3年前から紅前屋で働いている女中のおこと(永野芽郁)。幼いころに父親と生き別れ、母親も半年前に亡くなりました。生き別れた父親に花嫁姿を見せたいはず、と序助は泣いています。

長次は、右左エ門に父親を見つけてほしいというのです。忍者にとっては朝飯前と。銭なら払う、そう言われて引き受ける羽目になりました。

「しょんなかねえ。」

 

おことの言葉を頼りに久兵衛探し

おことは似顔絵をくれました。「名前は久兵衛。別れたのは小田原でございます。」

「特徴といえば、左胸に富士が。富士の山の形をしたあざがございました。」

富士山をみつめる右左エ門。

「如才ない人でしたから、ひょっとしたら、どこぞの大店の主におさまっているのかもしれません。例えば、山を買い占め、材木問屋とか。」

山を必死に登る右左エ門。

「持ち前の度胸を生かして漁師だとか。」

漁をする右左エ門。

「粋でいなせな勇み肌。女が放っておきゃしませんでした。おとっつぁん自身は色の白い人が好きで。じゃ北国。蝦夷地の雪山でヒグマを追っているのかもしれません。」

北海道で震えている右左エ門。「ひもじい。寒い。」

洞穴の中にいる右左エ門のもとに、飛脚が。「右左エ門さんですか。紅前屋の長次さんからです。」

『久兵衛、江戸にいた。長次』

泣き出す右左エ門。「江戸、江戸にいたの?」

江戸にいた久兵衛

下衆屋の瓦版『スリの三吉』

江戸下衆屋が「下衆ですよ。」と瓦版を渡しています。

『江戸町盗人 最後八仕置き スリの三吉 胸二山型ナル痣一ツ 目大キク顔立精悍ニシテ美男ナリ』

「さあさあさあ、大事件だ。この三吉という男。ただのケチなスリだと思ったら大間違いだよ。ひょんなことから幕府の秘密をを手に入れて、それをネタに幕府をゆすってるっていうんだから、てえへんだ。その証拠にこの三吉さん、あの江戸城にとらわれてるんだからさ。嘘じゃないよ。あんたどう思う?人のものを盗んでゆすって、しまいにお城見物できるなんて、いい仕事じゃないか?」

そこへ現れた岡っ引き。またお前かと下衆屋を連れて行ってしまいました。下衆屋の落とした瓦版をみて、江戸城?と独り言をいう右左エ門。

 

三吉の拷問

地下牢。三吉は、壁に括りつけられて水攻めにされています。取り囲んでいるのは甲賀忍者。

棟梁の日向(ムロツヨシ)「思い出したか?三吉。書状をどこに隠した?」

三吉(堤 真一)「何度も申し上げてるじゃないですか。私はただのすりでございます。書状なんてすったって一文にもなりゃしない。」

数馬(伊藤健太郎)「続けろ。腕一本くらい切り落としてもかまわん。」

三吉は勘弁してくれ!と叫びました。

 

おことの父親がいなくなった日

瓦版の情報が本当らしいと突き止めた長次。

長次「胸のあざまで一致するんじゃ、その三吉ってやつ、久兵衛に間違いねえや。となると取る道は一つだ。」

やる気の序助「江戸城から久兵衛を助け出す。」

長次「ばかか、てめえは。そんな悪党の娘、もらえるか。破談だ。破談!」

おことが呼ばれてきました。今日限り、と言おうとした長次を遮って、右左エ門は父親がいなくなった事情を尋ねました。おことは話し始めました。

幼いおことが起きると、父親がいませんでした。外に父親を追いかけたおこと。

おこと「おとう。どこに行っちゃうの?」

久兵衛「わけあって旅立たねばならなくなった。許せとはいわん。だけどこれだけは信じてくれ。俺はいつどこにいても、お前たちのことを想っている。」

話を聞いて、長次と序助は涙を流しました。

おこと「季節が変わるたび、暮らしていくのに十分なお金が届きました。父からだったと思います。」

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江戸城に久兵衛を助けに行く

祝言までにはおとっつぁんを見つける、長次と序助はおことの手を握りました。おい、お前も、と右左エ門も促しますが、右左エ門は自分は久兵衛捜しの駄賃をもらいに来ただけと言います。

長次「見つけらんなかったくせに駄賃だと?」

右左エ門「払わねえつもりかよ。」

長次「払ってやるよ。一緒に江戸城にいって、久兵衛助けられたらな。」

「やってらんねえ。」と右左エ門。

三吉のことも江戸城に囚われていることも知らないおことは不審な顔を見せました。

 

雪のかんざし

昔を思い出し、家でやけ酒を飲んでいる右左エ門。

右左エ門「長年お家のために命を懸けてきた我らに対し、解任とはあまりにむごいおしうち。」

阿久井「まだ気づかんとか。今やおぬしら忍者は無用の長物。立派な穀潰したい。」

「忍びの真似事なんて冗談じゃねえ。」

そこへおたきがやってきました。「はー、よかったよお。長い間顔が見えないもんだから、家賃のことで思いつめて身投げでもしたんじゃないかって。」

そろそろと逃げ出す右左エ門。

「ほっとしたよ。さ、でも戻ったんならきっちり払って。あ、逃げた。」

右左エ門が、たきから逃げ出したところへ、おことに出くわしました。「今、帰んのか。長次の野郎、人使いがあれえな。」

右左エ門は何をしているのかと言われて、答えに窮する右左エ門。苦し紛れにかんざしを褒めました。

おこと「おとっつぁんにもらったんです。雪のかんざし。」

もし父親に会ったらひっぱたくかもしれない、だから会わないほうがいいのだ、とおことは言いました。

江戸城に潜入

作戦会議

紅前屋で、長次と序助と共に、江戸城の図面をみる右左エ門。

門は多いがさすがは江戸城、どこも守りが固められています。しかし一つだけ例外がありました。西捨橋門(にしはねばしもん)です。

長次「文字通り、ここは跳ね橋になってるんだ。いつも橋は上がりっぱなし。おかげで見張りがいないって話よ。」

忍び込むのはここしかない、その先は、久兵衛の牢屋を目指すと言いますが、具体的な場所を知らない長次。江戸城は伊賀と甲賀の忍者衆が守っています。長次は、伊賀もんは服部半蔵が死んで以来、腑抜けになった、甲賀もんも、泰平の世の今、やる気のある元忍者の方が油断している甲賀よりも強いと強気です。

作戦会議はここまでと、おもむろに立ち上がる長次と序助。

「まだ城に入っただけじゃねえか。」と文句を言う右左エ門。

「我が紅前屋が総力を挙げて仕立てた、俺たちの戦闘服よ。」

真っ赤と黒の戦闘服。

「目立つ!着られるか、こんなもん!」

 

全速力・たきと右左エ門

夜、忍者の格好で出てきた右左エ門。たきと出くわしました。今日こそは家賃を払ってもらいたいたき。しかし、右左エ門は、そのような者ではない、としらを切って逃げ出しました。

延々と追いかけてきたたきは、右左エ門に追いつきました。二人で転がります。

往生際が悪いよ、と言って、家賃が払えなかったら店を明け渡すという証文を見せて、右左エ門の懐に入れました。

「世話がやけるよ、まったく。」とペチペチと顔を叩いて、たきは去っていきました。

右左エ門「こわかった~。」

 

跳ね橋

江戸城。跳ね橋を見上げる長次、序助、右左エ門。

長次「覚悟はいいか。ひきかえすんなら今だぜ。」

序助「ここまで来て冗談じゃねえぜ。」

右左エ門「おれはここで。銭をもらえるんなら引き返す。」

ならきっちり働け、と言われてしまいました。3人でカギをつけた縄を振り回し、跳ね橋にひっかけます。その縄を上る3人。しかし、3人の重みで、跳ね橋が降りてきました。

「降りてる、降りてる、降りてる!」「3人同時にぶら下がったりするからだろうが!」

降りた橋。堀に墜落した3人。

「とりあえず上がれ、上がれ!」

びしょ濡れの3人は、とりあえず潜入成功。図面を確認しようとしますが、墨がにじんでいました。こっちだと走り出す長次。

右左エ門「本当か?何を根拠にそっちなんだ?」

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あてずっぽうで連れまわされる右左エ門

煙球

門の前に見張り。大きな岩の後ろに隠れている3人。門の向こうは男子禁制の大奥。久兵衛が捕らえられているのはこの向こうです。見張りをどうしようと言うと、忍者を夢見て磨いてきた技の数々を披露しようとする序助。その序助を長次は止めました。

「相手に気づかれずに事を成す。それが忍びの本懐。」

煙球を投げる長次。序助は尊敬の眼差しで見つめますが、煙はあっという間に消えてしまいました。

長次「あれ、加減しすぎたか。」

右左エ門が投げましたが、煙球が、右左エ門たちが隠れている方に戻ってきてしまいます。

「え、なんで、なんで?」「何とかしろ!」

 

透けてる分身の術

印を結ぶ右左エ門。分身が現れました。

序助「分身の術!」

右左エ門「これが今の俺のせいいっぱいだ。」

分身は見張りの方へ近寄っていきます。

見張り「何者だ、貴様。」

よれよれと歩いている、透けている右左エ門の分身。

「おい、貴様、透けてるぞ!止まれ!化け物!」

よれよれの右左エ門の本体。長次は褒めました。「見事だ。右左エ門。」

 

石抱きと蝋

地下牢。石を膝の上におかれて絶叫する三吉は、訴状など知らないと言い続けます。石の数を増やせと手下に命じた日向。難儀をしている様子なので、自分が隅に積んである石を5個まとめて持ち上げようとしますが、持ち上がりません。

三吉「あまり無理をなさらないほうが。」

石を諦めた日向。「もっと良い方法がある。」

笑いながら、火のついた蝋燭を三吉の顔の前にかざします。しかしその火が消えました。火をつける日向。またにやりと笑います。

「どうしてくれようか、この火で。」

しかしまた火が消えました。

三吉「こっちも遊びで、いたぶられてるわけじゃないんで。」

日向「俺の方こそ遊びでやってるわけじゃない。」

笑いながら火を近づける日向。「この火をお前のもっと近くに。ほれ、ほら、火だ。蝋をたらしてやろうか。」

また消える火。

日向「消しに行ってるんだろう。自分から。」

三吉「すみません。」

そこへ大目付が呼んでいると数馬が呼びに来ました。

 

こそこそする甲賀もん

城の庭で、隠れながら言い争っている右左エ門と長次。長次があてずっぽうで連れまわすのが気に入らない右左エ門。今帰ったら、びた一文支払わないと長次は言います。そこへ甲賀の忍者たちが部屋の外を警戒している様子をみました。日向と数馬です。

長次「紫の忍び装束、あれは甲賀だぜ。」

右左エ門「自分たちの主君の城で何をこそこそと。」

後をつけることになりました。

暗殺とおとっつぁんの関係

暗殺を命じる書状

大目付の郷原が日向を叱責しています。三吉の口を割らせるのに時間がかかっているためでした。初めから自分たちで処分すべきだったのに、わざわざ殺し屋など雇ったためにと叱る郷原。

数馬「お言葉ですが、われら甲賀衆に暗殺させては、足がつくと申されたのは郷原さまです。書状は取り戻しますゆえ、郷原様も我らの待遇の件、ゆめゆめお忘れなきよう。」

郷原「分かっておるわ。しかしぐずぐずはしておれん。その三吉とか申す悪党。いよいよとなれば死人に口なし。地下でそのまま殺してしまえ。」

 

あの世で自慢できる3人

天井裏で聴き耳を立てている3人。

序助「一体何の話をしているんだ?」

長次「大目付の命令で、甲賀衆が何者かを暗殺した。」

右左エ門「いや、誰かに暗殺を依頼したんだ。」

序助「それと、おことのおとっつあんが何の関係が?」

分からないものの、甲賀衆に勝てるわけがないと帰ろうとする長次と右左エ門。その二人を止めようとする序助。

郷原と二人の忍びは天井から聞こえてくる声を聴きながら、天井を見上げています。「誰かおるな。」「おりますな。」

数馬が槍で天井を突くと、上から3人が落ちてきました。

数馬「おぬしら、どこの忍びだ。」

右左エ門「失業忍者の右左エ門と長次、そしてそのせがれの序助よ。」

煙球を投げた長次。その隙に二手に別れて逃げ出しました。

数馬「本丸に忍び込むとはな、あの世で自慢するがよい。」

 

黄金の方

右左エ門が迷い込んだのは、黄金の方の部屋。右左エ門に驚く黄金の方ですが、その後を追ってきた日向に喜びます。

「そのお声、日向様。」「そなたは黄金の方。」

「あなたさまが訪ねてきてくださる日をどれだけ心待ちにしていたか、嬉しい!」

「いや拙者はこの男を追ってまいっただけ。」

「あなた様と言うお方はおなごの部屋まで来ておいて。ちゃんとして!」と抱き着く黄金の方。「あ、日向様、あ、お強い。」

「何もしておらん。」

 

10年ぶりの忍者

長次と序助が捕まったのをみた右左エ門。仕方なく二人を助けにいこうとして目の前に現れたのは3人の敵。まずはイメージしてみます。手裏剣を投げて、壁伝いに飛んで攻撃。目を開いて手裏剣を飛ばしますが思うように飛びません。「あら?」

壁を蹴って飛ぼうとするとこけました。

「なんの真似だ?」

「なんせ10年ぶりなもんで。」

一斉に右左エ門にかかってくる3人。右左エ門は一人を捕らえて、盾にして戦いました。息も絶え絶えになりながら、中庭に飛び出します。障子の向こうでは殴り合い。唐紙を破ったりして戦い何とか倒しましたが、右左エ門はよれよれ。「他愛もねえ!」

地下牢から脱出

久兵衛と認めない三吉

捕らえられた長次と序助は地下牢に連れていかれました。もう一つの牢に誰かがいるのを見た二人は叫びます。「右左エ門か?」

「もう少し、声を落としてもらえやせんか。頭がずきずきしやがる。」

「あんた、久兵衛かい。」

自分は三吉だと言い張ります。おことは、明日この序助と祝言をあげる、誰よりも花嫁姿を父親に見せたいのだと言うと、動揺した三吉。そんな大事な日の前日になにをやっているのだ、おことは一人で祝言をあげるのかと怒ります。

そこへ右左エ門が現れて、見張りを倒しました。二人の牢を開けます。

右左エ門はもう一つの牢に気づいて「久兵衛!」と言いますが、人違いだと長次。

「どう見たって!」と右左エ門。

ただのスリなら助ける義理はないが、と言いながら長次は三吉の牢も開けました。来た道を戻ろうとしない三人をみて、文句を言う三吉。素人は黙ってろと長次は怒鳴りました。

 

仕掛け部屋

突然右左エ門が止まりました。「なんか怪しいぞ、この部屋。動くなよ。」

その時、手近にあった灯を取った序助。その途端、灯が置いてあった台が引っ込み、降りてきた格子が通路を塞いでしまいました。

長次「序助、てめえ何をした。」

これを取っただけと灯を見せる序助。

右左エ門「動くなっつったよね。なぜ動くかな?」

三吉が、四方の壁が動いていることに気づきました。

右左エ門「仕掛け部屋だ。押し戻せ!」

 

手裏剣で縄を切る

灯をかざす三吉。「無駄だ。あの縄を切らねえ限り止まらねえ。」

格子の向こう側で、石が重しとなって、歯車を動かしています。

任しとけ!と、手裏剣で縄を切ろうとする右左エ門ですが、届かず途中の格子に刺さりました。二度目も失敗。

長次「どへたくそ!」

三吉「そんな腕で、なんで離れた場所から打つの?」

長次と序助が格子から手を伸ばして打ちますが失敗。

三吉「下手くそどもが。お前ら、その衣装はお飾りか。」

 

卑怯者の序助

右左エ門の手裏剣は残り一つ。長次のものは取られてしまいました。残り一つと知って押し付けあう二人。序助には渡したくありません。

三吉が、自分がやると言いました。

序助は、久兵衛と認めるなら渡すといいます。「認めるまで渡さねえ。」

壁が押し寄せてきます。必死に抑える右左エ門。「そんなの後でいいだろうが!」

三吉は押し寄せる壁をみて認めました。「ああ、そうだよ。俺が久兵衛だ。」

手裏剣を受け取り、かっこよく投げる三吉。自分に向かってくる手裏剣を次々避ける3人。手裏剣は格子を通過し、見事に綱を切りました。壁は戻っていき、格子が上がりました。

ほっと安心した4人。久兵衛は序助の頭を叩いて、「お前のような卑怯者に娘はやらん。」

 

殺しの依頼状

書状のありか

民家にいる4人。久兵衛は床下から書状を取り出します。「殺しの依頼状だ。」

右左エ門が開けてみると、『水本近江(しげつぐ)暗殺スベシ』とありました。ひと月前に暗殺された前任の大目付です。殺しを稼業にする浪人が持っていたそうです。

忍者の人減らしを進めていた水本。それに反発した甲賀衆と後釜に座った郷原が起こした謀だといいます。

久兵衛も忍び、書状を奉行所に差し出し、郷原と甲賀の不正を明るみに出すことが役目なのです。

長次「今すぐにかい。」

序吉「じゃあ祝言は。」

久兵衛「お前たちも忍びならわかるはず。行かねばならぬのだ。」

後を追う3人。

 

正しきことを為すと誓った心

「今は忍者は無用の長物、立派なごくつぶしたい。」

阿久井に言われたことを思い出しながら、久兵衛に叫ぶ右左エ門。

「書状のおかげで不正が暴かれた暁には、晴れて忍者の人減らしが始まるってわけだ。いくら命をかけたところで、しょせん忍びなんざ使い捨てよ。いずれはお前だって。」

久兵衛「それがどうした。たとえ役目を失おうと、この心は誰にも奪えん。正しきことをなすと誓った心はな。」

後をつけてきた甲賀衆が現れました。

日向「ならばその心ごと、お前の命も奪ってやろう。」

自分が道をつけるから逃げろ、そういう久兵衛。長次は「かたじけない。」とさっさと逃げようとするのを、序助に止められました。「おやじ!」

長次「お前も一緒に!」

序助「まだだ。おことのおとっつあんに卑怯者呼ばわりされたままで終われるかよ!」

 

正しい店じまいの仕方

右左エ門は刀を構えました。「及ばずながら助太刀いたす。」

久兵衛「お前に何の関わりがある。」

右左エ門「終わりだ。忍びの看板を下ろして10年。正しい店じまいの仕方、教えてやらあ。」

日向「教わるつもりは毛頭ないが。」

数馬「やれ。」

煙球を投げる長次。倒れた忍者から二人分の刀を奪い、序助に渡します。

右左エ門「お前、道具は取られたとか言っておいて。」

長次「奥の手は最後まで取っておくもんだ。でえじな跡取り失ってたまるかい。」

久兵衛「もはや止めだてはせん。守ってやれんぞ。」

右左エ門「ああ。お前は書状を大事に握っておけ。」

日向「そんな雑魚ども、さっさと切り捨てろ。」

むかってくる甲賀。

 

甲賀の棟梁・日向

甲賀の棟梁

それぞれの対戦を見ている日向と数馬。長次は、序助の援護をしつつ、煙球を投げて甲賀を倒し、右左エ門は、なまった体にムチ打って懸命に戦っています。一人そつなく確実に敵を倒している久兵衛。

日向「一体あの男はなにものだ。奴はさておき、他の雑魚にまで。」

右左エ門の方へ向かう日向。「棟梁自ら相手をしてやるんだ。ありがたく思え。」

 

甲賀忍法・慈愛の術

刀を合わせる二人。日向は右左エ門の足を踏み、頭突きをします。明後日の方向をみて、あ、と言った方向に右左エ門が気を取られると、そこを狙ってくる、右左エ門の顔をべろりと舐めるなど何でもやりたい放題の日向。

木を使って、バックジャンプした右左エ門。隙をつかれて地面に手を突く日向。

右左エ門「そんなもんかい、噂ほどじゃあねえな。」

日向「甲賀忍法、慈愛の術。」

いきなり胸をはだけると、そこには猫がリボンを使って、躍っているような絵が書いてあります。

「き、切れねえ。」

「相手の慈愛の心に訴えかける忍術。」日向はそう言って、刀をよけて、右左エ門を倒しました。「何てくだらねえ術に俺は。」

空をみて、猫のようにみゃーおと鳴く日向。

 

数馬 vs 服部半蔵

甲賀流忍者・桔梗数馬

一人で甲賀を倒している久兵衛。そこへ勝負あったな、と日向と数馬が、捕らえた3人を連れてきました。「観念して書状を渡せ。」

久兵衛「そんなに欲しけりゃ棟梁のお前が奪いに来い。」

おれが?と不安げな日向をみて、数馬が自分がやると言いました。「甲賀流忍者・一番組、組頭、桔梗数馬。」

久兵衛「忍びが名のっちまっちゃあ、お終えよう。」

 

生きていた服部半蔵

刀を合わせる二人。その迫力に、現役は違うと感心する右左エ門。二人で刀を突きあいます。

数馬「やはりな。おぬしほどの忍びがたやすく死ぬはずがない。そうだろう。服部半蔵。」

それを聞いて顔が変わる一同。

右左エ門「半蔵って伊賀の棟梁、服部半蔵か。」

序助「最強の忍者として名高いあの!」

長次「死んだってのは嘘だったのか。」

日向「聞いてないぞ。そんな話。」

数馬「この俺が相手ならば半蔵の名に傷はつかん。安心してあの世にいくがいい。」

数馬は右腕を切られ、左手に刀を持ち換えました。劣勢の数馬をみて、右左エ門に刀を突きつける日向。

「そこまでだ、半蔵!」

久兵衛が振り向くと刀が突き刺さりました。数馬が突き刺したのです。倒れた久兵衛の懐から書状を取り出した数馬。手下に3人を切るように命じて、日向と数馬は立ち去りました。

 

分身の術

右左エ門「久兵衛!」

長次「ここまで連れてくるのにどれだけ苦労したと思ってるんだ。ばかやろう。」

「おぬしらもすぐに奴のそばに行ける。」そう言った甲賀の忍びたちが倒れました。後ろには久兵衛が立っています。倒れたのは分身でした。消える分身。

右左エ門「分身の術。」

序助「すげえ、右左エ門さんのとはわけが違う。」

久兵衛は、書状もしっかり持っていました。

その頃、書状を開けていた日向。「証文。店賃 二貫文。たき」たきが右左エ門に押し付けた証文でした。

数馬と顔を見合わせる日向。「おぬしが切ったのは本当に半蔵か!」

証文を破り捨てた日向「奉行所だ。半蔵を追え。」

 

富士山と雪

富士のあざと雪のかんざし

一目おことに会ってほしい、そう懇願する序助に、それはできないと久兵衛。小田原で所帯を持ったのも時間をかけて土地の者になり切るためでした。

長次「お役目に過ぎないから簡単に縁が切れる。そういうわけか。」

目をそらす久兵衛。右左エ門のいるところからは、着物の隙間から久兵衛の胸のあざが見えます。

おこと「左胸に富士の山の形をした痣がございました。」

「おとっつぁんにもらったんです。雪のかんざし。」

 

忍びの合言葉・切っても切れない間柄

いきなり「山」と言う右左エ門。忍びの合言葉と言います。

「山」

久兵衛は川と続けます。

「海」

「塩」

「富士」

黙っている久兵衛に、右左エ門は言いました。「答えてくれ。富士。」

目をつぶる久兵衛。「雪。」

意味の分からない長次に、右左エ門は言いました。「富士と雪は切っても切れねえ間柄。そうだろう。」

 

「しょんなかねえ。」

先を急ごうとする久兵衛「もう行かねばならん。これにて、ごめん。」

「しょんなかねえ。」

「今なんと?」

自分が書状を届るから、久兵衛には娘の花嫁姿を見に行けという右左エ門。しかし右左エ門では心もとない久兵衛。あ、と右左エ門が見た方向をつられて見た久兵衛は、腹を思いっきり殴られて気絶しました。

序助「ちょちょちょちょ。殴ることねえだろう、いくら信用してもらえなかったからって。」

長次「そういうんじゃねえよ、ばか。」

書状を取り上げて、右左エ門は出ていきました。

「じゃあ、ちょっと行ってくら。」

「気をつけろよ、甲賀が先回りしてるかもしんねえ。」

 

婚礼

王将でマタギで漁師の父親

婚礼当日

落ち着かずにうろつく序助。長次は、久兵衛に、大店の旦那、猟師に漁師の格好を重ね着させています。

「なんだ、この格好は?」

「うるさい。おことの中じゃお前は王将でマタギで漁師なんだよ。」

「いるか、そんな奴。」釣竿を投げ捨てる久兵衛。

 

再会

紅前屋から出てくる普通の着物の久兵衛。「離せ!今更どのつら下げて会えっていうんだ。」

長次「この期に及んで何をやってんだよ。いい加減、腹くくれよ。」

そこへやってきた花嫁姿のおこと。

序助「おこと。きれいだぜ。おこと。」

振り向きたくても振り向けない久兵衛。

おこと「おとっつぁん?おとっつぁん!」

久兵衛は振り向いて、二人は歩み寄りました。「おとっつぁん。」「おこと。」

おことを抱き寄せる久兵衛。序助は、口を押えて泣きそうになります。

 

まだ泣いている久兵衛

婚礼の席。

長次「久兵衛のやつ、まだ泣いてやがる。」

しかし久兵衛は泣いていません。後ろの障子を開けると、そこで泣いていたのは右左エ門。

長次「右左エ門、おまえ無事だったのか。」

右左エ門「良かったなあ、おこと。」

長次「お前、書状は?」

あざだらけの右左エ門「なに、楽な仕事よ。」

 

旅立ち

久兵衛の旅立ち

久兵衛を見送るおこと。「今度はどちらへ。そこで何をなさるんですか。」

両方、答えられない久兵衛。

おこと「別にいいけど、どこで何をなさってもおとっつぁんが元気でいてくれさえすればそれだけ。」

久兵衛「そいつは親が子にいうセリフだぜ。」

おこと「そうよ。私にとって、おとっつぁんはずっと心配かける放蕩息子よ。」

久兵衛「何か困ったことがあれば呼べ。俺はどこにいようと必ずお前の下へかけつける。」

自分には序助がいるから大丈夫というおこと。久兵衛は、序助に娘を頼むと頭を下げました。

序助「江戸一番の幸せ者にしてみせます。」

長次「できないことを堂々と言うな。」

当身をくらったのはわざとじゃないのか、そう尋ねる右左エ門。

「あ、そうだったの、まさかあの服部半蔵がな。」

屈託なく口にする長次に、慌てる序助。

おこと「服部?」

久兵衛は、もしまだその気があるのなら、と言いますが、右左エ門は、もうこりごりだと言いました。

久兵衛は達者でな、と言って立ち去りました。

 

忍術は人前でやるもの

右左エ門の居酒屋が繁盛しています。

紙に描いた忍者に手裏剣を投げる右左エ門「おいでなすったなあ、甲賀衆!」

右左エ門が手裏剣を投げると、命中して喜ぶ聴衆。

たき「忍術は人前でやるものじゃないとか言ってたくせに。」

歌舞伎のように決めのポーズをとる右左エ門。「覚えておけ、ねずみ右往左往の右左エ門とはおれのことよ!」

「よ!右左エ門!」

 

 

アシガールの若君はこちらです。

アシガールSP あらすじ感想 二人用タイムマシン。平成を満喫して戦国に帰る唯と若君。

 

かっこいい伊藤健太郎君はこちらでも。

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感想

とにかく伊藤健太郎君の数馬と、堤真一さんの久兵衛がかっこよかったです!特に堤真一さん。最初から最後まで安定のかっこよさでしたね。伊藤健太郎君は怪しい雰囲気満載の忍者を、美しく演じられました!二人の殺陣も最高に美しく迫力がありました!あとはとにかく笑わせていただきました。

内村光良さんと古田新太のコンビ、それに中川大志さんの3人が見ていて、心地よかったです。特に中川大志さんの天然ぶりが。こんな役をされているのは初めて見ました。いままでかっこいい役しか拝見したことがないので。

永野芽郁さんも着物姿がすごくかわいかったです。花嫁姿も素敵でしたね。あの時代って赤い花嫁姿ってあるのかな、と思いましたが。白か黒の着物の花嫁姿しか見たことがありませんが、赤も素敵ですね。

薬師丸ひろ子さんの走りぶりはすごかったですね。かなりの距離を走られたのではないのでしょうか。あそこまでして証文を、右左エ門に持たせなくてはいけなかった理由が後で判明しましたね。

ムロツヨシさんにも相変わらず笑わせていただきました。紫のメッシュで怪しさ満載なのに、妙な忍法ばかりで。これでも棟梁なんですねえ。

最初は何をやったらいいのか、と嘆いていた右左エ門さん、見事にやることを見つけました!

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