SUITS/スーツ最終回 あらすじ感想 不正には不正を。サンタの遊星が大活躍。

公開日: : 最終更新日:2018/12/20 Suits/スーツ

甲斐が13年前に担当した事件が、冤罪と判明しました。刑務所の栗林を助けるために弁護士生命をかけて奔走する甲斐と大貴。あれこれと妨害が入る中、違法な手も使って見事、再審請求に持ち込みました。

甲斐はチカのファームの不正を徹底的に洗い出して、それに目をつぶる代わりに大貴の経歴詐称にも目をつぶることを約束させました。そして大貴はボストンへ旅立つことになりました。

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最後の仕事

隠蔽された証拠

甲斐(織田裕二)は、刑務所に栗林を訪ねました。栗林は、13年前に、当時検事だった甲斐が担当した事件の犯人として服役中です。

隠蔽されていた証拠を栗林に見せます。一つは、被害者の東朱里が、当時交際中だった栗林にあてた手紙。もう一つは、朱里が当日着ていたキャミソールの鑑定資料。栗林以外の血が付着しています。両方とも、甲斐の知らぬ間に所轄署に戻されていました。

これらの証拠を知っていれば、甲斐は栗林を有罪にしなかったと告げました。再審をし、自分が弁護をすると提案しましたが、栗林は甲斐を信用していません。

 

甲斐が惨めに職を追われる瞬間

甲斐が、大貴(中島裕翔)のアパートに仕事を頼みにやってきました。蟹江(小手伸也)に負け、自宅にこもっている大貴。詰めが甘すぎたと甲斐は言います。デジャブを感じる甲斐。以前にもこうして迎えに来たことを思い出しますが、大貴はあの時とは違い、最後の勝負に負けたと肩を落とします。甲斐は自分もこれが最後になるかもしれないと言いました。

「負ければ身を引く。さんざん君をこきつかった俺が惨めに職を追われるんだ、その瞬間を見たくないか?」

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世田谷区女子高生殺人事件

詰めの甘い甲斐

甲斐は、大貴に事件の資料を見せます。世田谷区女子高殺害事件。名門校の女子生徒が惨殺。警察は傷害罪の前科があった栗林を逮捕。しかし新証拠に残されていたDNAは栗林とは別のもの。真犯人がいると甲斐は言います。

大貴「甲斐先生も詰めが甘かった時代があったんですね。」

甲斐「俺も人間なんだ。知らなかったか。」

栗林は被害者と付き合っていたと主張しているのに、なぜ弁護士はラブレターの開示請求をしなかったのか、そういぶかる大貴に、それが現実だと甲斐は言いました。「99.9%負ける闘いに、皆慣れ切っている。」

 

違法薬物の専門家

被害者は当日、同じ高校の男子生徒、曽我部と蜂谷とカラオケに行きました。その二人に自宅近くまで送ってもらってその直後に殺害されました。曽我部は大手不動産会社の御曹司です。

甲斐はこの二人が真犯人だとみています。当時、二人は未成年だったのでDNA鑑定されず、アリバイがあったので容疑者リストからも外れていました。二人は学校内で違法薬物を売りさばいていたという噂がありました。違法薬物の専門家の大貴に、情報を得られないかと頼みます。

 

蟹江の正義感

甲斐が再審請求をもくろんでいることが気に入らない蟹江はチカ(鈴木保奈美)に直談判します。

「こんな茶番は甲斐の保身に過ぎない。無実の人間を救う美談のヒーローになることで、過去の不祥事を帳消しにしようとしている。」

「では蟹江先生は冤罪を見過ごせと?あなたの正義感ってそんなものだったの?」

答えに窮する蟹江をみて、答えを思いついたらまた来るようにとチカは言いました。

玉井の解雇

甲斐を脅す澤田

澤田(市川海老蔵)が甲斐の前に現れました。再審をあきらめるように、再審したら検察は本気で甲斐を潰しにかかると言います。官僚にこびへつらうことなく現場のために闘ってきた柳(國村隼)。その柳の信奉者は山ほどいる、柳を降格させた甲斐を彼らが許すはずがない、と。

自分は柳の降格とは無関係、そういう甲斐に、証拠を隠していたくせに、と澤田は言いました。

 

玉井の解雇

玉井(中村アン)が証拠を提供したことを知って、甲斐は玉井に解雇を言い渡しました。甲斐を助けたかったと言う玉井に、上司に黙って勝手に動く秘書とは働けないと冷たい甲斐。声が聞こえたチカが入ってきました。

チカ「このファームを守るのは私の役目です。皆、あなたを守るのに必死だった。逆の立場だったらあなたも同じことをしたでしょう。玉井を責めるのはお門違いよ。」

甲斐は部屋を出ていきました。チカは玉井の肩をポンと叩きました。

その後、仕事中でも甲斐と玉井は言葉を交わさなくなりました。

 

検事デビュー

検察庁を訪れた甲斐。担当になったという検事・藤崎を訪ねます。キャミソールに第三者の血液がついていたことを告げて、曽我部と蜂谷のDNA鑑定を要請しました。手紙も出しますが、後で読むと藤崎。

藤崎はかなり若い女性。不安を感じて、検事としての経験を問うとこれがデビュー戦だと言います。

 

玉井なしの人生

ど素人を出してきた検察の愚痴を言う甲斐。チカもうちのクライアントもなめていると言いました。再審請求の噂を聞いて、顧問契約を打ち切りたいと言ってきた会社があるのです。その内の一社は、曽我部エステート。容疑者・曽我部の父親でした。

チカは、冤罪の重みを理解しないクライアントならこちらから願い下げだと言います。チカは玉井のことも許すようにと言いました。そうしたいが難しいという甲斐。

「簡単よ。考えてみて。彼女なしの人生を。」

そうやっていつも自分を許しているのだろうと笑う甲斐。

 

キャラメルで仲直り

玉井にどう声をかけようか迷う甲斐。玉井は甲斐と目もあわせません。キャラメルを箱ごともらって自分のオフィスに行く甲斐。

「あ、嘘だろう、これ!」

甲斐の慌てた声を聞いて、つい甲斐のオフィスに駆け込んだ玉井。「先生、ついに!」

「いつも通りだ。」とキャラメルの箱を見せる甲斐。

「悪かった。言いすぎた。」

玉井は笑顔を見せました。

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再審請求への苦闘

再審が請求できない

検察庁に甲斐と大貴が出向くと、そこで曽我部と蜂谷を見ました。

声をかける甲斐「検事と作戦会議でもしてきたのか。」

二人は甲斐の顔を覚えていました。

曽我部「大事な信用を失った事件を俺たちが忘れられるとでも?」

自分たちを犯人扱いする甲斐に対して、再審にはならないと曽我部は自信ありげに言いました。

藤崎検事は、手紙は二人が恋愛関係にあった傍証にはなるが、恋愛関係がもつれたために逆上して殺害したとも考えられると言いました。またDNA鑑定は拒否されたので、キャミソールの鑑定書も、再審を請求するだけの証拠とはなりません。

そして藤崎は、栗林本人が再審を望んでいないと言いました。

 

再審を望まない栗林

再審を望まないという栗林を訪ねた二人。このまま大人しくしていれば残りの刑期を大幅に短縮してくれると警察に言われていたのです。ここでの生活は、未成年を殺害した変態のレッテルを貼られてボコボコにされる毎日、反抗すれば懲罰房、名誉の回復などどうでもいいという栗林。

甲斐は名誉を回復するかどうかで栗林の今後が大違いだと言いました。半年後出所してもレッテルは貼られたまま、またボコボコにされる。しかし無罪を勝ち取れば、可愛そうな人だと世間は同情してくれると言いました。

しかし栗林は気持ちを変えませんでした。

 

「文句があるなら真犯人を見つけてこい」

受付で面会申し込みの電話番号を書き間違えたと申し出た大貴。係員がめくる、その面会の記録を目を凝らして見つめました。

世田谷東警察署から出てきた刑事に、甲斐が近づきました。

「栗林をそそのかすのはやめてくれ。」

「そっちこそ正気かよ。栗林は俺とあんたでぶちこんだだろう。」

「あんたにも自分なりの正義があるんだろう。」

「正義を貫くためには、時に小さな悪に目をつぶる必要があるさ。」

それは柳が甲斐に言った言葉と同じでした。「どっかで聞いたセリフだな。」

栗林が犯人だと思っている刑事。文句があるなら真犯人を見つけて来いと言いました。

 

悩める玉井

悩んでいる様子の玉井に、真琴(荒木優子)が声をかけました。

「今度は私が悩みを聞く番ですか?」

「悩める乙女の年齢はとっくに過ぎました。」

玉井はおもむろに話し始めました。

「男の人ってさ、なんで一人で秘密を抱え込んじゃうんだろうね。私たちみたいにお酒でも飲んで全部吐き出しちゃえば楽なのに。一人で抱え込んで苦しんで。それでも何かを守ってるからこそ、闘うことができるのかな。」

玉井と甲斐は運命共同体という真琴に、付き合いが古いだけで何もない、そんなことしたら戻れなくなると玉井は言いました。

DNA鑑定

大貴の使った魔法

大貴が、甲斐に栗林が再審請求の取り下げをあきらめたと伝えました。どんな魔法を使ったかという甲斐に、世間話をしただけという大貴。大貴は栗林を訪ねて、罪をおかした自分が、どのように甲斐に救ってもらったかを話したのです。甲斐が栗林も救ってくれる、大貴の言葉は栗林の心を動かしました。

遊星(磯村優斗)に協力を頼んでいた大貴。遊星から大貴に連絡が来ました。昔の仲間から、曽我部と蜂谷について面白い話を聞いたと言います。

 

甲斐の欲しかったもの

曽我部と蜂谷はバーで飲んでいます。刑事がコンタクトしてきたのです。怯える蜂谷に曽我部は自信満々です。そこへやってきたのは甲斐と大貴。

「よっぽどやましいことがあるんだな、刑事のふりしてメールしたら二人ともすぐ食いついた。」

立ち去ろうとする蜂谷を大貴は引き留めました。

甲斐は、13年前に二人にアリバイ作りを頼まれた人物を見つけたと伝えました。蜂谷は怯えていますが、曽我部は知らないと言い張ります。甲斐からの質問に答える義務はない、と言って二人は立ち去りました。

甲斐は、欲しいものは手に入ったと言って、二人が飲んでいたビールの瓶をハンカチで包みました。

 

玉井の色仕掛け

玉井が蟹江の元を訪れて秘書になりたいと言い出しました。甲斐の下は疲れたと言う玉井の言葉を信用しない蟹江。以前断られたことを持ち出します。あの時は甲斐に脅されていたと目を泳がせる玉井。ジッパーを下げて蟹江に近づく玉井。

「それに蟹江先生のそばで働いたら、自分の気持ちを抑えきれなくなるのが怖かったんです。」

2分待ってくれ、馬場を解雇する、と言う蟹江を引き留める玉井。

「その代わりにお願いが。先生の甥っ子さん、化学鑑定センターでDNAの検査技師をされていたかと。」

 

チカの脅し

蟹江はチカの部屋に行って、甲斐は秘書に色仕掛けを命じて幻惑し、大事な甥に無理やり検査をさせようとした、と文句を言いました。

チカ「わかった、私からもお願いする。甥っ子さんを説得して。証拠提出するためには公的な機関からの鑑定が必要よ。」

断る蟹江。再審なんてうまくいくわけがない、我がファームの名前に傷がつくという蟹江に、ここは自分のファームだとチカ。蟹江は自分をシニアにするようにと要求しました。そうすればDNAだろうが尿だろうが検査させると。

「さもなければ私は絶対に動きません!」

「私を脅したわね。脅されるのは私じゃなくてあなたの方よ。シニアになりたければ、とっとと甥っ子に電話して・・・」

チカと蟹江「今すぐDNA検査を命じてきなさい。」

蟹江「Yes, my Majesty.」

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柳派の圧力

納得した真琴

この仕事が弁護士として最後の仕事になる、大貴は真琴にそう話していました。大貴のように能力のある人がと驚く真琴ですが、もう決めたこと、でも最後は円満に仕事をしたいと望んでいた大貴。

再審請求の資料作りに忙しい大貴。DNAの検査結果が出しだい提出する予定です。真琴が、夜食を持って手伝いにきました。

「鈴木先生の言ってたこと、私なりに納得しました。鈴木先生の事情を知る権利なんて私にはない。でも最後は気持ちよくお仕事できればと。」

 

蟹江の悪あがき

蟹江は、甲斐にDNA鑑定の結果を差し出しますが、簡単には渡そうとしません。

「この貸しはでかいぞ。君が一生、私の家政婦をしても元がとれないくらい。」

「なら必要ない。」

あっさり立ち去る甲斐を追いかける蟹江。

「ランチだけでいいぞ。」

甲斐は受け取りません。

「ハンバーガーでいい。」

甲斐は封筒を受け取りました。「ありがとう。ああ、ポテトもつけるよ。」

親指を立てる二人。

 

更なる妨害

検察で報告する甲斐。キャミソールに付着していたDNAは曽我部和也のものと一致しました。どうやって曽我部たちのDNAを手に入れたのかを知りたがる藤崎ですが、結果は動かないと言う甲斐。栗林も再審を望んでいることを伝え、手続きを頼みます。

しかし警察から電話を受けていた藤崎。キャミソールが被害者のものかどうか怪しいと言うのです。13年前に所轄署から検査施設に運んだ際の記録が残っていないのです。

甲斐「いい加減にしてくれ。警察はまた隠蔽しようとしているんだ。そんなことは1年生の君でもわかるだろう。」

怒った藤崎「なんでそんな言い方するんですか。文句があるなら警察に言ってください。柳派と官僚派からも半端ないプレッシャー、板挟みですごいストレス。法曹界の深い闇を見た気がします。」

 

手詰まり

チカが裁判所に探りを入れると、柳の派閥にいた検事がかなりの圧力をかけているようです。再審は世間の注目を浴びるので、裁判所はより明確な証拠を必要とするのです。

栗林に面会した二人。正直手詰まりという甲斐に、自分の刑期の短縮も諦めたのにと激高する栗林。二度と目の前に現れるな、と怒鳴りました。

容疑者の自白

ハイリスク

甲斐の思いついた案はハイリスク。逮捕される可能性もあります。

大貴がチカに話に来ました。容疑者の自白が取れれば、裁判所は再審を受け入れる、そのためには絶対許されない違法行為をしなくてはいけない二人。失敗したら、自分が勝手にやったことと主張してほしい、甲斐先生を守ってくださいとお願いしました。

 

サンタの遊星

蜂谷が一人でいる部屋に、「メリークリスマス!」とサンタクロースの格好に面をした男が入ってきて、後ろから蜂谷を捕まえました。結束バンドを使って手足を縛ります。クリスマスツリーを倒すサンタ。

「お前のお友達の曽我部に頼まれてここに来た。抵抗すんな。臆病者のお前は弁護士に真実を話しちまう。だから口封じをしてくれって。」

怯えた蜂谷「俺はしゃべらない。」

「それが信じられないってんだよ。」サンタは苛立って手近のランプを割ります。

「本当だ、信じてくれ。曽我部に伝えてほしい、朱里を殺したこと、神に誓っても俺はしゃべらないって。」

電気がついて、甲斐と以前に話していた刑事が入ってきました。

「刑事さん、助けて。」

「曽我部が殺したんだな。」

蜂谷をひっぱっていく刑事。

 

正義を貫くには、小さな悪に目をつぶる必要がある

蜂谷を車に押し込んだ刑事。甲斐に気づいて近づいてきました。「あんたが正しかったみたいだ。」

甲斐「助かったよ。警察の協力がなければこんな無茶できない。」

「協力?警察は協力なんかしていない、勝手に自首してきただけだ。俺には俺なりの正義ってものがある。」

弁護士がこんなやりかたを、という刑事に、甲斐は答えました。

「正義を貫くには、時に小さな悪に目をつぶる必要がある。」

 

勝利の余韻

オフィスにいる大貴に甲斐は電話しました。無事終わったことを伝え、名演技をした遊星をねぎらうように頼みました。大貴の今後について話そうとしますが、今夜は勝利の余韻に浸りたいという大貴。好きにしてくれ、と甲斐は電話を切りました。

真っ暗なオフィスで一人でいる大貴は、弁護士バッジを外しました。

 

再審手続き

有罪率99.9%を覆す

バーで飲む柳を甲斐が訪ねてきました。真犯人が見つかったこと、裁判が始まることを伝えました。

「つまり君は99.9%の有罪率を覆すってわけだ。」

「優秀な師匠に戦い方を叩きこまれましたから。」

「有罪率99.9%、この数字のおかげで、約6割の刑事事件が起訴すらされずに処理されている。出世と保身できゅうきゅうとしている検事たちが無罪判決を怖がって、敵前逃亡しているからだ。そんな状況を変えられるのは私しか・・・」

「いないと思いますよ。」と甲斐が続けます。

柳に自分のファームへ来ないかと誘い、外から変えるという手もあると提案しました。鴨でも撃ちながらゆっくり考える、柳は帰っていきました。今日は甲斐のおごりです。

 

再審手続き

藤崎検事を訪ねる甲斐。藤崎は、裁判所から再審手続きを進めると報告が来たことを告げます。抵抗はあったのですが、DNAに自白が加わり、十分な証拠になりました

裁判は資料がそろい次第できるだけ速やかに、栗林の出所はもう手続き済み、再審に関する資料もすべてそろえたと分厚いファイルを3つ出す藤崎。半日で全てをこなした藤崎に目をみはる甲斐。

どうして検事から弁護士になったのか理由を問われて甲斐は答えました。

「99.9%の有罪率なんて退屈だとは思わないか。0.1%しかドキドキしない。」

辞めたくなったらファームを紹介すると甲斐が言うと、藤崎は、お金ではなく、国家の繁栄と安寧のために戦いたい、と言って断りました。

 

上手く使われた甲斐

澤田と話す甲斐。まさか裁判に持ち込むとは、と信じられない表情です。13年前、柳に命じられて証拠隠しをしたのは、当時甲斐の助手をしていた澤田ではないかと、甲斐は疑っていました。だから今回、2つの新証拠を見せたのではないかと。

甲斐「自分なりの正義、ってやつか。どうやら俺はうまく使われたかな。」

澤田「買いかぶりすぎですよ。先輩。私にそんな頭があるわけないじゃないですか。」

甲斐「いや、お前なら生きていけるよ。この警察の世界で。」

頭を下げる澤田。

 

大貴の冒険終了

大貴は、遊星と砂里(今田美桜)と3人でご飯を食べています。

遊星「で、ほんとに弁護士辞めちゃう気?」

大貴「これで俺の冒険は終了。悔いはないよ。」

砂里は悔いが無いはずがないと言いました。大貴は、自分たちと同じ場所にいちゃだめだと。

遊星「前言撤回。俺もそう思う。」

はや!と笑う大貴。砂里は複雑な表情で見ています。

 

甲斐が大貴を雇った理由

チカと甲斐が大貴について話しています。

チカ「なんだか、やっとわかった気がするのよね。あなたが鈴木先生を雇った理由。上司の不正を見逃して、あなたはずっと後悔を抱えながら生きてきた。弁護士として、だからこそ、勝ちにこだわって、同じように後悔を抱えてる鈴木先生を見過ごせなかった、でしょ?」

「それは違いますね。俺はただ運び屋をやるような奴が弁護士をしたらどうなるか、見てみたかっただけですよ。」

じーっとみるチカ。

 

不正には不正を

不正探し

チカが外出したファームで、すべての弁護士たちが集められました。何十万件の膨大なファイルがテーブルの上に積み上げられていて、甲斐が説明します。

甲斐「今回の冤罪事件を受けて、このファームでも過去に不正がなかったか、調べなおす必要が出てきた。たとえ小さなミスでも、取り返しのつかない事態を訴訟相手に与えてしまった可能性がある。不正は許されることではない。」

「そこでだ、これからみんなに過去にうちが扱った案件、全てをチェックしなおしてほしい。」

話を聞いていた蟹江はばかばかしいと笑いますが、甲斐は、問題点を見つけたものには報奨金、昇進の参考にもする、蟹江にもシニアになるチャンスがあると言いました。

途端にやる気になる蟹江。「OK, Ladies and Gentlemen, it’s time to work. Boom!」

誰も動きません。甲斐が取り掛かってくれ、と言うと皆一斉に動きました。

 

不正に目をつぶる交換条件

甲斐がチカに分厚いファイル3つ分の過去の案件を持ってきました。「うちで見つかった不正です。」

チェックして、チカはこれは不正ではなく、交渉を有利に進めるテクニックと否定します。

甲斐「全ての冤罪にそうした言い訳が成り立ちます。見過ごすわけにはいきません。」

このファームで不正を最もしているのは甲斐。耳を疑うチカですが、甲斐は自分も処罰を受ける、この事実を公表すると言いました。

いチカ「ふざけないで、このファームをぶっ壊す気?こんなこと、認められません。」

甲斐「わかりました。じゃあ私は不正には目をつぶることにします。ですがその代わり、代表にも目をつぶっていただきたいことが。」

そのあと、チカは不正書類を全部シュレッダーにかけました。

 

栗林の釈放

刑務所から釈放される栗林を、大貴が迎えに来ました。これが最後の仕事と甲斐に言われています。

「出られたんだな、やっと。先生ありがとう。」

栗林は大貴の手を握りました。

 

大貴のたった一つの夢

真琴を訪ねた砂里。大貴に弁護士を続けるように説得をしてほしいと頼みました。気持ちを変えられるのは真琴だけ、弁護士は大貴のたった一つの夢なのだと頼みます。

刑務所から戻った大貴がオフィスに戻ると、真琴が待っていました。

 

ボストンで2年。一生分遊んでくる

甲斐も大貴を待っていました。「鈴木大輔」と呼んで弁護士バッジを投げます。「先生。」

甲斐は大貴に休職をしろと封筒を渡しました。航空チケットと小切手のようです。

「ボストン。こんなに?」

2年休職しろという甲斐ですが、1年という大貴。

「いや、2年だ。一生分遊んで来い。本気なんだろ。生まれ変わってこい。」

 

第10話はこちらです。Suits/スーツ10話 あらすじ感想 蟹江に負けた大貴、甲斐の加担した冤罪。

第9話はこちらです。SUITS/スーツ9話 あらすじ感想 経歴詐称。大貴の暴走と悪友の裏切り

第8話はこちらです。SUITS/スーツ8話 あらすじ感想 脅しと情報漏洩の顛末。大貴を兄妹で振り回す。

第7話はこちらです。SUITS/スーツ7話 あらすじ感想 ウィンウィン以上の合併。「チカ+甲斐÷蟹江」と対決。

第6話はこちらです。SUITS/スーツ6話あらすじ感想 ハッカーが起こした奇跡とすっぽんの蟹江の執念

第5話はこちらです。Suits/スーツ5話 あらすじ感想 『ワンピース』の愛読者・大貴が違法取立人を撃退

第4話はこちらです。Suits/スーツ4話 あらすじ感想 透明人間の大貴「初めてにしてはよかったでしょう?」

第3話の感想はこちらです。SUITS/スーツ3話あらすじ感想 世界一の正確さを守る。ゲームでクーデター

第2話の感想はこちら。SUITS/スーツ 2話 感想 中島裕翔くん102㎝は? ローのハイタッチににんまり

 

感想

甲斐の弁護士生命をかけた最後の事件。大貴とともにこれが最後と、13年前の冤罪の再審に向けて二人で奔走します。犯人が意外にあっさり見つかったのでびっくりしました。しかしこれは隠蔽された証拠以外は、当時検事だった甲斐がきちんと仕事をしたからと言うことでしょうか。

今回楽しかったのはチカと蟹江さんの絡み。蟹江は、甲斐のあれこれを訴えますが、今回チカは完全に甲斐の味方。訴えに一切耳を貸してもらえない蟹江さんが気の毒でもあり、チカの迫力が楽しくもあり。チカに相手にしてもらえないので、蟹江先生は悪あがきで甲斐に恩を売ろうとしますが、あっさりと無視されてしまいます。玉井さんの色仕掛けでドキドキしている蟹江さんも可愛かったですね。

最後の不正探しで、さんざん文句を言っておきながら、シニアに昇格できるかもと知った途端にやる気になる蟹江先生。途端に場を仕切ろうとしましたが、ついてくるものは誰一人いません。皆、甲斐の声で仕事を始めたので、なんだか甲斐との差を見せつけられた感じですね。

最後に遊星が大活躍するのが不思議でしたが、これで、悪友とは言え、長年の友人を遠ざけていた大貴の気がかりも晴れたということなのでしょう。でも自分で密告しておいて、弁護士あきらめるな、みたいな言い方はかなり違うかな。砂里にしても、弁護士を続けろと言っていいのか・・・。

不正には不正。甲斐がチカを脅迫することで大貴の経歴詐称をもみ消そうとしますが、これでいいのでしょうか。大貴は優秀だからいいのかな?しっくりこないところも多々ありました。

結局さんざん騒がれた柳さんと甲斐は、再審請求できたことで、仲直りできたということでしょうか。今までの証拠隠滅はよかったのでしょうか。降格を受けて罰を受けたからそれでOKなのでしょうか?甲斐がファームに誘ったのも不思議でした。

澤田も不思議でしたね。前回怪しい雰囲気満載でしたが、今回は最初と最後にほんの少し出ただけです。結局は、不正に自分も手を貸したようですが、検察の身では何もできないから甲斐に託したということなのでしょうか。甲斐ももっと早く気づいても良かったと思うんですけど。

大貴がボストンに行くというのは、向こうで弁護士資格を取ってこいと言うことなのでしょうが、それを日本で生かせるのでしょうか?ないよりマシということ?でももう日本の司法試験はおそらく受けられないのでは?

オリジナルのSUITSでは、大貴にあたる人物は弁護士を辞めるようですが、日本版では、大貴が弁護士のまま続編がありそうな感じですね。玉井さんの心の葛藤も最後の最後で現れましたので、続編への伏線かな、と思いました。

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