大誘拐2018 あらすじ感想 身代金はオスプレイ単位で。パラシュートで飛び降りるマザー

公開日: : 最終更新日:2019/04/17 2018年秋ドラマ

人生が上手くいかない若者3人。三河のマザーの誘拐を企みました。しかしいつの間にやら誘拐はマザーが仕切ることに。身代金は何と100億。オスプレイ単位で考えろというのです。余りのことのでかさに驚き続ける3人。

果たして100億を無事に手に入れた3人。しかしその頃には3人ともお金よりも大切なものを手に入れていました。この誘拐事件を捜査した刑事もまた大切なものを見つけました。

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Contents

三河のマザーテレサの誘拐

柳川財閥の柳川とし子(富司純子)とお手伝い・吉村紀美(伊藤六花)が山道を散歩しています。彼氏はいないという紀美に好みを訪ねると、有名人だとネズミ小僧治郎吉と言います。

「まじ卍」と言って笑うとし子にうける紀美。うちの息子、若くして亡くなった長男がネズミ小僧に似ていると思ったことがあると、とし子は言いました。

手を合わせる二人。

そこへ、豚とかっぱと猿のかぶりものをした3人組がナイフを突きつけました。「柳川家の奥さまだな。」「あんたやろ。三河のマザーテレサって。」「誘拐だよ!」

 

警察捜査

仲の悪いとし子の子供たち

柳川とし子が、所有する奥三河の山中で朝9時ごろ3人組の男に連れ去られた。刀禰本部長(杉本哲太)に井狩(渡部篤郎)が報告します。犯人からの要求はまだ。井狩が捜査の責任者とされました。

井狩たちが柳川家に事情聴取にやってきました。警察が動くことを心配する次女の英子(平岩紙)ですが、通報されることを前提にお手伝いの紀美が開放されたから、警察が動くのは問題はない、と安心させます。

とし子の子供たちは、クラブママの長女・可南子(国生さゆり)、シスターの次女・田宮英子、木材会社社長の次男・国二郎(長谷川朝晴)、ミュージシャンの三男・大作(棚橋弘至)。お互いに仲が悪く、母親の心配よりも身代金の心配をしているようです。

 

犯人の手がかり

シルバーのワンボックス

犯行2日目。1週間前から見慣れないシルバーのワンボックスが見かけられていることがわかりました。名古屋ナンバー、車種はイプサム。犯行前日にとし子の運転手も似た車を見かけています。実行犯はイプサムに乗った3人組。奥三河のアジトにいるかあるいは街中にいる可能性があり、犯人の一人は関西弁を話します。

これらのことから、名古屋市内でここ3か月以内に賃貸契約を結んだ物件をあたり、同時にシルバーのイプサムを売った中古車ディーラーもあたることになりました。

イプサムの購入者を発見、アパートも突き止める

犯行3日目には、3週間前に若い男3人組が中古のイプサムを買ったという情報が入りました。サングラスを外さなかったので人相は不明。アパートも突き止めた警察。空になったアパートには柳川家周辺の地図が残されていました。

「鑑識をよこせ。犯人たちからの挑戦状だ。」

 

身代金100億円が払えない

柳川家に不審な封書が届きました。井狩が開封すると、身代金100億の要求。筆跡はとし子のもの。飲むかどうかは愛知県警の責任者が記者会見をして回答するようにとのことです。刀禰本部長が嫌がったので、井狩が記者会見をすることになりました。

4日目

井狩が記者会見をして、払えない、金額が現実的ではないので考え直してほしい、と犯人に伝えました。

それを聞いて怒鳴るとし子「ふざけるな!」

ラジオを蹴倒します。驚いてみている3人。

 

大誘拐

健一の案

戸並健一(岡田将生)は出所したばかり。勤め先ではムショ帰りと陰口を叩かれています。三河のマザーテレサ・柳川とし子の記事を見つけました。

工事現場で働く秋葉正義(森田甘路)が他の社員に給料を巻き上げられそうなのを健一が助けました。

キャバクラで働く三宅平太(中尾明慶)。借金の取り立てが来ました。胸倉をつかまれる三宅。そこを助ける健一。元ヤクザの戸並と気づいて逃げ出す取り立て。

港をうろつく3人。平太の借金はまだ結構あり妹のことを心配します。結構やばいと言います。

健一は言いました。「やっぱやるしかねえな。だろ?誘拐だよ。大誘拐。」

 

中古車にアジト

まずは中古車を手配。サングラスをかけて車を購入しました。名古屋市内にアパートも借りました。

三河のマザーの記事を読む平太に正義。「三河のマザーは恵まれない子に50億。超いい人だよね。」

健一はマザーを嘘つき婆と呼びます。

恵んでほしい、と言う平太に、だから恵んでもらうのだと健一。「この部屋には常に髪の毛1本残すなよ、DNA鑑定で一発だぞ。俺たち前科もんは。」

 

下見

柳川家所有の山林。このあたり一帯はマザーのもの、と車で下見をします。家も双眼鏡でチェック。マザーたちが出てきたのをみた3人。「追いかけるぞ!」

道路わきで停車中。マザーの車が来るのをみて、慌ててサングラスをします。健一はサングラスがみつからずマスクで顔を隠します。それを笑ってみている正義。マザーの運転手・安西がすれ違いざまに目をやると、正義はこちらを見て笑っていました。

この時間帯にマザーは山歩きをする。明日決行することになりました。

 

犯行

猿・河童・豚

翌日、猿、河童、豚の3つのかぶりものを差し出す健一。みな豚を嫌がります。じゃんけんで決めて、正義は猿、平太は河童、豚は健一となりました。

マザーたちの声が聞こえ、急ぎ飛び出した3人。ナイフを突きつけました。紀美に用はないもの通報されると困るので連れて行こうとしますが、それを拒否するとし子。もし指1本、紀美に手を触れたら舌をかみ切ると脅します。紀美もとし子を連れて行くのなら自分が舌をかみ切ると言いました。

「大奥さまは渡しません。」

河童が紀美を捕まえようとすると、そのとたんによろける紀美。

 

マザーに指摘されて隠れ家を再考

車のなかで目隠しされているとし子。どこに行くのか、まさかと思うけど名古屋市内じゃないだろう、と訊きます。図星で慌てる健一たち。山奥とみせかけて人の多い都市部に潜入。警察が不動産屋に一斉に連絡すればすぐに見つかるというのです。

車をとめる3人。健一と平太は外でもめています。正義はとし子に飴をすすめました。どれがいいと言って、見えないことに気づき、目隠しを外してあげます。

「いいの?悪いね。」

サングラスをしていない正義に注意をします。飴をもらって礼をいうとし子。健一が戻って来たので慌てて目隠しを戻すとし子。健一たちは、お互いの呼び名に困って、猿田、ぶたおとつっかえながら呼び合います。

「あんたら変な名前だね。」

言うことを何でも聞くといったとし子。隠れ家を紹介しろと健一は要求しました。「誰にも見つからねえ隠れ家。」

「あんたはあほか。もしくはすげえ天才。」

とし子は目隠しを取りました。

 

自給自足の民家

山奥の民家についた4人。中村くら(榊原郁恵)の家です。車から手をふるとし子。

「いいか、ぜってー余計なことしゃべるなよ。」と健一。とし子は親指を立てました。

くらは4人を歓迎してくれました。明日から収穫だから一人くらいは手伝ってくれると、と期待します。名前を聞かれて、正義は猿田、平太は緑川と名乗ります。健一は困っていましたが、とし子にぶたおくんだよね、と言われてしまいました。

夕食の支度をしてくれるくうちゃん。

とし子は説明しました。「ここは電気も通ってないし水道も無い。くうちゃんは畑を耕して自給自足。電気は風力発電。」

都会の生活が嫌になったのですが、夫は去年事故で亡くなったと言います。とし子はこれからどうするの、と訊きますが、ここには電話もテレビもない、インターネットも電波もない、誰にもわかりませんでした。

 

健一は昔のことを思い出します。

昔、身を守るためにナイフが欲しいといった健一。なんでも買ってくれるといったマザーがナイフだけはだめだと言ったので、健一は嘘つきと怒りました。

 

誘拐を仕切るマザー

名前のばれている3人

犯行2日目。

健一と平太が起きると正義がいませんでした。とし子がおはようと言います。

「あの、まさ・・・サルは。」

「正義なら畑仕事に行ってる。」

名前を知っているとし子に驚く二人。サングラスを忘れている二人に、とし子は黒メガネをしないとと指摘しました。

とし子は「健ちゃん、もういいじゃん。」と言います。3人が名前で呼び合うのが聞こえていたと言うのです。本当に畑仕事か確認に行く二人。畑にいる正義とくら。二人に気づいたくらが健ちゃーんと呼んできました。近くに住んでいるというミナちゃん(岡本玲)もいます。

 

マザーのすっげーいい案

身代金のことを気にする二人ですが、どうしたらいいのか分かりません。ラジオとか買うかと話していると、知らない間にマザーが加わっています。

「ほんでもマザー本人だせ、と言われたらどうする?いたずら電話と思われたらアウト。」

「せやな。」と平太は言いますが、マザーがいることに驚きました。

すっげーいい案を見つけたとマザー。自分が脅迫状を書くから、ラジオを買いにいく時に投函すればいい、そうすれば電波も使わない、逆探知もされない、指紋も自分のものだけ、自分が生きている証拠にもなると言います。

平太「天才や。」

 

身代金はキリよく100億・オスプレイ単位で

身代金の額を問われて、一人1億で合計3億。怒り出すマザー。多すぎるかと思ったら少なすぎるというのです。

「あんたら、わしをなんだと思ってる。痩せても枯れても大柳川家の当主。三河のマザーテレサ。見損なうな!」

こういうのは中途半端はいけないと、キリよく100億と言いました。その途方もない数字に驚く健一たち。

マザーは説明しました。日本がアメリカから購入しているオスプレイが100億。墜落するたびに100億がパーになっています。3億ではオスプレイの片方の翼がせいぜい。

1日500円のラーメンがどれだけ食えるか考えながら生きている身では分からないと健一は反論します。しかしマザーは、500円も100億円も同じお金。お金を考えるのにラーメン単位もあれば、オスプレイ単位もある、そう考えたら100億も現実的だといいます。

「よし!100億で決まり!」

マザーは勝手に決めてしまいました。

 

脅迫状を投函

こそこそ歩いてポストに投函する平太。地図を忘れたことに気づいた平太はアパートに戻ってみましたが、すでに警察が来ていました。

マザーの言う通り帰らなくてよかったと安堵する三人。マザーもくうちゃんも皆いい人だね、という正義。なぜマザーが協力してくれるのか、皆で不思議がります。

 

100億を絶対譲らんマザー

怒鳴るマザー「ふざけるな!」

警察の身代金を払えないという返事を聞いて、怒鳴るマザー。「ふざけるな!」

健ちゃんも平太も、予想通り、柳川家の人は結構まともとうなずきあいます。

一人不満なマザー「柳川家のもんが当主のために100億だせんとはご先祖様に笑われるわ。」

スマホでビデオをとらせるマザー。

柳川家に届いた消印のない封書『100億は絶対に譲らん。100億は絶対に譲らん、100億は絶対に譲らん。』

名古屋城の南遊園にあるピンクの封筒を捜すようにと指示がありました。

 

ピンクの封筒だらけ

警察が南遊園に行ってみると、皆がピンクの封筒を持っています。それを一人一人チェックする警察。男が、クリスマスイベントのピンクの封筒を渡していました。

ピンクの封筒だらけで犯人の特定は不可能でしたが、加藤清正像の下に石で重しがしてあった封筒を見つけました。中にはSNSのアカウント。そこにはとし子からのビデオメッセージがありました。

とし子は自分の子供たちに呼びかけます。『柳川家の山林を含む土地を売れば186億にはなるはず。資産管理の委任状は金庫に入っている、すぐに資産を処分しなさい。現金の受け渡し方法はあとでお手紙でお知らせする。』

 

100億の要求を呑む

とし子の子供たちが記者会見をしました。

「犯人の要求に従うことにしました。」「夫と長男を阪神大震災で亡くし、古くは自分の両親を伊勢湾台風で亡くしています。」と可南子。

英子「資産をすべて処理することにしました。」

その言葉に、よーし!と手をあげるとし子。現実的ではないと驚く3人。若いのに根性がないととし子は嘆きます。

 

平ちゃんの過去

震災で亡くしたという旦那さんと子供のことを尋ねる平太。震災と言えば、健ちゃんの誕生日だね、と正義。それを聞いて顔色が変わるとし子。

くらを助けている平太。汗びっしょりなのに上着を脱ぎません。とし子が不思議に思っていると、くらが、まーくんから聞いたというその理由を教えてくれました。平太は、昔から親に虐待されてあざと傷だらけなのです。親の借金がすごくて、妹が風俗で働かされるのかもしれないのだと。

平太の風呂の湯を沸かしながら「平ちゃん、絶対成功させようね。」と力強く言うマザー。「金持ちにならんとな。」

平太は笑いました。「一体どの立場でけしかけてんの。」

 

愛育園にいた健ちゃん

遺産相続の脱税

休憩をしているくら達のところに警察が来ました。ビデオに牛の鳴き声が入っていたので、連れ去り現場の半径10㎞以内を当たっているのです。しかし、くらは知らんぷりをしたので帰っていったと、とし子に報告しました。

くらは、とし子の本当の狙いは遺産相続の脱税なのだと思っていました。目の黒いうちに柳川家の将来を定めておきたいのだと。とし子は頷いて見せました。

 

夢のない健一

100億は多すぎるという健一に、夢があっていいというマザー。何に使うと訊かれた健一の答えは生活のため。夢がない男だねとマザーはため息をつきました。

ヤクザには5年ルールがあって、銀行口座もカードも作れない、だから現金がいるのだと言います。元組員だとそもそも雇ってもらえない。

マザーはため息をつきました。「真面目に働きたくても働けないか。この国は金持ちにばかり優しくて貧乏人やはぐれもんはほったらかし。」

マザーが言うなと健一。

 

愛育園にいた健ちゃん

マザーが突然、愛育園にいた健ちゃんじゃないかと尋ねました。驚く健一。

「健ちゃん、ちゃーんと生きててよかった。」と何度も繰り返すとし子。

中学で行方をくらませた健一。その後はホームレスをしていたのですが、住むとこがないならついて来い、そう言われてついていったのがヤクザの事務所だったのです。当時かなり捜したマザー。見つけられなくてごめんなさいと何度も謝りました。

風呂に入りながら、火の番をしてくれているくらと話す健一。健一の誕生日が阪神大震災の日。震災で息子の健一を亡くしたマザーは、健一が愛育園にやってきた日、息子の生まれ変わりだと思ったのです。

そしてナイフの話をしました。自分を守るためナイフが欲しい、そう言った小さな健一にそんな思いをさせるためのナイフは買ってあげられなかったマザー。自分はお金を渡すばかりで何もしていない、何も救えていない、ずっと心に引っかかっていたのでした。その話を聞いて涙を流す健一。「なんだよ、それ。」

 

最大の難関・現金の受け渡し

マザーのすごい作戦

マザーのところにいく健一。

「お、健ちゃん、いい方法思いついたよ。」

マザーの後ろに座って、肩をもんであげる健一。マザーは喜びます。マザーの書いている手紙を読んだ健一。

「すごい作戦だな。」

「みんなびっくりする。」とマザー。二人で笑いあいます。

 

現金の受け渡し

柳川家の郵便受けに消印の無い手紙が投函されました。内容は現金の受け渡し方法について。柳川家のヘリコプターを使用する。現金は袋詰めしヘリに積み込む。ヘリの移動と受け渡しまではテレビで生中継をする。ヘリコプターには操縦士と共に、テレビ局のカメラマンが1名同乗。

記者会見で、要求をのみますと伝える柳沢家。「母の命を考えたら、当然の選択です。」

ラジオで聞いていて「よっしゃー!」と喜ぶ健一、平太、とし子。

その声が山に響いて、畑仕事中の正義とみなちゃんは驚きました。

 

人質の確保を優先する井狩

記者会見の内容について、刀禰本部長に怒られる井狩。

「犯人の言いなりになって金がテロ組織に流れたらどうするのか。テロには屈しないというのが国際社会の常識。たった一人の生い先短いばあさんのためにここまで振り回されることはない。」

井狩は、国民の命を国民の幸せを守ることが警察の職務、と返しました。先ずは人質の確保、100億もやすやすととられるつもりはないと言います。

 

くらの家と愛育園を訪れる井狩

井狩に、怪しい家があると部下が報告しました。以前、マザーの家で働いていて現在は柳川家の近くに住んでいる中村くら。

再び警察がくらの家を訪ねてきました。親戚の男性とお手伝いの女性が来ていることを確認します。牛の鳴き声がしました。家の中を見て回る井狩。風呂の釜も確認します。

帰ろうとする井狩にくらは頼み込みました。大恩人のマザーを何としても助けてくださいと。

その後、知多半島に向かう井狩。愛育園を訪れ、誰もいない園内を見て回りました。

 

現金受け渡しの当日

テレビ中継

三河マザーテレサ誘拐事件、現金受け渡し当日。現金を袋詰めするところからテレビ中継されています。札束を詰めるとし子の子供たち。決められた数の札束を透明なビニール袋にいれることで、偽物の嵩増しができないようにテレビで見張っているのだとレポーターはいいます。

それをラジオで聴いているマザーたち。ラジオではチェックはできませんが、とし子は、世界中の皆が代わりに見張っていると言いました。出発する4人。くらは成功を祈ります。

 

柳川邸のすぐ近くに着陸

15時、現金を載せたヘリコプターが飛び立ちました。奥三河の山中を中心に岐阜・静岡の県境とジグザグにでっかく回るルート、地上からの追跡は不可能です。飛行中に、犯人からの無線が入りました。その位置を確認して、様子を見守る家族は驚きました。柳川邸のすぐそばを流れる川の上です。

井狩は、川の近くの道を封鎖するように言いましたが、この辺りは近辺からの舗装されている道からのアクセスはなく、車一台通るのがやっとです。

柳川邸近くの河原にヘリが着陸。テレビ中継は続きます。

レポーター「そちらの降り立った先に犯人は確認できるのでしょうか?」

 

『領収書 柳川様 金百億円也』

3人の犯人があらわれました。猿、豚、河童のかぶりものをしています。カメラマンがその映像をおさめます。二手に分かれて走り出した3人。河童はヘリに到着しました。爆発音がしてその煙が晴れると、横断幕が見えました。『領収書 柳川様 金百億円也』

ヘリが飛び立ち、カメラマンは置いて行かれました。

豚と猿の二人はボートで川を下ります。

井狩はヘリに無線を送るように言いましたが、無線は切られていました。

子供たちは茫然とみています。「100億が。」「母さん、どこ。」

 

100億円の使い道

祝杯

リヤカーでお金を運ぶ4人。夜が明けていました。くらの家の前ではくらとミナが心配して待っていました。

100億が積み上げられたそばで祝杯を挙げます。すごいと感心する皆。マザーは好きに使えと言いました。

 

税金を払いたくない理由

この金は脱税のためなんだろうと言う健一。くうちゃんから話を聞いていたのでした。この国にお金を払いたくないのは本当とマザーは認めました。

今年起きた西日本の豪雨をみて胸がきりきりしたことを語り始めました。

「この国は自然災害に本当に弱い。そういう気候の国だから仕方ないことでもある。そうは思っていても、この国はまだまだ駄目だ。いつまでたっても変わっていない。そう思った。」

 

自然災害に翻弄されたマザー

自然災害に翻弄された自分の人生を語り始めたマザー。5千人亡くなった伊勢湾台風では両親も親戚も濁流にのみこまれ、避難所で一人怖い思いをした。嫁いだあとは阪神の震災。神戸の大学に通う長男と、長男を訪ねていた夫が震災に遭遇。生き埋めになった二人は救助が遅れたため、火事に巻き込まれて死んだ。もう少し対応が早ければと唇をかみます。

「今年も同じ。あの時の教訓はまったく生かされていない。災害はいつ来るかわからない。でもそのために税金はちゃんと使われているのか。」

ちゃんと税金を払えというのならちゃんと税金を使うべき。親に捨てられた子供、虐待を受けている子供、障害を抱えている人、そういう人たちを助けてあげられる仕組み、生きやすい社会のために使うべきお金があるんじゃないか、マザーはそう言いました。

「だからあんたらが思うように、思う存分、あのお金使いなさい。」

 

お金よりも大切なものを見つけた3人

お金のいらないまあくん

まあくんはこのまま残らないとくらに誘われました。力持ちのまあくんは重宝されているのです。好意を抱きあっているみなも賛成しました。

「ここでの暮らしにはお金は必要ないからさ、だからお金は要らないんだ。」

 

借金だけ助けてほしい平太

平太は借金の分だけ助けてほしいと頼みました。親の借金を背負っている平太。

健一「マザーの子供たちみて、母親のためにあそこまでしたことに、ダメな親のために頑張ってる子供たちに感動したんだって。」

マザー「ええ、じゃ私がダメな母親ってことか?」

平太「子供達だまして、日本中だまして遺産こっちに全部まわしてるんだから、ある意味、相当最低な母親。」

マザーは納得しました。

利子だけは勘弁してくださいという平太。返さなくてもいいというマザーですが、マザーに助けてもらった今回の人生をやり直したいのだと言います。でも途中でギブアップしたら堪忍と笑いました。

 

健一がマザーからもらった大事なもの

健一もお金は要らないといいます。マザーに金より素敵なものをもらったからと。あの時、ナイフよりも大事なものをもらっていたのに気づかなかった、だから金はマザーの好きにしてと言います。

 

マザーが計画に乗った理由

マザーを誘拐した時、こけた紀美ちゃんを心配した3人。手を怪我した紀美ちゃんに健一はハンカチを渡しました。この子を逃がせばなんでも言うことを聞くというマザーの言葉を確認して、紀美を逃がしたのでした。

マザー「あの時、あんたらは本気で紀美ちゃんのこと心配していた。それみて悪い子じゃないなって思った。」

あの子、可愛かったからと健一は認めました。

マザー「いい勉強になるわ。いい勉強させてもらいました。まだまだ死ねない。死にたくない。あんたらみたいなあほな子と一緒にいると。ありがとう。」

健一「あ、そうだ。マザーさ、やっぱり100億俺にくれる?」

笑顔でうなずくマザー。

 

事件の顛末

安西操縦士を発見

3日後。浜辺を歩いている安西操縦士が発見されました。ヘリは犯人に命令されて志摩半島まで飛びました。ヘリはそこで発見されました。ヘリが到着すると、クルーザーに現金が積まれて、安西は睡眠薬で眠らされたのです。とし子は大作の別荘にいると手紙が残されていました。

 

マザーを発見

大作の別荘に警察と子供たちが向かいます。ベッドで寝ているマザー。駆け付けた子供たちは、母親が生きていることを確認して安心しました。

 

刀禰本に責められる井狩

刀禰本は井狩の責任だと立腹しています。井狩は人質が無事戻ってこれたのは自分のお陰だといいますが、刀禰本は、あんな婆のことはどうでもいいと言いました。

井狩「自分たちがどうみられるか、そんなことばっかり考えている。あんたらみたいな人間が少しでも人を思いやる気持ちをもっていれば、世の中もっと平和になる。」

 

3か月後

好きな人ができた紀美ちゃん

マザーは紀美ちゃんがきれいになったことに気づきました。彼氏できた?と訊くと、新しい住み込みの彼、できたら結婚したいと言いました。でも彼には内緒だと言います。

 

訪ねてきた井狩

マザーを訪ねてきた井狩。マザーは井狩に礼を言いました。途中から真相に気づいていた井狩、手心を加えてくれたことに礼を言います。井狩は、くうの家で墨の匂いに気づいていたのでした。

マザーの子供たちは真相に気づいていませんが、遺産が無くなったことで仲が良くなったといいます。それでもご子息たちはマザーを助けたくて一つになっていた、あの顔、目は本当に心から母を愛している子供たちのものだと、井狩はそう言ってくれました。

 

事の真相

河童はマザーだった!

事の全貌がまだ分かっていない井狩に、マザーは種明かしをしました。

河童の被り物をしていたのはマザーだったのです。ヘリコプターについてマスクを取って、安西に早く出すようにと命令したのでした。領収証の横断幕はカメラマンの気をそらせるためだったのです。その後、必死にボートをこぐ健一たち。

 

マザーのパラシュート

「でもそれからが大変だった。」

くうちゃんの家に着陸するとばれてしまうので、さんざんジグザグ飛行のあと、夜中に上空からくうちゃんの家のそばの池に現金を落とし、最後には自身もパラシュートで飛び降りたのでした。マザーの叫び声。

そのあと木にひっかかってしまったマザー「助けて!」

「そこから空ちゃんの家まで運んでね。運び終わるころには明るくなっていた。あとは操縦士の安西に一芝居お願いした。あの人昔、演劇をやっていたから。で、いいの?この事実を全部知っていて、それでもこのままで?」

「いいんですよ。マザーが無事ならそれで。」

感謝して手を合わせるマザー。

 

警察をやめた井狩

マザーの本気の魂とぶつかって本当の自分を取り戻した井狩。この情熱は警察では収まりきらないと、今は愛育園に勤めていると言います。自分のせいで責任をとらされたのだろうと考えるマザーでしたが、なんでも自分のせいにしたがると井狩は笑いました。

 

ネズミ小僧の正体

全国の様々な福祉施設、被災地に匿名で巨額の寄付金が届いていることがニュースになっていました。愛育園もその一つで、規模が大きくなり設備も良くなったと、マザーに感謝する井狩。

私じゃない、とマザーは言いました。そこへ呼ばれて入ってきた健一。

「あんたの後輩を紹介する。最近ここに勤め始めた戸並健一君。」

井狩を、誘拐事件を担当した刑事さんと紹介します。一瞬顔が固まった健一。

井狩は訂正しました。「井狩です。もと刑事。今は愛育園に勤めている。」

小学校の卒業発表会、伝説の西遊記は何をやったのかと井狩に訊かれました。自分は孫悟空だったと言う井狩。健一は、悟空をやりたかったけど、猪八戒だったと答えました。

顔を近づけて声を落とす井狩。「見事なもんだったよ。猪八戒。」

笑顔でうなずきあう二人。

 

感想

あまり人生の上手く行っていない若者3人。そのうちの一人が昔知っていたことから、三河のマザーテレサ・柳川とし子が誘拐の標的となってしまいました。50億を恵まれない子のために寄付しているというその女性に、恵まれない自分たちも寄付してもらおうと思ったのです。

一生懸命立てた計画でしたが、ぼろがあちこちに出ます。それを助けるのがなんと、誘拐された張本人のとし子、通称マザーです。

最初の隠れ家の案はマザーに指摘されて断念。代わりに絶対見つからない隠れ家を要求します。その自給自足の民家、くらの家で、3人は人生を見つけることができました。いつの間にやら誘拐を仕切り始めたマザー。身代金は3億と考えていた3人に向かって100億と宣言します。あまりにも現実的ではないお金に及び腰ですが、ラーメン一杯もオスプレイ一機もお金を数える単位に過ぎない、そう考えたら100億も現実的。本当にそうなのかな、これはお金を持っている人の意見ではないかな、と私などは思ってしまいます。

実際、警察も現実的でない、支払えません、と言ってました。これに一人だけ怒っているのがマザー。他の3人は現実的でないに同感しています。しかしここでもマザーは大活躍。具体的に100億の作り方を指示して、お金を用意させてしまいます。

恐ろしいのがすべてマザーの計画通りに進んでしまうこと。警察が来たりしてヒヤッとした場面もありましたが、なんと100億を無事くらの家まで運び込んでしまいました。いつ警察に踏み込まれるかと心配していたんですけど。

苦労をして得たお金でしたが、3人はもうお金を必要とはしていませんでした。親の借金のある平太だけは別ですが、マザーのおかげで、3人には心にほっこりするものができていたのです。

最後の種明かしのところで、まさかのマザーのパラシュートには驚きましたね。このマザー、冒頭のまじ卍もそうですけど、実に魅力的です。自分の子供たちにはあまり好かれていないのかなとも思いましたが、周りの人には愛されている人ですね。

最初に紀美ちゃんの好みのタイプがネズミ小僧と言っていて、?マークでいっぱいだったんですけど、最後には見事にネズミ小僧のような彼に出会うことができました。全ての伏線が回収されて、見事にすっきりしましたね!

これ続編ないかな、連ドラでやってくれないかなと思います。とにかく富士純子さん演じるマザーが魅力的。また見直そうと思います。

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