大恋愛~僕を忘れる君と 9話 あらすじ感想 切れた赤い糸。尚の失踪。

公開日: : 最終更新日:2018/12/15 大恋愛~僕を忘れる君と

尚の待望の妊娠。恵一の誕生を喜びつつもいつまで母親でいられるかと不安も見せる尚。その日は予想外に早く来てしまいました。尚と一緒に公園に行って迷子になってしまった恵一。尚にはなぜ恵一が家にいないのか理由が分かりません。尚を怒ることもできず、理不尽に顔をゆがめる真司。恵一は戻って来たけれど、自分がいるとまた同じような危険な目に恵一を合わせてしまう。尚は覚悟を決めて家を出ることにしました。

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尚の妊娠

尚にしかできないこと

尚(戸田恵梨香)が妊娠しました。6週目、予定日は8月2日。忘れないようにメモを取りました。家に帰ってきて真司(ムロツヨシ)に報告しようとしましたが、水野(木南晴夏)と仕事の打ち合わせ中。

尚は、リビングで待ちながら、エコー写真とメモをみて喜びをかみしめます。

その日の夕食は、水野が冷蔵庫に入れておいてくれたパークリッツホテルのグラタン、スープ、サラダ。真司が好きなのだそうです。でも真司はそんなことを言った覚えがありません。

真司の執筆のためあれこれ手伝ってくれる水野の存在を気にしながらも、自分にしかできないこともあるからと尚。無表情に「できました。」そう言う尚に、何が、と真司は問いかけます。尚の満面の笑顔をみて意味を理解した真司。大喜びをして、ベッドにダイブしました。

「ウナギ一杯食べたもんな!」

「なに、それ。」

 

『尚ちゃんは妊娠中』

寝ている尚を見守る真司。

『全ては奇跡だ。僕たちが出会ったことも。子供ができたことも。そして時は残酷なまでに急ぎ足なのだった。』

翌朝、真司に言われて妊娠したことを思い出した尚。途端に笑顔になります。忘れないように、二人でマーカーで紙に妊娠中であることを書いて、真司はトイレの中、尚はドアの内側に貼り付けました。

『尚ちゃんは妊娠中。』

『私は妊娠中です! ウォーキングは積極的に行う。』

 

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薫と侑市が結婚

侑市の学んだこと

薫(草刈民代)と侑市(松岡昌宏)がお酒を飲んでいます。尚の妊娠報告をしました。尚と出会ったことで学んだことがいっぱいあるという侑市。

「ふられて医者としても男としても学ばせてもらった。薫先生とお酒を飲むことがこんなに楽しいってことも。」

薫も自分も楽しいと笑顔を見せました。じっと薫を見つめて自宅に招く侑市。

侑市のマンションに着いて、どうしますかとリビングとベッドルームを示します。薫の戸惑いをみて、まずはワインをと、侑市はリビングに向かいました。

 

侑市のプロポーズ

侑市の母・千賀子(夏樹陽子)が侑市を訪ねてやってきました。靴箱に入っている女性の靴を見て、不審顔。ベッドルームから仲良く出てきた薫と侑市をみて驚愕します。薫は手を放そうとしますが、侑市は放しません。

薫のことを責める千賀子。多大な迷惑をかけられたのに、侑市を尚の主治医にして親子でいいとこどりだというのです。薫は恥知らずなことは承知しているが本気だといいました。しかし誰にも知られずにひっそりと付き合いたかった薫は身を引くことも考えました。それを止める侑市。千賀子の目の前で、侑市は薫に結婚を申し込みました。

「医師同士としても理解できる。僕が安心して心を開放できるのは薫先生しかいないんです。」

うろたえる千賀子に、これが自分らしい生き方なのだと伝える侑市。

「薫先生、改めて言います。僕と一緒に並んで生きてください。お願いします。」

自宅に帰って泣き続ける千賀子に、帰ってきた誠一郎は「我々の息子にしては大胆な生き方をして面白いともいえるじゃないか。」とひょうひょうとしています。

 

薫と侑市が結婚

薫と侑市が結婚写真を撮っています。

真司も尚も、こんなにきれいなのに誰にも見せないなんてもったいないと言います。侑市も同感でしたが、笑われると嫌がる薫。

尚「うそ、自分でも結構いけてると思ってるくせに。」

侑市「本当にきれいだ。」

見つめあう二人をみて尚と真司は大騒ぎ。尚は真司に自分にも「ちょっとやってみて」と悪ふざけをします。

侑市「やめてくださいよ。」

カメラマンに静かにと言われてしまいました。

『妻の元婚約者は僕たちの義理の父となった。やっぱり人生は奇跡に満ちている。』

 

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淡い幸せ

真司の新聞連載が始まる

2015年1月

真司の新聞連載が始まりました。『もう一度 第一章から』

 

恵一の誕生

8月、二人の赤ちゃんが生まれました。いつまで母親でいられるかわからない、かわいそうな子にならないように、そう願う尚に、絶対ならない、と真司は力強く答えました。

名前は恵一。一番恵まれるようにという意味を込めました。

『淡い幸せが一時、ぼくたちをふんわりと覆った。』

赤ちゃんを撮影する真司。

お宮参り。

クリスマス。サンタクロースの格好をした真司をみて泣き出す赤ちゃん。

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『もう一度 第一章から』

新聞の連載小説の延長を断る真司

2016年2月

水野は、恵一のご飯の用意など、尚を手伝っていました。恵一が寝たのを確認して、今度は真司の元にやってきます。

新聞社が『もう一度 第一章から』が好評なので連載を延長してほしいという話を真司は断りました。子供が生まれた時点で完結する、そのあとは子育てをするという真司の意図が理解できない水野。

記憶を失っている妻の姿を書くのが小説家の使命だとかつて言った真司。この作品はそこが見せ場だというのです。病気の妻と夫の子育て、それを書く残酷さを持たなくては、この作品は中途半端なものになってしまうというのでした。

話を聞いてしまった尚。リビングで茫然としていると水野が来ました。

尚「水野さん、私の病気が進行しないと真司の小説は中途半端なものになってしまうんでしょうか。」

 

創作の源

真司に聞こえないようドアを閉める水野。

「奥さまは小説家の妻になるということがどういうことなのか覚悟のうえでご結婚なさったんだと思っております。でしたらそのようなことは先生にはおっしゃらないでください。先生、本当に書けなくなってしまわれます。」

うろたえる尚。一生懸命言葉を探しますが、水野に畳みかけられてしまいます。

「あんな素敵な旦那様、世界中探しても見つからないと思いますよ。」

「そうなんですけど・・・」

「私にできることがあれば何でも致します。」

「はい、何でもしてください。私には何もできませんから。私は生きているだけであの人に負担をかけているんですから。」

「違います。奥さまは生きているだけで先生の創作の源なんです。大切な大切なやる気の元なんです。」

尚の掛け違えたシャツのボタンを直して、水野は立ち去りました。

ぼうぜんとする尚。赤ちゃんをなでながら「お母さん、だめだねえ。ごめんね。」

 

週刊文鳥の記者に追い回される

夜、尚と薫が買い物に出かけようとすると、週刊文鳥の記者が近寄ってきました。何とか振り切ろうとする薫ですが、記者はしつこく尚に質問を続けます。

「間宮先生の『もう一度 第一章から』をどう思われますか。ご自分の病気を毎日詳しく書かれることは何とも思われませんか。」

薫「やめてください。あなたも事情はご存じなんでしょう。」

尚の行く手を遮る記者。「奥さま、辛いことはないですか。」

尚「私は、間宮真司の創作の源だと思っています。書かれるのは私の宿命です。」

マンションに戻ってきた二人。これ以上来たら警察を呼ぶ、そう言って中に入っていきました。

薫「尚ちゃん、立派だった。かっこよかったよ。」

 

尚の遺言

出かけてすぐ戻ってきた二人に驚く真司。薫は週刊文鳥に追い回されたことを告げました。尚が記者に言った言葉を聞いて考え込む真司。薫は買い物に改めて出かけていきました。

真司は、かっこいいことを記者に言ってくれたと尚を褒めました。しかし、その言葉は水野に言われた言葉。水野の名前は忘れていましたが、その言葉が尚に刻まれていたのです。

自分がすべてを忘れたら、真司のことを大切に思っている水野に真司と恵君を託したい、尚は自分の遺言だと言いました。遺言なんていらない、思わず怒鳴りつけた真司。

自分の意見が言えるうちに伝えておきたかったと怯える尚。真司は尚を抱き寄せて謝りました。

「お願い。恵くんのために。」

「わかった、気持ちはわかったから。だけどそのお願いは聞けないよ。だっておれは尚ちゃんじゃなきゃ嫌なんだから、他の誰かじゃだめなんだ。尚ちゃんじゃなきゃ、尚ちゃんじゃなきゃ、尚ちゃんじゃなきゃ、絶対嫌なんだ。」

 

『もう一度 第一章から』の完結

『幸せとは記憶である。僕の小説を暗唱した妻の鮮烈な印象を、僕は生涯忘れないだろう。だから刻々壊れていく妻をいとおしいと思えるのだ。でも妻には記憶がない。あるのは今という一瞬だけだ。妻のはかない一瞬一瞬を少しでも心地よい楽しいものにすることが、僕にとって小説より大切な仕事になりつつあった。完』

 

売れた尻切れトンボの小説

2018年

3年後、書店では間宮真司フェアが行われていました。

『間宮真司フェア「もう一度 第一章から」文庫版100万部突破記念 今年度売上げ第1位』

部長から水野へ電話がありました。「社長が水野に特別賞あげるってよ。」

水野「ありがとうございます。あんな尻切れトンボの小説がこんなに売れるなんて思ってもみませんでした。」

 

新しい家へ引っ越し

自らを滅ぼす本物のあげまん

尚のために新しい家を買った真司。引っ越しをしています。元のバイト仲間、木村と小川に頼みました。

「間宮さんの奥さんはあげまんですね。あの人と知り合ってから間宮さん、ぐーんですよ。」

「あの人は本物のあげまんだな。本物は自分を滅ぼしながら男を上げるんだって。」

「自分を滅ぼさないといけないんですか。」

「自分を滅ぼすくらいだから押し上げるパワーも半端ない。世界に羽ばたいた天才の陰には必ずひっそりと滅んでいった女がいるらしい。」

リビングで茫然としている尚。尚のバッグにはカードがつけられ、『私は若年性アルツハイマーです。ご協力よろしくお願いいたします。』最寄り駅と名前が書いてあります。

 

真司の人間力

真司と木村は、二階のバルコニーから庭でボール投げをする尚と恵一をみます。尚は上手にボールが投げられません。

木村「だいぶ虚ろになってんなあ。」

真司「これから俺の人間力が問われますね。がんばります。」

木村「いいんじゃねえの、そんなに気張らないでも。」

真司「そうですね。今ちょっと二枚目になってました?」

木村に、間宮は昔から心の二枚目、そう言われて、顔じゃないんだとがっかりする真司。

 

恵一と真司の約束

2019年

尚は靴がきちんと履くこともできず、靴下も左右違っています。公園に出かけた3人。

真司は恵一に言い聞かせました。「恵一、お母さんと出かけるときはこの公園と裏の保育園までだよ。お母さんは元気がないから遠くまでいけないんだよ。」

「わかったーーー!」と恵一。

 

尚の決断・失踪

恵一が迷子になる

仕事中の真司。恵一が公園に行きたいとぐずるので、恵一と尚をひもで結んだ状態で送り出すことにしました。嫌がる恵一に、このひもを通して病気のお母さんにパワーを送るんだというと、恵一は納得したようです。一緒にパワーを尚へと投げかけ、二人は出かけていきました。

しかし戻ってきたのは尚一人。恵一は蝶を追いかけてひもを外して走って行ってしまったのです。恵一が一緒だったことを尚は覚えていません。慌てて恵一を探し回る真司。

 

恵一がいなくなった理由が分からない尚

薫や侑市、木村、小川、薫にも頼んで捜しまわりますが、恵一は見つかりません。警察は朝まではパトロールを増やすと言うのを聞いて、じゃあ朝までに見つからなかったらと心配になる真司。木村たちは再び外に捜しに行ってくれました。

恵一がいないことはわかっても、それに自分が関わった認識がない尚は、恵一がいないことを心配しています。自分も捜すという尚。余りにも言い張るので、真司はいい加減にしろと怒鳴ってしまいました。

怯える尚。真一は謝って、尚をソファに座らせました。そのまま眠ってしまった尚。真司はダイニングテーブルに座って、恵一が見つかるのを祈っていました。

 

尚が責任を感じて家を出る

翌朝、恵一が見つかりました。小川が偶然、茂みの中に恵一がいたのを見つけたのです。パトカーで送ってもらった恵一は尚に抱き着きました。

尚「恵くん、おかえりなさい。」

恵一「勝手にいなくなってごめんなさい。」

尚「どうして。」

訳がわからない尚。真司をみると、疲れ切った、やってられないという表情。

疲れ切った恵一と真司はベッドで寝ています。恵一の顔を撫でて、真司の頬にキスした尚。切なそうに二人を見つめて、尚は荷物を持って出ていきました。後にはつたない文字で手紙が残されていました。

『しんじさま ありがとうございました。尚』

 

最終回の感想はこちらです。

大恋愛~僕を忘れる君と 最終回 最後の奇跡「一生懸命生きるからよろしくお願いします。」

 

感想

若年アルツハイマー、かかっている本人も周りの人間も大変で辛い病気です。少しずつでも確実に壊れていく自分。当たり前にできていたことが少しずつできなくなっていく。

尚が思考がしっかりしているうちに遺言を残したい気持ちは理解できましたが、そもそも生前に遺言を残すのが不吉と思われがちな日本では受け入れられるのが難しいのかもしれません。

ジュリアン・ムーア主演の『アリスのままで』も似たように若年アルツハイマーにかかった大学教授が少しずつ壊れる自分に恐怖を覚えて、記憶が完全に無くなってしまった場合に備えて、絶対に気づくようにと自らにメッセージを残すシーンがありました。時が経ち、記憶のほぼすべてを失くしてしまった主人公、その動画を見つけたものの、その最中になにかに邪魔されて、自ら意図したメッセージは遂行されませんでした。以前に尚も同じようなことをしていましたね。

記憶を失うことの恐怖は、本人にしか分からないのかもしれません。優秀であればあるほど、その恐怖は計り知れません。周りは愕然とし悲嘆にくれるかもしれないけど、その恐怖心を一緒に味わうのは無理だと思います。

冒頭で、妊娠を喜ぶ笑顔満面の尚が描かれました。その後、生まれた子供が3歳になるまでが書かれましたが、病状はこんなも早く進行してしまうものなんですね。輝いていた尚の笑顔が、どこかぼんやりとした笑顔、いつも恐怖を感じているような表情になっていて、戸田恵梨香さんの演技に圧倒されました。

最後は、皆何も言わないけど、息子がいなくなった原因が自分にあることを察して出ていくことにした尚。でも一体どこに行くというのでしょうか。もしかして、自分にまた別のメッセージを残していたのでしょうか。

でも、これもう少し人の助けが必要です。真司さんだけで手に負えるわけでもなく、編集の水野さんに任せっきりにせず、もっと尚の親身になって助けてくれる人がいたら、こんなことにはならなかったのにと思います。尚が気の毒でなりません。

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