この恋はツミなのか!? 1話 あらすじ感想 大河と多恵の出会いはYoutube100万回
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最終更新日:2019/04/25
この恋はツミなのか!? 伊藤健太郎, 柏木由紀, 矢本悠馬
人づきあいに興味のないプログラマー大河。1日に3度も思いもかけない形で出会った女性・多恵に恋をしてしまいます。多恵に恋をした大河は人生で初めてのことを。お友達になってくれるよう多恵に頼んだのです。多恵は驚きながらも快諾してくれました。
Contents
大河と多恵の出会い
他人に興味のないプログラマー大河
IT企業に勤めるプログラマー小日向大河(伊藤健太郎)。他人に興味がなく、24年間友達も彼女もいたことがありません。家の中はきちんと整頓され、リモコンの並べ方も気にするほど几帳面です。興味の持てないものに時間と神経を使うのはばかげていると実に合理的な性格です。
Youtube 100万回再生
通勤途中、混んでいるバスが揺れて隣の女性(柏木由紀)がぶつかってきました。その女性は胸が大きく健太郎の身体にぴったりくっついています。
『うわー。これは事故なのか、いやいやいや、こんなの何かの罠に決まっている。』
痴漢扱いされて、バスから逃げ出す自分を想像します。
『30秒後には痴漢とののしられ、全力で否定しても全然聞いてもらえず、逃げ出す様子をyoutubeにアップされて100万回再生されちゃう奴だ。』
動きたくても身動きできない状況に戸惑う大河。その女性が謝ってきました。
「い、いえ。物理的にしようがないことなので。」
そう言うと女性は笑いました。大河は下に目を落としてうっかり胸の谷間をみてしまい、慌てて目をぱちぱちさせて上に目をやります。
バスから降りた大河。女性はまだバスに乗っています。
『単なるラッキーな事故、それだけで終わるはずだった。』
職場で浮きまくる合理主義の大河
融通のきかない大河
IT企業で働く大河。朝の光景が頭から離れません。『事故とはいえあれはすごかった。』
同期の田崎わたる(矢本悠馬)がぼうっとしている大河の耳に息を吹きかけてきました。
営業の茜(田中真琴)がクライアントからの修正依頼を持ってきました。明日納期で急ぎだからとりあえず修正をしてほしい、仕様変更依頼書は後でと頼みますが、まずはクライアントに仕様依頼変更書を提出してもらって、と大河は融通がききません。トラブルになったらという大河ですが、こんな簡単な修正で納期をずらす方が問題になると茜と言い争いになりました。そこに割って入る田崎。自分がやると言います。
騒ぎを聞きつけた結城主任(村上淳)。仕様変更処理は事後処理でいいと許可を出してくれました。課長には自分から報告しておくと。田崎がやると言ったその修正を、結城主任の許可が下りたので、自分がやると大河は言いました。
同期会
今日の同期会、来るよな、と大河を誘う田崎。興味のない大河でしたが、話を聞いていた結城主任が業務命令と大河に参加を言い渡し、カンパと言ってお金をどんどん大河に渡しました。
「じゃんじゃん持ってけ!」
同期会で多恵と再会
場を凍らせた大河
博多もつ鍋の店
大河は面倒くさいと思いながら端に座っています。『心の底から面倒くさい。同期と酔って騒いでなんのメリットがあるのか。』
将棋の沖田8段がまた勝ったと盛り上がっている同期をみて、将棋なんてやったこともないくせに、と斜に見ている大河。目の前にある鍋からよそってくれようとする茜を大河は止めました。
「お気遣いなく。あの、こんな場では各自食べたいものを勝手に取ればいいだけで。別に手の届かない場所にあるわけでもなく、取り分けてもらうのは合理的ではありません。そもそも女子だからと言って、このようなサービスをするのもしてもらうのも間違っていますから。あ、今朝のフォローのつもりであればお気遣いいただかなくて結構ですので。無駄なことしないほうが賢明じゃないでしょうか。」
前をみて一気にまくしたてましたが、反応がないので茜を見ると、皆が凍り付いていました。
そこでわざとらしく大声を出す田崎。「えーーーー!俺は茜ちゃんに取ってもらいたい。」
大河はトイレに立ちました。
『僕は間違ったことを言ってないはずだ。でも世間というやつからすれば間違っているのは僕のほうなんだろう。』
多恵と再会。今度は下着が丸見え。
大河がトイレから出てくると、今朝の女性にばったり会いました。会釈をして向こうを向いたその女性のスカートがめくれあがって下着が見えています。あまりの偶然に、カメラが仕掛けてあるのかと周りをきょろきょろする大河。立ち去ろうとするその女性を慌てて止めました。
多恵の方を見ないよう後ろを振り向きながら「なんかトイレに忘れ物してませんか?一回戻ってみるという作戦はどうですか。僕はアリだと思います。出たけどもう一回戻ってみることによって、ちょっといろいろ変わってくると思うんですけど。」
大河の意図が見えず、戸惑う女性。多江ちゃんと呼んで友達の早苗(真魚)がやってきました。
「遅いよ、多江ちゃん。次いこ、次。ちょっとパンツ丸見え。」
酔った早苗は、多江のパンツを見ていたでしょう、と大河に絡んできました。大河は自分は壁をみていたのだとぶつぶつ言います。しつこく大河に絡む早苗を連れて、多江は謝りながら戻っていきました。
下着が目の前にちらついてしまう大河。壁に開いている飾り窓まで下着に見えます。ラインを空でなぞってみる大河。
大河の悪口
まだ手で丸のラインを描いている大河が席に戻ろうとすると、皆が大河の悪口を言っているのが聞こえました。
「本当、何なの、あいつ。ちょっと優しくしてやったら、人の心あんの。AIか。」
田崎は一生懸命かばっていますが、他の皆は大河がいると場が盛り下がる、暗い、なぜ誘ったのかと、口々に文句を言っています。戻ってきた大河をみて皆は黙りましたが、お気遣いなくと大河は言って、多すぎる会費を田崎に渡して帰っていきました。
3度目の出会い。恋に落ちた大河
酔った早苗を介抱
『なんだよ、くそ!仲良しごっこしてるだけじゃないか。やっぱり他人なんて関わるだけ無駄だ。』
そんなことを思いながら歩いていると、飲みすぎた女性が吐いていました。周りを見回しても誰も助ける人がいません。これさっき買ったばかりだからと水を渡そうとします。さっき大河にからんだ早苗でした。大河のことを変態眼鏡と呼びます。
さんざん文句をいって、偉そうに水を受け取った早苗。立ち去ろうとする大河を早苗はカメキチと呼び止めました。昔飼ってたミドリガメに似ているのだと言います。
いきなり人生相談
早苗「今日大事な試合に負けちゃってさ、私も来年30だし、将棋止めて婚活でもしようかな、って。あんたもそれいい考えだと思うでしょう。」
専業主婦になりたい、そんな早苗の願望に真面目に答える大河。
「東京で専業主婦を養うことを考えたら将来子供ができることを考えても年収600万は確保したいところです。600万以上稼ぐのは給与所得者の約2割。結婚適齢期でパートナーがいないのは約数パーセント。そのようなハイスペックの男性なら、若くて美しい女性を求める。」
「来年30って言ってましたよね。年齢でも少々ハンデを負ってますし、ルックス的にも大きなアドバンテージがあるとは口が裂けても言えないので、婚活はかなり厳しい戦いになると言わざるを得ませんね。あ、でも将棋でどれだけ稼げるのか僕にはわからないので何とも言えませんが。いずれにせよ、今は現状維持・・・。」
やる気を出した早苗
そこで平手打ちが飛んできました。
大河に殴り掛かって、文句を言います。
「何だよ、お前は、えらっそうに、変態眼鏡。絶対みかえしてやっからな。」
「婚活で?」
「将棋に決まってんだろう。」
鼻血が出ている大河。メガネはどこかにいってしまいました。大河の肩をゆすって早苗は宣言しました。
「覚えてろよ、てめえ。ぜってータイトルとってやっからな。」
大河の優しい言葉
茫然としている大河。メガネが無いことに気づいて慌てて探します。そこへ誰かが眼鏡を差し出してくれました。朝の女性、多恵でした。友人のことを謝って、血がでている大河の介抱をしてくれます。
大河のことを優しいと言ってくれるので、大河は耳を疑いました。何を言っても元気にならなかったのに、大河が言った言葉で元気がでた、本当はああやってずばっと言うのが一番優しいのだと。
思いがけない言葉を言われてぼうっとなる大河。立ち去ろうとする多恵を呼び止めました。
「あの。」1歩前に出て、3歩くらい戻りました。
「あの、いや、何でもないです。」
生まれて初めての恋
どうしたものか葛藤して、もう一度呼びかけました。
「待ってください。」後を追おうとして思いっきりこけた大河。
驚いた多恵が助け起こしてくれました。その手を握って、
「あの、僕と、僕とお友達になってもらえませんか?」
「はい?」
慌てて離れた大河。「変な意味じゃなくて、せっかく知りあえたんだし、またお会いできたらうれしいなって。」
恥ずかしさで後ろを振り向きました。
多恵はにっこり笑って言ってくれました。「いいですよ。なりましょう、お友達に。」
「まじで、信じられない。」
頷く多恵。「よろしくお願いします。」
『僕は生まれて初めての恋をした。その恋がどんなに無謀なものかも知らずに。』
3話はこちらです。
この恋はツミなのか!?3話 あらすじ感想 多恵に中毒の大河。将棋に人生をかける多恵。
2話はこちらです。
この恋はツミなのか2話 あらすじ感想「してほしいこと」大河は将棋を教えてもらう
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感想
大河君の合理主義が面白くもあり、こんな人がいると困るかなと思ったり。でも言っていることは的を得ているなと思いました。的を突きすぎて反感を買ってしまうのかもしれません。
普通の社会では受け入れられない超合理的な考えも、将棋のような勝負の世界では励ましになり、背中を押してくれる言葉にもなるんですね。早苗の逃げの婚活宣言に、真剣に対応する大河君。意外にいい奴だな、と私は思うのですが、どうでしょう。こんないい方されれば一番納得いくと思いますが、職場の人にはひかれそうですね。優しさがないとかなんとか。
一日に三度も出会った魅力的な女性・多恵。きれいなのですが、なんだか抜けているところがあるようです。下手するとセクハラの餌食になっても文句言えません。少し世間離れしたこの女性、将棋界のスターなのだそうです。
友達の早苗さんがかなりうっとうしいとこもありましたが、多恵さんも大河君も魅力的なので、二人がどうなっていくのか来週も楽しみです。
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