今日から俺は!!7話 あらすじ感想 悪魔のような三橋の逆襲。気の毒すぎる今井。
公開日:
:
最終更新日:2018/12/04
今日から俺は!!
理子へのラブレターと見せかけて、三橋を見事に嵌めた今井と谷川。ショックを受けた三橋をみて、悦に入っている今井に伊藤と理子は忠告をします。逃げろと。そしてショックから目覚めた三橋のすさまじいまでの逆襲の連続。これに懲りた谷川に、まだまだ懲りない今井。谷川は今井についていくと宣言しました。
Contents
騙された三橋
今井から理子へのラブレター
今井(太賀)が理子(清野菜名)の靴箱に手紙を入れているのをみた三橋(賀来賢人)。さっさと手紙を開けました。
『愛しの理子様へ 僕は今井です。最近寒くなってきましたね。とつぜんですが、あの金タコはバカサルだし、サイテーのクズのアンポン野郎ですね。そこで、僕とあってちょーだいな。本日、4時野原公園トイレ前で待ってます。アナタの今井勝俊』
手紙を破り捨てて走り去る三橋。理子が三橋を探していて、伊藤(伊藤健太郎)に訊きます。
「あのバカのことだから、またどっかのやつと喧嘩しに行ったんじゃ。」
伊藤は、床の上に落ちている破られた手紙に気づきました。
殺人事件
待ち伏せの場所に来た三橋。トイレの入り口に野球バッドが立てかけてありました。三橋は、今井が来たら頭をかち割ってやると、それを手に取りました。しかし中に入ると、紅校の生徒が頭をかち割られて死んでいました。驚く三橋。
「おい、何してんだ。そんなに血を流して、死ぬぞ。」
足で動かしてみても、動きません。
「もしかして死んでるの?え?死んでるの、かな?わ~~~!死んでる~!」
驚いて叫ぶ三橋。
疑われる三橋
そこへ伊藤と理子が来ました。二人とも三橋がやったと信じて疑いません。三橋は否定しますが、持っているバッドには血がついています。
「なんじゃこれ?」
今井を殴ろうとした、でもこんな見たことない奴を殺す動機がないと言いますが、伊藤は動機が無くてもお前はこれくらいやると信じていません。理子も泣き出しました。「三ちゃんのバカ、なんでもっと計画的にやらないのよ。」
三橋「違うって言ってるよね。」
そこへ花束を持った今井がやってきました。死体に気づいて三橋の方を見ます。
「なんで俺を見る。俺がやったんじゃねえよ。」
そこへパトカーの音。今井は逃げろと言いますが、伊藤は何もやっていないのなら逃げるな、と言いました。皆の顔を見回して、三橋は逃げ出しました。
追われる三橋
三橋の逃走
三橋の家には警察が来ていました。三橋の姿をみて、警察が追ってくるので逃げました。とりあえず理子の家に逃げることに。しかし、理子の家にも警察は来ています。理子のお父さんは、『人を殺す可能性があると認識を持っている、非情に卑怯、心が薄汚れている、うちの娘にまでちょっかいを出す始末。刑務所に入れて、うちの娘に二度と近づかないようにしていただきたい。』と散々な言いよう。
「口癖のようにぶっ殺すと言っている、二言目にはぶっ殺す。食後のひと時にぶっ殺す、朝起きぬけにぶっ殺す。」
あのくそ親父、ぶっ殺してやる、と三橋はこの場を離れました。
事の顛末
暗がりの中、川べりで段ボールをかぶっている泣きそうな三橋。そこへ人魂が飛んできました。三橋は驚いて叫びます。血まみれの男も現れました。自分がやったんじゃない、三橋は叫びます。
「真犯人にとりついてください、もう悪いことしませんから。」
そこへ笑い声が。今井と谷川(矢本悠馬)です。
「なんて間抜けな姿なんだ、三橋。まんまと騙されたな、すべては俺と谷川が綿密に考えた罠だったのだ。」
大爆笑します。死体役も警察もみな演劇部でした。
今井は、三橋に勝ったと大喜びで記念写真を撮ります。まだ茫然として、地面に膝をついている三橋の頭を押さえて写真撮影。三橋はまだ涙が目に溜まっています。
今すぐ逃げたほうがいい今井と谷川
死相の出ている今井
翌日、今井達は駅前でビラを配っていました。
『今井勝利、三橋をだます!!
昨日、今井勝利の罠によって人殺しをしてしまったと思った三橋。逃げる三橋に対し、我が紅校の優秀な演劇部が警察に扮し追い込む!寒空の下、腹をすかして惨めに泣いていたところに、死んだと思った男と幽霊に化けた俺たちが登場し更に追い込んだ!!こうして三橋は腰を抜かして四つん這いで逃げて間抜けな姿をさらしたのだった!!』
伊藤の差し出したビラを見て、理子は信じられません。
そこへ窓から顔を出した今井。三橋を嵌めたと得意満面の顔です。その顔を真剣にみて、死相が出ている、今すぐ逃げたほうがいいと理子と伊藤。今井の顔には『死』と書いてあります。
理子「アフリカとか。アフリカだと三ちゃんが追っていく可能性があるから、月とか他の惑星。今はショックでボケっとしてるけど、あとちょっとで怒りと共に目覚める。そうなったら手遅れ。三ちゃんなら完全犯罪をやってのける。」
ぽけっと二人の顔を見る今井。伊藤もうなずきます。
伊藤と間違われることを期待する谷川
今井は余裕たっぷりですが、谷川は、伊藤のようにつんつんに立った髪型に変えていました。一目でばれないようにです。罠をかけているときはテンションが上がっていて楽しかったけど、後のことを考えていなかった谷川。三橋をはめたことを心底後悔しています。谷川は、今井に止血用のゴムバンドと包帯を渡し、腹は刺されないようにと言って急いで逃げました。冗談きついと笑い続ける今井。
三橋の目覚め
三橋は屋上で落ち込んでいます。
「俺はあほだ。死んじまったほうがいいぜ。今井なんかに騙されてさいてーだぜ。今井なんかに。今井、今井。・・・今井?」
ぼけっとした顔から顔つきが変わります。
「そうだ、今井だ、あの野郎。」
三橋の逆襲
植木鉢が落ちてきた
今井が一人で歩いていると、上から植木鉢が落ちてきました。見上げると3階に三橋が。てめー、と駆けあがると、三橋は地上にいました。逃げ去る三橋。
うんこ大王・今井
今井が歩いていると、神社の境内で、子供たちがくっせー、まじくっせー、こいつどこかで見たことあんだよな、と地面を見て騒いでいます。
「あ、うんこ大王・今井だ。やっべ、やっべー、うんこ大王・今井に触ると、こっちまでうんこになっちまうぞ。」
地面を見ると、うんこ大好き、うんこ大王・今井と、今井の写真の上にうんこがいっぱい乗せてあります。
「あの野郎、殺す!」
明久に追いかけられる
明久の連中がいます。関わらないほうがいいな、と道を変えようと後ろを向く今井。そこには三橋が何かを投げるフォームをしていました。投げた何かが片桐(鈴木伸之)の頭にあたりました。ニヤッと笑って三橋は逃げてしまいました。
明久の連中が振り向くと今井だけ。自分じゃないと否定しますが、信じてもらえません。缶は中身が入っていて、空き缶の何倍も痛かったと片桐。今井は「やばい!サツだ!」と言って、明久が振り向いている間に逃げ出しました。
「三橋、てめえ!」
三橋のダンスと唄
今井が川べりを歩いていると三橋がやってきました。踊りながら歌いだします。
「うんこ~うんこ~うんこ大王、今井はうんこだ・い・お・うさ、今井は~明久にしめられて、なぜなら、うんこくさいから、今井はうんこと実家に住んでいる、うんことケンカして仲直り、うんこ~うんこ~うんこっこ」
今井は逃げる三橋を追いかけます。
空きビル
閉じ込められた今井
荒れ果てたビルに逃げ込んだ三橋。今井も後を追います。
「はっはっはっは、こんなところに逃げ込んで、袋のネズミじゃないか。」
ドアを開けて中に入りました。中には三橋はいません。ドアが閉まりました。部屋の外に出ようとして、ドアノブがコンクリートで埋め込まれていることに気づいた今井。外では三橋が喜んでいます。
「はまったな、今井。お前はもうそこからでられない、細工しといたのよ。俺の味わった苦しみを百倍にしてお返しするぜ。」
「しまったーーーーー!」
何とかドアを開けようとする今井ですが、三橋に無駄な体力は使わないほうがいいと言われました。窓の外をみるとそこは4階。全く人通りのないところです。
100倍にして返す男
隣の窓から三橋が顔を出しました。これからどうするつもりだと訊くと、
「やだな、今井君、知ってるくせに。僕はやられたら百倍にして返す男だよ。」
「冗談やめろよ。百日閉じ込められたら死んじゃうよ。」
「そうだよね、ぼくちんも死ぬような思いさせられたからね。」
悪魔のような顔で笑いだす三橋。
「うおー!いかん、なんて悪魔のような顔なんだ、今や俺の命はこの性格のネジネジ曲がったこの男に握られてしまったのか!やばい。」
今井は「誰かーーーー!誘拐だ!助けて!」と叫びました。
鳥の声しか聞こえません。
三橋「聞こえるな、鳥のさえずりが。いいですね、のどかで。」
今井「のどかじゃねえ!俺のハートは命の危険にさらされて、ざわざわしまくりだよ。」
3日後くらいに来ると三橋は窓際から去りました。
水平線バカ
ドアに体当たりする今井。「三橋くーん!」と叫びます。すると隣の部屋でもドアに体当たりする音が。
「どうしたんだ、三橋、どうしたんだ?」
今井は、窓へとやって来ました。三橋もやってきます。念のため、この階の部屋すべてのドアを中から開かないように細工してあったのだと。茫然とする三橋を笑い飛ばす今井。
「信じられんほどのバカだな。自分の罠にかかっちまってよお。お前みたいなやつを水平線バカと言うんだ。意味を知りてえか。水平線と言うのはな、どこまでも、なんというか、水平でだな。」
「だれか助けてー!」と叫ぶ三橋を、今井は豪快に笑いました。無駄だ、こんなところに来る人間はおらん、絶対に助からん、と。
夜になって、今井は一人自問していました。「なぜだ、なぜ俺は絶対に助からんと豪快に笑ったのだ。俺もだぞ、俺も一緒だぞ!なぜあんなにも豪快に笑ったんだ、俺は。」
窓際で三橋に語りかけました。「三橋!お前がばかなお陰で本当に出られなくなっちまったけど、なんかいいアイデアないのかよ。」
閉じ込められた二人
サバ缶
となりでカンカン音がします。三橋はサバ缶を見せました。今井に見せびらかせながら食べようと思っていたのですが、缶切りを忘れてしまったのです。
今井は「おめえがそこまでバカだとは思わなかったぜ。」と言いながら、ナイフを見せました。
「こいつなら開けられるだろう。」
三橋はよこせと言いますが、今井は三橋を信用していません。一人で食う気だろうと。缶を自分によこせば自分が分ける、しかし三橋はこんな時にそんなことをしないと言いますが、今井は信用していません。
「ふざけるな、俺はどんな時でもおまえを絶対信用しねえ。お前にこれを渡すくらいなら投げ捨てたほうがましだ。」
「騙しあいなんかしてる場合じゃねえよ、俺を信じてくれ、真剣に。」
三橋の真剣な様子に、心が動く今井。
「その手には乗んねえよ。」
そうか、信じてもらえなくて悲しいぜ、と三橋は、悲し気に鯖缶を窓の外に落としてしまいました。鯖缶を落とした三橋が信じられない今井。
三橋「こんな時にまで信じあえないのなら死んだ方がましさ。いろいろあったけど、こんな時だからお前とようやく信じあえると思ったんだけどな。」
サバ缶を釣りあげる三橋
今井はうろたえて謝りました。
三橋「そのナイフ見せてくれる?」
ナイフを素直に渡す今井。
たたたたーと歌いながら釣り糸をくりあげる三橋。鯖缶に糸を結んであったのです。鯖缶をナイフで開けて一人で食べる三橋。
「うま、うま、サバ、うま!サバ、魚類で最もおいしいと言われている魚ですか。超おいしい。獲れたて?生きてるの、このサバ?っていうくらい、おいしい。止まらない、止まらない俺とサバの関係。」
叫びまくっている今井の横で、三橋は完食して、空の缶を外のごみ箱に投げ捨てました。
今井は愕然としています。「一瞬でもお前を信じた俺がばかだった。」
「匂いくらいはしただろう。」と笑う三橋。
ガムを巡る争い
今井は隠し持っていたガムを見せました。欲しがる三橋。
今井「ばかやろう、だれが貴様なんかにやるか、ボケ。残されたわずかな食料を一気に食っちまいやがって。俺はこの食料を節約して、てめえより長く生きてやる。」
笑いながら、見せつけるようにガムを食べる今井。三橋は騒ぎ立てますが、今井は部屋の中へと入ってしまいました。
それを見て、三橋は普通にドアを開けて出ていきました。
「家帰って飯食おうと。」
三橋の帰宅
水分を全部持っていくガム
夜8時、ご機嫌で戻ってきた三橋。ご飯にうまーーーーい、と感激します。「え、今日の飯、なに、すげえおいしく感じる。」
そこへビール、ビールと入ってきた父。注いでもらったビールをおいしそうに飲み干します。おいしいビールを飲むために生きている、この旨いっていう一瞬がないと一日が終わらないのだといいます。汗をかかないような涼しい日は、部屋でガムをずっと噛んでわざと喉を渇かすのです。
「口ん中の水分、全部持ってかれちゃうから、最終的に。」
それを聞いてニヤッと笑う三橋。
ビルの中では、今井が水が無くて苦しんでいます。
仕返ししない大人の三橋
翌日、元気になった三橋に、理子が喜んでいます。今井にやられても自分はお返ししない、大人ですからと三橋。今日は京ちゃんと4人でサテンに行こう、伊藤の誘いをヤボ用があると断りました。スキップして去ってしまった三橋。
伊藤「悪い顔してたな。」
理子「あれ絶対、今井君に何かしているよね。」
伊藤「間違いなく。」
今井の夢・力石徹
ビルの中で力石徹にふんする今井。理子の白木葉子が入ってきて、
「ごめんなさい。こうなるだろうと言うことはわかっていたの。でも渇きに渇ききった身体がいきなり水を飲むと体を壊すと先生に注意されていたので。今井君よく頑張ったわね。ここに白湯があります。お飲みなさい。」
理子が白湯を注いでくれます。
今井「お嬢さん、お気持ちだけありがたく飲ませていただきます。」
理子「気持ちだけ?」
白湯を捨てると見せかけてごくごく飲む今井。「飲む~!」
今井「お嬢さん、私は矢吹ジョーとの試合なんてどうでもいいんです。ごくごく水がのみたいんです。うめー!白湯、超うめー!」
空きビル再び
幻聴
夕方4時。
目覚めた今井。ガムを得意げに噛んだことを後悔しています。三橋に声をかけますが、返事はなく、代わりに谷川の声が聞こえました。
「俺はここだー!どこだー!助けろー!」
返事がないので、幻聴だと思う今井。
そこへ三橋がよれよれを装って現れました。メイクをして頬がげっそりとこけています。
「不覚にも気を失っちまってよ。」
「だらしねえな、男が二食三食抜いたくらいでよ。」
「やっぱ今井はすげえよ。」
「すごくなんかねえよ、ガム噛んだら、喉がカラカラになっちまってよ。さっきも情けねえ夢みちまったよ。」
サバイバルの基本
そこへサバイバルの基本として尿が飲めることを示唆する三橋。飲んだ奴は助かり、飲めねえ奴はくたばる。都合よく紙コップまで現れました。
「ほれ。」
くたばりたくはねえが、と紙コップを受け取る今井。三橋は声を押さえて笑っています。
三橋「どうだ、うまかったか、しょんべんは?」
しかし今井はずっと水を飲んでいないので何も出てこなかったのでした。
正反対な二人
壁にもたれて話をする二人。今井はぐったりしていますが、三橋はお菓子やらコーラやら持ち込んでいます。
今井「三橋よー、見てみろよ、夕焼けがきれえだぜ。『夕暮れや 雷鳴響く 俺の腹』。覚えとけ、俺の辞世の句だ。」
コーラを吹き出す三橋。
今井「三橋よ、おめえ、ちゅーしたことあるか。やっぱいいもんなのかな?」
笑いすぎて倒れこむ三橋。
今井「しかし情けねえ人生だったぜ。最後の最後まであきらめんなよ。」
三橋「そうだ、革靴って食えるらしいぜ、牛だからな。」
今井は、牛、とつぶやいて早速口に入れてみました。
「くせーーーーー!!」
三橋は声を押さえて笑っています。
救出を阻止する三橋
そこへ離れた道を人が通りかかりました。京子(橋本環奈)と明美(若月佑美)でした。こんなとこに友達が来るなんて、と喜ぶ今井。助けてくれーと今井が叫ぶのを、三橋がおーいと叫んで邪魔をしました。
もう一度と最後の気力を絞った今井の大声も、またもや三橋に遮られました。京子たちは何を言っているのか分からず、手を振って行ってしまいました。
今井が「待ってくれー」と叫ぶのに、三橋は手を振っています。
三橋の差し出す食べもの
バナナの皮
最後の望みが絶たれ今井は茫然としています。そこへ食べ物があると三橋。バナナの皮でした。本当にくれるのか半信半疑な今井。半分だけな、と三橋は渡しました。感激して受け取る今井。喜んで口に入れます。無音で笑う三橋。
バナナの味の皮の感想を聞くと、最高、これからはバナナの皮ごと食うと言います。
『バナナの皮食った!死ぬ、腹がよじれる。死ぬ、逆にこっちが死ぬ。』
三橋は笑いが止まりません。
ワラ
三橋「今井、ワラもあったけど食うか?」
今井「食うにきまってんだろう!」と嬉しそうに受け取ってワラも食べてしまいます。三橋はすかさず写真を撮りました。
今井「今なにした?」
いや、別になにも、とごまかす三橋。意外にも、今井はワラを超旨いと嬉しそうです。笑いすぎて壁に頭を打ち付ける三橋。顔が血だらけになっています。
今井「お前どうした、その顔?」
カルシウムに卵のカラ
何でもないと、卵の殻もあったけどカルシウムに、と差し出すと喜ぶ今井。
『やべえ、呼吸困難だよ!ちょっと休もう。』
「私に歯向かうとこうなるのだ。」
夜7時。
三橋はよれよれを装い、もうすぐくたばりそうだと言います。今井は三橋を元気づけました。
三橋「おれのこと、忘れんなよ。」
「バカやろう、弱気になってんじゃねえよ。頑張れ、必ず誰かが助けにくるから。」
そこへ長ーい鋼鉄を運んでくる三橋。鋼鉄の先には釣り糸と釣り針が仕掛けてあります。下に落ちているロープをこれで釣りあげようというのです。三橋はもう力尽きかけていると言います。腕力なら俺に任せろと、今井が鋼鉄を受け取りました。
「根性だ、根性だ。手がしびれるぜ、為せば成る。助かるんだ、こいつで、三橋と一緒に!」
ようやく釣り針がロープに引っかかりました。
「落ち着け、そっと引っ掛けるんだ。重いぜ。でもこれでやっと家に帰れる!」
すると、下に三橋がいて釣り糸を切ってしまいました。
「私に歯向かうとこうなるのだ。覚えておきたまえ!」と大声で笑う三橋。
ビルの裏側
ビルの裏側では谷川も
ビルの裏側。
よれよれの谷川がいます。
「まだ生きてんすか、死んだと思いました。なんか、今井さんの声が聞こえるんですよ。幻聴ですよ。」
よれよれを装った三橋「家の中、探してたらこんなの落ちてたよ。バナナの皮。」
カイバ王・今井とエテ公・谷川
『カイバ王・今井 -うま、バカー こいつはワラを好んで食いやがる たまに卵のカラを食う』
『エテ公・谷川 ーアホ、サルー バナナの皮を食うが中身は食わない、サル以下』
貼られた自分たちの顔のビラをはがしている谷川。
谷川「こんなとこにまで。今井さん、三橋に関わるのはもう・・・」
今井「さて、次はどうやってあのあほを苦しめてやろうかな。」
谷川「ついていきます、今井さん。」
伊藤健太郎君主演のドラマが始まりました!
この恋はツミなのか!? 1話 あらすじ感想 大河と多恵の出会いはYoutube100万回
6話はこちらです。
今日から俺は!!6話 あらすじ感想 椋木のしもべ。ヤクザの用心棒はヤシの実で解決
5話はこちらです。
今日から俺は!!5話感想 ドリフのカトちゃんと事故にあった犬を助けたお兄さん
4話はこちらです。
今日から俺は!!4話感想 ワラ人形とバック転 三橋と理子はタカリで喫茶店へ。
感想
今回は素直な今井さんに悪魔のような三橋。笑いすぎてお腹が痛くなりました。最初は三橋を疑っていた今井さん、時が経つにつれて三橋を全面的に信用して、差し出されるものは何でも受け取って口に入れてしまいます。バナナの皮、ワラ、卵の殻、と普通ではありえないものを笑顔満面で口にする今井さん。気の毒でしたね~。
理子ちゃんと伊藤君が、絶対今井さんに仕返ししていると言った時点で、助けに向かってくれると思ったんですけど・・・それは無かったですね。
そして奇跡のような通行人。京子ちゃんと明美ちゃん。喜んで助けを呼ぶ今井さんに絶妙のタイミングで大声を出して阻止する三橋君。結局、助けは得られずに茫然となる今井さんが気の毒でした。笑いもしましたけど・・・・
追い打ちのようにどこからか持ち込んだか鉄鋼まで。三橋と一緒に助かるんだと、重い鉄鋼を頑張って操作する今井さんでしたが、最後の最後、ようやく釣りあげられたロープを下に降りた三橋に切られて、三橋にずっと騙されていたことが判明しました。この後すぐ出してもらえたのでしょうか?
そのあとは、まだ真相を知らない、こちらも騙されている谷川の元へ。やはりバナナの皮を差し出します。谷川君も喜んで食べたんですね・・・
いつも面白い『今日から俺は!!』ですけど、ここまで笑ったのは初めてです。また見直そうかな。
関連記事
-
-
今日から俺は!! 8話 あらすじ感想 理子がアタマ?トウガラシにコマネチ
3年生になって1年生から思わぬ注目を集めるようになった三橋。自らの評判を守るため、テッペンを取るため
-
-
今日から俺は!! 最終回 あらすじ感想 黒髪の三橋がババンバン。ヤクザ退治
ヤクザにボコボコにされた今井と伊藤。二人の仇をとろうとした三橋は相手がピストルを持っていることを知り
-
-
今日から俺は!! 9話 あらすじ感想 そんな三橋を信じる今井、相良のクーデター
三橋と伊藤が目障りな相良。片桐をだまして伊藤をボコボコにさせます。しかしまっすぐな伊藤を信じたため、
-
-
今日から俺は!!6話 あらすじ感想 椋木のしもべ。ヤクザの用心棒はヤシの実で解決
とあることから椋木の召使となった三橋。皆が驚く中で椋木の命令に素直に従います。うらやましがる坂本先生
-
-
今日から俺は!!4話感想 ワラ人形とバック転 三橋と理子はタカリで喫茶店へ。
今井に初めての彼女ができました。京子の友達の明美ちゃんです。彼女がいない三橋は嫉妬全開。伊藤や理子に
-
-
今日から俺は!!5話感想 ドリフのカトちゃんと事故にあった犬を助けたお兄さん
東京・原宿に遊びにいって東京の不良・ユタカにボコボコにされた佐川。その時、佐川から聞いた三橋と伊藤と
Warning: Use of undefined constant php - assumed 'php' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/ohcbxvri/public_html/ruriblue.com/wp/wp-content/themes/stinger3ver20140327-3/single.php on line 124