あなたには渡さない1話 感想あらすじ のけ者主婦が料亭女将に。6千万を要求。

公開日: : 最終更新日:2018/11/25 あなたには渡さない

料亭「花ずみ」に嫁いだ専業主婦・通子。通子の前に突然愛人・多衣が現れ、夫との離婚届を突き付けてきました。実は皆にのけ者にされていたことに気づいた通子。離婚に応じる代わりに、花ずみの女将の座を要求します。しかし花ずみは倒産寸前。多衣を訪れ、夫との婚姻届けを6000万で買うように要求しました。

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夫の愛人・矢萩多衣

金沢からの来客

専業主婦・上島通子(木村佳乃)。その姑は、一代で小さな料理屋を料亭に育て上げました。夫の旬平(萩原聖人)は『料亭 花ずみ』の板長です。通子は、去年亡くなった姑の意向で、結婚の挨拶以来、花ずみには一度も足を踏み入れたことがありませんでした。

平凡な専業主婦だった通子。しかし実は、皆からのけ者にされていたことを思い知らされ、怒りに燃えます。

発端は2日前、夫の旬平から、金沢からくる取引先『矢萩酒造』の社長を東京駅に迎えに行ってほしい、そのあとは銀座を案内してくれと頼まれました。向こうは通子の顔を知っていると妙なことを言う夫。目印に菊の花を持っていくことにしました。

 

通子をじっと見ていた多衣

東京駅、約束の時間を過ぎても、その人物はなかなか来ません。場所を間違えたかと心配になったころ、後ろから声をかけられました。

「花ずみの若奥さまですね。」

その着物の女性が、矢萩酒造の社長・矢萩多衣(水野美紀)でした。実は30分ほど通子のことを後ろから見ていたのです。多衣は昨日東京についてそばのホテルに泊まっていたのでした。

「30分もですか?」

「もう6年ですもの。今更、30分くらいなんとも。」

 

「私、ご主人をいただきにまいりました。」

多衣の泊っているホテルのティールームに入りました。多衣の持っている綺麗な花束は、花ずみの女将の仏前に備えるつもりなのだそうです。義母のことを知っているらしい多衣。通子は驚いて見つめました。

亡くなった女将さんは金沢にもよく来てくれた、仕事の息抜きに何度も、この帯も私に使ってほしいと金沢に持ってきてくれた、と言い募る多衣。姑が金沢に行った話など、通子は聞いたことがありませんでした。

「お嫁さんには内緒って言われていた。いけない。」とわざとらしい多衣。

ここで、多衣は、いきなりぶちまけます。多衣は、旬平の愛人なのでした。6年前からの付き合いなのです。

「私、ご主人をいただきにまいりました。」

6年ずっと金沢で待っていたのですが、通子がなかなか気づかないのでしびれを切らして出てきたようです。旬平が、「一度前を向いたら後ろを振り向かない、妻の背中を見るのに疲れ果ててしまった。何かを語り掛けようとしても妻の背が拒んでいる。」そんなことを言っていたとまで教えてくれました。

昨夜も、旬平は店に泊ったと言っていたのですが、実は多衣と一緒だったと言うのです。

 

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初めての夜に鬼となることを決心

6年前、料理屋で矢萩酒造の酒を気に入って、花ずみでも出したいと、うちに来てくれた、その時に一目ぼれをしたというのです。なじみの旅館に誘ったのは自分だと。

細部にまでわたって説明しようとするのを通子は遮りました。

「やめてください。そんなこと妻に話す神経が分からないわ。」

「最初の晩のことは奥さんに全部知っておいてもらいたいんです。だって奥さんがどんなに汚れた夜を想像したとしても、それ以上に汚れた夜でしたから。」

たかだか中年の遊びをという通子に、多衣は挑戦的に言い放ちました。

「私は本気。1億払ってでも旬平さんを手に入れたいと思っています。あの晩に鬼になると決めたんです。どんなに汚い真似もする鬼に。」

 

離婚届を突き付ける鬼の顔をした女

バッグから封筒を出します。離婚届でした。旬平のサインと印はしてありました。花ずみの女将代理の八重(荻野目慶子)が証人になっていました。

納得できない通子に、これは女将さんの意向でもある、と多衣は言いました。姑の言っていた通子の悪口まで教えようとします。

「結構です。あなたは6年だけだったでしょうけど、私は20年間嫌というほど聞かされました。無言の言葉っていう一番残酷なやり方で。」

離婚の話は夫としかしない、という通子。

意外に気の強い通子に驚く多衣。「本当に嫌なおんな。旬平さんはもう私のものですからね。私、今、鬼の顔してましたでしょう。これが私の本当の顔です。覚えておいてくださいね。私の一番汚い怖い顔をね。」

怖い顔で通子を見据える多衣。

持ってきた花束は、姑の好きな菊ではないのを承知していました。「でも私には菊を備える必要はない。だって私の身体にはあなたの身体には見えない菊が咲いていますから。おかみさんが私に譲ってくださったあでやかに燃える菊が。」姑からもらったという帯を撫でます。

 

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通子の決心

サインを頼む旬平

菊の花をもって、とぼとぼと街を歩く通子。旬平に電話をかけました。

「本当なの。」

「ああ。だからサインを頼む。」

電話を切る通子。

 

死んでまで意地悪な姑

通子は姑の遺影を見ています。「お母さん、死んでまで意地悪して楽しいですか?」

写真を叩き落そうとしてやめました。「何やってるの?」と帰ってきた娘・優美(井本彩花)。

「お母さん、ちょっと肩が痛くて。」とごまかしました。

娘の優美は、母親の通子が苦手です。世界で自分だけが正しいと思っている、一緒にいると息苦しくなると兄にこぼしました。

 

兄の友人・笠井への3つのお願い

翌日、出かけた通子。街でばったり会った、兄の中学時代の友人の中堅建設会社の社長・笠井(田中哲司)を訪れました。

「お金を貸してほしいんです。」と指を3本たてました。

「3000万。」「とんでもない。」「じゃあ、300万。」「3万円です。」

花ずみの若奥さんがそんなに金に困っているわけがないと言われて、白状しました。

「浮気されちゃって。6年続いてた愛人がいるんです。結婚したいから別れてくれって。」

このまま惨めに終わりたくなくて、一つ決めたことがあるのでした。でも夫のお金を使いたくないのです。笠井は、3万円貸してくれました。

「なるべく早くお返しします。」

お金をしまおうとして、通子は、バッグのファスナーで指を切ってしまいました。

その傷口を口に当てる笠井。

通子の目は点になっています。笠井は、我に返って謝りました。5歳の子供にいつもやっているからと慌てて取り繕い、ハンカチを渡し、そのあと、子供用だけど、とバンドエイドを渡してくれました。

「無茶はするなよ、みっちゃん、一度突っ走ると振り返らないからな。困ったことあったら相談にのるから。」

実は、通子にはあと2つお願いがあったのでした。請け負ってくれる笠井。

 

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二度目に訪れた花ずみ

花ずみに客として訪れた通子

花ずみにタクシーでやってきた通子。結婚の挨拶以来、中に入るのは二度目です。出迎えにでた女将代理の八重(荻野目慶子)は、通子を見て驚きました。

「お久しぶりです。八重さん。笠井さんっていう男性から予約が入っていますよね。あれ、私。夫には言わないでくださいね。最後に板長が挨拶に来るときに驚かせたいからよろしくね。」

 

色気を感じる夫の包丁

通子は、一人で食事をしました。

『初めて食べる夫の料理はおいしかった。昔、姑は息子の包丁には色気がないと言っていたけど、素人の私の舌をも色づかせるほど、味に色気が感じられた。これが夫が6年前の一夜で身に着けた色なのだとしたら、あの女の肌からすくい取った色なのだとしたら。』

次はデザート、そのあとは板長の挨拶です。鏡を見て髪をなおす通子。

デザートを持ってきたのは、夫でした。

 

笠井のとりなし

今日、通子が来ていることを旬平は知っていました。最初で最後、一度っきりの客だから、いつもよりも包丁に気持ちを込めた、と。通子のことは、八重ではなくて笠井から聞いてたのでした。

『通子さんは勝気だけど、純粋な子です。土下座して心から謝ればきっと許してくれます。彼女は私にとってかわいい妹みたいなもの。どうかかわいい妹を悲しませないでやってください。』

いくら笠井のとりなしでも許せるわけがない、と声を震わせる通子。旬平もわかっているから謝らないのです。

 

花ずみの女将

通子のご祝儀「離婚届」

旬平も多衣も同じことを言いました。自分がひとめぼれをして、自分から誘った、かばいあっているのかと傷つく通子。自分のことは、かばってくれたこともないし、自分だって見合いで旬平に一目ぼれだったのにと。

感情的になって泣きながら、ご祝儀にと離婚届を差し出す通子。署名と捺印をしてあります。証人は笠井に頼みました。

「やっぱりお前は振り返らないんだな。」

「まだそんなことを。」

 

離婚に同意する条件

離婚に同意する代わりに花ずみの女将をやる、通子は条件を出しましたが、旬平に無理だと言われました。花ずみの経営状態はひどく、倒産寸前なのでした。座敷も床の間も空っぽです。旬平も、母親が死んで初めて知ったのでした。

女将代理の八重と、板前の矢場も出てきました。

何も教えてもらわなかったと責める通子に、今まで何もさせなかったのにダメな時だけ頼れないと、旬平。言わなきゃわからないという通子に、娘の優美は、最近痩せたと気づいてくれた、と旬平はいいます。

 

偽装離婚・惨めなのけ者

八重はひざまずいて謝りました。八重は、倒産した時に備えて家族を守るための偽装離婚だと聞いたので、証人になったのでした。

「じゃあ、あの離婚届は偽装?彼女とのことも嘘?」

「彼女とのことは本当だ。」

「じゃあ、あの人とのことはあっても、あなたには偽装だって気持ちもあるってこと?私や子供たちのことを想って?」

「ああ。」

平手打ちする通子。「バカにしないでよ!」

『結局、私はどこまで行っても惨めなのけ者だった。』

 

そのころ、バーで飲んでいる笠井。多衣が現れました。二人は知り合いのようです。

 

6千万円の婚姻届

通子は、金沢にやってきました。多衣の店を訪ねると、ちょうど出てきた多衣。「あら。」

封筒を渡す通子。多衣は離婚届だと思ったのですが、中身は婚姻届けでした。旬平のサインがしてあって、証人は通子です。

「離婚届は昨日出してきました。これを売りに来ました。その婚姻届、6千万円で買ってください。」

睨みつける通子。

 

3話の感想はこちらです。あなたには渡さない3話 あらすじ感想 二人の愛人と手を組む。モデルの驚きの顛末。

2話の感想はこちらです。あなたには渡さない2話 あらすじ感想 醤油で書いた10万の書と新たな裏切り

 

感想

普通の専業主婦だった通子。いきなり現れた夫の愛人だという多衣にさんざん言われます。晴天の霹靂、何を言われているのかさっぱりわかりません。一つ分かったことは、姑と夫と、そしてこの夫の愛人を名乗る女、皆に自分はのけ者にされていたということ。

離婚の話は夫としかしない。当然だと思います。でも夫の旬平も卑怯ですね。通子からの電話を受けて、「ああ本当だ、だからサインをしてくれ。」なんてどのツラ下げて言えるのか。

店に乗り込んできた通子に、経営状態が芳しくないことを告げた旬平。言わなくてもわかってもらえると思った、夫婦なんだから。これは甘えでしかないですよね。通子を店から締め出したのは自分の母親です。

娘の優美は自分が痩せたことに気づいてくれた、というけれども、夫はもう6年もよそに愛人を作っていたのです。そんなことを言えた義理ではありません。

水野美紀さんが、冒頭からぞわぞわと怖い演技でした。こういう役をやらせたら上手ですよね。多衣に押されっぱなしだった通子ですが、覚悟を決めて金沢に行った後は、少しはやり返せましたね。1億を払ってでも旬平さんがほしい、そのように言っていたので、6千万円で婚姻届けを売りつけました。

今のところ、隙を狙われたので少しはひるんではいるものの、多衣はすぐに反撃に出てくると思います。とりあえず今週は通子が優勢に終わったので、良しとしときます。今後はどうなるのでしょうか。どろどろでしょうね。楽しみのような怖いような。

あれ、でも婚姻届け、わざわざ6千万円で買わなくても、自分たちでタダで出せますよね?通子は、旬平の弱みを握っているのでしょうか?

笠井と多衣はバーで顔見知りのような様子でしたが、どういう知り合いなのでしょうか?

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