「まんぷく」福子の心の支え・敏子 － フリフリピンクのお嬢様

福子の女学校時代からの二人の親友。卒業後も仲良く3人でラーメンを食べたり映画を観たりします。そのうちの一人、鹿野敏子、敏ちゃんに焦点を当ててみました。

鹿野敏子とは？

典型的なお嬢様

ピンクのフリルに縦ロール。典型的なお嬢様です。ふわーんとした感じのお嬢様ですね。ハナちゃんが、大人っぽいエレガントな服を好むのに対して、敏ちゃんはまるでフランス人形のような服でした。福子、ハナ、敏子の3人では一番はっきりものをいうタイプです。

福子の女学校時代の親友です。卒業後は薬科専門学校に通いました。屋台のラーメンが大好きで福子にラーメンを教えました。咲の結婚祝いになった幻灯機を教えたのも敏子でしたね。

福子を支える

萬平さんが憲兵に捕まって悩んでいたころ、ホテルに遊びに来たハナと共に、萬平と結婚を約束した仲と聞き、深刻な話もあっというまにガールズトークに変わってしまいました。

ハナともども、福子の憲兵分社への交渉に同行し、後ろでサポートをし、結婚を反対する鈴の説得にも向かいましたね。

萬平が釈放されてからは、福子の献身ぶりに、またしてもガールズトークがさく裂。重くなりそうな雰囲気を軽く明るくしてくれる人です。

結婚後は

終戦後、闇市で再会

戦時中に呉服商に嫁ぎ、桑原姓になりました。街中でハンコを求めて、福子のハンコ屋へと。再会を果たしました。ハナが泉大津へとお嫁にいったことも敏ちゃんが教えてくれました。このあと、敏子は池田へと引っ越ししていきました。

池田にて薬局を営業

福子もまた泉大津の後で、池田へと引っ越しします。萬平が、池田信用組合の理事長職を引き受けたからです。理事長夫妻として池田に家を購入、池田の地に鈴と子供たちと住むことになりました。まるで親友の家の近所を選んでいるような引っ越しぶりですね！これがたまたま偶然というのがすごいです。

敏子は、池田で夫と薬局を営んでいました。そういえば敏子は薬科卒業でしたね。嫁ぎ先の呉服屋さんはどうしたのでしょうか？

不安でたまらない福子を支える

敏子がもたらした町工場への融資が、立花家を思わぬ方向へと転換させます。町工場に入れ込みすぎて、自宅まで担保に差し出してしまった萬平。不況と相まって、萬平たちは家・土地・家財全てを失ってしまいました。

笑顔を絶やさない福子でしたが、女学校時代からの親友・敏子には福子の胸の内がお見通し。

福子はつらいことあっても全然顔に出さないのです。女学校時代、いつも元気な福子が一人でわんわん泣いているのをみて、ハナも敏子も福子が悩んでいたことを初めて知ったのでした。福子を連れ出して、不安な胸の内を存分に吐き出させました。

そして、新しい家探しに敏子は付き合いました。お金持ちのお嬢さんからすると、満足のいかない町はずれの小さな家です。でも庭で野菜ができるからと福子は周りに自然の多いこの家を借りることにしました。

この後はまだ不明ですが、福ちゃんはまだ敏子と同じ町に住んでいますので、今後も萬平さんに振り回される福子の支えとなってくれそうですね！

松井玲奈さんは、実際には、安藤サクラさん、呉城久美さんよりも5歳ほど下のようですが、3人でキャーキャー騒いでいる様子は楽し気でしたね。この先、3人で会う様子が見られるかどうかは不明ですが、また3人で笑顔でラーメンを食べている姿を見たいものです。

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