10月秋ドラマ「忘却のサチコ」続編の俊吾役

連続ドラマ「忘却のサチコ」高畑充希さん演じるサチコの逃げた新郎役に、早乙女太一さんがキャスティングされました。俊吾は、スペシャル版では顔出しがなく、サチコが折に触れて、俊吾の言葉を思い出す、という演出でしたが、連続ドラマではどうなるのでしょうか？

俊吾が再びサチコの前に現れる

さて、今回連続ドラマが始まりますが、スペシャル版に続いて続投される方が何人もいらっしゃいます。プラス、早乙女さんが俊吾役にキャスティングされたのは、原作で、俊吾はサチコの思い出のみならず、再び姿を見せるからのようです。

１月のスペシャルドラマでは、逃げた新郎、俊吾は顔ははっきりと出さないものの、印象に残ったのは、その実に心地よい声でした。サチコに対する優しさや愛情、俊吾の誠実さが感じられましたね。まさかあのような優しい語らいをしたあとで、披露宴から逃げ出すとは、ギャップがすごすぎます。

このときは、声優の戸松拳也さんという方が声を担当されたそうです。さすが、声優さん、とても美しい声で、爽やかにお話されていました。

考えてみると、話し方が声優さんぽかったです。

早乙女太一さんとは

ウィキペディアによると、早乙女太一さんは「葵劇団」の劇団員の両親のもとに生まれ、幼少期から劇団員として育つ。

初舞台は1995年の4歳の時。小学生の頃から、ビートたけしに役者として目をつけられ、彼が本名名義（北野武）で監督する映画作品に起用された。

現在、26歳でいらっしゃるので、芸暦が22年！ご両親が劇団員とはいえ、小学生の頃にビートたけしに見出されたというのはすばらしいです。

サチコの思い出から離れ、実際にサチコの目の前に現れる俊吾さんをどのように演じてくださるのかとても楽しみです。スペシャル版のように、優しい耳に心地よい声で話してくださるのでしょうか。それとも、サチコが思い出を美化しているだけで、実際はとんでもない人だった、ということもありえますね。

スペシャルのプチ感想

私は原作は読んだことがありませんが、1月のスペシャルドラマをたまたま視聴しました。高畑充希さんが、まるでロボットのような動きでとても面白かったです。そしてサチコのとても生真面目で素直なところ。

一緒にいると、有能とはいえ、かなりの不思議ちゃんですが、それを見守る編集部の方々がとても優しく温かく、こんな職場いいなあ、と思いました。とくにサチコは、全部やってくれますしね。作家のかたがたを集めた忘年会の仕切り一切から、先生方へのご挨拶、食べ物や飲み物をすすめることまで。

編集長を含めた編集部の3人（3人しかいないんでしょうか？）はすっかり壁の花で、サチコがいなくなったとたん、それまで滞りなく進行していた会が一気に停滞して、作家先生の不満が爆発して、でも誰も対応できないのはなぜなんでしょう？

鹿賀丈史演じる、紫綬褒章受章作家、松岡淳二に会場から連れ出されて、戻ってきたサチコはなぜかサンタクロースに、鹿賀丈史に感化され鞭！鞭を熱狂的に喜ぶ作家先生方にびっくりです。

前回、食事の美しい映像も堪能しましたが、高畑充希さんの演技やナレーションに目いっぱい笑わせていただき、あまり優秀とはいえなさそうな、でもとても温かい、編集部の面々にもほっこりさせてもらいました。

もう少し、スペシャルを振り返りたい方はこちらからどうぞ。

続編に向けて「忘却のサチコ」スペシャルの復習・おさらい１

続編に向けて「忘却のサチコ」スペシャルの復習・おさらい２

10月からが楽しみです。10月12日（金）深夜0時12分スタートです。

忘却のサチコ連続ドラマ化　見事な食べっぷり再び