プリティが多すぎる2話あらすじ感想 おさがりがカワイイ?マジ卍とお疲れンゴ
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最終更新日:2018/11/08
プリティが多すぎる
原宿ファッションに迷う南吉。カリスマ店員レイとお客さんのユミちゃんのおかげで、なんとなくかわいいが分かりつつある南吉です。マジ卍、お疲れンゴと自ら書くまでになりました。
ストリートスナップ撮影
新人編集者の登竜門、ストリートスナップ
南吉(千葉雄大)は、ピピンの編集部で、以前手がけた巽先生の作品の読者に返信を書いています。文芸に戻った時のためにという南吉に、ピピンの仕事をしろと、怒る佐藤利緒(佐津川愛美)。
南吉の今の仕事はこれと雑誌「ピピン」を押し付けます。ピピンの新人編者の登竜門、ストリートスナップの写真を撮るのです。街でかわいい子を見つけて貢献しろ、と。
ピピンのストリートスナップを見て目がチカチカする南吉。
カリスマ店員レイ
レンタルした商品を「WC」に返しに行く南吉。ピンクだらけの店に驚く南吉。「WC」のコンセプトは、原宿のカワイイを詰め込んだ女の子の部屋。
カリスマ店員レイ。金髪にピンクの服です。お客の女の子の服選びに、延々と付き合うレイ。
南吉はさっさと帰ってきてしまいました。
スナップ撮影
かわいい子を見つけては声をかける利緒。かわいい子とのSNSのアカウント交換はマスト。次のスナップ撮影の時に声をかけるためだそうです。
「おつかれ卍」とメッセージが来て「すぐレスポンス」と利緒に怒られます。南吉は卍の意味が分かりません。
リオ姉、3人の原宿ファッションの女の子が寄ってきます。カワイイ、カワイイと連呼する3人と利緒。一人は、自分をピピンに載せて、と頼み込みます。
南吉を紹介する利緒。南吉を「スーパールック」と感動する3人。アカウントを交換します。
南吉のスナップ撮影
辟易して、南吉は二手に分かれようと言って、逃げ出しました。どれが可愛いかよくわからず、声をかけまくる南吉。
近松吾郎(中尾明慶)が通りかかりました。南吉が前に担当していた小説家・巽の担当が、近松になったと聞いて、ショックを受けます。
利緒が南吉と呼んで駆け寄ってきました。近松は利緒と顔見知りでした。近松は南吉と同期、利緒と近松はゼミの同期なのでした。でも利緒はよく覚えていません。
ピピンの「かわいい」が理解できない南吉
ちょっと違う南吉のストリートショット
編集部に戻ってストリートショットをチェック。利緒の写真は、皆に絶賛されています。
南吉の写真は、ちょっと違うかな、と言われてしまいました。うちはギャル系じゃない、ロリータじゃない、制服じゃない、さては手当たり次第撮ったでしょうと、利緒に言われました。
個性的だと思うと南吉が押した人は、一番あり得ない、と言われました。10代や20代前半がほとんど、お金が無くて工夫しておしゃれをしている。南吉が押したのは、全身ハイブランド、お金持ちでした。
マーケティング資料を提出
はじめてだから、と三田村編集長(堀内敬子)に言われました。そうやってターゲットを狭めているから売り上げが伸びないのでは、と南吉。調べさせてもらいました、と。編集長にマーケティング資料を渡します。採算ラインぎりぎり、売り上げアップのために思い切ったターゲットを広げるテコ入れを提案する南吉。
卍とは?
屋上に出た南吉。女の子たちから大量にメッセージが届いていました。意味の無いメッセージばかり。「本日は撮影にご協力いただきありがとうございました。」と返すと、「怒ってる?」「おに卍」と返信が大量に戻ってきます。
利緒が「あの言い方は無いんじゃない。」と寄ってきました。
卍ってなんですか?と聞くと、特に意味はない、ノリじゃないと、利緒。
言葉は壁になるから仕事だと思って返事してよね、と利緒。何が仕事だ、と南吉。
カワイイに一生懸命な女の子たち
自分をどうやってかわいく見せるかに全力を注ぐ
「かわいい、かわいくない、そんな曖昧な言葉に振り回されて、何も考えてない連中に四六時中、媚を売ってばかばかしい。」怒って帰ろうとする南吉を、利緒は引き留めました。
「さっきのスナップの子たちも、ピピンの読者も皆、どうやって自分をかわいく見せるかに全力を注いでいる。ピピンはそのパワーに支えられている、今の南吉にマーケティングは必要ない。数字を見る前に、まずはちゃんとピピンの読者のことを見てよ。」
明日もスナップ撮りと言われました。
1000円のシャツの購入に2日も悩む女の子・ユミちゃん
翌日、南吉に、出勤前にWCに寄ってほしい、と利緒から連絡が来ました。レンタルするものがある、と。WCには、昨日来た女の子がまた今日も来ていました。昨日決めかねて、結局また来たのです。今日こそ決める、と。「がんばリンゴ!」「納得いくまで悩もう。」とレイ君。
レンタルするものは、と聞く南吉。その前にレイは、この間はカワイイについてきちんと説明できなかったから、と。ほらこれなんかどう?と見せますが、よくわからないという南吉に、カワイイは難しい、というレイ。
女の子、ユミちゃんは、1980円が980円になっている服を2日もかけて迷っていました。そのことに驚く南吉。大人と違って、若くて使えるお金が限られている。一着選ぶにもものすごく時間をかける。そこまでカワイイにこだわるから、こっちも一緒に悩むの。
決めた一着を着て帰ることにしたユミちゃん。
「着れたんご。」
ユミちゃんの写真を撮る、でもたぶんダメ。
1000円払ったら、お財布が空っぽのユミちゃん。南吉がピピンの編集部にいるとレイが紹介すると、ユミちゃんは、毎月楽しみにして買ってます、ありがとうございます、と喜びました。
写真を撮ってもいいですか、と南吉が頼むと、夢見たいと、喜んでくれました。「撮ったところで僕に載せてあげる権限はないけど。」
でも載らなくてもいい、ピピンは私のあこがれだもん、とユミちゃんは喜んでいます。
SNSのアカウントも交換してもらえました。
レイ君、りっちゃんに渡してと、小さなものを渡しました。ユミちゃん、載りそう?と聞くレイ。
写真をチェックして、ダメだ、たぶん載らない、と南吉。
ピピンのコンセプトはおさがりを大事に使う
ピピンのコンセプトにぴったりな南吉のスナップショット
編集部。どれもかわいいけど何か足りない。南吉の今日のスナップを聞かれ、「一人だけ」と。見たがる皆。
利緒は目を見開いて「カワイイ!」
「でもこの子が持ってるバッグ、ハイブランドですよね。ピピンぽくないんじゃ。」編集長がのぞき込みます。「でもこのユーズド感、たぶん誰かのおさがりよ。」
南吉が確認すると、速攻で「おばあちゃんのおさがリンゴ。」
おさがりを大事に使う、そのコンセプトがピピンにぴったりだというのです。
今回はおさがり特集で、と利緒が提案すると、編集長は許可しました。
「なんとなく」がかわいいってこと
ユミちゃんが一番大きく載ることになりました。
『レトロカワイイ。おばあちゃんのおさがり特集』
なんでこの子の写真撮ったの?と利緒に聞かれ、何となく、と答える南吉。「それがかわいいってことなんじゃない?」
カワイイの第一歩を踏み出した南吉
南吉なりにピピンに関わろうとしている、南吉の作ったマーケティング資料を編集長は利緒に見せていました。「作るの大変よ。これ。」
それを聞いて、利緒は、レイに助け舟をお願いしていたのでした。
「南吉がかわいいが分からないって迷子になっちゃってて、助けてあげてくれない?好きになってほしいんだ。カワイイを。」
レイは快諾してくれました。だから、南吉をレイの店に行かせたのでした。
そして、南吉が持ち帰ったレイから渡されたものには、
『南吉くん、かわいいの第一歩踏み出しました。レイ』とピンクのマーカーでかわいくメッセージが書いてありました。それをみて微笑む利緒。
南吉が「お疲れンゴ!マジ卍」を使った!
利緒に言われて、南吉はユミちゃんに写真掲載を報告することになりました。
『おかげさまで、一番、大きくユミさんの写真が載ることになりました。感謝しております。』
南吉は、しばらく考えて打ちなおします。
お疲れンゴ!
ユミちゃんの写真、一番大きく載ることになったヨ!
あざます!マジ卍
座った目で送信。横からチェックしていた利緒。「お疲れンゴ?キモ!」
「ノリですよノリ。」
「あざます。古いし。」
「同じ年じゃないですか!かわいいじゃないですか!」と抗議する南吉。
3話はこちらから。プリティが多すぎる3話あらすじ感想 いきなりのキス。カワイイは芥川賞よりも価値がある。
1話はこちらから。プリティが多すぎる1話 感想 自転車の鍵がカワイイ?苦悩する千葉雄大
感想
私も南吉とほぼ同感ですが、今週は先週にくらべてもう少しかわいいの奥深さが分かってきましたね。女の子たちは、少ないお小遣いの中からどうやったらかわいくなれるかを真剣に考えている。そういう女の子たちを助けるのが、ピピンであり、カリスマ店員のレイであり。
1000円以下のシャツに2日もかける女の子のために、時間を割くレイ。向こうも一生懸命だからこちらも一生懸命になる。でも、こんな感じでこのお店の売り上げは大丈夫かな?とも思いますが。それに女の子、学校は行っているんでしょうか?
でも、このユミちゃん、出てきた女の子たちの中で一番好感が持てました。他の子たちみたいに「かわい〜」と騒がしくないし、「着たリンゴ。」とかの言葉は使うけど、言葉もマナーもきちんとしている。こういう子たちの集まりだったら、大人も眉をひそめることはないと思いますが、実際は難しいですよね。南吉が、憧れのピピンの編集部員だと知ると、きちんとお礼も言ってくれましたし。だから、南吉の心も動かせたのかな、と思います。利緒に近づいてきた「かわい〜」を連呼する3人の女の子達には目をパチパチさせていましたので。
利緒ちゃんもいつも南吉に怒ってばかりかと思ったら、気にしてくれましたね。南吉にカワイイを好きになってもらいたくて、カリスマ店員のレイに教育をお願いしたのでした。レイのおかげで、何となく、カワイイがわかりつつある南吉。
最後、南吉頑張りました。カワイイは何となく。その何となくで、頑張って若者用語を駆使してメッセージを送りました。キモ!なんて言われていたので、ここまで頑張らなくても良かったんですね。かわいいはやはり難しい・・・
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