「まんぷく」68話 あらすじネタバレ 一見頼りない弁護士に賭ける福子

公開日: : 最終更新日:2018/12/18 第12週 67~72話

第12週 あの頃には戻れない

課せられた罰金をどうするか、福子は萬平と相談するために上京しました。萬平は、東京支社を売却するために弁護士を見つけるよう、福子に頼みました。

困っている福子たちの話を耳にした、大衆食堂「やまね」の店員・美代子が兄の知り合いという東太一弁護士を紹介してくれました。

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第68話

頼りなげな弁護士が見つかった

東弁護士(管田将暉)は26歳と若く、一見頼りなげで、福子(安藤サクラ)も真一(大谷亮平)も失望しました。東は、萬平(長谷川博己)の事件を新聞で読んで知っていました。

「萬平印のダネイホンは有名ですものね。」お茶を運んできた女性もにこやかに応対します。いかにも失望を隠している、という福子と真一に、女性は「東先生はちょっと人見知りなとこがあるんですけど、優秀な弁護士ですよ。東京帝大の法科を首席で卒業されたんですから。」と言いました。

東は咳ばらいをします。女性は「ごめんなさい。ごゆっくり。」と言って引き下がりました。

 

経験は無くても熱意のある弁護士

東はせわし気に続けました。「実刑判決を受けている立花さんを助けるのは難しいです。しかもアメリカの軍事裁判ですから、日本の法律は適応されません。」

福子は、罰金7万円のことを相談したいのだと伝えました。そんな大金はなく、今の状態で貸してくれる銀行はない、と。資産整理に詳しい弁護士を頼むよう、社長から言われている。

資産管理の経験はないという東ですが、ぜひ引き受けたい、と熱意のこもった口調で請け負ってくれました。年齢や経験の少なさに不安を感じるもの、この熱意ある弁護士に賭ける以外に、福子に道は残されていませんでした。

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社員の不安

ダネイホンを製造する社員たち。森本が倒産するかもしれないと言い出しました。罰金7万円、そんな大金があるとは思えないというのです。ダネイホンが無くなったら世の中の人が困ると言いますが、その人たちが自分たちを助けてくれるのか、世の中そんなに甘くないと不安をあおり続ける森本。岡は森本の胸倉をつかみました。

若い社員を夜学に通わせただけで、社長が刑務所に入っている、妊娠中の福子も会社のために一生懸命やってくれている、と岡。自分たちが卑屈になってどうするのだと森本を怒鳴りつけました。

岡の必死の言葉に、ロクなことの無かった人生、自分の悪い癖だと森本は謝りました。社員たちは、ここに来てからは違う、社長や福子のお陰でいいことばかりだったと言いあいます。

 

鈴の絶叫「本当にあたるんやって!」

克子(松下奈緒)、忠彦(要 潤)、タカ(岸井ゆきの)を前に、占いの母について力説する鈴(松坂慶子)。どうしたら会社が潰れないか、どうしたら萬平が刑務所から出してもらえるのか、それを尋ねるというのですが、3人とも占い師に訊いても仕方ないと言います。

「本当にあたるんやって!」力説する鈴。

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東大一にチョン

翌日、福子は東弁護士を連れて、萬平の面会に行きました。東は、萬平の裁判の判決文を読んだと報告してくれました。福子は目を見開きました。判決文は英語で書かれているのです。

「やたらと難しい言葉を使うのは、日本語も英語も同じでした。」

東が、一晩でその判決文を読んだことに福子は驚きました。「さすが東大を一番で卒業した人は違う!」

東大の名前が出されることに辟易している東。

福子はおもむろに叫びました。「あ!東太一。東大一に、チョンつけただけ!」

「関係ありません!」

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萬平の罪

刑務官に付き添われた萬平が姿を見せました。福子は、東弁護士に夫を紹介しました。東の若さに萬平は驚いたようでしたが、福子は、東が萬平の判決文を全部読んだことを伝えました。それを知って、萬平は、東に罪に問われた理由を尋ねました。

東は若手社員の名前を5人挙げました。起訴内容は、その5人に支払っていた奨学金が学資金として認められず、納税義務を怠ったこと。5人分の学費を一括で支払ったので、高額すぎて見過ごされなかったのでした。

それは奨学金だと萬平は主張しましたが、先月、国税犯則取締法が改正されたことを東は告げました。

「分かりやすく言えば、脱税を取り締まる法律が厳しくなってしまった。立花さんはこれに引っかかってしまったんです。」

 

見せしめ

日本は連合国の占領下。重労働4年、罰金7万円という判決に関しては、東は、「僕の考えですが。」と声を低めて話し始めました。

まだ戦後の混乱期で、脱税が横行している、だから国税犯則取締法が厳しくなってしまった、それを世の中に知らしめるために、ダネイホンで有名な萬平は見せしめにされたのではないか。

「萬平印のダネイホンで立花さんは有名人です。そういう人を捕まえて重い刑罰を加えることで、脱税は絶対に許さないと。見せしめとはそういう意味です。」

福子は、萬平は世の中の人を助けるためにダネイホンを作って、それをたくさんの人に知らしめるために、いやいや、看板のモデルになったんです、と訴えました。

「今からでもそれはおかしいと訴えられるんですか?」悔しそうに声を振り絞る萬平に、東は首を振りました。

「残念ながらアメリカの憲兵裁判所の判決に対して不服申し立ては一切できません。」

「じゃ、僕はずっとここに4年間も!」肩をすぼめて身を震わせる萬平。

「でも希望は捨てないでください!」東は法律がいつ改正されるかわからない、と力の入った声で励まし、二人の力になれるよう全力を尽くす、だからあきらめないでくださいと言ってくれました。

 

東京支社と販売権を併せて売る

罰金の支払いについて、残念ながら東京の子会社を売却せざるを得ない、と。

東の考えは、子会社とダネイホンを販売する権利を併せて売ることでした。ダネイホンは日本中の人に恩恵を与えている、そこから撤退させるわけにはいかない。

大阪のたちばな栄養食品はダネイホンの製造に専念し、販売は他の会社に任せる、そうすれば大阪のたちばな栄養食品は守れるのです。

しばらく沈黙したあとで、萬平はわかりました、東先生を信じます、と声を振り絞りました。福子はこみ上げてくる涙を必死でこらえていました。萬平は、東京にいる社員を大阪に返して、皆に心配しないよう、伝えてくれるように頼みました。それを聞いて涙をぬぐっている東弁護士。

 

萬平の弁護士・東太一についてはこちらです。「まんぷく」東弁護士 - 優秀な頭脳と熱い正義感。足りないのは経験だけ。

萬平のもう一人の嫁・世良勝夫についてはこちらです。「まんぷく」世良勝男 - 萬平のもう一人の嫁はピンハネから宣伝、脅しまで。

萬平を支える義兄・真一についてはこちらです。「まんぷく」小野塚真一 - 平穏な生活にさようなら、萬平の優秀な補佐役

萬平の一生の相棒・神部についてはこちらです。「まんぷく」萬平に一生ついていく泥棒、神部茂

 

69話に続きます。「まんぷく」69話 あらすじネタバレ 判明した萬平の有名人としての罪状

 

振り返りはこちらから。「まんぷく」67話 あらすじネタバレ 全ては奨学金から始まった。支社を売却。

まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧

まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ

 

感想

その弁護士は26歳、弁護士事務所を開いて2年目。東京帝大法科を首席で卒業したとはいえ、この先生に頼むのはずいぶん勇気が必要だったことでしょう。しかし、他に弁護士の当てがあるわけでもありません。この、経験は少なくとも熱意だけはある先生に頼むことになりました。

若くて経験は少ないけど、東弁護士は有能でした。英語の判決文を一晩で読み、問題の5人の社員たちの名前も暗記していました。

そして、ようやく判明した萬平の罪の内容。やはり萬平さん分かっていなかったんですね。脱税と言うことは教えてもらっても、具体的にどのような罪状かは誰も日本語で説明してくれなかったのでしょう。東弁護士のおかげでようやくわかった、でも今から何をどうできるわけでもありません。アメリカの法律で裁かれたから、判決に対しての不服申し立てはできない。やりきれないですね。

そして、罰金を何とかしなくてはなりません。萬平は東京支社を、そして必要なら大阪も、と考えていましたが、東弁護士は東京支社をダネイホンの販売権と併せて売れば、罰金がカバーできるのでは、と考えていました。それにより、すでに日本中の人に恩恵を与えているダネイホンをそのまま販売し続けることもできます。大阪の会社はダネイホンの製造に専念できます。

ダネイホンを全国に売るために、せっかく苦労して立ち上げた東京支社ですが、救いは、ダネイホンを売り続けられること、そして東弁護士が熱意をもって、この件に真摯に取り組んでくれていることです。

 

69話に続きます。「まんぷく」69話 あらすじネタバレ 判明した萬平の有名人としての罪状

まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧

まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ

 

放送後の感想

菅田将暉さん演じる東太一さんが見事でした。最初は人と目も合わせられないほど人見知りをしていたのに、萬平が4年も刑務所にいなくてはいけないことに感情を高ぶらせた途端、熱い弁護士と変化しました。すごい変貌ぶりです。

東大と言われるのが嫌なようで、秘書の人や福ちゃんがそれを持ちだしたときも困っていました。福ちゃんの東大一にチョンはすごかったですね。効果音付きです。このシーンと鈴さんの占いの場面があってよかったです。じゃないとすごくつらい回でした。

鈴さん、占いが当たると言う根拠はなんなんでしょうか。以前も話に聞いただけで、東京の人は冷たいと断言していたので、今回もそんな感じですね。東弁護士とは違う意味で熱い人です。

福ちゃんと萬平さん、そして東弁護士に泣かされる回でしたね。3週に比べて大丈夫かと思ったんですけど、別の意味で辛い週です。

 

69話に続きます。「まんぷく」69話 あらすじネタバレ 判明した萬平の有名人としての罪状

 

振り返りはこちらから。「まんぷく」67話 あらすじネタバレ 全ては奨学金から始まった。支社を売却。

第12週はこちらから。まんぷく第12週 あらすじネタバレ 見せしめになった『萬平印のダネイホン』

まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧

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