まんぷく第13週 あらすじネタバレ 不当逮捕!世論に訴え萬平を取り戻す。
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最終更新日:2018/12/23
第13週 73~77話
第13週 「覚悟を決めます」NHKドラマガイドとノベライズ本を基にしたあらすじネタバレです。
Contents
生きてさえいれば、希望はある
昭和24(1949)年、福子(安藤サクラ)鈴(松坂慶子)、源は、香田家で世話になっていました。臨月を迎えたお腹で、大阪と東京の行き来をする福子。東(管田将暉)と共に、萬平(長谷川博己)に面会して会社の状況を報告するためでした。
ダネイホンの譲渡、社員の再就職が無事済んだことを、萬平に伝えて、大阪に帰りました。福子が、三田村(橋爪 功)の見舞いに行くと、病床の三田村は福子を勇気づけてくれました。生きてさえいれば希望はある、最後まで立花君を支えてあげられるのは福ちゃんだけだ、どんなことがあっても笑っているようにと。
それから三日後に三田村は息を引き取りました。
「まんぷく」73話 あらすじネタバレ 福子と合わせて幸福、三田村の天命
幸、誕生
予定日よりも4日早く、福子は女の子を産みました。名前は「幸(さち)」。萬平がつけた名前です。福子の「福」と合わせて「幸福」となります。
個人資産の差し押さえ
ある日、大阪財務局の局員たちが香田家に福子を訪ねてきました。
「たちばな栄養食品販売に課された源泉所得税と追加徴税10万円を徴収するため、立花さんの個人資産を差し押さえます。」
局員たちは家に上がり込み、福子の預金通帳と印鑑を強引に持ち去りました。
国を訴える
福子は東に電話をしました。萬平に面会に行った東は、財務局は、進駐軍から圧力をかけられたのだろう、と言いました。東は、国を訴えることを提案します。源泉所得税徴収 決定処分の取り消しを裁判所に請求しましょう、と。
「まんぷく」74話 あらすじネタバレ まだまだ続く戦い。国を訴える。
訴状提出、更なる嫌がらせ
萬平の意を受けて、東は東京地方裁判所に訴状を提出しました。その後、東は大阪の福子の元に向かって、訴訟の件を報告。
ホテルに着くと、東は事務所の社員・尾崎多江に電話をしました。萬平に入れ込みすぎると心配する尾崎に、萬平は絶対に助けなくてはならない人だという東。
電話で話している最中に、東の事務所に、所得に関する強制調査だという財務局員が現れ、帳簿などを持ち帰ってしまいました。財務局が圧力をかけてきたのです。
「まんぷく」75話 あらすじネタバレ 更なる嫌がらせ。後ろめたいのは誰か?
不当逮捕
東は、萬平の逮捕は実は不当逮捕だったことを突き止めました。社員への奨学金が給料とみなされその分の納税をしていなかった。それが、萬平の逮捕理由です。ところが、大蔵省主税局から各税務署に対して「奨学金は非課税」という通達が出ていたのでした。
世論を味方につける
東は東京の新聞社に、世良は大阪の新聞社につてがあります。不当逮捕の事実を記事にしてもらいました。世論は萬平に味方をし、財務局への反対デモが行われました。
「まんぷく」76話 あらすじネタバレ 不当逮捕。世論を味方につける。
訴えを取り下げれば釈放
進駐軍は、東に訴えを取り下げれば、萬平を釈放すると知らせてきました。
萬平は応じる気がありません。訴えを取り下げれば追徴課税分の10万円を支払うことになります。萬平はそれを受け入れられなかったのです。「あの金は泉大津で塩を作って、ダネイホンを作ったみんなの汗の結晶なんです。」
萬平が生きている証
東から萬平の意思を聞いた福子は、生後2か月の幸を連れて、萬平に面会するため上京しました。
萬平に幸の顔を見せ、福子は語りかけました。人を笑顔にする、役に立つものを作ることが萬平さんの生きている証、もう終わったことは忘れましょう、これから先のことを考えましょう、と。
金網越しに、幸の小さな手に触れる萬平。萬平は訴えを取り下げることにしました。
「まんぷく」77話 あらすじネタバレ 世論が動いても釈放されない萬平
萬平の弁護士・東太一についてはこちらです。「まんぷく」東弁護士 - 優秀な頭脳と熱い正義感。足りないのは経験だけ。
萬平のもう一人の嫁・世良勝夫についてはこちらです。「まんぷく」世良勝男 - 萬平のもう一人の嫁はピンハネから宣伝、脅しまで。
萬平の一生の相棒・神部についてはこちらです。「まんぷく」萬平に一生ついていく泥棒、神部茂
第14週に続きます。
まんぷく第14週 あらすじネタバレ お飾りか世の役に立つかは萬平次第
振り返りはこちらから。
まんぷく第12週 あらすじネタバレ 見せしめになった『萬平印のダネイホン』
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補足と感想
萬平の憲兵逮捕の頃から、福子たちに力を貸してくれていた三田村が亡くなってしまいました。最後まで、福子を力づけてくれます。生きていれば希望はある、と。
前週で、税務局が差し押さえに現れる前に、たちばな栄養食品は売却、解散しています。東が、これから萬平が新しい事業を起こせるようにと取ってくれた策でした。しかし、財務局は克子(松下奈緒)の家にまで現れ、福子名義の預金通帳と印鑑を持って行ってしまいます。本来あり得ない財務局の強引なやり方に、東は進駐軍からの圧力を疑いました。そして東の提案で、萬平は国を訴えます。
財務局は東の事務所にまで現れました。東の留守を狙って帳簿を持ち帰ります。あまりに強引なやり方に「後ろめたいことがあるのではないか」福子が漏らした一言で、東は何かがおかしいことに気が付きました。
そして東が突き止めた驚愕の事実。萬平の逮捕は不当逮捕だった。しかし相手は進駐軍、日本の法律に従う必要はないと開き直る可能性もあります。そこで思いついたのが世論へ訴えること。
向こうは国に対する訴状を取り下げてほしがっている。取り下げる代わりに萬平の釈放を要求。こういう手はずでした。10万円は払うことになってしまいますが、福子は萬平が釈放されるのならお金は惜しくありませんでした。
しかし、新聞の社会面は萬平の記事で埋め尽くされ、デモが起きているのに、萬平が釈放される様子がない。理由は萬平が釈放を拒否しているからでした。皆の汗の結晶の10万円を奪われるわけにはいかない、萬平はそう思っていたのです。
福子は、東京へ行くことを決意。そして、今の萬平は死んだも同然。萬平は、人のためにものを作ってこそ生きているのだ、福子がそう語り掛けると萬平は訴えを取り下げることに。
萬平が逮捕されてから長い長い2週間が終わりました。まさかの不当逮捕だったという驚愕の事実。不当逮捕で、東京の会社を売る羽目になり、大阪も売る羽目になり、お金まで持っていかれる。萬平さんが、そんな状況での釈放を拒否する気持ちもわかります。
しかし、福子ちゃんは何時も萬平さんよりも視野が広く、事態を俯瞰します。生きていれば希望はある、今のままでは萬平さんは死んだも同然。ゼロから萬平さんとやり直すことを決意した福子ちゃんでした。
これで萬平さんの逮捕は三度目。真一さんは巻き込まれて一度逮捕されていますが、忠彦さんが一度も逮捕されていないことを考えると、いかに萬平さんの人生が波乱万丈か分かりますね。しかも、どれも萬平さんに非が無いというのが恐ろしい。強いて言えば、二回目の逮捕は、部下の監督不行届き?でもこれ罪状になるんでしょうか?4度目はもう無いことを切に祈っています。
第14週に続きます。
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