「まんぷく」54話 あらすじネタバレ 絶好調!そして進駐軍がやってきた。
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最終更新日:2018/12/01
第9週 49~54話
ダネイホンの試作販売はさんざんたる結果でした。三田村に「欲しがる人を見極めよ。」と言われ、考え込む萬平。忠彦からは売るのを真一に任せてはと勧められました。福子が懇願すると真一は快諾。そしてダネイホンを必要とする人がいるところ、病院に売ることを思いつきました。
Contents
第54話
売り上げ好調なダネイホン
ダネイホンと立花栄養研究室は新たな局面を迎えました。小野塚真一(大谷亮平)を経理兼 営業に迎えました。自分の仕事が無くなると不満顔の鈴(松坂慶子)を皆で特別顧問とおだてあげました。
そこへ近江谷教授がすごい勢いで入ってきました。厚生省からダネイホンを病院に納入する許可が下りたのです。栄養を摂取でき消化もいい、病院で知れ渡ったダネイホンの注文はうなぎ上りに増えていきました。
塩づくりも順調でした。相互の信頼関係も築かれ作業効率が向上。萬平(長谷川博己)の会社は順調でした。一点を除いて。
特別顧問になった鈴
経理の仕事を真一に奪われて特別顧問となった鈴です。鈴の仕事は、真一にあれこれ教えることと、飯炊きになってしまったのです。赤津もダネイホンに取られてしまいました。何より真一がいると咲(内田有紀)を思い出してしまいます。
全国展開に三田村の口添え
三田村(橋爪功)への報告に訪れました。世良(桐谷健太)も同席しています。
大阪の病院にはほとんど卸している、味も改良して評判も上々。大したものだとほめる三田村に、大阪だけでは大した売り上げにならないと世良。萬平は、世良商事さんに日本全国に売ってもらう手伝いをしてもらいたいと言いますが、世良は病院に卸すような奉仕活動には手を出さん、と否定的です。
そこで三田村が口を出しました。それは違うと。戦後食べ物が欠乏する中、闇のものを一切食べなかった裁判官の友人の話を始めました。法の番人である以上、非合法なものは食べられない、周りの説得にも耳を貸さずその友人は結局餓死してしまったのでした。
「もしあの時、ダネイホンがあったら彼は死なずに済んだ。病院にしか売れなくてもいいじゃないか。立花君は意義のあるものを作った。手伝ってあげなさい。」
目を丸くする世良。萬平と三田村は顔を見合わせて笑いあいました。ダネイホンの全国展開も道が開けました。すべてがこの上なく順調に見えました。
福子に礼を言う萬平
良かったと安心する福子。萬平は福子に礼を言いました。萬平を励ましてくれた、真一を連れてきてくれた、源も育てながら皆の世話もしっかりやってくれている、心から礼を言いました。当たり前のことをやっているだけ、でも福子は鈴のことが心配でした。時間をかけて説得していくしかない、と萬平。お母さんは待てない、よっぽどのことがないと、と福子。
よっぽどのことが起きた!
そのよっぽどのことが起きました。咲が久々に夢枕に立ったのです。
「ようやく出てくれた!」
「出てきたって幽霊みたいに。」
福子のとこには来たくせに、と文句を言う鈴に、咲は自分も忙しいのだと言いました。咲は話があってきたのでした。真一さんに優しくしてほしい、真一さんはお母さんや福子や萬平さんを助けたいのだから。真一さんと仲良くしてほしい、自分の代わりだと思って。真一さんに優しくしないと私はもう出て来ない、そう言われて、鈴は気持ちを入れ替えることにしました。咲に大好きと抱き着かれて幸せな鈴。
進駐軍の捜査
真一がこのほうが落ち着くと背広で出勤してきた朝のことでした。咲のおかげで鈴も真一には優しくしてくれます。まだみんなの朝食中です。真一は、早めに来てしまったと待つことにしました。
そこへ乱暴に戸が開き、MP、進駐軍が踏み込んできました。後ろにいる日本人の警官が「進駐軍の捜査である!」と声を張り上げました。
「海で爆発音があったという通報があった。どこに武器を隠している!」
「そんなものはありません。」萬平が抗議をしました。MPの一人がピストルを萬平の顔に突き付け、何かをいいました。英語は分からなくても、動くな、と言われたことは明白でした。
源の鳴き声が響きました。
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55話に続きます。「まんぷく」55話 あらすじネタバレ 進駐軍を呼び寄せた魚獲り
第10週はこちら。まんぷく第10週 あらすじネタバレ 萬平の窮地に、意外な3人の証言者
振り返りはこちらから。「まんぷく」53話 あらすじネタバレ 「売るのが苦手な萬平君」に助っ人
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感想
苦労に苦労を重ねて、ようやく道が開けた。今後は順調だろう、そのような時にいつも事件が起きます。ダネイホンが病院に受け入れられて、世良も渋々全国展開に力を貸してくれる、真一も来てくれた、不満だった鈴も文句を言わなくなった。
そして進駐軍がやってきました。海で爆発音があったという通報。社員の高木たちの憤怒の魚獲りです。時代は戦後3年くらい経った頃、1948年頃でしょうか。昭和20-27(1945-1952)年の間、日本は連合国軍の占領下にありました。第3週の憲兵の尋問ほどではないにしても厳しい尋問が予想されます。
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放送後の感想
今までさんざん忙しいと文句を言っていた鈴。真一の登場で経理の仕事は取られてしまいました。ただの飯炊き女になってしまったとぐずぐず言う鈴さん。まだ勝手の分からない真一にあれこれ教えるのも咲を思い出してしまって辛い。
そのような鈴を見かねたのか、咲が夢枕に立ってくれました。出てきたって幽霊みたいに、って咲は一体幽霊以外のなんなのでしょうか?幽霊とは言え、さすが咲さん、鈴さんの扱いは手慣れたものです。あっという間に懐柔してしまいました。でも幽霊の咲、一体何が忙しいのでしょうね?
赤津さんもダネイホン作りに行ってしまったんですね。さすがみじん切りは手慣れたもの。でも赤津さんがいないと鈴さんも大変です。やっぱりもっと人を雇った方がいいと思います。
世良の扱いは三田村会長はお手の物ですね。萬平には失礼な、上から目線の世良も三田村会長にはかないません。三田村会長のお陰で、世良が全国販売を手伝ってくれることになりました。
全てが順調。そうして進駐軍がやってきてしまいました。和気あいあいとした朝食の場に土足で踏み込んできた進駐軍。一気に雰囲気が凍り付きました。源ちゃんの泣き叫ぶ声が余計に場の緊張を高めていました。第3週ほどの厳しい尋問にはならないと思いますけど、来週は見るのがちょっと辛い週になりそうです。
55話に続きます。「まんぷく」55話 あらすじネタバレ 進駐軍を呼び寄せた魚獲り
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