「まんぷく」37話 あらすじネタバレ 不良品の烙印。萬平に火がついた。
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最終更新日:2018/11/29
第7週 37~42話
初めての製塩。想像以上のきつい、そして単調な作業に辟易する一同。一日かけて作った塩はほんのわずかで、がっかりします。その塩を清香軒にあげると、涙を流して喜ばれました。その塩で作ったラーメンのおいしさに一同はびっくりします。そして福子はこれは人に喜ばれる、役に立つ仕事です、と皆を励ましました。
Contents
第37話
製塩業の認可が下りた
夏、萬平(長谷川博己)に製塩業者としての認可が下りました。皆、大喜びです。
福子は、電話を設置しました。福子は事務、鈴は経理。神部さんたちの世話は二人で行います。タカは週末に手伝ってもらいます。
「たちばな塩業」と看板を掲げ、その前で皆で写真を撮りました。
順調に塩づくりをしている塩軍団。出来上がった塩をみて、茶色くないか、と気になりましたが、このくらい大丈夫と詰めてしまいました。
起業した「たちばな製塩」に世良がきた
「たちばな塩業」を立ち上げた頃、世良(桐谷健太)が訪ねてきました。会社を作ったときいて、祝いに来てくれたのだそうです。が祝いを忘れたという世良。
世良が中を見て回っていると、鈴が出てきました。塩を作ることを思いつき会社にまでしてしまった。萬平を手放しでほめる世良に、鈴は、塩屋の経理と飯炊きは大変と文句を言い始めました。15人も社員がいると聞いて驚く世良。
海岸にずらりと並ぶ81枚の鉄板をみて世良は驚きました。鉄板で塩をつくるなんて初めて聞いたと世良は感心します。まめに錆をとらないと塩が茶色くなるので大変だと萬平は言いました。
初出荷
今までに萬平たちが作った塩の量は叺(かます)22個、880キロです。叺(かます)とはワラのむしろを二つにして作った四角い袋です。
世良が自分の車で専売局に納品を申し出ました。同行しようとする萬平に、相手は役人、だれが行っても手続きは変わらない、塩づくりを続けるようにという世良。
初出荷。ばんざーいと皆で喜び、世良を見送りました。3000円くらいにはなるのではないかという福子に、鈴も大喜びしました。
検査のあと、3000円を受け取った世良。その額に驚きました。「塩はこないに金になるのか。」
初出荷のお祝い
初出荷のお祝いと、食後にデザートを出してもらいました。3000円入るんだから今日は特別と、鈴は言いました。
若い社員の中には、タカのファンが何人かいました。給料がもらえたらタカを誘って清香軒に行こうかというものもいます。しかし鈴のことを思い出し、怖い番犬がいると怯える小松原たち。
不良品の烙印を押された塩
戻ってきた世良が差し出したのは 1500円。萬平の見込み額の半分でした。塩の値段には上限があって、専売局長の裁量で値段を決めます。茶色い塩が混ざっていて評価が下がったのだと、世良は言いました。
現実は厳しいなあ、という世良に、本当に1500円だったのかと聞く鈴。世良は泥棒扱いされて、心外です。親友が初めて作った塩、一番悔しいのは自分だと世良は言いました。鈴は半額しかもらえなかったことにショックを受けて、倒れてしまいました。
悪いなあ、僕も金に困ってるんや、世良はひとりそう言ってトラックで走り去りました。
見過ごした茶色の塩
慌てた萬平は、叺(かます)を開いて中の塩を見てみましたが、倉庫の中、裸電球で色がよくわかりません。福子は何かの間違いだと言います。
3人の社員が駆けつけてきて、謝りました。叺(かます)に入れるときに、茶色い塩に気づいたのですが、これくらい、と見過ごしていたそうです。
「あれほど言ったじゃないか。」と怒鳴りつける萬平。3人は謝り続けました。
全身から力の抜けてしまった萬平。
初給料
売り上げの予想外の低さに、社員に満額の給料を払うことはできません。皆、給料の額に不満です。岡(中尾明慶)は、週末に憂さ晴らしに行くと言いました。
福子、鈴、そして萬平は給料ゼロです。鈴は、一番上等の塩を作って、自分のお手伝いを雇ってください、と頼みました。
悔しくてこれからは最上級の塩をつくる、と決心する萬平。
苛立つ社員
週末、大阪の難波に、社員たちは遊びにいきました。ここは割り勘という岡に、お酒を飲めない社員は不満です。岡は辞めるつもりのようです。
そこへ給仕の女の子が酔った客に絡まれているのを岡は助けようとして、暴力騒ぎに発展してしまいました。
塩軍団についてはこちらです。「まんぷく」塩軍団。手榴弾を投げ込んだのは?ダネイホン組は?
萬平の一生の相棒・神部についてはこちらです。「まんぷく」萬平に一生ついていく泥棒、神部茂
香田家の長女・タカについての豆知識はこちらです。まんぷく 香田タカのお相手は?結婚はいつする?
萬平のもう一人の嫁・世良勝夫についてはこちらです。「まんぷく」世良勝男 - 萬平のもう一人の嫁はピンハネから宣伝、脅しまで。
続きます。「まんぷく」38話 あらすじネタバレ 慰労会 国定忠治にチャウチャウ
振り返りはこちらから。「まんぷく」36話 あらすじネタバレ 清香軒のほんまの味に涙を流す。
第7週はこちらから。まんぷく第7週 あらすじネタバレ 最上級の塩と世良のウソ、そして投資
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ
感想
どこからか萬平たちの製塩の噂を聞いて、世良がやってきました。できている塩の量を聞き、専売局に出荷をしてくれることになりました。世良が持ち帰った実際の儲けは見込み額の半分。茶色い塩が混ざっていたためです。萬平は愕然とします。そして燃え上がる職人魂。
儲けが半分なので、萬平たち家族に入るお金はゼロ。そして社員たちに払える給金もわずかです。
続きます。「まんぷく」38話 あらすじネタバレ 慰労会 国定忠治にチャウチャウ
塩軍団についてはこちら。「まんぷく」塩軍団。手榴弾を投げ込んだのは?ダネイホン組は?
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放送後の感想
専売局への塩の納品方法は誰も考えていなかったんですね。たまたま来た世良にすべての塩を託してしまいました。世良が受け取った額は、萬平の試算通り3000円。世良は半分も抜いてしまって、半額だけを渡しました。茶色い塩が混ざっていたためだと。最初の納品だけでも誰かが同行すべきでしたね。
鈴に本当に1500円だったのと言われて、世良はぺらぺらと言い訳を並べました。一応悪いと思ったのか、最後にちらりと一言謝ってはいきましたが、誰もいないところでした。
あの調子の良さには気をつけないと足をすくわれてしまいそうです。でも三田村会長が仲良くしているので、それほどまで悪い人だとは思わないのですが。ところで祝いは本当に忘れたのか、来てみたら製塩業になっていたので、とっさに祝いに来たと言ったのか、どちらなのでしょうか?
初出荷をお祝いするムードは一気に無くなってしまい、皆は意気消沈。そして、社員への給料も減ってしまい、福子たち3人のお給料はゼロです。社員としてはやってられませんね。あんなにきつい重労働なのに、予定額の半分のお給料。憂さ晴らしに出かけた難波で、岡は暴力騒ぎを起こしてしまいました。
ところで鈴さん。世良を見かけたときにはあまりうれしそうな顔ではありませんでした。鈴から買った着物を他の人に3倍で売ると言っていたので、あまり世良の印象は良くないのでしょう。でも、世良に愚痴をすぐにこぼしたあたり、そこまで嫌ってもいないのかもしれませんね。
続きます。「まんぷく」38話 あらすじネタバレ 慰労会 国定忠治にチャウチャウ
振り返りはこちらから。「まんぷく」36話 あらすじネタバレ 清香軒のほんまの味に涙を流す。
第7週はこちら。まんぷく第7週 あらすじネタバレ 最上級の塩と世良のウソ、そして投資
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