「まんぷく」31話 あらすじネタバレ ラーメンと鉄板から得たアイデア
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最終更新日:2018/11/25
第6週 31~36話
ハンコ作りが儲からなくなり、人数の多くなりすぎた香田家の家計がひっ迫。福子と萬平は世良から紹介してもらった泉大津の元・軍事施設に引っ越すことにしました。鈴と世良も同行します。
Contents
第31話
泉大津の新しい家
昭和21(1946)年5月。福子(安藤サクラ)、萬平(長谷川博己)、鈴(松坂慶子)と神部(瀬戸康史)は、大阪南に20キロ、目の前に海の広がる泉大津に移ってきました。海に足を浸して大騒ぎする福子と萬平、神部。
新居は軍人さんの施設だったという建物です。1階は村役場のような入り口に、20畳とだたっ広い広間が一つ、2階には部屋が3つ。6畳の居間、2つの居室に台所です。常に2階に上がらなくてはならず、住み心地が悪そう、と文句を言う鈴です。
神部は下に寝るのですが、自分の部屋は4畳半と鈴は文句を言います。でも下で寝るのは寒々しいと。
「海が見えて素敵やわ。」
「潮風で洗濯物がしょっぱくなる。」
あれこれ文句を言う鈴です。
克子の部屋にいればよかったのにと言うと、忠彦の実家に助けられて暮らすなんて、と。また、福子たちの子供の話にまたなりました。掃除掃除、と話をはぐらかす福子。
萬平と神部は、宿泊施設の隣の天井の高い倉庫を調べていました。1.7x1メートル、厚さ5ミリの鉄板が 81枚。木材、金づち。鉄板の使い道を考える萬平。釣竿を見つけて、晩飯を釣ってくると、神部は張り切って出ていきました。
福子と鈴が、忙しく掃除をしていると誰かがやってきました。福子の引っ越しを聞いて、さっそく水島ハナ(呉城久美)が訪ねてきてくれたのです。ハナは野菜と米をいっぱい持ってきてくれました。
鉄板の使い道を思い悩む萬平
ハナが持ってきてくれた野菜で食事にしました。掃除でへとへとで買い出しに行けないから助かる、と福子。神部が釣ってきた魚は小さいのが一匹だけ。一人一匹は欲しかったという鈴に、神部は申し訳なさげです。
鉄板の使い道を考え込んでいる萬平。倉庫にあった81枚の鉄板をどうするのか。売ってしまえばいいという鈴。もっと有効に使おうという福子。
「あれ!」と焼き魚が一匹しかないのに今更驚く萬平。神部はもう一度謝りました。
心配している鈴にワクワクしている福子
鉄板の使い道を考えこむ萬平。福子は、萬平を夜の浜辺へ誘い出しました。波がしらが青く光るのは夜光虫だと萬平が教えてくれました。
鈴に心配をかけて申し分けながる萬平。
「すごく心配しています。でも私はワクワクしていますよ。何か凄いことを思いつきそう。世の中の役に立って、みんなを喜ばせる何か!」
「ああ。」寄り添う二人。
鈴の心配事、孫について話します。ここなら子供ものびのび育つだろう、と笑顔になる二人。
忠彦の新しい絵
克子(松下奈緒)の家。晩御飯の時間。タカ(岸井ゆきの)が忠彦(要 潤)を呼びに来ました。忠彦は絵に熱中しています。
こんな灯の下で色付けをしてもいいのか、とタカが気にしています。自分が思っている色と、タカが見ている色は違うんだろうな、と忠彦。明日の朝、絵の具が乾いてどうなるか、と不安げです。
翌朝、タカは「きれい」と感激してみていました。「そうか、きれいか。」と安心する忠彦。克子も、前の絵も素敵だったけど、今の絵も素敵、と褒めてくれました。満足げな忠彦です。
塩気の足りないラーメン
ハナが教えてくれた安くておいしい中華料理屋さんに来ました。喜ぶみんな。鈴は、ラーメンってシナ蕎麦のことなのね、と初めてのようです。ラーメンを旨い旨いとすする神部の横で、鈴が塩気が足りない、と言いました。福子は喜んでいます。
萬平も同意します。「確かに大阪の屋台より薄味だな。」
鉄板で塩づくり
女将と大将は、本来の味じゃないんです、と申し訳なさげです。塩がなかなか手に入らないのです。なかなか配給がなく、仕方なく大阪の闇市で買ってきたけど、法外な値段を付けられたそうです。
二人の話を聞いて、萬平は、目の前は海、あの鉄板で塩を作れないか、と言い出しました。うちのために?とラーメン屋夫婦は大喜びです。
「塩と言えば赤穂。赤穂は上郡の近く。半日で行ける。神部君、明日赤穂へ行こう。」
明日、と驚く神部。行ってどうするの、という鈴に「塩づくりを勉強しに行くんですよ。!」
「この手があった!」と萬平は大興奮です。
萬平の一生の相棒・神部についてはこちらです。「まんぷく」萬平に一生ついていく泥棒、神部茂
香田家の長女・タカについての豆知識はこちらです。まんぷく 香田タカのお相手は?結婚はいつする?
福子のもう一人の親友・ハナについてはこちらです。「まんぷく」 福子を支えるボディーガード・ハナ。資金援助も
続きます。「まんぷく」32話 あらすじネタバレ 塩づくり、萬平流は鉄板を使う。
振り返りはこちらから。「まんぷく」30話 あらすじネタバレ 軍事施設で新たなスタート
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
まんぷく豆知識はこちらから。まんぷく 豆知識まとめ
感想
こうと思ったら萬平さんはやっぱり行動が早いです。食事をしている間に、塩づくりの案が浮かび、明日赤穂に行く計画まで立ててしまいました。本当に無計画できたんですね。鈴さんでなくても心配になりそうです。感心するのは福子ちゃんの楽天家、大らかさ。こんなに一心に信じて、危うい道をついてきてくれる奥さんなんてなかなかいませんよね。あ、もう一人いました。克子姉ちゃんです。でもあのお家は忠彦さんの実家に甘えていましたね。やはり福子ちゃんはすごいです。
続きます。「まんぷく」32話 あらすじネタバレ 塩づくり、萬平流は鉄板を使う。
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
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放送後の感想
鈴さんの文句は泉大津でも健在ですね。よくここまで文句を言うネタがここまで出てくるものです。そんなに嫌なら克子の家にいればいいのに、という福子に、忠彦さんの実家の援助で暮らすのはさすがに嫌な武士の娘ですね。
神部さん、張り切って魚釣りに行きました。いっぱいいる魚に喜んで釣りを始めたものの、いざ釣れたのは小さいのが一匹だけ。食卓で小さくなっているのが気の毒でした。鈴に嫌味を言われ謝ったのに、そのあと、鉄板の使い道で気もそぞろだった萬平にもう一度焼き魚の数が足りないと指摘されて可哀そうでした。ハナちゃんがあれこれ持ってきてくれて助かりましたね。でも広くて本当に掃除の大変そうな家です。
ついてきてくれた鈴や神部への責任感もあるのでしょう。一生懸命鉄板の使い道を考える萬平さん。そんな萬平さんを気晴らしにと夜の海へといざなう福ちゃん。完璧な妻ですね。自分はワクワクしている、萬平さんならすごいことを始める、と絶対的な信頼感。福ちゃんって本当にいい奥さんです。
そして、翌日はラーメン屋さん、おいしいのですが、塩気が足りない。神部と福子は気にしませんが、鈴と萬平はやはり似た者同士、塩気が足りないと言いあいます。ラーメン屋の夫婦も申し訳なさげです。本来の味ではないのだと。
そして思いついた塩づくり。あっというまに赤穂行きが決まりました。萬平さんの目が輝いていましたね!萬平さんに絶対的な信頼感を抱いている福ちゃんも戸惑うほどのスピード感でした。
そして忠彦さんも新しい絵に大満足。色に自信がなかったものの、克子とタカに褒めてもらって自信がついたようです!
続きます。「まんぷく」32話 あらすじネタバレ 塩づくり、萬平流は鉄板を使う。
振り返りはこちらから。「まんぷく」30話 あらすじネタバレ 軍事施設で新たなスタート
第6週はこちら。まんぷく第6週 あらすじネタバレ ラーメンと塩づくり
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
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