「まんぷく」21話 あらすじネタバレ 電柱から電気を盗む萬平
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最終更新日:2018/11/25
第4週 19~24話
疎開に反対の鈴も、大阪中に巻かれたビラには肝を冷やしました、福子と萬平、鈴が大阪を離れた3日後、大阪大空襲。福子たちは命拾いをしました。
Contents
第21話
列車は疎開する人でいっぱい
昭和20年、3月。福子たちは疎開しました。列車は疎開する人でいっぱいです。福子(安藤サクラ)たちは、年配の人に席を譲りました。萬平(長谷川博己)の身体を気遣う福子。まだ席に座っている鈴(松坂慶子)は、福子たちから大きな荷物を受け取り「重い。」と不満顔です。
徒歩で一山越える
兵庫県の南西部、上郡に着きました。「こんな田舎初めて。」と鈴は目を丸くしています。「ここから一山越えます。」と萬平。目的地の黒竹村まではバスが無いので徒歩の旅です。
重い荷物を抱えての山道。福子はきれいな梅の花に目を留めますが、鈴は文句ばかりです。身体の弱っている萬平は途中でふらつきます。福子が萬平の荷物を持つというと、鈴は自分の荷物を持って、と福子に押し付けてしまいました。
鈴が身軽に「田んぼばっかりねえ。」と不満を言いながら歩くのですが、その後ろを、荷物を大量に抱えた福子が歩きます。荷物で前が見えません。
井坂家に着く
歩きに歩いてようやく着いた井坂家。萬平のはとこ、八重と夫の権三が、諸手を挙げて歓迎してくれました。
「萬平ちゃん、久しぶりやねえ!」
八重とは20年ぶりに会うのだそうです。飾り気の無い夫妻に、福子は緊張の糸が切れました。
なぜか八重は、鈴の名前が覚えられません。鈴がお世話になるお礼にとお土産を差し出すのですが、八重たちは聞いていません。福子の大荷物が気になって、あとで荷車で運ぶからと、親切に気にしてくれます。
鈴は「つまらないものですが!」と大声を出してお土産の石けんを権三に渡しました。いらん、と言う権三に無理やり渡す鈴。
囲炉裏のある家に電気が通っていない!
八重は隣の一軒家へ案内してくれます。ここが3人の住処になります。古いと気にする八重ですが、とても広い囲炉裏のある家でした。八重がきれいに掃除をしてくれていました。
部屋数も十分、庭に面する広い縁側までありましたが、問題が一つ。電気が通っていませんでした。
近所にあいさつ回り
村役場に手続きに行きました。この辺りは空襲はないからと、役場の人は親切でした。医者のことを尋ねる福子。医者は町まで行かないといないのだそうです。萬平は電気のことも尋ねますが、村役場では対応していませんでした。
福子と萬平は、近所の家の挨拶に周りました。萬平は、不要な電球、ソケットや電線をもらいうけます。親切な人ばかりで、家に着く頃には野菜をどっさり抱えていました。
武士の娘に驚く八重たち
鈴が一人で留守番をしている間に、八重たちは荷物を運んでくれました。その荷物の多さにびっくりしています。三人で大変でしたね、という八重たちに、「いいえ、私は武士の娘ですから。」と鈴。由緒ある家の人たちだと思い、八重たちは土下座して奥様と呼びます。鈴はにっこり微笑みます。
電気が通った!
もらった野菜を見て喜ぶ鈴。萬平は、もらってきたソケットや電線を使って、何やらやっています。
「煮込みうどんにしましょう」福子がそう言うと、「どうして勝手に決めるの?」鈴が文句をいいました。
「お母さんの好物だから。」「好物よ。」
福子が苦労しておこした火で、うどんを作りました。
うどんができたので、福子は、外に出て行った萬平を大声で呼びます。夕暮れの迫る部屋では、暗くてよく見えません。その時、パッと明るくなりました。
「やったぞ!」
電柱の一番上に萬平はいました。「危ない!」萬平の足が滑りました。
「ゆっくりゆっくり降りてください。」
鈴の娘で、萬平の妻
囲炉裏を囲んで、煮込みうどんをおいしく食べる3人。
「おいしい。」と仲良さげな福子と萬平をみて、「まあまあね。」と鈴。
囲炉裏を珍しがる福子と萬平に、「昔は大阪にも囲炉裏はあったわよ。」と不機嫌そうな鈴。
萬平は福子に礼を言いました。「どうして福子にだけ?」と鈴。
萬平は、役所で福子が医者のことを聞いてくれたことに礼を言ったのでした。「いつも僕の体を気遣ってくれる。」
福子「私は萬平さんの妻ですから。」
鈴「でも私の娘よね。」
萬平「そうです。福子はお母さんの娘で、僕の妻だ。」
仲良くしてよね。福子は心の中でつぶやきました。
続きます。「まんぷく」22話 あらすじネタバレ 斬新すぎる萬平の魚獲り。その方法は?
振り返りはこちらから。「まんぷく」20話 あらすじネタバレ 咲とビラのお陰で命拾い
第4週はこちら。まんぷく第4週あらすじネタバレ 疎開と二度の召集令状、萬平の役割
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
豆知識まとめはこちらです。まんぷく 豆知識まとめ
感想
大阪とは打って変わって、平和な自然に満ちた疎開先での暮らしです。萬平は以前に身の上話をしたときに、親戚に苛められたとかじゃなくて、とか言っていましたが、本当に人の良い親戚に恵まれたんですね。それとも萬平の人柄なのかもしれません。大阪から疎開してきた萬平たちに、古いとはいえ、一軒家をまるごと貸してくれました。
しかし、電気が無いのは辛い。そこで萬平さん、電柱にのぼり、近所からもらい受けたソケットなどを使って、電気を引いてしまいました。発明家の夫だと便利ですね。でもこれ大丈夫なのでしょうか?
そういえば、萬平さんと鈴は初めて同じ屋根の下で暮らします。初っ端から、萬平と鈴、互いへの対抗心が見えますが、この先大丈夫でしょうか?
続きます。「まんぷく」22話 あらすじネタバレ 斬新すぎる萬平の魚獲り。その方法は?
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放送後の感想
鈴さんの傍若無人ぶりがすごかったですね。まだ体調の戻り切っていない萬平を福子が気遣うと、「疲れた。」と、自分の分の荷物まで福子に押し付けます。自分が身軽に歩く間、福ちゃんは荷物で前が見えないほどですが、鈴さんは全然気にも留めていません。
お土産の石けんも、「いらん。」という権三に無理やり押し付けてしまいました。
荷物を運んでくれる八重たちに悪びれもしません。優雅に座っています。実際にここまで荷物を運んだのは福子と萬平なのに、荷物をいかにも運んだかのような態度もすごかったです。ここまで悪びれないとある意味すごいですね。
世話になる八重たちに、いつもの「私は武士の娘です!」をやって、「奥様」と呼ばれ、土下座までされていました。それを、当然という態度で受けていた鈴さん。福子に見つかったら怒られますね、これは。
実は、本当に武士の娘なのではないのでしょうか?持ってこなかったという家系図は実際存在するんでしょうか?以前は福ちゃん、そんなもの見たことがない、と言っていましたけど。
電気がないことが随分気になった萬平さん。役所でも、近所のあいさつ回りでも、聞くのはまず電気のことです。不要なものをもらい受け、一人で作業を進め、見事に電気が通電しました。
そして夕食。何かにつけて、萬平に張り合う鈴さん。初めて一緒に暮らすので無理もない、とみるべきなのでしょうね。板挟みになる福ちゃんは、これから大丈夫なのでしょうか?
続きます。「まんぷく」22話 あらすじネタバレ 斬新すぎる萬平の魚獲り。その方法は?
振り返りはこちらから。「まんぷく」20話 あらすじネタバレ 咲とビラのお陰で命拾い
第4週はこちら。まんぷく第4週あらすじネタバレ 疎開と二度の召集令状、萬平の役割
まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧
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