「まんぷく」11話 あらすじネタバレ 世良の話と咲の最後

第２週「・・・会いません、今は」

咲の様態が急変。慌てて病院に向かった福子は、咲の余命宣告を受けました。

咲の病室

咲（内田有紀）を見守る福子（安藤サクラ）、克子（松下奈緒）真一（大谷亮平）

目覚めた咲に、「話したよ。」と言う真一。「ごめんね。」

家で仏壇に祈り続ける鈴（松坂慶子）。

医者から言われたことを鈴に伝えると、「信じない！」と泣き叫ぶ鈴。

誰もが咲のために奇跡が起こることを願っていました。

理創工作社

萬平に冷たい加地谷。「遠藤社長に会ってくる」と加地谷。「最近よく遠藤社長に会いにいきますね。誰ですか？」と竹ノ内。

萬平も知りませんでした。

世良に呼び出された萬平

ラーメンの屋台。金属材料や電気部品など、闇業者への物資の横流しが横行していて、憲兵が血眼になって犯人を捜していると言う世良（桐谷健太）。

この月の初旬には、東京で初めての空襲警報が発令。戦争の影が色濃くなってきていました。

なぜそんな話を僕に、と不思議がる萬平（長谷川博巳）に、世良は「僕たちは友達や！一緒に飯を食うのに理由がいるんか」と調子のいいことを言います。

二人の男性が恵に告白する

恵（たちと昼の休憩を一緒にとる福子。咲の様子を聞かれ、「もうすぐ立花さんに会えるわね。」と言われて、何とか笑顔を見せる福子。

恵を追いかけて缶詰を渡す野呂（藤山扇治郎）。

「この前いただいた」という恵に、同じ失敗はもうしない、と野呂。「君のことが好きや！」逃げる野呂。

フロントで缶詰を見つめて、困っている恵。そこに目の前に牧（浜野謙太）が現れました。いきなり恵に告白する牧。驚く恵。

萬平の紹介した医者をやぶ医者と言う鈴

福子（安藤サクラ）が咲（内田有紀）の見舞いに行くと、鈴（松坂慶子）が病室に来ていました。朝から来ていたそうです。これから毎日来ると言います。自分がいれば咲の体調がいい、今日は咳も出なかった、あの医者はやぶ医者だ、咲が死ぬわけがないと饒舌に続ける鈴。

調子を合わせる福子に、萬平とはもう会うなと続ける鈴。返事に窮する福子。

咲、死す

電報が届きました。『サキ　キトク　シンイチ』

病室で、意識不明の咲に必死に呼びかける家族。「もう肺が限外です。」と医者。

うっすら目を開けた咲は、皆の名前を呼び「ごめんなさい。ありがとう」とつぶやいて、目を閉じました。

皆が咲の名を呼ぶ声と、激しい泣き声。

萬平を訪ねる福子

萬平が出社すると、建物の前に福子がいました。突然訪ねてきた福子に萬平は驚きました。

福子は、先週、咲が亡くなったと報告します。絶句する萬平に、いい病院を紹介してくれた礼を言って、福子は立ち去りました。萬平は見送ることしかできません。

いつも自分より相手のことを考えていた咲。最後までごめんね、ありがとうって。咲に、自分のことだけ考える時間があったのか、福子は悲しみに打ちひしがれながら思いました。

厚い雲からさす一筋の光。それは咲からの「私、幸せだったよ。」という返事のように思えました。

萬平を支える義兄・真一についてはこちらです。「まんぷく」小野塚真一 － 平穏な生活にさようなら、萬平の優秀な補佐役

萬平のもう一人の嫁・世良勝夫についてはこちらです。「まんぷく」世良勝男 － 萬平のもう一人の嫁はピンハネから宣伝、脅しまで。

12話に続きます。「まんぷく」12話 あらすじネタバレ 福子を説得する真一、そして逮捕

振り返りはこちらから。「まんぷく」10話 あらすじネタバレ 鈴が結婚に反対する理由

第2週のあらすじネタバレはこちらから。まんぷく第2週のあらすじネタバレ 初デートから萬平逮捕まで

まとめ記事はこちら。「まんぷく」あらすじネタバレ一覧

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感想

咲さん、皆の祈りもむなしく亡くなってしまいました。咲らしく最後まで皆に気を遣っていました。

咲が回復したら、会おう、そういう約束だったのに、萬平との再会は、咲が無くなった報告。悲しみに打ちひしがれる福子に、萬平は言葉をかけることもできませんでした。

世良が突然、萬平を呼び出しました。軍事物資が横流しされている、そのような話をしました。なぜそんな話を僕に？といぶかる萬平に、いつもの調子で「僕たちは友達やから！」という世良ですが、本当に理由はないのでしょうか？顔の広い世良のこと、普通では知りえない情報をあちこちから集めている気がします。

12話に続きます。「まんぷく」12話 あらすじネタバレ 福子を説得する真一、そして逮捕

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放送後の感想

咲さんがとうとう亡くなってしまいました。いつも自分のことより他の人のことを考える咲らしく、ひとりひとりの名前を呼んでありがとう、ごめんね、と逝ってしまいました。皆が願っていた奇跡は残念ながら起きませんでした。

大切な咲を亡くして、福子はショック状態。萬平に礼と報告に行くものの、そのまま帰ってきてしまいます。咲の回復を願っていたのは萬平も同じでした。まさか亡くなるなんて、呆然とした萬平が我に返り、振り向くと、福子の姿はもう見えませんでした。皆さんの打ちひしがれる様子、見ていて辛かったです。

こんな辛い回でしたが、恵に二人の男性がアプローチ。一人は野呂。もう同じ失敗は繰り返しません。缶詰だけでは気持ちは通じない。きちんと言葉にしました。でも逃げてしまいました。もう少し成長してほしかったですね。

そしてもう一人、馬の歯医者さん。先日、咲の入院を福子に伝えた時に、恵を見て運命を感じていたんですね。馬はホテルの外で待機でしょうか？

12話に続きます。「まんぷく」12話 あらすじネタバレ 福子を説得する真一、そして逮捕

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