まんぷく第3週あらすじネタバレ 萬平の逮捕から保釈、結婚式まで

第3週 そんなん絶対ウソ！

今週も激動の1週間です。憲兵に連行されてしまった萬平はどうなるのでしょうか？そして頑なな鈴の心を二人は溶かせるのでしょうか？

萬平を疑う加地谷と無実を信じる福子

加地谷と電話で話す福子

福子（安藤サクラ）は、萬平（長谷川博巳）の共同経営者、加地谷（片岡愛之助）から電話で事情を聞きます。軍の統制品であるジュラルミンが大阪港の倉庫に隠されているのが見つかり、捕まった闇業者が萬平から買ったと証言したとのこと。

ジュラルミンは、萬平たちの理創工作社が軍に納める「根菜切断機」の材料となり、それを萬平が横流ししたとなれば重罪。福子は信じなかったが、加地谷は金目当てでやったと決めつけていました。会社の立て直しで忙しいと、電話は一方的に切られてしまいました。

ジュラルミンとは？

アルミニウムに銅・マグネシウム・マンガン・ケイ素などを混ぜた合金。軽量で強度が大きいため，飛行機・建築などの材料にする。（大車林 Weblio辞書より引用）

戦争真っただ中、憲兵に目をつけられたわけですね。この素材を使った根菜切断機、切れ味がよくてものすごい売れ行きだったのではと想像します。

根菜切断機とは？

萬平の数多くの発明品の一つ。今でいうフードプロセッサー。ハンドルを回すと、回転刃が野菜をみじん切りにする構造になっていた。

いろいろな野菜を一度に調理できること、小型で戦地でも使えることから、軍に試験採用された根菜切断機。終戦直後には、物々交換にも使われたそうです。（NHKドラマガイド「まんぷく１」より）

恵の恋の相談をされるが上の空

かつて咲（内田有紀）に夢中だった歯科医の牧善之助（浜野謙太）、福子に恋をしていた厨房係の野呂幸吉（藤山扇治郎）、この二人から結婚申し込みを受けていると、保科恵（橋本マナミ）は福子に相談しました。でも、萬平のことが心配で上の空の福子に、恵は怒り出します。

憲兵からの厳しい取り調べ

連日、憲兵からの厳しい取り調べが続きます。闇業者の男は自殺してしまったので、憲兵たちは萬平に自白させようと激しい暴力を振るいました。萬平は屈せずハンガーストライキを始めました。

「まんぷく」13話 あらすじネタバレ 連行された萬平ハンスト抗議

福子が萬平の無実を憲兵に直訴

福子は親友二人と憲兵分隊庁舎へ

不安でたまらない福子は、親友の敏子（松井玲奈）とハナ（呉城久美）に打ち明けます。二人とともに憲兵分隊庁舎を訪ね、萬平の無実を訴えることにします。

「立花さんを返してください。」庁舎に駆け込もうとする福子は憲兵に引き戻され、倒れて泥だらけになります。

助け起こそうとする親友二人。

恵に恋する二人が福子を助ける

そこへ福子と同じホテルの厨房で働く野呂幸吉と、歯科医の牧善之助が現れました。かつて野呂は福子に、牧は福子の姉の咲にかなわぬ恋心を抱いていましたが、二人とも今はホテルフロント係の恵に夢中。近頃様子のおかしい福子を心配する恵に頼まれ後をつけてきたのでした。

二人は憲兵をとりなして、福子たちを連れ帰りました。恵も合流。一同そろって福子の家に帰りました。

結婚の気持ちを固めた福子と萬平

「立花さんがダメなら私は一生一人でいます。」

萬平の窮状を鈴（松坂慶子）に話す一行。恵たちは、萬平を無実と信じ、二人の仲を認めてほしいと鈴に訴えますが、鈴は憲兵に捕まるようなものとの結婚は認めません。

それでも福子の気持ちは固まっていました。「立花さんがダメなら私は一生一人でいます。あんなに心のきれいなまっすぐな人はいません。」

「まんぷく」14話 あらすじネタバレ 萬平の奪還と鈴の説得に失敗する

福子のために生き抜くことを決意した萬平

ある晩、留置場の同じ房にいる稲村大吾（六平直政）という男が尋ねました。「家族は？」

「いません。でも大切な人がいます。」そういう萬平に、握り飯を差し出す稲村。

配膳される麦飯を萬平のために取っておいてくれたのです。大事な人に生きて会えるために食え、と。握り飯を口にする萬平。

「まんぷく」15話 あらすじネタバレ 親友・萬平を速攻で見捨てる世良

大阪商工会、三田村会長に協力を仰ぐ福子

三田村会長に直訴

福子と恵は、大阪商工会の会長、三田村亮蔵（橋爪功）に協力を頼もうとします。商工会会合の接客を担当した福子は、三田村に、萬平の件を切り出しました。将来大阪の経済を背負って立つ逸材である萬平を助けてほしいと。そこへ、萬平をよく知る「世良商事」の世良（桐谷健太）が、憲兵との交渉役を志願してきました。しかしこの世良は、「萬平の親友」と言いつつ、福子が萬平を助けてくれるようお願いすると、さっさと逃げ出した男でした。

「まんぷく」16話 あらすじネタバレ 自称「萬平の親友」世良が動いた

世良の調査

世良の調べによると、どうやらジェラルミンの横流しをしていたのも、憲兵と通じて萬平に罪を着せたのも加地谷であるらしい。加地谷が村城という憲兵と手を組んで悪事を働いていたことを突き止めた世良。報告を受けて三田村は、元陸軍大将、神宮幸之助に協力を仰ぎます。

無事釈放

萬平は無事釈放。村城の取り調べが始まりました。加地谷は行方をくらましてしまいました。

「まんぷく」17話 あらすじネタバレ 陸軍大将を動かし萬平釈放

結婚式

鈴が二人の結婚を認める

一か月近くの過酷な取り調べで衰弱した萬平に、福子は毎日弁当を届けます。萬平は改めて結婚申し込み。二人の気持ちは固まっていましたが、問題は鈴です。

数日後、萬平が、福子との結婚の許しを願いに鈴に挨拶にきました。萬平は、会社を立て直すこと、新商品を作るつもりであることを伝え、福子との結婚の許しを得るまで何度も来る、と言います。

鈴は不満そうな様子ではありますが、ようやく二人の結婚を認めました。

鈴が結婚を認めた本当の理由

実は、真一（大谷亮平）が出征前の挨拶に今井家に来た時に、鈴に話をしてくれていたのです。鈴にも福子にも達者で幸せでいてほしい、咲と夫婦になれたことは人生で最高の幸せだったと。

しかし、鈴は口には出さないものの、別のことも考えていました。このご時世、赤紙が来て召集されれば、戦死もありえる、と。咲の夫、真一に続き、克子（松下奈緒）の夫、香田忠彦（要 潤）にも赤紙が届いており、萬平の拘束中に二人は入隊していたのです。

晴れて結婚式

萬平と福子は家族と友人に祝福され、福子の勤め先、大阪東洋ホテルで結婚式を挙げました。皆が晴れやかな顔の中、ひとり鈴は笑顔を見せることはありませんでした。

「まんぷく」18話 あらすじネタバレ 結婚式での鈴の仏頂面

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第4週 「私がみつけます！」に続きます。まんぷく第4週あらすじネタバレ 疎開と二度の召集令状、萬平の役割

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感想

憲兵の拘束、尋問に対抗するためのハンガーストライクまで始めた萬平。その萬平を生にとどめたのは福子の存在でした。

萬平を心配する福子に皆が力を貸します。母親の鈴以外は。結婚を意外にもすんなりと認めたのは、戦死の可能性も考えていたからとは。すごい母親ですね。

とにもかくにも始められた新婚生活。この後はどうなるのでしょうか。

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