「下町ロケット2」のライバル社長に古舘伊知郎
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最終更新日:2018/11/10
下町ロケット2
「下町ロケット2」佃製作所のライバル企業となるダイダロス社長にフリーアナウンサー古舘伊知郎が起用されることとなりました。ドラマで演技をされるのはNHK「君の名は」(1991年)以来、実に27年ぶりとのことです。最近は息子さんの佑太郎さんがドラマに良く出演されていますね。古舘伊知郎さんが演じられるのは、佃製作所のライバルになるダイダロスの社長、重田登志行。ヒール役ということですが、どのような人物なのでしょうか?
佃製作所の新たなライバル「ダイダロス」
佃製作所社長、佃航平(阿部寛)が大口顧客から取引の大幅削減を言い渡された時に聞いた、ライバルの会社名が「ダイダロス」です。技術の佃製作所に対して、調達力を武器に安さで勝負、佃製作所の顧客を次々奪っていきます。ダイダロスとはギリシャ神話に出てくる「ものづくりの神様」という意味だそうです。
ダイダロスはもともと経営の先細った企業でした。それを買い取り、徹底したリストラと低価格路線で立て直したのが、重田社長です。
このダイダロス社長は、この先、佃製作所に大きく関わってきます。
重田と「ギアゴースト」伊丹社長との浅からぬ縁
佃製作所が新たに参入することにした、トランスミッション。とりあえずは佃のノウハウを生かしたバルブからということで、トランスミッションメーカー「ギアゴースト」のコンペに参加し、見事採用されました。
「ギアゴースト」社長の伊丹(尾上菊之助)と副社長の島津(イモトアヤコ)は、もとは帝国重工の出身。二人とも優秀な人材でしたが、保守的な帝国重工では革新的すぎる危うい存在とみなされてしまい、「帝国重工の墓場」に追いやられてしまいました。そこで出会い意気投合した二人は退社、「ギアゴースト」を起業しました。
「ギアゴースト」で好きなトランスミッションを楽しんで自由に作っている島津に対して、いまだに過去に引きずられる伊丹。この伊丹に、大手トランスミッションメーカーへの特許侵害を切り口として、近づいてくるのが「ダイダロス」社長重田です。実は、帝国重工勤務時代、伊丹は重田と浅からぬ縁がありました。
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伊丹と重田の計画
「帝国重工の墓場」へと追いやられてしまった伊丹。その裏では実際には何が起きていたのか。真相を重田から聞いた伊丹は、新たな計画を企てます。ギアゴーストを特許侵害の訴訟において助けたのは、佃製作所と顧問弁護士神谷です。パートナーとして、恩義ある佃製作所ではなく、ダイダロスを選んだ伊丹。それについていけなくなった島津とは袂を分かってしまう。原作の「下町ロケット ギアゴースト」はここで終わります。
伊丹が重田と何を企んでいるのか、ギアゴーストを退社した島津はどうなるのか、この続きは、9月28日発売の「下町ロケット ヤタガラス」で判明します。
再び赤字転落危機の佃製作所、大型ロケット打ち上げ計画の中止に伴い異動となった財前、また父親の農業を継ぐことに決めた殿村経理部長の行方も判明します。
「下町ロケット2」ゴーストのネタバレはこちら。『下町ロケット2』続編ゴーストのネタバレ 第4作『ヤタガラス』も含まれるか?
ヤタガラスについてはこちら。『下町ロケット2』続編の第4作「ヤタガラス」とは?
もっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
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